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プロフィール


音楽評論家平山雄一によるブログ。注目アーティストのライブレポートなどを展開。

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ゆるくてタイトなスピッツ

2/28は渋谷に漂流。NHKホールでスピッツを観た。
ツアーは25本目。最新アルバム『さざなみCD』の曲がライブで完全に粉々になるまで消化され、以前の曲とまったく見分けがつかなくなっているのに驚いた。普通、新曲はそれなりに消化はされても、どこかぎこちなかったりするのだが、聴いていてとても自然に耳に入ってくる。バンドの状態が非常に良いからだろう。
だから逆に、彼らのデビュー曲「ヒバリのこころ」が今のスピッツの手によって実にフレッシュに生まれ変わっていたのが嬉しかった。
特に草野のアコースティック・ギターと崎山のドラムが織りなす“ゆるくてタイトな
ビート”がスピッツならではの快感を生んでいて、さすがだった。
by hirayama_y | 2008-02-29 02:00 | Comments(0)
シアトル発Emi Meyer に遭遇

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2/16は渋谷に漂流。BOXXでJASRAC主催のイベント“REAL LIVE”を観た。
っていうか、このイベントの司会進行をずっとやらせてもらっているのだが、毎回新しいアーティストに巡り会う楽しみがある。今回はストロベリー・フィールズ、SIGH、Emi Meyer、Bahashishiが出演。中でEmi Meyerが面白かった。

ハーフの彼女は、京都生まれのシアトル育ち。カリフォルニアの大学に進学して、去年の秋から京都に留学に来ている。アメリカのインディーズでCDをリリースしているEmiは、日本にJASRAC(日本音楽著作権協会)があるのを知って、音源を送ってきたことがきっかけでイベントに参加したのだった。
ジョン・メイヤーが好きという彼女は、ジャズやブルースを踏まえた音楽性を持っていて、声や歌いぶりがキャロル・キングに似ている。ひとつひとつのフレーズをしっかり歌い切る意志に感動した。
話してみたら、すでに日本でジャズトロニクなどと共演しているという。音楽の繋がりって楽しいなあと、改めて感じたのだった。
by hirayama_y | 2008-02-26 04:45 | Comments(0)
ラルク、ファイナルの醍醐味

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2/17は博多に漂流。ラルク アン シエルの「THEATER OF KISS」ツアーのファイナルをマリンメッセ福岡で観た。

ニューアルバム『KISS』でバリエーションに富んだ音楽性を披露したラルクだが、実は昨年のホール・ツアーでいくつかの新曲を一足先に演奏していた。今回のアリーナ・ツアーは『KISS』発売後のライブなので、オーディエンスのノリは半端じゃない。
それを受けてメンバーのノリも半端じゃない。ツアー・ファイナルというのはいろんなファクターが働くので、少々演奏が粗っぽくなったりすることもあるが、この日のラルク アン シエルの出来は凄かった。正直、ほんの8日前に代々木体育館で観たときより、断然レベルが高かった。歌もリズムもアンサンブルもステージングも、その曲で何を伝えたいのかという意図がはっきりしていて、力強く観客を引っ張っていく。
特に、CDよりもスケール・アップしている曲が多々あったのが素晴らしかった。
スタジオで録った歌を、オーディエンスの目の前でツアーを通じて育てていく。それがロックバンド最大の醍醐味だとしたら、まさにこの夜はツアー・ファイナルの名にふさわしいライブだった。
彼らは4月からパリを含むさらに大規模なツアーに出る。
by hirayama_y | 2008-02-20 02:07 | Comments(1)
大吉MISIA

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2/16は名古屋に漂流。日本ガイシホールでファイナル直前のMISIA「EIGHth WφRlD」ツアーを観た。

オープニングはHIP HOPブロックから。最強のダンサー・チームを従えたMISIAは、じっくり歌を聴かせるバラード・セクションと、ハウス・HIP HOP・R&Bなどのダンス・セクションをメリハリよく織り混ぜたセットリストが得意。この日のスタートは絶好調そのもの。特に女性ダンサー陣の踊りの切れが抜群! MISIAがよく口にするサウンド・プロデュ-サー「ナニワなSAKOSHIN」の魅力が全開になる。
まだファイナルが残っているのでこれ以上詳しくは言えないが、これまでのツアー以上にアーティストMISIAのメッセージとエンターテイメントの融合を目指す、意欲的なステージだった。

昨年、初トライしたアジアでのライブをはじめ、さらなるスケール・アップに向けて、彼女の集中力は高まっている。

ちなみにライブ中に発射された占い付き金テープで「大吉」をゲットした人、おめでとうございます。
by hirayama_y | 2008-02-20 02:03 | Comments(0)
好転!バスストップマウス

2/13は下北沢に漂流。キューでバスストップマウスとユニゾン・スクエア・ガーデンの対バン・ライブを観た。

最初に登場したバスストップマウスが気持ちいい。去年251で観た時より、ぐっと見せ場が多くなった感じ。元々、コーラスワークを活かしたサウンドが魅力だったが、その分、アレンジがオーソドックス過ぎる傾向があった。それが今回は解消されて、リズムも変化に富んで飽きさせない。楽しかったあ。

