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「OVA『最遊記外伝』特別篇~香花の章~」アフレコ現場にてインタビュー!!
後半パートは峰倉かずや書き下ろしのオリジナルで描かれる、「OVA『最遊記外伝』特別篇~香花の章~」アフレコ現場にて関俊彦、保志総一朗、平田広明、石田彰にインタビュー!! 
「OVA『最遊記外伝』特別篇~香花の章~」アフレコ現場にてインタビュー!!_e0025035_212995.jpg

峰倉かずやの大人気作『最遊記外伝』のOVA特別篇「香花の章」が、2013年4月26日にリリースされる。

 原作第十一話~第十三話を天蓬元帥の視点で、峰倉かずや自らがプロットを構成。さらに後半パートは峰倉かずや書き下ろしシナリオによる、天蓬と捲簾、そして彼らの部下である第一小隊との絆を描いた、OVAだけでしか見られないオリジナルストーリーになっている。また、捲簾大将、二郎神、そして金蝉童子の意外な趣味がわかる「さいゆうきがいでん」も盛り込まれている。

 個性豊かな第一小隊のメンバーは木村良平、下妻由幸、豊永利行、松岡禎丞 、星野貴紀、宮田幸季、近藤孝行、近藤 隆、江口拓也、桐本琢也、前野智昭、高橋英則、楠 大典、遊佐浩二と豪華キャスト陣が熱演しており、見どころ満載のOVAだ。

 今回は収録を終えた、関俊彦さん(金蝉童子役)、保志総一朗さん(悟空役)、平田広明さん(捲簾大将役)、石田彰さん(天蓬元帥役)にインタビューをお届けする。


●天蓬と捲簾の出会い、そして初めて描かれる第一小隊たちの結末とは…

――まずは、アフレコを終えての感想をお聴かせください。

石田彰さん(天蓬元帥役/以下、石田):OVA『最遊記外伝』に登場する第一小隊の人たちが、どういう風な結末を迎えたのかがはっきりと描かれている物語でした。天蓬が信頼して後を託した部下達ですからきっと優秀な人たちだったハズで、全員が助かってくれていたらいいのになと思っていましたが……。寂しいというか、残念だったなという思いがあります。
でも、彼らの物語を描くことで天蓬たちがいかに慕われていたのか、そして慕われるような人たちだったからこそ、長いものに巻かれて生きることを選ばなかった、というのがわかるエピソードでしたし、『最遊記外伝』の世界の厚みを感じとるためにはとてもよいお話だったと思います。


平田広明さん(捲簾大将役/以下、平田):捲簾は前回のOVAの途中で死んでいるので、今日はタイムスリップしたような感じがしましたね。そういえば焼肉の話、してたな…って思い出しました(笑)。僕の印象だと、捲簾もお腹いっぱいに焼肉を食べていたような気がしたのですが、じつはそうじゃなかったんだなと。中間管理職は大変ですね。
ストーリーとしては、小隊全員で戦いに挑むというのが感動的でした。シチュエーションとしては決して珍しいものではないのですが、14人もいる部下ひとりひとりにちゃんと個性があって、彼らが天蓬と捲簾を慕って、二人のために命をささげるというのがかっこいいなと思いました。


関俊彦さん(金蝉童子役/以下、関):前々から捲ちゃんと天ちゃんの物語を作るということをお聴きしていたので、どの辺りを描くのかなと思っていました。台本をいただいて読んでみると、天蓬たちを逃すために命を賭して戦ってくれた小隊たちの、感動的でとてもインパクトのあるエピソードだったので「ここをクローズアップしてくるのか」と思って…。自分が出ていないのが残念に思うくらい、すてきなお話でした。


保志総一朗さん(悟空役/以下、保志):『最遊記外伝』のOVA全3巻が終了したときに、天蓬と捲簾をメインにした特別篇があると聴いたので「僕の出番はないのかな」と思っていたら、スタッフさんに「出てますよ」と言われまして。いつからアフレコが始まるかな…とドキドキしていたんですよ。年が明けて、アフレコの日がきて「やったー!」と思いました。緊張感がありつつもテンションが上がるというか、待ちに待ったアフレコだったので楽しかったです。出番は少なかったんですけどね(笑)。無事に終わってよかったです。


――作中で印象に残ったシーンやセリフ、見どころを教えてください。

石田:おまけのエピソードである「さいゆうきがいでん」は、悟空たちのいわば日常が描かれていますし、特別篇の本編は本編でしっかりと作ってありますので、どこを切り取っても満足していただけるものになっていると思います。

平田:天蓬と捲簾の出会いですかね。八戒と悟浄のような阿吽の呼吸みたいなやりとりはまだないのですが、今後の関係を思わせるようなセリフが真ん中あたりにあります。それがいいなと思いました。あと、小隊の連中がわいわい騒いでいるところが…特攻前夜の盛り上がりみたいなのが、じつに物悲しかったですね。騒げば騒ぐほど、後に待ち受ける結末の物悲しさを深く感じると思いますので、そこをしみじみと見てほしいです。
悟空は最後の方にちょこちょこ出ていますが、金蝉は本当にちょこっとなので、瞬き・呼吸一切禁止で見てください。

関:平田さんがおっしゃっているように、金蝉の出番はほんの少しなので見逃さないでくださいね。
僕がいいなと思ったのは、捲ちゃんが「どういう時に生きてるって感じる?」と天ちゃんに問いかけて、そこで天ちゃんが何でもない答えを返すところですね。八戒、悟浄には絶対にない天蓬と捲簾の関係性の描写が、すごくかっこよかったです。

平田:よく見てたね!

