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カテゴリ:展覧会
  • 第58回ニューヨークタイプディレクターズクラブ展
    [ 2012-05-28 00:33 ]
  • キギ展 植原亮輔と渡邉良重
    [ 2012-05-17 23:16 ]
  • KATAGAMI style
    [ 2012-04-23 07:52 ]
  • TDC展 2012
    [ 2012-04-10 07:18 ]
  • ジャクソン・ポロック展ポスター
    [ 2012-04-02 23:09 ]
  • 「365日 Charming Everyday Things」展
    [ 2012-03-21 20:55 ]
  • 「装丁外」展
    [ 2012-03-13 07:28 ]
  • 中村至男 4月は青山でどっとこ祭!!
    [ 2012-03-13 01:24 ]
  • 美術展図録考1
    [ 2012-03-08 18:19 ]
  • 美術展のグラフィックデザイン
    [ 2012-02-28 07:58 ]
第58回ニューヨークタイプディレクターズクラブ展
編集宮後です。
神保町の竹尾見本帖本店で、
第58回ニューヨークタイプディレクターズクラブ展を見てきました。

ニューヨークタイプディレクターズクラブ本家の
サイト
受賞作品リストはあるのですが、作品画像はないので、
こうして現物を見られるのは大変貴重です。




レターヘッドや小冊子などの現物展示点数はやや減った感があるものの
ブックデザインや空間デザインでよいものが多く、見応えがあります。

個人的によかったのは、おしゃれなタイポグラフィ書籍を刊行している
ドイツの出版社、Verlag Hermann Schmidt Mainzの書籍や、
アディダス社内の空間デザインなど。

海外のデザインで欧文フォントがどのように使われているのかを知る
とてもよい機会なので、ぜひ足を運んでみてください。

展示は、6月1日まで竹尾見本帖本店にて。
私は1回で見切れなかったので、たぶんまた行く予定。
http://www.takeo.co.jp/site/event/central/201203.html
by dezagen | 2012-05-28 00:33 | 展覧会 | Comments(0)
キギ展 植原亮輔と渡邉良重
ライター渡部のほうです。

gggで行われている『キギ展 植原亮輔と渡邉良重』 www.dnp.co.jp に行ってきた。

元ドラフト、今年独立し、キギとして活動する、植原亮輔さんと渡邉良重さんの作品展。
D-Bros、Theatre Products、ソフィーナボーテなど、単体で取材させてもらったり、見せてもらったり、もちろん消費者としてPASS THE BATONのステーショナリーやSEMPREのパッケージ、書籍などもろもろ見ているが、一同にまとめて見たのは初めて。

会場で写真は撮らなかったが、会場内写真はgggのサイトで公開されているので、そちらをご参照に。
http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/news/detail.cgi?seq=0000205&type=1&t=1


会場に入ると、ガラスの陳列ケースがまず目を引いた。
博物館などで使われる、スチールとガラスのケースの中に、D-BrosやLunchの商品や、書籍などが入っている。
こうやって陳列されると、消費物としてではなく、じっと眺めるものとしてモノを集中して見れるようになるから不思議だ。

とはいえ、やはり「欲しい」「所有したい」という欲求が喚起される。
これは私だけかもしれないし、皆同じかもしれない。
展示物の1つ1つを、モノとして眺めているのだけれど、見れば見るほどにその魅力を人と共有するのではなく、個人として「私とLunchのアップリケ」「私のソフィーナボーテのボトル」として、独占したくなる。
私はこうした状態を「モノが語りかけてくる」と感じているが、渡邊さんと植原さんのデザインは、その語りかけがとても小声でささやかで、かつ、現実から少し離れ秘密めいたところから話しかけているようで、それだけに、自分だけに話しかけているのではないか、という気にさせられる。

現実に引き戻って、テクニカルなところで言うと、印刷物、紙モノはほとんど目に見えないマットニスや、こんなところまで抜けるのかと思うような抜きや、エンボスや箔押しや、加工技術がふんだんに盛り込まれているので、光が当たる角度を変えてみたり、ものすごく近寄ってみたりすることで、また違った表情として見えてくる。

見所はあまりにも多い。

キギ展 植原亮輔と渡邉良重
~2012年05月30日(水)
ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg)
〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
tel 03.3571.5206
11:00am-7:00pm(土曜日は6:00pmまで) 日曜・祝日休館
入場無料
by dezagen | 2012-05-17 23:16 | 展覧会
KATAGAMI style
編集宮後です。
久々の更新です。

現在、三菱一号館美術館で開催中の
KATAGAMI style展の宣伝のことは以前
こちらのエントリーで書いたのですが、
http://dezagen.exblog.jp/17854493/

