かなり前にご用意ができていた、今年のDarjeeling3つ星1st flush。ご案内がすっかり遅くなってしまいました。 まもなく、ようやく! 新しいweb-siteへ移行する予定ですので、一般のお客様向けの販売につきましては、新サイトでの発売を予定しています。 今回は、SeekyokとSingell TEA GARDENのお茶を選びました。 ここ数年、おなじみとなっている「Seekyok農園」は、1869年に開園し、1994年からオーガニック栽培をはじめた、ダージリン地区でも最も古いオーガニックティーガーデンの1つです。 インドとネパールの国境にある、まるで絵のように美しいMirik渓谷に囲まれた、標高1100-1800メートルの間に広がるとても美しいティーガーデンです。 2019年には、ダージリンのファーストフラッシュで国際的に権威のある「Excellence at Origin」を受賞しました。降雨量に加えて、有機質の豊富な土壌が、ここで生産される高品質のお茶に大きく貢献しているのです。 ガーデン全体のお茶の茂みに点在している様々な森の木々は、キツツキ、マイナ、フクロウ、オウム、ゴシキドリなど、多くの鳥たちに快適な生息地を提供しています。ヤマアラシやホエジカ、イノシシなども茶園で多くみられる動物です。 「Seekyok農園」には、500人の労働者とその家族が住んでいます。「Singell農園」ともに、1994年から、FAIRTRADEの認定を受けており、ここに住む人々の大きなコミュニティに利益をもたらすために長年にわたって多くの社会的イニシアチブが実施されています。 一方、「Singell農園」は、ダージリン・タウンから車で約1時間ほどの標高1400メートルに位置します。伝統的なティーガーデンは、古く収穫量の少ない希少な樹々から、依然として最高の茶葉を生産しています。環境的に持続可能な取組みは「Singell農園」でのお茶の栽培に不可欠なものです。 農薬を使用せずに成長させ、維持し、森林の木陰をつくり、再植林し、土壌の侵食を防ぐという、環境にやさしい慣行は、700人の労働者の勤勉な努力によって維持されています。「Singell農園」は、高品質のお茶の栽培を行うだけでなく、そこに暮らす老若男女の労働者コミュニティのために、養蜂場のプログラムも運営しており、これは、ガーデンのコミュニティの開発と収入の多様化のイニシアチブの一部でもあります。
by enchan-the
| 2021-06-28 17:29
| フランス紅茶
|
by enchan-the copyright (c) 2010 enchan-the.com
all rights reserved.
・アンシャンテについて カテゴリ
記事ランキング
画像一覧
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... お気に入りブログ
リンク
|
ファン申請 |
||