- フジロックのマリア[ 2008-07-26 16:52 ]
- エゴラッピン新曲[ 2008-07-25 20:20 ]
- フジロック一気呑み[ 2008-07-25 17:00 ]
- ゴスペラーズ夏一色[ 2008-07-25 02:05 ]
- これぞ倍音!ブレッド&バター[ 2008-07-24 15:50 ]
- 夏の大一番バッパーズVS スカパラ[ 2008-07-23 17:28 ]
- トライセラ頂点一直線[ 2008-07-22 18:10 ]
- 速報フラワートラヴェリンバンド[ 2008-07-17 14:50 ]
- 「ピロウズ鮮度抜群」[ 2008-07-17 00:23 ]
- チョモランマトマトの孤独と距離[ 2008-07-15 18:20 ]

今日は東京に戻らないといけない。後ろ髪引かれながら越後湯沢で帰りの電車を待つ間、新潟名物「へぎ蕎麦」を食べてたら、なんと隣はくるり御一行様。これもひとつのフジの余韻。
帰りの特急で聞いた話では、ドラゴンドラで行く山上スペース“サイレントブリーズ”の今年の呼び物は中村中が扮するサウンド・オブ・ミュージックのマリア役だったらしい。僕は行けなかったけど、ハマリ役だね、それは。
あと1日、音楽ファンの夏祭りは続く。
(写真はフジロックの台風の目、メキシカンスタイルのキャバレー入り口)

7/25フジロック漂流続報。
ワールドレストランでじゃじゃ麺を食べて、17:35ホワイトステージ到着。間もなくエゴラッピンが始まった。「三年ぶりのフジロックです」とボーカル中納良恵は嬉しそう。バキバキのロックナンバーや、ウキウキするレゲエなど野外にふさわしい曲でライブを進めるあたりはさすが。
中で新曲「モーニングスター」は一曲の内にいろいろな場面のある重層的な内容で、オーディエンスを沸かせる。特にドラムが素晴らしくドライブしているのが印象的だった。
後半は「くちばしにチェリー」で完全にバンドが主導権を握り、ラストはシンディ・ローパーの「ハイスクールはダンステリア」のカバーでドッカーン!
改めてエゴのライブの実力を見せつけられて、嬉しいショックだった。エゴは深夜、久留米のバンド、トラベラーズと“トラベラッピン”としてセッションを行う予定だそうだ。
ライブ後、FM802のスタッフにばったり会って、今年のミナミホイールの最新情報を教えてもらった。フジでは音楽を愛する業界人に遭遇するのも大きな楽しみのひとつなのだ。
ひと雨降って涼しい苗場は、川に霧が湧いて幻想的な夜を迎えるのだった。
(写真は夕暮れのキッズランドのメリーゴーラウンド)

7/25は苗場に漂流。フジロックに乗り込んだ。
晴れてて微風の絶好条件。ホワイトステージ原田郁子の歌声にうっとりしつつ、最深部のドッグランまで歩いたら、ちょいと手前のキャバレーフェスタでテキーラの誘惑に負けて、ヒップランドのスタッフとショット一気呑みx2。つまみは氷マンゴー。ミニスカ・ウェートレスにクラクラしながら、ドラマー池畑潤一くんにセイハロー。
ふらつきながらグリーンステージのくるりを観に駆けつけた。
つい4日前、意気投合したしぶさしらずのギタリスト内橋さんがステージに上がっている。入魂のデビュー曲「東京」にジンと来た。ラストの「ばらの花」のエンディングの岸田くんのギターは本当に美しく、フジに来てよかったなあ。
その後、速攻でアバロンの多和田えみに行く。ゆるいレゲエが気持ちいい。多和田本人も絶好のシチュエーションに感激していて、その気持ちがもろにでたラストナンバー「デスペラード」は完全にハマリ。天も喜んで、恵みの雨が降り出したのだった。
ちょっと腹ごしらえにワールドレストランに来たところでバースデーのメンバーに遭遇。イェーイ、いきなりフジロックらしいぜ!
以上、速報でした。

