カノン・インタヴュー(ロング・バージョン)
カノン×植松伸夫+天野喜孝=『A New Story』。 これまでにも、アニメ「金色のコルダ~primo passo~」の主題歌『Brand New Breeze』やアニメ「グイン・サーガ」のエンディングテーマ『Saga~This is my road』、WiiのRPG「THE LAST STORY」のエンディングソング『翔べるもの』など、個性際立つ作品と楽曲とのコラボレートを行い続けてきたカノン。4月に発売となる最新アルバム『A New Story』は、ゲーム音楽界の巨匠,植松伸夫氏とコラボレートし作り上げた、"お互いの個性がプラスに融合しあった"作品だ。永きに渡り愛聴されるだろう名盤の魅力を、ぜひ多くの人たちに知ってもらいたい。そして、その胸に届けたい。 TEXT:長澤智典 カノンと植松伸夫氏とのファースト・コンタクトから、サード・コンタクトへ。 -----まずは、カノンさんと植松氏との出会いから教えてください。 カノン:09年にNHKで放送になったアニメ「グイン・サーガ」。植松先生が作曲を手がけ、原作者の栗本薫先生が作詞を手がけた、物語の挿入歌『マウリスの歌』を歌唱したことが一番最初の接点でした。だけどそのときは、まだ直接お会いはしていなかったんです。その後、「グイン・サーガ」の制作打ち上げパーティへ参加したときに、わたしが植松先生の席の隣に座らせていただけたことから、初めて顔を合わせることが出来ました。 その席上で、植松先生といろんなお話交わしたことをきっかけに。なんと植松先生みずから、「THE LAST STORY」というWiiのRPGのエンディングソングを歌っていただけませんか?!」と、後日声をかけていただきました。 -----点と点が、初めて線として繋がった瞬間だ。 カノン:そうなんです。しかもちょうどその頃は、わたしも、次のアルバムのコンセプトを探していた時期。植松先生のディレクションのもと、「THE LAST STORY」のエンディングソング『翔べるもの』を歌ったことをきっかけに、「ぜひ植松先生と、私のアルバムでもコラボレートをしたい」という想いが募り。その気持ちを直接伝えたら、なんと、快く引き受けてくだいました。あのとき、本当に嬉しかったですね。 お仕事上での接点はそうなんですけど。わたし個人としては、弟が「FINAL FANTASY」シリーズの大ファンで、よく流れてくる音楽を耳にしていたから、当然、楽曲の世界観は知っていました。だからこそ、アルバム制作のお話を引き受けてくださったときは、「ホントに?!どうしよう?!」状態。自分のほうからオファーしたのにね(笑)。 -----カノンさんから見た、植松先生って、どんな方ですか?? カノン:とってもフレンドリーな方で、一緒にいても、本当にフランクに話の出来る人なんです。その人柄に、わたしは強く惹かれています。 -----『A New Story』の大きな魅力の一つにあるのが、「ファイナルファンタジー」ナンバーへ、新たに歌詞(英詞)とカノンさんの歌声が重なり合ったこと。 カノン:オーケストラの音鳴り響く、すでに壮大な世界観として成立している楽曲たちばかり。それだけに、完成された舞台の中へ、どうプラスへ作用する歌を加えていくかには、強くこだわりました。 『A New Story』全曲紹介!! 『プレリュード』(「FINAL FANTASY Seriesより) 植松さんとアルバムを一緒に制作することが決まったとき、「絶対に入れたい」と思っていた楽曲でした。ゲームのスイッチを入れたときにかならず流れるのが、この『プレリュード』。この楽曲へ想い入れを強く持っていらっしゃる方も多いと思いますから、あの世界観の上へ、どんな風に歌声が重なりあったのか、ぜひ味わってください。 わたしが、『プレリュード』で唄うときに意識したのが、"無垢な天使の歌声"。その印象も感じていただけたら、嬉しいなと思います。 『ファイナルファンタジー』(「FINAL FANTASY Seriesより) この曲も、絶対に外せないですよね。『プレリュード』に描いた天使の歌声から、一転。地に足のついた、成熟した女性が力強い声で麗しく歌いあげていくイメージです。 この楽曲で流れるフレーズの数々が、とても綺麗なんです。その魅力を壊したくなかったからこそ、なるべく息継ぎすることなく歌唱。最後のほうは、途轍もなく高いキーで、その美しさを描きあげました。 『You Are The Light』 こちらは、わたしが詞曲を手がけたオリジナル作。アルバム制作をしていく中、「どっしりとしたゴージャスな歌ばかりを敷きつめるのではなく、ホップで軽やかな表情も入れよう」という話になり、わたしが制作していた楽曲の中でも、とくに"ポップな歌物作"を選びました。