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プロフィール


音楽評論家平山雄一によるブログ。注目アーティストのライブレポートなどを展開。

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「バスストップマウスの音楽愛」

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9/24は下北沢クラブ251に漂流。バスストップ・マウスのレコ発イベントに行った。
連休だしチケットが1000円なので、若いオーディエンスで満員。いい雰囲気。
実はこの日もまたまたmercydoが出る。それと、ドリカム国立競技場の翌日に251ってのも面白いかなと思って漂流したのだった。
で、mercydoは正直、前回のほうがよかったかも。ただ、最近のバンドにはないグラマラスな感じに、オーディエンスはびっくりしながらも「ひゅーひゅー」とか応援してたのが興味深かった。
次に出た“スローカーブ”は、リズムの決めがびしびし来るタイプ。ドラマーのスネアの音色が、いーねいーね。
ユニゾン・スクエア・ガーデンは前回もmercydoと同じイベントに出たんだけど、こちらは前回よりも演奏が良くなってて、伸び盛りって感じ。特にドラムが見る度にしっかりしてきていて、注目バンドだな。
大阪から来たバスストップ・マウスは初めて見る。2ギター、ベース、ドラムの4人編成で、いきなりコーラスがかっこいい。しかもリード・ボーカルが2人いて、どちらも個性的。ビートルズ・テイストの音楽をベイスにしていて、杉真理くんみたいな「音楽に対する愛情とリスペクト」を感じさせてくれた。
ギターが、ユニゾン・スクエアとは対照的にストレートなコード使いなので、オールドスクールなR&Rサウンドが好きな人にはオススメ。レコ発なので、CDを買わせていただきました。
スタジアムもいいけど、ライブハウスも好きだなあ。
by hirayama_y | 2007-09-28 04:42 | Comments(0)
「ドリカムの音楽的野望」

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9/23は国立競技場に漂流。ドリカムのワンダーランド2007最終日を観た。
初日の札幌、四国の「ドリカムの夕べ」を観たが、やはり最終日は気持ちが高ぶる。
近くの席には有名ミュージシャンや芸能人もいてニギニギしい限り。開演前、彼らを見つけた観客が騒いでたけど、ライブが始まったら、みんな同じドリカム・ファンと化してエンジョイしまくっていたのが愉快だった。中でも某JJモデルの方は、ほとんど全部の曲の歌詞を憶えていて、一緒に歌っていたのが微笑ましかった。

6万人相手の2日目ということで、トライアスロン並に体力的には厳しいはずなのに、曲を追うごとに吉田美和の声がはっきりくっきりしていく。ホーンセクションの細かいフレーズもしっかり聴こえてPAも良かったし、髪の毛一本一本まで見える巨大ビジョンも行き届いていた。オーソドックスな80‘Sダンス・ミュージックからレゲトンまで、ドリカムの音楽的野望のデカさも堪能。
何より、すべてのエンターテイメントの根源に音楽を置いているのが素晴らしかった。

PS ピアノ佐藤博、パーカッション大儀見元という豪華メンバー。中でもステージングを含めてかなりの運動量なのに、ベースのグルーヴが大会場を揺らす。中村正人、恐るべし。(写真は昨夜の恵比寿の名月。記事内容とは関係ありません。あしからず)
by hirayama_y | 2007-09-26 15:49 | Comments(0)
「布袋のファイアーバード」

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9/20は芝浦に漂流。今回はライブではなく、布袋寅泰くんにニューアルバム『AMBIVALENT』の話を聞きに行った。

スーパーベスト・アルバム&ツアーや、スーパーセッション・アルバムを発表して、25周年を盛大に総集した布袋くん。そこからの第一歩はどうなるのか? 
『AMBIVALENT』の音を聴く限り、歌モノとは正反対。ゴリゴリのロック・アルバムだ。
最新アルバムの焦点はふたつ。まずは、ドラムスに中村達也を起用したこと。弾力のあるビートが全編を貫く。これがベスト・マッチング。
そしてもうひとつは使用ギター。布袋くんと言えばテレキャスター・モデルかゼマティスなのだが、今回初めてギブソン・ファイア-バードを使ったという。
「どうせなら使ったことないギターを、ね」。
そのあっけらかんとした口調の底にただならぬ決意を感じて、簡単に“リセット”という言葉は使いたくない。おそらくこのアルバムには、今後の彼の音楽の方向性のヒントがたくさん含まれているはずだ。
アルバム発表後、ツアーに出る。メンバーは中村達也、キーボードはexソフトバレエの森岡賢、パーカッションはスティーブ衛藤など、ド派手なメンツ。
このツアー、絶対に漂流してくるので、レポート待っててくれ!
by hirayama_y | 2007-09-24 01:55 | Comments(0)
「mercydoの設計図」

