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物語を旅する
あの有名な物語は、本当に実在したのか?
独自の視点から様々な物語を旅する探検家、 高橋大輔のリアルタイム探検日記。 プロフィール
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by born_to_explore
| 2005-09-11 20:14
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Comments(2)
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happy-camper
at 2005-09-14 15:05
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私もエリトリアでテグリニア語で話しかけられて、日本語で答えて話が通じてしまったり、モザンビークでポルトガル語で話されて、思わずインドネシア語で答えてしまったり(とっさにこれは英語でも日本語でもないぞと脳が判断したらしい)といろんな面白い言語体験をしてきて、何とか通じるものだと思います。同時に英語やその他の言語で世界が広がるというのもまったく同感です。
また英語社会で10年生活して最近思うのは、母語(日本語)の大切さです。よく第1言語の能力が高い人ほど、第2、第3言語も習得しやすいといいます。英語で旅行や仕事や生活をするには困らなくても、やっぱりネイティブとは違う。たとえば本を書いて自分の思いを人に訴える文章を書きたいとなると母語でしかできないと思います。(これは例えば仕事上の意味の通じる実務書とは違います。)だからプロの翻訳家も日本人なら外国語から日本語へ、ロシア人なら外国語からロシア語へという方向に最後は母語での勝負となるのでしょう。外国語を学ぶことを通して、自分のアイデンティティーとしての日本語力の大切さを思う今日この頃です。
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born_to_explore at 2005-09-14 15:48
happy-camperさま お久しぶりですね。母国語のちから、というのでしょうか。不思議なもので、各地で英語を話していく過程で、日本語を母国語としているわたしは、最終的にイギリス人やアメリカ人にはなりきれないなあと感じたことがあります。心の微妙な揺らぎみたいなものの表現は母国語では言えても、外国語では言いにくいことがあります。まあその辺の葛藤が、外国にいる自分を再認識できる楽しみかもしれません。
まさに翻訳はその典型で、わたしの本、『ロビンソン・クルーソーを探して』を翻訳していただいたのはアメリカ人でしたが、日本人翻訳家で、日本語→英語を探すことは至難の業でした。言葉の障害は不便なものですが、聖書にあるバベルの塔の話のように、世界の人びとが異なる言葉を話すのは神様が人間の危険性を悟ってのことで、それも実に深いエピソード、であるなと思っています。髙橋大輔 |
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