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2011年 02月 04日

もしもゴッホがFP相談に来たら?~FP平川のつぶやき

ライフプランニングブログ読者の皆さん、こんにちは!
ファイナンシャルプランナーの平川すみこです。

先日、九州国立博物館で開催されている
「ゴッホ展」に行ってきました。

今でこそ偉大な画家として著名なゴッホですが、
画家の道を歩み始めてから37歳で自殺するまでの
10年間で売れた作品は、たったの1点だったそうです。

でも、ひたすらに創作活動を続けたゴッホ。
そして、その彼を献身的に支えたのが弟のテオでした。

4歳年下のテオは、毎月ゴッホに仕送りをしていたそうです。
兄の才能を信じる弟の愛があってこそのゴッホだったんですね。

その弟テオも、ゴッホの死後、悲しみのあまり体調を崩し
半年後に亡くなってしまったとのこと。

展示された作品の数々に感銘されることもさることながら、
ゴッホとテオの兄弟の絆にも思いを馳せたひと時でした。

ふと・・・もし、弟の支援がなかったとして、
ゴッホがFP相談に来たら、という想像をしました。

「絵がなかなか売れなくて収入がないんですよねー。
やはり画家はあきらめたほうがいいのでしょうか?」

こういう相談のとき、FPとしてどういうアドバイスをすべきでしょうか。

ライフプラン上の夢や目的をかなえるための
ファイナンシャルプランニング。

画家はあきらめて、収入を得る方法を考えましょう、と言えるでしょうか?

私は言いたくありません。

才能があるか、ないかなんて、わからないけれど
やりたいなら、売れなくたって、トコトン絵を描き続けて欲しい。

きっと、パトロンを見つけましょう!と
アドバイスならぬ励ましをしちゃうだろうなあ。
そんなのはFP相談になってないってことは重々承知の上で!!

でも、なんとか夢をあきらめなくていい方法を一緒に考えていきたい。
考えていけるFPでありたい。

と、改めてFPの役割についても考えさせられたゴッホ展でした。
by lifeplaning | 2011-02-04 22:44 | 平川 すみこ
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