ライフプランニング読者のみなさん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの
江口久美子です。
12月ももう中旬ですね。
私はまだまだやること盛りだくさんで焦りぎみですが、
今年こそは早めに終わらせてのんびりした年末を迎えたいなぁ~と
思っているところです。
今日は、先週参加したセミナーで感じたことを書いてみたいと思います。
今回のセミナーは一般の方が対象ではなく、
FPや住宅ローンアドバイザー対象のものでした。
講師の話をひたすら聞くスタイルのものではなく、ある事例をあげて、
ディスカッション形式ですすめていくものということでちょっとワクワク。
私なりの答えを出していざ参戦!
シミュレーション内容は、
現在社宅に住んでいる35歳と34歳の夫婦(子どもは7歳がひとり)が
そのうち社宅を出ないといけないので、住宅購入を考えているとのこと。
金利が安くて価格も安いので、今が買い時だと思っているが初めての
住宅購入で不安があるという内容。
住宅の価格や年収、生活費は鹿児島県の平均値を使っていたので、
とても現実味のあるものでした。
鹿児島は離島が多いので、平均年収が少ないわりに住宅の価格は高く、
予想はしていたけれど他県と比べると厳しい条件でしたよ。
ところで
「キャッシュフロー表」って見たことありますか?
キャッシュフロー表は、その人のライフプランに合わせて将来のお金の流れを
を表にしたものなのですが、FPはこの「キャッシュフロー表」というものを活用する
ことが多いです。
(今はネットなどで簡単に作成できるので是非試してみてくださいね。
自分の家の家計がこのまま行くとどうなるか一目瞭然です!)
今回もキャッシュフロー表を使って、住宅を購入した場合のお金の流れを検証して
いったのですが、参加者全員が「このままでは購入は難しい。」という回答でした。
ではどうやって相談者の「家を買いたい」という希望をかなえられるようにするのか?
●住宅の購入価格を下げる
●新築だけでなく中古も検討する
●奥さんのパート収入を増やす
●住宅ローンの金利が低いものを選ぶ
●生活費を抑える
などなど、いろんな方法がみんなから出てきました。
そしてもろもろの対策をうって、キャッシュフロー上では貯蓄がゼロになってしまう
年はなくなりました。
講師:「この状態であなたらならお客様にどう回答しますか?根拠も示してください」
これに対する回答は・・・・人によってさまざま。
おなじものを見ていても、「なんとか買える」という人もいれば、
「キャッシュフロー表のとおりに必ずしもいくとは限らないので、
購入は勧められない。」という人も。
私は、購入した後で一番貯蓄残高が少なくなるときの額が、
最低限必要な額でセオリーとされている今の生活費の半年分を、かろうじてオーバー
しているくらいの額だったので、「購入できないことはないがかなり厳しい。」という結論としました。
同じ内容でも回答内容が微妙異なっても、私たちFPは相談者の希望(家を買うこと)を
叶えるためのお手伝いを具体的な数字などで示してあげることはもちろん、
買った場合どんなリスクがあるかを、主観にとらわれないで相談者の価値観にそって、
きちんと伝えていかなければいけない、ということを改めて感じたセミナーでした。
(その他にも分析方法など、目からウロコ状態で大満足

)
逆に言うと相談者であるみなさんは、たくさんいるFPの中から
自分の求めているFPを見極めることが大切になってきますね。
求められるためには、やはり日々勉強が必要。
FPに限らず、努力して会うたびに進化する人ってステキだなぁと思います。
そんな人でありたいと思った一日でした。