【FOOD FILE】 Vol.3 サルボ恭子さん STYLE1

週末の簡単おもてなしフレンチ


6月の料理人: サルボ恭子さん    プロフィール >>

自宅で料理教室を主宰し、「素材と向き合い、その持ち味を引き出す料理」を伝え続けるサルボ恭子さん。
ケータリングや出張料理などを手掛ける彼女ならではの、シンプルだけどひねりのあるメニューの提案やおもてなし術には、すぐに役立つヒントがたくさんつまっています。




サルボ恭子さん流「週末の簡単おもてなしフレンチ」の法則。

仕事もプライベートも関係なく、料理をつくり、人をもてなすことが大好きというサルボ恭子さん。
おもてなしの達人である彼女に、長年の経験で得たという5つの「おもてなしの法則」を伝授していただきました。


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その1. 「なるべく食卓を離れずに用意できるレシピを考えること」


ゲストが来る前に短時間で用意できて、「あとはオーブンで焼くだけ」とか、「鍋に火をかけるだけ」とか、とにかく下ごしらえしておけば、あとは調理機具を駆使して完成できるレシピを選ぶことが大切です。ゲストをそっちのけで「キッチンに立ちっぱなし」になるのだけは避けたいですよね?




その2. 「時間の経過で変化しやすい味付けやメニューは避けて」



ゲストの人数が多ければ多いほど、当然計算どおりに食事が進まないことも。おもてなし料理では、時間の経過で味に変化が起きやすいロングパスタを使った料理や、ドレッシングでしっかり和えるサラダ(ドレッシングの塩気で野菜から水分が出て水っぽくなるため)などはできれば避けて。ロングパスタの代わりにショートパスタを使用したり、ドレッシングは別添えで出すなど工夫をすればOKです。




その3. 「ゲストが手持ち無沙汰にならないよう、アペリティフを常備しておく」



ゲストが大人数の場合は、全員が時間通りに揃わないことをあらかじめ計算に入れておくことも大切。そんな時にいつでもパッと出せる食前酒やアペリティフ用のおつまみを常備しておくと便利です。お気に入りのオリーブやドライトマト、たとえば今回ご紹介している「ケークサレ」など、ゲストが到着する前にテーブルに出しておいてもよいですよね。一番最初に目にするという意味では、センスやプレゼンテーションが問われる部分ですから、旬を意識したり、アイデアを駆使してきれいに盛りつけるのもポイントです。




その4. 「親しい人と過ごす時間だからこそ、気負った感じにならない大皿料理をメインに」



大皿料理は見た目が華やかだし、ゲストたちが勝手に好きな分量を取り分けられるから、お互い気を遣わずに料理が楽しめますよね?




その5. 「常備できるソースや缶詰・瓶ものを駆使して、上手に手間を省きます」



料理のアレンジの幅が利くお気に入りのトマト缶バジルペーストなどを常備しておくと、忙しくて時間がない時でも「手が込んだ風」な一品料理が簡単に作れます。
とにかく、「料理しただけでぐったり」にならないように、忙しい時は上手に手間を省くことも大切なポイントです。




『サルボ恭子』

料理家。東京生まれ。
料理家の叔母に師事した後、2000年渡仏。ル・コルドン・ブルー・パリ、リッツ等の料理学校を経て、「オテル・ド・クリヨン」調理場へ。当時2ツ星のメインダイニングのキッチンとパティスリーで研修・勤務の日々を送りながら、郷土料理の素朴ながらも洗練された味に魅了される。帰国後独立し、現在は自宅にて料理教室を主宰。ケータリング、個人宅での出張料理なども手掛ける。2009年1月に初の料理本『ストウブで作る フレンチの基本 MENU BOOK』を上梓。
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by foodfile | 2009-06-15 00:07 | 特集
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