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カテゴリ:大山 潤

  • 再び低下しはじめた債券利回り
    [ 2010-09-27 12:00 ]
  • 金価格(円建て)と金価格(ドル建て)の違い
    [ 2010-09-20 11:13 ]
  • どうして利息(金利)が高いのでしょうか?
    [ 2010-09-13 11:26 ]
  • 高橋是清に学ぶ緩和と引締めのバランス
    [ 2010-09-06 09:32 ]
  • 米中古・新築住宅販売が記録的な悪化
    [ 2010-08-30 11:59 ]
  • 日本の失速と中国との順位逆転
    [ 2010-08-23 09:31 ]
  • ドーピング効果の切れる下半期からが正念場
    [ 2010-08-16 09:12 ]
  • ロシアの輸出禁止で小麦価格が高騰
    [ 2010-08-09 09:33 ]
  • ドル円85円台、シュワちゃんカリフォルニア州非常事態宣言
    [ 2010-08-02 11:06 ]
  • 欧州ストレステス結果の評価
    [ 2010-07-26 06:11 ]

2010年 09月 27日

再び低下しはじめた債券利回り

ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの大山潤です。

10年国債利回りが再び1%を割り込んできました。
債券が買われて価格が上昇すれば、利回りが低下しますので、現在は債券にお金が流れ込んでいる状況です。

8月に過去3度目となる1%割れの後、0.9%を割り込む水準まで買い進まれていた国債は、一旦利回りが1.2%となる水準まで売られました。

これで債券バブルが一旦終焉したかに思えましたが、再び債券買いと金利低下が進行しているようです。

この傾向は、米、英、独といった国の国債でも同様です。

将来的な低金利の長期化あるいはさらなる金利低下の予測し、かつリスク資産を回避し安全資産に資金を移そうとする市場参加者の心理が見て取れます。

同様に資金の流入先として選択されているのが、史上最高値を更新し続けバブルではないのか?という声が徐々に大きくなってきた金でしょう。

バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長の9月24日プリンストン大学講演後の質疑応答で、世界的なメルトダウンになりかねない状況を回避できたが、期待よりペースが鈍いと語っています。

欧州を見れば、アイルランドとポルトガルの国債は、ドイツ国債との利回り格差が、いわゆるギリシャ危機によって欧州財政問題が噴出した時期を越えてきています。

火種は消えることなく、爆発する機会を伺っているかのように思えます。

もしかしたら、再び谷底を見ることは避けられるのかもしれませんが、再浮上するにはかなり時間がかかるのかもしれません。
by lifeplaning | 2010-09-27 12:00 | 大山 潤 | Trackback | Comments(0)

2010年 09月 20日

金価格(円建て)と金価格(ドル建て)の違い

ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの大山潤です。

ニューヨーク・マーカンタイル取引所の金先物は、取引時間中では1284ドル台の史上最高値を付けるなど、高値更新が続いています。

これほどドル建て金価格が上昇しているのに、なぜ円建て金価格の動きは今一つなの?という不満をお持ちの方もいらっしゃるようです。

ドル建ての金価格と円建ての金価格は、間にドルと円の為替変動の影響を挟んでいます。

ですから、
このところのドル安円高が、ドル建て金価格上昇に比べると円建て金価格の上昇を抑える形になっていました。

以下は、SPDR・ゴールド・シェアという上場投資信託の、NY証券取引上上場「GLD」と東証上場「1326」のチャートで、ドル建て金価格と円建て金価格の過去半年間の推移がわかります。

google financeより

ドル安円高の進展によって抑えられていた円建て金価格(赤)が、
先週9/15の為替介入によって82円台から85円台に急騰したドル(円は急落)の影響で、
上のチャートの右端に円建て金価格(赤:TYO1326)の追い上げとなって表れています。

東京証券取引所
SPDR(1326)

9,780円 → 1,0720円(+7.74%)

NY証券取引所
SPDR Gold Trust ETF(GLD)

107.75ドル → 124.58ドル(+15.02%)
by lifeplaning | 2010-09-20 11:13 | 大山 潤 | Trackback | Comments(0)

2010年 09月 13日

どうして利息(金利)が高いのでしょうか?

ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの大山潤です。

2010年9月10日の日本振興銀行経営破たんによって、
1971年の預金保険制度発足以来初のペイオフが発動されました。

初のペイオフ発動、銀行の経営に関する批判、様々な事が報道されていますが、
預金者としての立場から注目して頂きたいのは、日本振興銀行は高金利の預金が特色だったことです。

銀行など金融機関が、特別な理由もなく、預金者のために高い利息をプレゼントしてくれることがあるでしょうか?

おそらく一般的な答えは「NO」でしょう。

にもかかわらず、
他の金融機関の同様な預金商品と比較して、明らかに高金利だという場合、
「当行の預金は、他行と比べてリスクが高めですよ(金利が高い理由がありますよ)」
と、わざわざアピールしてくれているようなもの。

リスクの種類や程度は、その商品・金融機関によりけりでしょうが、
少なくとも私自身は、金利が高すぎると思えば、それを避けるか、その理由を調べてから判断を下すと思います。

せっかく預金するのなら、ちょっとでも金利の高いところを・・・という心情も十分理解できます。

ただ残念な事に、高リスク・低リターンはあっても、低リスク・高リターンはありません。



by lifeplaning | 2010-09-13 11:26 | 大山 潤 | Trackback | Comments(0)

2010年 09月 06日

高橋是清に学ぶ緩和と引締めのバランス

ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの大山潤です。

山口の186歳、長崎の200歳と、最高齢記録が塗り替えられました。
もちろん本来の所在不明高齢者の問題は、とても笑えるような出来事ではありません。

ただもう戸籍上のこととはいえ、ショパンや国定忠治と同じ年だと聞くと、苦笑いするしかないかなと・・。


さてさて、
先進各国ではデフレ懸念の高まりで、日本の失われた20年が引き合いに出されますが、
9月3日付の英FT紙(訳:JBpress)は、長崎の200歳の方より40歳以上年下になる高橋是清の1930年代の政策に焦点をあてています。

危機に対して、積極的な財政出動と出口戦略の両方を実施した是清の経験には、
現代における、

・1930年代の大恐慌を引きずり、積極的に景気刺激策を打ちたい米に対しては、

→景気の二番底懸念で追加刺激策を打てば打つほど、支援中毒・既得権益を生み出してしまい、ますます出口戦略が困難になるかも

・同じく30年代のハイパーインフレを引きずり対照的に緊縮財政で出口戦略を急ぐEU(特にドイツ)

→欧州は緊縮財政に傾きすぎると、日本の失われた10年のようになるかも

というそれぞれの状況に対する教訓がある、という指摘です。

要するに、各中央銀行および政府には、緩和と引き締めという相反する政策に対し、バランス感覚が要求されているということでしょうか。

以下に、高橋是清に関する記述部分を、記事より時系列で書きだしてみました。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4385

・1929年の米株価暴落後の不況に苦しむ1931年大蔵大臣に復帰。
・当初は景気刺激策によって積極的な財政出動に出る。
・円は40%の価値を失い(円安)、日本経済は安定したかに見えたが、国債と円に対する信頼が低下。
・1936年から政府支出削減、金融引き締めといった出口戦略へ。
・政治的緊張が高まる中で、軍事費削減に憤慨した将校に暗殺される(2.26事件)。
・軍国主義、無謀な政府支出、ハイパーインフレーションへ。


個人的には、「高橋是清」「2.26事件」「大恐慌」「金本位制」といった、
薄~くなりかけていた、あるいはバラバラだった歴史と経済のキーワードが、
ひとつの知識として融合したのが収穫でした。
by lifeplaning | 2010-09-06 09:32 | 大山 潤 | Trackback | Comments(0)

2010年 08月 30日

米中古・新築住宅販売が記録的な悪化

ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの大山潤です。

先週は米7月の住宅販売件数が発表されました。

中古住宅が383万件で、一戸建てとしては過去15年で最低、一戸建てと集合住宅の総合で1999年の統計開始以来最低

さらに新築住宅が27.6万件で、調査を開始した1963年1月以来最低、という記録的な悪化をみせました。

以下は8/25付のWSJ日本版に掲載されていた中古住宅販売計数推移のチャートです。

ちょっと見ずらいかもしれませんが、チャートの右端、赤い矢印の指し示す先が7月の販売件数(383万件)です。

急落前の二つの山が、減税措置(housing tax credits)による販売件数の増加(将来の需要の先食い)を示しており、7月の急落をさらに際立たせています。