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9/16は下北沢に漂流。クラブ251で「Re:BLUE」というイベント・ライブを観た。
この3月に出たコンピCD『DiGGiN’ UP BLUE』の2回目のライブで、ユニゾン・スクエア・ガーデンやサキノハカなど5バンドが出演。お目当てはmercydo(マ-シードゥと読む)というバンドで3番目に出た。

このmercydo、実は6月に代々木ザ-ザズ-のイベントに別のバンドを見に行った際、偶然出くわしたのだった。そのカッコよさに一発でヤラレタ。正確に言うと、バンドの設計図にヤラレタ。ただ、まだそれが現実の音楽として表現されていなかったので、その後、何回かライブハウスに足を運んで変化を待っていた。
それが、この夜、ついに来た!!最初に感じた予感通り、いや、それ以上のインパクトでmercydoの設計図が現実化したのだった。
最近のバンドは歌詞もルックスも真面目過ぎて、少々食傷気味だった。ロックバンドはまずカッコよくないと、どうも燃えない。
mercydoはグラマラスでセクシーなロックバンド。そこに音楽が伴った時、何かが起こると信じていた。
呪文のようなリフ、エキセントリックな歌詞、ダンサブルなロックビート。メンバーのバランスがいい。Vo&gの日置くんは、真っ赤なグレッチを抱えた不良詩人。bの小林くんはシャープなナルシスト。Drのマイマイはタイトなキック命の危ない姫。ひとことで言えば、mercydoの魅力は「スリル」。
待っててよかった。ようやく花開いたこのバンド、今、観ておくべし。
by hirayama_y | 2007-09-18 02:10 | Comments(0)
「ラグフェアのダイナミクス」

9/11、12は渋谷AXに漂流して、ラグフェアのツアー・ファイナルを観た。
短いツアーだったが、それだけに彼らの劇的変化に立ち会えて、面白かった。

ライブは、マイクなしのアカペラから、なんとボイス・パーカッションを使ったクラブ・ミックスまで多彩。ダイナミクスに富んでいる。
変化をいちばん感じたのは、メンバー6人相互の役割確認だった。楽器が一切ないだけに、音程もリズムも相対的にならざるを得ない。ステージ上でメンバーは互いの声を確かめながら、音楽を作っていく。
その際、声だけでなく、互いの存在にまで確認が及んでいるシーンがあり、不思議なことに「バンド」と同じ匂いが立ち上っていたのが感動的だった。

ところで今日(9/14)はゴスぺラーズの「セルゲイ・ツアー」ドキュメント本のリリース日。ぼくがツアー全64本中の11本を追いかけたレポートで、ツアーが進む中でのメンバーの心境の変化を逐一インタビューできた。

オーディエンスとエネルギーの交歓をしながら、アーティストがビビッドに変化していく。その過程が、ツアーの醍醐味であり、ライブそのものなのだ。ほんとにツアーって面白い。
by hirayama_y | 2007-09-14 10:16 | Comments(0)
陰陽座の前髪

9/8はお台場に漂流。Zepp TOKYOで陰陽座のツアー/ファイナルを観た。
彼らのライブは初めてなので、楽しみ。開演前から着物を着ている人がいたり、雰囲気はすっかり「お江戸」な感じ。
いよいよ開演だ。
あれ、よく考えたら、このライブ、トップページで取り上げるんだった。詳しいレポートはしばし待て!
ちらっと凄かったところを予告しとくと、メンバーが前髪を割って演奏したシーンが僕にはいちばん印象に残った。果たしてそのシーンとは??乞うご期待!!
by hirayama_y | 2007-09-12 03:00 | Comments(0)
ラグフェアの修正

9/6は台風の間を縫って大阪に漂流。ラグフェアの「LIVE Rally2007ツアー」の7本目を“なんばHATCH”で観た。
前回の広島は3本目。その後、四国、福岡、名古屋を回っての大阪だ。
開演前の楽屋を覗くと「昨日の名古屋が良かったんですよ」とメンバー。こういう時は要注意。出来の良かった次は、えてして空振りが多い。
だが楽屋はいい感じのリラックス・ムード。誰かがBGMに小林建樹が山下達郎の「ライド・オン・タイム」のカバーをしているライブ・テイクをかけている。別のデスクトップではジェラルド・ヘイワードのドラム・ピックアップをユーチューブで観てる。
さて今夜のライブは?