この曲は、歌声が楽曲全体の色に溶け込むのではなく、歌声とメロディーを全面に押し出した作品になっています。 『Eyes On Me』(「FINAL FANTASY Ⅷより) フェイ・ウォンさんが歌い、大ヒットを記録した名曲です。でもアレンジは、オリジナルとはまったく変え、ギターと弦楽カルテットの演奏のみで構築。わたしがこの曲にイメージしたのは、「場末の酒場の角にあるステージ上、みずからへ問いかけるように歌っている女性の姿」でした。 フェイ・ウォンさんの歌ったバージョンが、とてもフワーッとしたファンタジックな世界観だからこそ、その真逆な。どこかこじんまりとした暖かさを持った曲として描きました。 『Far Away』 遠くにいる、愛する人へ向けたラブソングです。この楽曲では、ENYAさんにも似た、数多くの歌声を重ねあわせたり、グレゴリアンチャント風な色も交えた多重録音を実施。美しく、壮麗な広がりを持った楽曲に仕上がりました。一番が英詞で始まり、二番で日本語詞に変わるのも、刺激的な試みでしたね。 グレゴリアンチャントと言えば、植松先生の楽曲にも登場してくることがありますよね。そこへも、お互いの共通項を感じた想いがしていました。 『Guin Saga Medley(マリウスの歌―Saga~This is my road)』 わたしと植松先生との出会いはアニメ「グイン・サーガ」でしたから、「わたしが歌った、この2曲は外せないだろう」ということで収録。しかも、「植松先生の曲とわたしの手による曲をコラボレートさせよう」ということから、先に植松先生の手がけた『マリウスの歌』が流れ。途中から、わたしが作った『Saga~This is my road』へ表情が変わっていく構成を成しました。 原曲とは異なる表情になっているのはもちろん、アレンジャーさんがテイストの違う2曲を違和感なく、むしろ溶け込むように融合させてくださったのには、「さすが!!」と思いました。最後のほうのエレキギターの音色も印象的だと思います。 『大切なこと』 これは、植松先生の新曲です。この曲を初めて聴いたときに浮かんだのが、チョコレートファクトリーというか、ハッピーな遊園地のイメージ。とてもカラフルな。でも、どこかおとぎの物語やファンタジックな映画の世界観も彷彿とさせる楽曲に仕上がっています。 この歌は、ポップスとも、クラシカルな世界とも違う。まさに、植松伸夫ワールド広がった歌になりました。 『仲間を求めて』(「FINAL FANTASY Ⅵ」より) この曲も、「FINAL FANTASY」ファンの間では、とても人気の高い楽曲です。この曲では、今まで自分でも出したことのない声色を使いました。唄うときにリクエストされたのが、「この歌に出てくる女性は、すでに成熟した女の人。だけど、幼き少女にも似た純粋さを持っている。そんな彼女の心模様を歌声で表現して欲しい」ということ。わたしなりに描きあげた声色に対し、みなさんがどんな言葉を返してくれるのか、ちょっと楽しみです。 『Shalom』 「植松先生とアルバムを制作する」ことが決まってから作りあげた楽曲でした。Shalomには、"平和"という意味があります。わたしが唄う際にテーマにしていきたいのが、「男女間の愛だけではない、もっと大きな意味で捉えてゆける"壮大な愛"や"平和"な想い」なんです。"平和"という言葉一つを取っても、一人一人"平和を求める想いや心模様"って違うと思うんです。でも同時に、誰もが「すごく大切だと思っている気持ち」でもあると、わたしは思いたい。ぜひ、その感情を心に抱きながら聴いていただきたいですね。 『Blessed By The Light』 「光に祝されて」というタイトルが示すように、わたしが歌を好きになったきっかけでもある、聖歌隊の唄う賛美歌のようなイメージで作りました。 この曲でテーマにしたのが、「飾らない美しさ」。曲自体も、ピアノと少しのシンセと、わたしの歌声。そして杉並合唱団の方たちを交えながら、「ピュアな想い」を合唱を通して表現。とても心地好い、どこか癒し的な効果を持った楽曲にも、仕上がりました。 『Wings To Fly ~翼をください (Remix version)』 これは、赤い鳥の歌っていた『翼をください』の英詞バージョンです。以前にも、NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」の挿入歌として、『Wings To Fly~翼をください』を弾き語りバージョンで歌いました。じつはこの楽曲を通し、わたしのことを好きになってくださった方も多いんですね。なので、今回「まったくアレンジを変えた、このアルバムに相応しいバージョンにして収録しよう」と、「大草原広がるような美しくも壮大な楽曲」へと仕上げました。 