また、26日発表の新規失業保険申請者数は減少しましたが、ブレの大きさからエコノミストが重視すると言われる4週間移動平均では前年11月以来の高水準となっています。

不動産と雇用の悪化が止まらなければ、米経済の低迷は長引きそうですね。
by lifeplaning | 2010-08-30 11:59 | 大山 潤 | Trackback | Comments(0)

2010年 08月 23日

日本の失速と中国との順位逆転

ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの大山潤です。

8/16(月)に発表された日本の第2四半期GDPは、前期比+0.1%(予想+0.6%)、年率換算+0.4%(予想+2.3%)という結果でした。

同時に、この結果を持ってGDP規模で中国に抜かれ3位になった可能性がある、という発表もありました。

今回発表されたGDPは1次速報値なので、今後修正があるかもしれませんが、通年のGDPでははっきりと日本の3位が確定するのでしょう。

そもそもPPP(購買力平価)ベースのGDPでは、10年前には順位が逆転していたそうですし、中国の成長速度と人口規模(日本の10倍)を考えると、さして驚きはないのかもしれません。

むしろ考えさせられるのは、予想されたとはいえ、大きな日本経済の減速。
以下のEconomistのチャート(ドル換算)では、デフレ脱却しそうにも見えるのですが、これは最近の円高の恩恵でしょうね。



http://www.economist.com/node/16847828?story_id=16847828
by lifeplaning | 2010-08-23 09:31 | 大山 潤 | Trackback | Comments(0)

2010年 08月 16日

ドーピング効果の切れる下半期からが正念場

ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの大山潤です。

先週も、日銀レートチェックがあったり、財務大臣の緊急記者会見が設定されたりと、円高懸念の話題で盛り上がっていました。

そんな中で、実は本当に注目すべき出来事は、ドル高だったのではないでしょうか。

8月10日(11日早朝)のFOMCでのステートメントは、
それまで「金融危機対応からの出口戦略(楽観)」 VS 「さらなる景気対策が必要(悲観)」
で割れていた意見を、一気に悲観側に傾けるだけの大きなインパクトがありました。

発表直後、米国債利回りは急降下(価格は上昇)、一度は急上昇した株価は急降下し、翌日以降の世界のマーケットは、嫌な雰囲気を引きずります。

株式や高金利通貨などのリスク資産へ流入していた資金が、安全を求めてドルへ流入あるいは逆流し、その他通貨に対してドルは上昇しました。

8/16(月)8:50 先ほど日本の経済指標が発表されました。
実質GDP-2Q(速報値) 予想 0.6% 結果 0.1%  前回 1.2%
実質GDP-2Q(前期比年率)予想 2.3% 結果 0.4% 前回 5.0%
名目GDP-2Q(速報値) 予想 -0.3% 結果 -0.9% 前回 1.3%

日本政府の緊急経済対策の効果は、大方の予想通り一時的な痛み止めにすぎず、下半期から再び本来の状況に逆戻りしてしまうのでしょうか。

残念な事にこの懸念は、金融危機の影響を受けたほとんどの国でも当てはまるのかと・・・。
by lifeplaning | 2010-08-16 09:12 | 大山 潤 | Trackback | Comments(0)

2010年 08月 09日

ロシアの輸出禁止で小麦価格が高騰

ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの大山潤です。

国内でも猛暑続きで野菜の価格が高騰しているようですが、輸入食料品、特に小麦もさらなる価格高騰を覚悟しなければならないのかもしれません。

記録的猛暑の続くロシアで、6月だけで水死者が1200人を超えたというニュースには、このブログでも軽く触れました。

引き続き記録的猛暑の続くロシアが、半世紀ぶりの大干ばつによる収穫減により、年末までの穀物輸出禁止を発表したことで、上昇傾向にあった小麦価格に一気に注目が集まりました。

ブルームバーグによると直近では、農家が来年の作付面積を増やすとの観測で値幅制限いっぱいまで下落(なんという乱高下!!)したとのことですが、それでもシカゴ商品取引所では、今年最安値4.255(ドル/1ブッシェル)を2倍余り上回る7.5525(ドル/1ブッシェル)で取引されているそうです。