打ち合わせを終わって下北沢を歩いてたら、440の看板に「石田長生56才バースデー前夜祭」と書いてあった。店からリハーサルの音が聴こえてたのでちょっと覗いてみると、石田さん本人がギターを弾いてたので「誕生日おめでとうございます」と挨拶。
で、駅に向かう途中、デイジーバーに寄って名物店長・印藤さんにセイハローしたら、新しくオープンしたアコースティック・ライブ・スペースを見せてくれた。かなりムードのいい店なので、今度観に来なくっちゃ。シモキタらしい夕方だった。
それから九段に漂流して、ゴスペラーズ“ハモリ倶楽部”ツアーへ。開演ぎりぎりに武道館に着いた。
アルバムも出さないのに、武道館2DAYSソルドアウト。奥田民生も真っ青かも。
徹底的に夏に的を絞ったセットリスト。ステージセットもコスチュームもポップで、リーダー村上が「ハモる盆踊り」とコメントしたのに、妙に納得。ブラスを従えた豪華なサウンドが楽しい。R&B調のディープなナンバーなど、ダンサブルでセクシーなステージが展開される。でも、ちょっとサービスし過ぎかな、アルバム出してないんだから(笑)。
アンコールはなんとRCサクセションの「スローバラード」。村上がアドリブで♪また聴かせてよ、スローバラード♪と歌い、忌野清志郎氏快癒へのエールとなった。
清志郎氏が出演予定だったフジロックが明日7/25に開幕する。ゴスペラーズの思いを持って、苗場に行くとしよう。

7/22は横浜に漂流。サムズアップで“ファミリーナイト”イベントを観た。
このイベント、文字通り家族ミュージシャンが集結。まずは兄弟デュオのブレッド&バターの岩澤幸矢と奥さんのマナ、娘のアイサ。ドラマーの林立夫と息子のドラマー。ベースの田中章弘と息子のギタリスト。ギタリストのドクターK徳武と息子のギタリストが次々にステージに上がり、ハイクオリティな70’sサウンドを聴かせてくれた。
中で出色は元・湘南探偵団の鈴木くん。彼は親子参加ではないけれど、ファミリー達の織りなすグッド・サウンドによく溶けて、いいボーカルを聴かせてくれた。
そしてトリに登場したブレバタが凄かった。幸矢&ニ弓兄弟が「これぞファミリー倍音!」と言えるハーモニーを聴かせる。こんだけハモっちゃうのは、ズルイ!まさにファミリーならではの“音楽技”に、場内は大喝采。あー、ビールがうまい夜だった。
ここで訂正とお詫びです。前回レポートでスウィンギンバッパーズが一曲ごとに休憩していたと書きましたが、正確にはワンブロックごとの間違いでした。タフが身上のバッパーズの皆さん、失礼いたしました。
さあ、明日はフジロックだぁい!!
っと、その前に、今日はゴスペラーズ武道館に行ってきます。ライブ三昧の夏!!

7/20は日比谷に漂流。野音でホットスタッフ30thイベントを観た。
スカパラVS吾妻光良&スウィンギンバッパーズという大一番。これでもかと照りつける太陽の下、最初に登場したのは、最年長のバッパーズだった。年寄りに過酷なシチュエーションと思ったが、彼らは出番を早く済ませてビールを呑みたいハラズモリという噂。
プラス8人にフォーリズムの12人編成。ご機嫌なフォービートから演奏がスタート。ひときわ大きな歓声が上がって、御大・吾妻がギターを抱えて現われた。
「えー、注意です。熱中症に気をつけましょう」と“中年おやじバンド”らしい挨拶。そう、このバンドのメンバーのほとんどがサラリ-マンなのだ。しかし演奏はブルースマンそのもの。切れのよいシャッフルで飛ばしていく。とはいえ、一曲ごとにMCという名の休憩は入ってるけどね。
圧巻は平成の名大関に捧げた“栃東の取組をみたかい”だった。初の黒人大リーガーを讃えたジャンプブルースを相撲に置き換えた名翻訳ソングに、会場は大爆笑。若いファンはド胆を抜かれて大喜び。中年ファンは同世代の活躍に汗&涙のライブだった。
その後、“ユア・ソング・イズ・グッド”、“勝手にしやがれ”と大編成バンドが続く。
夕方から吹き始めた涼風がいい感じになった頃、トリのスカパラが登場した。
先日、オリジナル・メンバーの冷牟田竜之が脱退を表明したばかり。9人スカパラの初ライブだ。メンバーひとりひとり現われるたびに、熱い緊張感が高まっていく。谷中敦が「新しいスカパラと楽しみましょう」とMCすると、賛同の叫びが上がる。いい緊張感を維持したまま、ステージとオーディエンスが融けていく。9人スカパラは完全に受け入れられたと見た。
途中、ドラムの茂木欣一の歌が心にシミる。スカパラはひとつ失った代わりに、またひとつ新しい魅力をゲットした。
いろんなことがあったスカパラは、来年20周年を迎える。きっとこの後もいろんなカッコ良さを必ず見せてくれると、確信したライブだった。