この曲では、わたしの声色をコーラス声のみならず、いろんな楽器のパーツ的に捉え、加工しています。そういう"声のパーツとしての面白さ"もぜひ、この楽曲から感じてください。 『翔べるもの』(Wii「THE LAST STORY」エンディングソング) ゲームクリエイターの坂口博信氏が、作詞を。作曲は、植松先生が手がけています。物語のテーマに据えた「異邦のもの」。ゲームを終えたとき、そのテーマ性と『翔べるもの』へ綴った世界観が重なりあい、すごい感動を覚えました。なので、ゲームの世界観を理解したうえで聴くと、さらに感動が増していくと思います。 『A New Story』に込めた新しい物語の意味とは…?! -----アルバム『A New Story』のジャケットを手がけたのが、天野喜孝さん。 カノン:上がってきたジャケットの絵を観たとき、アルバムのファンタジックな世界観ともピッタリ重なり合った素敵な絵になっていたから、大感激でした。まさに、植松先生の世界観と見事に重なり合った、とてもアーティスティックな仕上がりになっています。 -----『A New Story』というタイトルにも、いろんな想いを詰め込んだそうですね。 カノン:わたしの「新たな第一歩」という意味でのA NEW STORYであり、「植松先生の作りあげた曲世界に歌がついた」ことから生まれたA NEW STORYという想いを詰め込みました。 わたしもまた、植松先生の描き続けている「FINAL FANTASY」シリーズ曲たちのように、「時代を超えてもなお、愛され続ける楽曲を歌っていきたい」と思っています。そういう、何時の時代の中でも"新しい物語"を抱ける1枚にもなりました。 -----4月15日~16日には、シドニーで開催になる「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」(ファイナルファンタジーコンサート)へゲスト・ヴォーカルとして出演。4月下旬からは、テノール歌手ポール・ポッツ氏の「読売日響×ポール・ポッツ グランドコンサート」へも、ゲストとして出演し、ポールさんと共演します。 カノン:オーケストラの演奏を背に生で唄う機会なんて、そうそう経験できないこと。与えられた最高のチャンスを、思いきり楽しもうと、今から楽しみです。 -----最後に、ひと言お願いできますか?! カノン:最近、海外の方からのリアクションが一気に増えてきました。歌詞には、自分なりにいろんな想いを英詞や日本語詞としてメッセージしていますので。ぜひ、多くの人たちに、わたしの心模様や、植松先生の素晴らしい世界観を味わっていただきたいと思ってます。 ゲーム音楽の巨匠、植松伸夫氏とカノンとのコラボレーション・アルバム! キャラクターデザイナーとして世界的に著名な天野喜孝氏の書き下ろしジャケット! 植松伸夫音楽監修 カノン New Album 「A New Story」 2011年4月27日 in stores SICL239 3,000円(税込) ■収録曲 1. プレリュード(FINAL FANTASY Seriesより) 2. ファイナルファンタジー(FINAL FANTASY Seriesより) 3. You Are The Light 4. Eyes On Me(FINAL FANTASY Ⅷより) 5. Far Away 6. Guin Saga Medley (マリウスの歌-Saga~This is my road) 7. 大切なこと 8. 仲間を求めて(FINAL FANTASY Ⅵより) 9. Shalom 10. Blessed By The Light 11.Wings to Fly ~翼をください (Remix version) Bonus Track: 12. 翔べるもの(Wii「THE LAST STORY」エンディングソング) 「FINAL FANTASY」シリーズなど様々なゲーム音楽のクリエーターとして世界中のゲーム・ファンから支持されている作曲家の植松伸夫氏と、独自のスタイルで歌うクラシック曲や外国民謡などが“ヒーリングを超えた聖なる歌声”と称されるカノンとのコラボレーションにより作られた、植松伸夫音楽監修によるカノンのオリジナル・ニューアルバム。ブックレットには植松氏とカノンの出会いや音楽、そして共通の趣味などについて語った対談も掲載。 植松氏とカノンの出会いは2009年に放送されたNHKアニメ「グイン・サーガ」。以前より植松氏のゲーム音楽のファンであったカノンと、アニメ「グイン・サーガ」のエンディングソングを歌ったカノンの神秘的な美声に魅せられた植松氏とが意気投合し、今回のコラボレーションに発展。この作品で植松氏はプロデューサー、作曲家、音楽監修としてカノンとコラボレーション、またカノンも歌手としてだけでなく、作詞家、作曲家としての才能も発揮。 