日本の小麦の最大の輸入先は米国ですが、全体的な供給が不足すれば、各国が自国価格の高騰を抑えるために小麦獲得に動くでしょうから、結局日本も影響を受けることになりそうです。

2007-2008年の価格高騰と比較すると、皮肉な事に景気低迷により当時のような爆発的な需要予測が無いため,パニックは起こらないだろうと予測をするアナリストが多いようです。

人口の伸び+新興国の所得の伸びによる食の変化に対応できるだけの食糧生産量の成長が無ければ、いずれ食料価格が上昇していくことは避けられないのでしょうが、突発的に急騰するのは辛いですね。
by lifeplaning | 2010-08-09 09:33 | 大山 潤 | Trackback | Comments(0)

2010年 08月 02日

ドル円85円台、シュワちゃんカリフォルニア州非常事態宣言

ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの大山潤です。

先週末はドル円がコツコツと直近安値を更新しながら、ついに一時85円台に突入しました。

経済危機によるドル買い円買いの結果の円高ではなく、米経済の停滞懸念によるドル安がドル円での円高を進行させた印象を持っています。

米国企業決算がこれまでのところ比較的堅調なこともあってか、ダウ平均は乱高下した後小幅マイナスに踏みとどまっていましたが、為替や債券高(金利低下)を見ると、やはり4-6月期実質GDP2.4%(予想2.6%)と鈍化した事への失望感は大きかったようです。

28日には、「シュワルツェネッガー知事、カリフォルニア州財政非常事態宣言」のニュースも出ました。

タイトル見た瞬間は驚きましたが、記事の内容やマーケットの反応見る限り、ああやっぱり・・、またか・・、という印象。

報道ベースでは、財政問題そのものに加え、民主党と共和党の政治的対立の方が深刻にも感じられます。

それでも、GDP1.8兆ドルは世界の国々と比較で7~10位と、現在も財政危機が騒がれているスペインに匹敵する経済規模のカリフォルニア州が、実際に破たんすることになれば、その影響はギリシャ破綻の比ではないでしょうから油断できません。

今後同じく財政難にあえぐ米国地方政府財政が大きな問題としてクローズアップされるのではないかと危惧しています。
by lifeplaning | 2010-08-02 11:06 | 大山 潤 | Trackback | Comments(0)

2010年 07月 26日

欧州ストレステス結果の評価

ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの大山潤です。

先週は、バーナンキ上院議会証言、指標、バーナンキ下院議会証言、指標、欧州ストレステスト結果の発表と、注目のイベントが続いた一週間でした。

特に欧州ストレテストには、こちらが強いストレスをかけられた感じです。

正式な結果発表は、当初の予定通り米国市場のお昼に当たる日本時間の24日午前1時に行われたわけですが、

米国市場に先立ってオープンする欧州市場で、ストレステスト結果がマーケットに与える影響を見るために、日本時間23日午後15:00に公表されるのでは?という噂もあり、この時間からはPCに張り付いていました。

結局、予定された時間の前に公式な結果発表が行われることはありませんでしたが、
「複数のスペインの銀行が不合格と地元紙が報じる」というような情報がぽつぽつと伝わって、
そのたびにマーケットが上下していました。

個人的には、昨年のAIGとリーマンブラザーズが破綻(AIGは後に救済)に至るまでの一週間に匹敵するハードさ。

発表された欧州ストレステスト結果は、91行中7つの銀行が不合格。合計35億ユーロ(約3950億円)を調達する必要があるという良い(甘い?)ものでした。

おそらくは米国で行われたストレステストと同様に、最終的にはマーケットを安心させるためのストレステスト実施ではないか、

また、事前に断片的なテスト結果をマスコミなどを通じてリークし、マーケットの反応を見つつ、どの程度不合格の銀行を出すか、必要な資金調達額をいくらにするのかを調整したのではないか、

という見方が正しいのではないかと思っています。

実際にどの程度厳格にテストを行ったのかには疑問がのこりますが、とりあえず発表後の米国市場や為替の動きを見る限り、ひとまず今回のテストによってマーケットは一時的な落ち着きを取り戻したようにみえます。

これから始まるアジア・オセアニアのマーケットで、マーケット参加者がどのような動きを見せるかに注目してみたいと思います。
by lifeplaning | 2010-07-26 06:11 | 大山 潤 | Trackback | Comments(0)
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