7/17は赤坂に漂流。ブリッツでトライセラトップスを観た。
ビートルズの名曲「デイトリッパー」をかっこいいギターロック・アレンジに仕立てて、ライブがスタート。現役最強のギタートリオのひとつらしい堂々のステージだ。
客席がすぐにあったまると、すかさず小気味いいビート・チューンを立て続けに。
弾くとボディがピカピカ光るギターを自慢気に抱えて「君の瞳に恋してる」を歌ってみせたり、トライセラとオーディエンスが本当にイーブンに音楽を楽しんでいる。
ここのところ「ロックで踊ろうぜ」をキーワードに活動してきた流れが、どうやらひとつの頂点を迎えようとしている。エーベックスに移籍してピローズとレーベルメイトになったトライセラの今後に注目だ!
ライブ後、赤坂から千代田線で下北沢にハシゴ。440でマーシードゥのイベントを観た。バンドもお客さんも浴衣姿で楽しんでる。こんな夏の風物詩的ライブも、いいもんだねえ。

7/15、ON AIR EASTを出て、さらに渋谷を漂流。クロコダイルで35年ぶりに再結成したフラワー・トラヴェリン・バンドの35年ぶりのライブを観た。
日本ロックの創成期に、フラワー・トラヴェリン・バンドはセンセーションを巻き起こした。当時のロックの動向は大きくふたつ。ひとつは“はっぴいえんど”のように日本語ロックを確立しようとするもの。もうひとつは英語で歌って海外進出を狙う動きだった。フラワー・トラヴェリン・バンドはワーナ-と契約して、カナダとアメリカでデビューを果たした。
来週のフジロック出演を控えて、伝説のバンドが肩ならしに登場するとあって、会場は異様な熱気が渦巻いている。5人のメンバーの合計年齢は307才。オーディエンスの合計は分からないが、ステージも客席もどちらも元気いっぱいだ。
一際、目を引くのは、石間秀機先輩(64才)が抱える“シターラ”という楽器。ネックの幅が普通のギターの3倍近くある。その幅を思い切り使って、まるでシタールのようなニュアンスを繰り出す新兵器だ。これを駆使して、秋にリリースするニューアルバム『We Are Here』の曲を次々に演奏。35年ぶりの勇姿に歓声が沸く。しかも演奏内容は、完全に現役バンドのそれだ。いまだに新しいサウンドにチャレンジする姿勢は感動的ですらあった。
また、当時は音楽シーンやファンに理解されなかったが、敢然と海外に挑んだスピリットは健在で、彼らの音楽に賭ける気持ちがひしひしと伝わってきたのだった。
“ポストロック”という言葉があるが、フラワー・トラヴェリン・バンドの音楽は“ポスト・ポストロック“と呼べるもの。一回転して新鮮に響くサウンドとリズムがある。オールマン・ブラザースやスティーヴ・キモック・バンドなど、セッション系バンドが好きな若いファンにオススメの伝説バンドである。秋には日比谷野音でチャ-達と対バンをやるそうだ。注目!

7/15は渋谷に漂流。ON AIR EASTでピロウズ“PIED PIPER TOUR”3本目を観た。
ニューアルバムをリリースしてツアーが始まったばかりだけあって、演奏の鮮度は抜群。ステージ上も客席も、ワクワクどきどき。いちいち新鮮なのだ。
ボーカル山中さわおはアルバム・タイトル曲「PIED PIPER」のイントロのギターをビシッと決めて、さあ歌おうって時に、ツつまずいてスッテンコロリン。さわおは悔し笑い、会場は大爆笑。
一方、真鍋ピーちゃんのギターのリズムが抜群にいい。もちろん元々うまいのだが、リズムの刻みがひと回り大きくなっている。
新曲に交えて歌った15年前の曲「パトリシア」も、全然色褪せていない。間もなく20周年を迎えるピロウズは、絶好調だ。
途中、山中は買ったばかりのモノクロツートーンのギターを見せびらかしたり、本当に楽しそう。「これからツアーに出て、新曲作ってきます。また遊んでくれよ」と去っっていった。
この日はピロウズのオリジナル・メンバーの上田ケンジが観に来ていて、楽屋で久々の再会。いいなあ、こういうシーンって。

7/12は新宿に漂流。ロフトでチョモランマトマトを観た。
こいつら、ヤバい。パンクバンドをイメージしていたのだが、最近のバンド群にない質感を持っている。言葉を投げつけることができるボーカル。大きなグルーヴを出せるベース。コードでなく単音でシーンを作るギター。歌いまくるドラム。特にベースが凄い。一曲目「ネタのないパブリック」では、指弾きなのにピック以上の鋭角的なリズムを繰り出す。ギターの低音域の処理もいい感じ。
聴いていて突如としてニューヨークのニューウエイヴ・バンド「トーキングヘッズ」を思い出した。彼らは80年代に都市の孤独をデザイナーズブランドのスーツに身を包んで歌った。チョモランマの歌のテーマにも同質の孤独と距離感を感じる。彼らはどんなスタイルでこの国のサイコクライシスを歌ってくれるのだろうか。
抜群のセンスと演奏力を持つこのバンドが今後どんな成長を見せるのか。ヤバい。ヤバ過ぎる。
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