収録曲は植松氏を代表する「FINAL FANTASY」シリーズから「プレリュード」「ファイナルファンタジー」「Eyes On Me」「仲間を求めて」 、ふたりのコラボレーションのきっかけとなったNHKアニメ「グイン・サーガ」から「Guin Saga Medley」 、植松氏やカノンの新曲などを収録。植松氏の壮大で美しいミュージック・ワールドと、カノンの神秘的な美声や音楽の融合によって生まれた新たな音楽世界という意味からアルバム・タイトルは「A New Story」と名付けられた。元々ゲームBGMだった「ファイナルファンタジー」「プレリュード」「仲間を求めて」には、カノンが書き下ろした歌詞が初めて付けられている。 WiiのRPG「THE LAST STORY」に使われているカノンが歌う「翔べるもの」もボーナストラックとして収録。「THE LAST STORY」は「FINAL FANTASY」シリーズの生みの親として知られる坂口博信氏(1962年11月25日生まれ。ゲームクリエイター、脚本家、映画監督)が5年ぶりに手掛けた新作ゲーム。「翔べるもの」は植松氏が作曲し、坂口氏が歌詞を書き下ろした作品でこのゲームのエンディングソングである。 ジャケットは「FINAL FANTASY」シリーズのキャラクターデザインやイメージイラストなどで世界的に著名な天野喜孝氏が、このアルバムのために書き下ろした2枚のイラストがジャケットになっている。初回仕様限定盤は白を基調としたパステルカラーのイラストを全面余すことなる見ることができる豪華デジパックにした貴重な限定仕様。このイラストは春をイメージとゲームに関連した曲を収録したこのアルバム・コンセプトから天野氏が淡いパステルカラーで描いた作品。通常盤のブルーのイラストは天野氏がカノンの歌から受けたインスピレーションで描いた力強く、幻想的でアーティスティックな作品。 カノンは、世界各地で好評を博し、4月15, 16日にオーストラリア、シドニーのオペラハウスで行われるFINAL FANTASYコンサートツアー「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」へのゲスト出演が決定している。また4月28,29,5月1日に行われる「読売日響 x ポール・ポッツ グランドコンサート」のゲストとしてカノンがボール・ポッツと共演することが決定。 ■オーストラリア・シドニー FINAL FANTASYコンサートツアー「Distant Worlds music from FINAL FANTASY」 2011年4月15日(金) シドニー オペラハウス 「FINAL FANTASY」コンサートのゲストボーカル 2011年4月16日(土) シドニー オペラハウス 「FINAL FANTASY」コンサートのゲストボーカル ■ 「読売日響 x ポール・ポッツ グランドコンサート」スケジュール 2011年4月28日(木) 東京 オーチャードホール 「読売日響 x ポール・ポッツ グランドコンサート」ゲスト 2011年4月29日(金) 神奈川 横浜みなとみらい 「読売日響 x ポール・ポッツ グランドコンサート」ゲスト 2011年5月1日(日) 大阪 フェニックスホール 「読売日響 x ポール・ポッツ グランドコンサート」ゲスト 楽曲解説 1. プレリュード(FINAL FANTASY Seriesより) Music: Nobuo Uematsu / Lyrics: Kanon カノンが高校生の時にこの「プレリュード」にインスパイアーされて、曲を作ったこともあるほど思い入れのある大好きな曲。 2. ファイナルファンタジー(FINAL FANTASY Seriesより) Music: Nobuo Uematsu / Lyrics: Kanon 「FINAL FANTASY」シリーズのファンなら誮でも知っているテーマソングに、今回カノンが初めて歌詞をつけてレコーディング。 新しい道へ前向きに進んで行く大人の女性をイメージして歌った曲。 3. You Are The Light Music & Lyrics: Kanon カノンの新曲。このアルバムの中では最もポップス寄りの曲。植松氏の壮大で重厚な曲とは対照的な軽くて明るいテイストの曲。 4.Eyes On Me(FINAL FANTASY Ⅷより) Music: Nobuo Uematsu / Lyrics: Kako Someya 99年に発売された「FINAL FANTASY Ⅷ」の主題歌をカバー。オリジナルとは異なるギターと弦楽カルテットというシンプルなアレンジで温かみのある曲に仕上げている。 5.Far Away Music & Lyrics: Kanon グレゴリアンチャントを思わせるようなカノンの新曲。