一方、ユニゾンは最初から少し固く、伸び伸びしたいつもの良さが出て来ない。PAのサウンドがミスマッチだったこともあったが、とにかく演奏が粗い。ギターのミスタッチや、アンサンブルがしばしばズレる。何回か挽回のチャンスがあったにも関わらず、結局最後までスベッていた。

若いバンドの急成長を観るのは楽しいが、若いだけにライブ途中での立ち直りが難しい。いいライブを観たことのあるバンドだけに残念だった。また観に行くので、頑張れ!!
by hirayama_y | 2008-02-17 13:58 | Comments(0)
民生はひたすら弾く&歌う

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2/11は府中に漂流。府中の森芸術劇場どりーむホールで、始まったばかりの奥田民生『FANTASTIC TOUR 08』を観た。

必殺のアルバム『FANTASTIC OT』を引っさげて、レコーディング主力メンバーでのツアーだ。アルバムと同じく、ギャリーンという一発目のギターの音から鳥肌モノ。小原のベースが唸る。斎藤はキーボードの他にラップスチールも弾くなど、ユーモラスなマルチ・プレイヤーぶりを発揮。特に湊のドラムは復活なったツェッぺリン丸出しの侠気リズムが気持ちいい。
あくどい演出は一切なしで音楽一本で勝負するライブは、潔し!終わってから「ただバンド演奏してるだけじゃん」と民生に声をかけると、「あったり前じゃん。ミュージシャンだからね」と快活に笑うばかり。
このツアー、気に入ったから、あと何回か追いかけます。
(写真はト-タス手描きのTシャツを着る民生)
by hirayama_y | 2008-02-15 01:43 | Comments(0)
おまけ写真

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OTの楽屋で発見した「トイレでも練習できる」という超怪しいゴルフのパット・トレーニング・マシーン
by hirayama_y | 2008-02-15 01:42 | Comments(0)
布袋のセッション魂

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2/09は九段に漂流。武道館で布袋寅泰の「FUNKY PUNKY TOUR 2007-2008」ファイナルを観た。
とにかくメンバーがとんでもない。ドラムス・中村達也、ベース・ジューケン、ギター・TAKUYA、キーボード・森岡賢、パーカッション・スティーヴ衛藤という面々。このツアーの初っぱなを新宿厚生年金ホールで観たのだが、何が起こるか分からない、まさしくセッションと呼ぶのにふさわしい内容だった。なので、一本ごとに全然違うライブになるだろうし、ツアー後半はライブの様相が一変しているだろうことも予感された。そしてこの夜は予感以上の変貌に唖然。「すごい!」のひと言だった。

待望のファイナルは、オーディエンスの「布袋コール」に始まった。メンバーが登場しただけで大騒ぎ。応えて、6人が出す音は最初から鳥肌モノ。数あるファイナルを観てきたが、このツアーに完成はなく、これもひとつの場面に過ぎない。だが、それにしてもインスピレーションに溢れている。特に中盤のアコースティック・セッションがミモノだった。布袋の生ギターの上手さは有名だが、磨き抜かれた技がこのコーナーで爆発。「スリル」がこんなアレンジで聴けるとは!
BoφWYの「BAD FEELING」はフォロア-であるTAKUYAとのギター・カッティッグ・バトルで幕を開ける。真剣勝負の楽しさに、中村はドラムセットから立ち上がって、踊りまくる。「おいおい」と声を掛けたくなるが、クネクネダンスの森岡も、アフリカ人みたいな衛藤も、怒濤のジューケンも、全員がそんな具合だから、まったく誰を見たらいいのか迷いっぱなしの2時間45分。
空前のツアーの一部始終を目撃できた幸運に感謝だ。
by hirayama_y | 2008-02-12 01:49 | Comments(0)
ラルクのテンポ感

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2/07は原宿に漂流。代々木体育館でラルク アン シエルのアリーナ・ツアーを観た。

今、ラルクは絶好調。特にドラムスのyukihiroのプレイが注目だ。
最大規模の演出の施されたステージが、エッジの立ったエンターテメントの骨格を支えている。同時にロックならではの非日常の旅へといざなうのは、あくまでメンバーの力量。そんなライブを、メンバーは彼ら自身が楽しみながらやり遂げていた。

中でもyukihiro作曲のニューシングル「DRINK IT DOWN」が、ギラギラにかっこよかった。BPM138のブレイクビーツ。時代をきっちり捉えたテンポが、会場中のオーディエンスを踊らせていたのがスリリングだった。
by hirayama_y | 2008-02-10 13:57 | Comments(0)
ブージークラクション反則的魅力

2/06は渋谷に漂流。オンエア・イーストでワイルドガン・クレイジー・プレゼンツのイベントを観た。
出演は5バンド。
中でかっこよかったのは、ブージー・クラクションだった。
デビュー以来、常にライブバンドとしての矜持を持ち続け、僕にとっては久々のライブ対面だったのにも関わらず、パワーアップX100。ためらいなくギター・サウンドに飛び込んでシャウトするボーカル鈴木の思い切りの良さが、彼女自身の魅力を全開にする。
このルックスでそのパフォーマンスはかっこ良過ぎ、反則だぜ!ニューアルバム「Good Morning,Punk Lovers」というタイトルも秀逸で、今年またまた注目バンドの登場だ!
by hirayama_y | 2008-02-08 19:04 | Comments(0)
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