ひとつのことに、どこまでこだわれるか・・・。
多才で何でもこなせる人よりも、1つのことを諦めず、追いかけていく人に
魅力を感じる。
底なしの夢。その夢がかなうとか、かなわない、という風にとらえず、
夢を自分の未来図として、何もない砂漠に緑を植え続けるように生きる人。
ブログは世界中にネットワークを広げてくれる、どこでもドアみたいなものだけれど、
ブログがきっかけとなり、世界の二大首都でそんな夢追い人たちと出会った。

アメリカ、ワシントンDCで開発援助の仕事をされている青木さん。
お会いしたのは、わたしがナショナル・ジオグラフィック・ソサエティに出かけた三月。
わたしの探検ブログを見ていただいていたのがきっかけ。
青木さんと話をしたら、何よりもその生き方に感銘を受けた。
友人も親戚もいないアメリカに単身で渡り、しかも最初は英語だってうまくしゃべれなかったのに開発援助の仕事をしたい、という夢をただひたむきに追い続けて世界銀行での職を得た。その後、開発途上国へ頻繁に出かけ、探検家でもそうおいそれとは出かけていかないところでさまざまな困難に直面している人たちに救いの手を差し伸べる。

日本の首都東京では、5月19日フランス料理のシェフ、齋藤さんに会った。
齋藤さんもまた、料理の道を求めてフランスに渡り、修行を重ねて白金の近くに
ラ・フィーユ・リリアルという名前の自分の店をもった。
齋藤さんが作ってくれた料理を食べると、その独創性に修行の意味を教えられたようだった。
築地に食材を求める齋藤さんのフレンチは、日本の旬も、味も、彩、そして香さえもが
料理の中に見事に調和している。学んだレシピをそのまま作るのではなく、その土地の食材の魅力をいかにうまく引き出すか、齋藤さんがフランスに求めて、そして得たものはそのことだったに違いない。
齋藤さんのブログそんな人たちとの出会い。もっと、底なしの夢をと勇気づけられる。
(写真:[上]ワシントンのご自宅で青木さんと。[下」東京の齋藤さんとスタッフのTOMOちゃん)