遠い所にいる大切な人へのラヴソング。 6.Guin Saga Medley (マリウスの歌-Saga~This is my road) Music: Nobuo Uematsu, Kanon / Lyrics: Azusa Nakajima, Kanon 植松氏とカノンの出会いのきっかけとなったアニメ「グイン・サーガ」の挿入曲「マリウスの歌」とエンディングソングの「Saga~This is my road」をアレンジしメドレーとして収録。 7.大切なこと Music: Nobuo Uematsu / Lyrics: Kazushige Nojima ポップスともクラシックとも異なる植松氏の独創的な世界観が溢れる新曲。 8.仲間を求めて(FINAL FANTASY Ⅵより) Music: Nobuo Uematsu / Lyrics: Kanon 「FINAL FANTASY」シリーズの中でも人気の高い曲。大人の女性の声の中にピュア感を織り交ぜた歌声が魅力。 9.Shalom Music & Lyrics: Kanon Shalomはヘブライ語で“平和”を意味する言葉。壮大なメロディで“愛”と“平和”をテーマに作られた曲。 10.Blessed By The Light Music & Lyrics: Kanon “光に祝されて”という意味のタイトルで、讃美歌をイメージさせるようなカノンの新曲。 11. Wings to Fly ~翼をください (Remix version) Music: Kunihiko Murai /Lyrics: Michio Yamagami/English Lyrics: Kanon 英語バージョンの”Wings To Fly”は、NHK連続テレビ小説「ちりとてちん」の挿入歌として08年に使われカノンの代表曲のひとつ。その代表曲を今回は民族音楽的なアレンジを取り入れたRemix versionで新たにレコーディング。 12.翔べるもの(Wii「THE LAST STORY」エンディングソング) Music: Nobuo Uematsu / Lyrics: Hironobu Sakaguchi WiiのRPG「THE LAST STORY」のエンディングソングとして植松氏が作曲し、坂口博信氏が歌詞を書き下ろし、カノンが歌唱した“翔べるもの”をボーナストラックとして収録。 カノン 海外生活をしていた13歳の時に聖歌隊に加わり、この頃から作詞作曲を開始する。 オーストラリア・クイーンズランド州立音楽大学声楽科を卒業。2004年10月、独自のスタイルで歌うクラシック曲や外国民謡などが、“ヒーリングを超えた聖なる歌声”と称され、高いソングライティングの才能と共に評判となり、CDデビュー。クラシックとポップスを融合させた「クラシカル・クロスオーバー」アーティストとして注目を集める。08年は、連続テレビ小説「ちりとてちん」の 挿入歌“Wings to Fly~翼をください”、『「競泳 北京オリンピック代表決定戦」~NHKテーマソング』 “明日への鼓動”を歌い注目を集める。 カノンSony Music Site カノンOfficial Site 植松伸夫(うえまつのぶお) 神奈川大学卒業後、CM音楽制作などを経て、FAINAL FANTASY Seriesをはじめ、数多くのゲーム音楽を手掛ける。FINAL FANTASY Ⅷのテーマ曲「Eyes On Me」は当時40万枚を超えるセールスを記録。1999年度第14回日本ゴールドディスク大賞で、ゲーム音楽としては初の快挙となる“ソング・オブ・ザ・イヤー(洋楽)”を受賞。海外での評判も年々高まりを見せており、2001年5月にはアメリカTime誌”Time 100: The Next Wave-Music”の記事において、音楽における「革新者」のうちの一人として紹介され、日本国内をはじめ、世界を舞台にオーケストラコンサートなどを開催し大好評を得ている。 植松伸夫公式サイト 株式会社ドッグイヤー・レコーズ 天野喜孝(あまのよしたか) 1952年生まれ。竜の子プロダクションの社員時代に<ヤッターマン><ガッチャマン>など数々のヒット作を描く。1981年の連作イラストレーション<トワイライト・ワールズ>発表以来、SF・ファンタジー界に衝撃を与えつづけている。1987年、ゲームソフト<FINAL FANTASY>のビジュアルコンセプトデザインで若い世代の圧倒的支持を獲得。1997年、1999年にニューヨークで 個展を開催。2002年にはロンドン、パリ、南仏でも個展を開催。 天野喜孝オフィシャルブログ
by ex_anime
| 2011-04-24 00:04
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