関:出番を待っている間、アフレコの様子を聴いてたから知ってますよ。保志君は寝てたみたいけど(笑)。

保志:寝てませんよ! 僕もちゃんと聴かせていただきました!! 僕も天蓬と捲簾の関係性が、悟浄と八戒の関係性とは全然違うところがおもしろかったなと改めて思いました。それぞれ性格は正反対なのに、お二人の声を聴いていると天蓬と捲簾の姿に八戒と悟浄が自然と重なって聴こえて、不思議な感覚になりました。自分が登場していない分、すごく客観的に見れた気がしました。
あと、小隊の隊員を演じている方々がものすごく豪華なメンバーで驚きました。オールスターキャストだったので、そこに交じれなかったのが僕も寂しかったです。それだけの人がそろってアフレコしているわけですから、全編通して、見どころ満載だと思います。


●4人が「生きてる」と実感するのは意外な瞬間?

――“天界西方軍第一小隊”は天蓬と捲簾が隊長=上司ですが、もしどちらかを自分の上司に選ぶとしたらどちらがいいと思いますか?

石田:どちらもいい人で選べないのですが、どうしても選ばなければいけないとしたら捲簾ですね。天蓬は誰にも何も言わずに、自分でさっさとやってしまうタイプじゃないですか。部下としては、自分たちが何もしなくていいわけですから楽と言えば楽ですけど、上司と部下、チームワークというものを考えたら、普通の上司として振る舞ってくれて、且つ有能な捲簾の方がいいかなって思います。

平田:立場上、天蓬の方が上司なんですけど、天蓬と捲簾は仲がいいからお友達感覚なんですよね。それがあるからこそ第一小隊が成り立っていると思うので、2人がセットでいてほしいんですよね…。どちらかを選ぶのはなかなか難しいですね…。僕は、石田くんが捲簾って言ってくれたからじゃないですけど、天蓬の方がいいなと思います。それは、小隊の連中が焼肉を食べたときに、全額支払ってくれてるじゃないですか。お財布があったかい方がいいなって。なんかごめんね、僕が天蓬を選んだ理由がそんなんで。

石田:いえいえ。そういうところで差別化しないと、どちらかって選べないですよね?

平田:本当はセットがいいよね。

石田:そうですね。

関:上司なら2人とも上司でいてほしいし、部下なら両方とも部下であってほしいです。でも、あえて選ぶとするならば、天蓬を上司にして捲簾を自分の右腕にしたいですね。そうすれば、最高の上司と最高の右腕で天下取れる感じがしません? 天蓬が上にいてくれると自分のやりたいことを自由にやらせてくれる気がするし、捲簾は神輿の上におさまらない方が捲簾らしいことができるような気がするので。

保志:僕も、どうしても選ばなければならない状況になったとしたら…でも、自分の能力しだいですよね? 自分が有能だったら天蓬で、自分が無能だったら捲簾かな?

関:どういうこと?

保志:捲簾は、自分が何もできなくてもちゃんと面倒を見てくれそうな気がするんですよ。天蓬は、彼をお世話できるくらいの能力がないと駄目じゃないですか。

石田:お世話されなくてもひとりで十分だもの、天蓬は。

保志:そうなんですよね。放置されそうで寂しいですよ(苦笑)。


――天蓬と捲簾の会話のなかに、「生きてるって感じるのはどんな時?」というセリフがあり、これがキーワードにもなっています。みなさんが「生きてる」と感じるのは、どのようなときですか?

石田:漫然と生きているとそれが当たり前すぎて、「生きてるな」ということを感じないんですよね。ですので正直、そういう実感が今までの人生でないんですよ。なんてつまらない人生なんだろうな…って、今、思いました。

関:そんなこと言わないでよ!!

平田:がんばれ、石田くん!!

石田:(笑)。ふとした拍子に自分が死ぬのが怖くなる時って誰しもあると思うんですけど、そういうときに「自分って生きてるんだな」と感じます。そんなときくらいですね。

平田:僕も同じです。何の不自由もなく生活をしていると、生きていることが当たり前ですから…。でも、僕、筋肉痛などの痛みを感じると生きてるなって感じますね。あと、寝返りをうって、こむら返りになったときにも生きてるなって感じますね。

一同:(笑)

関:僕が若いときには、走って、走って、すごく息が苦しくなって「あぁもう苦しい! これ以上走れない!!」というときが、生きていると感じるときと答えていたんです。でも、今答えるとするならば、白いご飯をおいしくゆっくり食べているときですね。それが生きていると感じるときです。

保志:僕は3つあるんですけど…。

石田:じゃあ、まず1つ目は?