僕が観た広島での弱点を、見事に修正してきている。
まずオープニングのつかみ。いきなり、つかめている。ここが順調なら、ライブは半分成功したも同然だ。
また、聴かせる曲の前の流れがいい。何より、そうしたセッティングの後で歌う「聴かせる曲」の出来がいい。
つまるところアカペラ・グループなので、やはり歌そのものが勝負なのだが、ひとつのライブとしての焦点には様々なファクターが絡む。その整理において、ラグはきっちりと修正ができていた。
次は今週のファイナル、渋谷AX 2DAYSに行ったろかい!
by hirayama_y | 2007-09-10 03:10 | Comments(0)
「ミトカツユキのラッキー」

9/5は渋谷に漂流。R&Bシンガーのミトカツユキのライブをオンエア・デュオで観た。
晴れ男のミトくんだが、さすがに台風には勝てず、スコールのような雨が時折アスファルトを叩く。
ミトくんのピアノにバンドが加わる編成だったが、はっきり言って彼の弾き語りが抜群に良かった。
ゴスペルに始まり、ゴスペルで終わったライブだったが、途中のMCが印象的。
ミトくんは実は去年、デビューした途端に事務所が倒産という不運に見舞われた。なので、1stミニアルバムや1stシングルは出しているものの、2ndと名の付くものは、まだ1枚も出していない。「再スタートした今回は、ぜひ2ndを出してみたい」とコメント。
その話し方がとってもいい感じで、心に残った。
ミトくんの声はとても温かくて、ひと言でいえば「幸せ声」。2ndのラッキーを捉まえてほしいぞ。
by hirayama_y | 2007-09-07 10:55 | Comments(0)
「ガンガズンバのバスドラ」

9/2は渋谷に漂流。GANGAZUMBA(ガンガズンバ)のライブをAXで観た。
パーカッションX2とドラムスを擁する10人編成のこのバンド、ラテンや沖縄のテイストの入ったこのジャンルではナンバー1の実力派。海外メンバーが4人いるとはいえ、レコーディング、ライブともにコンスタントの活動。今回、初の全国ツアーに出た。
タンバリンに似た万能パーカッションの“パンデーロ”の世界的奏者マルコス・スザーノさんなどツワモノ揃いで、演奏は迫力満点の切れまくり。ボーカルの宮沢和史くんも遠慮なしに飛ばしまくる。デビュー以来、このバンドのライブはほとんど観ているのだが、中でもこの日は特にリズムの切れがいい。
あまりに音の抜けがよくなっているので、どこか変化したのだろうかとステージをよく見てみると、あれれ、バスドラムが小さい。それも、半端なく小さいのだ。何かあると思って、ライブが終わってからドラマーの宮川剛くんに聞いてみた。
「全体の音がよくなったでしょ(笑)。あのバスドラは14インチのフロア・タムを寝かせて使ってるんですよ。ウチは打楽器が多いから、ずっと低音の処理に悩んでたんですが、これで解決しました。必要な時はトリガーとして使って、低音を足すこともできるし。このシステムを作ってくれたのが、彼!」と隣にいたドラム・メーカー“パール”のテクニシャンを紹介してくれた。そう言われて、テクニシャンさんもすごく嬉しそう。
なるほどね、以前、大阪“なんばハッチ”で観た時、ベースのtatsuくんが悩んでいた問題がついに解決されたのだ。
いやあ、いいライブでした。

翌々日、9/4は中野に漂流してサンプラザでくるりを観たんだけど、こっちはモールのトップページでライブ・レポをやるのでお楽しみに。
by hirayama_y | 2007-09-06 01:54 | Comments(0)
「BoφWY のすべて」

BoφWYの2枚のベストアルバムが今週リリースになる。彼らはビクター、徳間ジャパン、東芝EMIと移籍しているが、今回出るのはすべてのレコード会社にまたがっているので、究極のベストアルバムと言えるだろう。
僕はその初回限定盤にライナーノ-ツを書かせてもらった。「ライブハウス時代のBoφWYを観ているのは、業界で僕を含めてふたりだけだから」という理由で当時のマネージャー氏から頼まれた。
ベストの1枚は「THIS BoφWY DRASTIC」。こちらのライナーは「反逆と進化」というタイトルで、こんな風に始まる。“反逆をエネルギーに進化していくそれこそがロックンロール・バンドの証しだ”。
もう1枚は「THIS BoφWY DRAMATIC」。ライナーのタイトルは、僕が22年前にBoφWYの移籍のときに書いたパンフレットと同じ「第一印象に意味はない」というもの。
これまでたくさんのバンドに出会って来たが、BoφWYは最も印象に残っているバンドのひとつだ。彼らについて書くことは、ある意味、J-ROCKの歴史を見つめ直すことでもある。
興味のある人はぜひ手に取って呼んでみてください。もちろん、聴いてみてください。
by hirayama_y | 2007-09-03 02:39 | Comments(0)
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