2017年 12月 06日 ( 1 )

完成させることへの想い2

子供もティーンエイジャーになったら
母親の忠告なんて
なかなか聞いてくれないでしょ




いつ見ても中途半端に
テストや作文を仕上げて
提出している息子
どう話したら彼が今までのやり方を
変えられるのであろうか




大きな目標を掲げても
完了していない中途半端なものを
積み重ねることは砂の城を建てているのと同じで
築く前に下から崩れていってしまう




それをわかってほしくて
話したのは私の体験談
息子以上にダメダメだった
私が仕事を通じて
〝完成させることを意識する”
大切さを学んだことについて



それは



私が20代のころ
自分の仕事に誇りを持つことが
出来ませんでした





何故なら単純に自分が好きで
している仕事に対して
誇りをもつなんて可笑しいでしょう
だってこの仕事は自分の幸せなんだもの





選んだ宝石が素敵なジュエリーに
なるように制作することは
私にとってとても楽しいこと
でもそれで誇りを持つなんて
ずうずうしくておこがましい
と思っていたのです




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ちなみにCLASSYに掲載された
25歳の私です(笑)






でも仕事を続けるうちに
この仕事を本気で続けたいと願うなら
そこに誇りを見出し覚悟を持たなければ
仕事についてまわる困難を越えられないことに
気が付きます
自分の寿命より長くあり続けるジュエリーを
作り出す仕事が
そんなに甘い業種であるはずはないのです




どうしたら仕事に誇りを持つことが
出来るのであろうかと…
答えを見つけることはなかなか
出来ませんでした





より良いものを制作する
そんなことは好きなのだから当たり前
努力のうちにはいらないでしょう





単に好きなことをしているだけ
お買い上げくださるお客様が喜んで
下さるのはとても嬉しいけれど
それだって自分の幸せでしょ
どうあれば自分に誇りがもてるのか…?





それまで好きで制作したジュエリーが
売れなかったとしても私にとって困るとか
不良在庫になるという概念はありませんでした
だって金庫のなかにあるだけで嬉しいのですから




でも金庫の中で長らく眠っている
ジュエリーを眺めているうちに
ふと
いつか誰かがこのジュエリー達を
気に入って着けてくれる日が来るのかな?





なんて考えた時
急に金庫の中で長らくしまわれている
ジュエリーに申し訳なく思えました




ジュエリーはやはり持ち主に巡り合い
その人に喜ばれ
その人の人生に彩を与えて
はじめて役割を果たせるのではないか





デザイナーが制作し終わった段階で
満足しているようでは
そのジュエリーの真の
存在する意味を満たすことが出来ない




宝石をジュエリーとして
仕上げたら1つの仕事を完了させたと
考えていた私はあまりにも未熟者




石の上にも3年
といいますが





お客様としていらして下さる方々の
ご家族に贈るときのジュエリーの想いや
ご自身の未来のためにジュエリーを選ぶ
多くの場面に立ち会えてやっと


宝石をジュエリーに作り上げ
それを持ち主となる方の人生にとって
価値ある存在になるように
そのジュエリーのエネルギーを
活用して頂けて初めて私の仕事は
1つ完了するのだと気が付くことが出来ました


それからは


その1つ1つの仕事を完了することを
意識して少しづつ積み上げたことが
私の誇りになっていったのでした




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ちなみに20年前に25ansで
アンジェリーナをご紹介頂いた時のページ


息子が将来どんな仕事を選ぶのか
それは自分で決めればいい


でも親として望むのは
どんな仕事であれ
自分と出会った仕事を信頼して
その1つ1つを完了させて
自信を積み上げ誇りをもつこと



その道は今につながっているから



〝僕は自信なんかないんだ”
なんてのたまう前に
与えられた課題を全部とは言わないが
これはやり遂げたいと思ったことは
完了させることを意識する



完了させたものを積みあげたとき
初めて自信が生まれ
いつかそれが誇りになることを
私は体験したのだから



なんて話していたらもう夜中に!
明日から期末テストが始まるのであった
ほらっ、しっかりやり遂げて(笑)









177.pngクリスマスイベントのお知らせ

12月20日㈬~26日㈫

三越日本橋本店1階にて
アンジェリーナのポップアップストアOPEN


篠田恵美 ブログ


by angelina-kirei