保志:この間、駅のホームで電車が来る前に「ここでこけたら僕、死ぬんじゃないかな」とふと思ったんです。僕がこけやすいからなんですけど、無事に電車がホームに入ってきたのを見て、自分は生きてるなと思いました。

石田:よかったね、生きてて(笑)。2つ目は?

保志:目が覚めたときです。

平田:じゃあ、最後の1つは?

保志:夕飯を食べるときです。僕、夕飯の時間が人生の楽しみで、そのために生きているようなものなので、その時間は「あぁ、生きてるな」って思います。夕飯の時間も長めなんですよ、なるべくその時間を楽しみたくて…。

石田:生きてることを噛みしめてるんだね(笑)。

保志:はい。


――ありがとうございました。では最後に、DVDの発売を待つファンヘのメッセージをお願いします。

石田:第一小隊、14人の性格や生きざまがそれぞれ描かれています。「部下たち」と一括りにされてしまうようなキャラクターひとりひとりに輪郭を与えていって、個々の性格がうまく出るようなセリフやシーンを入れていただいたことで、小隊の結束の固さや彼らがどこを向いて歩みを進めているのか、そういうものが伝わるお話になっています。『最遊記外伝』ファンの方はもちろん、外伝をまだ知らないという人にも、このお話だけでもいいので見てほしいです。

平田:石田くんが言うことがすべてです。僕はもともと『最遊記外伝』が好きなのですが、そのなかでも核となる部分が描かれていますので、ぜひ見てほしいです。

関:『最遊記外伝』のOVAを見てくださった方には、ぜひ見てもらいたい特別篇です。できたらもう1つくらいエピソードが見たいな、なんて思ってしまいますが、とりあえず、OVA『最遊記外伝』としてはこれでひと区切りがついたことには変わりないので、まずはこれを見て、今後に期待してもらいたいです。

保志:なかなか映像化されないような部分を深く掘り下げてのOVAが出来たことはうれしいですし、これがみなさんへの贈り物のようなエピソードになっていたらいいなと思います。見てよかったな、という気持ちに絶対なりますので、この1本を見た後に、また次の『最遊記』の展開に思いを馳せてほしいなと思います。

【商品紹介】
OVA「最遊記外伝」特別篇~香花の章~リミテッドエディション
2013年4月26日発売予定 9,975円(税込)
発売元・販売元:フロンティアワークス
※本商品は、全国アニメイト(アニメイトオンライン含む)、峰倉Shop.NET、一迅社
オンラインショップでの限定販売になります。

<キャスト>
金蝉童子:関 俊彦
悟空:保志総一朗
捲簾大将:平田広明
天蓬元帥:石田 彰

陸央:木村良平
松彰:下妻由幸
鯉昇:豊永利行
熊哲:松岡禎丞
晃顕:星野貴紀
莉白:宮田幸季
洋閏:近藤孝行
岳陵:近藤 隆
宋公:江口拓也
幽杏:桐本琢也
袁世:前野智昭
永繕:高橋英則
呉斗:楠 大典
如聴:遊佐浩二

西海竜王 敖潤:東地宏樹

観世音菩薩:五十嵐麗
二郎神:石井隆夫

李塔天:稲葉実


<豪華6大特典>
(1)DVD特製収納スリーブケース(峰倉かずや先生描き下ろし) ※DVDジャケットとは別のイラストになります。
(2)関 俊彦&保志総一朗&平田広明&石田 彰によるオーディオコメンタリー
(3)ピクチャーレーベル
(4)オリジナルサウンドトラック(非売品)+金蝉童子&悟空による新録デュエットソング「桜花」を収録したCD
(5)特製ブックレット(設定資料やインタビューを収録)
(6)ブロマイド(2種)

<店舗別特典> 豪華6大特典に加えて、店舗ごとの特典もついてくる!!
●峰倉Shop.NET
「OVA『最遊記外伝』特別篇~香花の章~」アフレコ現場にてインタビュー!!_e0025035_21295721.jpg

特典:峰倉かずや先生サイン入り複製原画
※DVD特製収納スリーブケースのイラストを使用。
※峰倉かずや先生のサインは、複製になります。

●全国アニメイト
特典:峰倉かずや先生描き下ろしジャケットイラスト柄B2告知ポスター
※全国アニメイト(アニメイトオンライン含む)でご予約・ご購入された方のみが
対象になりますので、ご了承ください。

●一迅社オンラインショップ
http://shop.ichijinsha.co.jp/products/detail1851.html
特典:峰倉かずや先生描き下ろし複製色紙

【公式サイト】
OVA『最遊記外伝』公式サイト
http://saiyuki-gaiden.com/

Illustration:峰倉かずや
(c)峰倉かずや・一迅社/最遊記外伝製作委員会 2012

※一部キャラクターの名前が機種依存のため、代替文字を使用しております。
by ex_anime | 2013-03-05 08:00 | インタビュー | Comments(0)
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