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2011年 12月 05日

年金額がやけに少ない。それ、勘違いかも(50歳未満編)

ライフプランニング公式ブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの田中尚実です。

先日、ある企業さんで40歳代の従業員向けのライフプラン研修を行いました。
定年退職後も見据えたライフプラン研修でしたので、ねんきん定期便を持参して
もらい、それをもとに老後のお金を試算するということをやりました。

公的年金の仕組みはとても複雑で難しいので、よくわからないという人は
多いですし、誤った情報を鵜呑みにしている人も少なくないです。
ですから、まずは年金制度についてやさしく丁寧にレクチャーを行いました。

研修では公的年金以外にも色々な内容を盛り込んだのですが、
アンケートでは「年金の仕組みがやっとわかりました」というご感想が多く、
よかったと思います。


さて、厚生年金基金に入っている人が、ねんきん定期便の見方を間違っていた
という話は以前書きましたが(コチラ)
50歳未満の人がねんきん定期便の見方を間違っているケースもとても多いです。
今回の研修でもそうでした。

ねんきん定期便には年金額が載っていますが、コレは、
50歳以上の人の場合は、将来の受取見込み額なのですが、
50歳未満の人の場合は、いわば、現時点の保険料の払込に対しての年金額
であって、将来の年金額ではありません。

うん???どういうこと?

老後に全国民共通で受け取れる老齢基礎年金を例に説明しましょう。
(サラリーマンの場合は上乗せとして老齢厚生年金も受け取れますが)

老齢基礎年金は、要件を満たせば65歳から支給されます。
金額は満額で約79万円です。

老齢基礎年金は、納付期間に金額が比例します。
国民年金の被保険者として保険料納付義務がある20歳から60歳までの40年間
きちんと保険料を納めた人の年金額は満額の約79万円となります。
しかし、例えば、40年間のうち30年間しか納めなかったよ、という場合は、
79万円×30年/40年で約59万円です。

ねんきん定期便には、
50歳以上の場合は、60歳まで納付したとした場合の金額が載っているのですが、
5O際未満の場合は、あくまでも、現時点の納付期間をベースに計算されています。

ですから、例えば40歳なら、ねんきん定期便に記載してある金額は39万円位です。
(20歳から納付をはじめたとすると、納付済み期間は20年間なので)

ねんきん定期便を見て、
「たったこれだけ〜?!」と思った50歳未満の方、皆さんはこれからも保険料
の納付を続ける訳ですから、今後積み上げていく納付記録を加算して、
将来の受取額を想定する必要があるのです。

ねんきん定期便には将来の受け取り見込額を試算できるシートも同封されています。
ただ、電卓をたたきつつ手計算でやらなければならないので、
ねんきんネットを利用すると非常に便利で簡単です。

ねんきんネットについては、以前ご案内していますのでコチラをご参考にして下さい。
by lifeplaning | 2011-12-05 11:19 | 田中 尚実 | Comments(1)
Commented by 株の資金 at 2011-12-24 09:42 x
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
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