展覧会のほうも始まっております。
こちらは先日行った内覧会で撮影してきた会場写真。
(館内の方の許可をいただいて撮影しています)





400点を超える型紙や関連製品の展示がとにかくすごい。
一つ一つの型紙の完成度がやばい。
型紙の地と図のバランスの美しさは
現代のグラフィックデザインやタイプデザインにも
通じるものがあります。デザインをやっている人は必見です。

ここから型紙の壁紙もダウンロードできるそうです。
http://katagami.exhn.jp/kabegami/index.html

図録の中に型紙のレプリカを入れてくれたら
もっと売れると思うんだけど、定価上がっちゃうから無理かな。
東京展は5月27日まで。
http://katagami.exhn.jp/


by dezagen | 2012-04-23 07:52 | 展覧会 | Comments(0)
TDC展 2012
編集宮後です。
先週からギンザグラフィックギャラリーで始まった
TDC展が特にすばらしかったので、
感動がさめないうちに書いておこうと思います。

「TDC展 」は、東京タイプディレクターズクラブ(東京TDC)が主催する
デザインコンペティション「東京TDC賞 」を受賞した作品を
展示する展覧会。毎年11月ごろに審査が行われ、
受賞作品の展覧会と受賞者によるセミナーが翌年4月に開催されます。

TDC賞2012の応募作品数は3,289点(国内2,265点、海外1,024点)。
応募点数だけで見ればもっと多い賞はほかにもありますが、
東京TDCの受賞作品には先進的なものが多いこと、
RGB部門など時代に即した応募部門もあること、
海外からの応募があること、
セミナーなど自主的な活動が充実していることなどから
最も注目すべきデザイン賞だと個人的に思っています。


で、こちらが2012年の受賞作品。


【グランプリ】

Why Not Associates+Gordon Young(イギリス)

トライアル「Comedy Carpet」(CL. Blackpool Council)



「Comedy Carpet」とは、
イギリス北西部にある街、ブラックプールの海岸沿いに
つくられたアートワーク。アーティストのゴードン・ヤングと
デザインオフィス、ホワイノットアソシエイツの共同作品で、
イギリスに昔から伝わるコメディの名セリフを床にしきつめたもの。

文字の部分はすべて厚さ3cmの大理石を切り出して並べ
上から特殊なコンクリートを流して固められています。
(印刷じゃないんです!)
1枚の板は2×4mくらいの大きさで、
その板が215枚敷き詰められているというとんでもない作品です。
(総面積は2200㎡)

ゴードンの構想から完成するまでに5年かかったという作品。
なんかもうすごすぎて、グランプリ受賞も納得です。


以下、TDC賞5点はこちら。


【TDC賞】

M/M(Paris)(フランス)

CDジャケット、ブック、アプリケーション「björk : Biophilia」(CL. björk)






川村真司+清水幹太+Saqoosha+森本友理
MV「androp music video “Bell”」(CL. 株式会社ワーナーミュージック・ジャパン) 






Rick Banks(イギリス)
タイプデザイン「F37 Bella」(CL. Face37) 






Martin Borst(ドイツ)

タイプデザイン「Mondra」






大日本印刷秀英体開発室

タイプデザイン「秀英体 平成の大改刻」




「Bell」は、ミュージシャンandropの曲をPVではなく
ゲーム形式でプロモーションしている作品。
ウェブサイトにメッセージを入力して
さまざまな外敵をよけながら
メッセージを届けるというゲーム。
途中で敵に攻撃されるとメッセージが壊れてしまい、
ゴールするころにはぼろぼろに壊れて意味をなさない
メッセージが表示され、それをTweetできるというもの。
くどくど説明するよりもゲームをしてもらったほうが早いので
こちらから体験してみてください。http://www.androp.jp/bell/
ソーシャルネットワークとゲームを組み合わせた新しい表現です。

「F37 Bella」は、極端に太い線と細い線のコントラストが美しい書体。
作者のデザイナー、リック・バンクスさんは、
TypoTrumpというタイポグラフィカードの作者としても
知られています。

「Mondra」

は、通常のフォントのようにフォントデータになっておらず、
その都度、プログラミングによって生成される新しいスタイルの書体。
機械が描く平ペンの動きをPHPとPDF Libでプログラミングするという
今までにないコンセプトが評価されたようです。

そしてご存知大日本印刷「秀英体」の大改刻。
現在では10のバリエーションを持つファミリーに。
今も少しずつ追加バーションが準備されているそうです。



ここから、TDC賞以外の部門別の賞です。


【特別賞】

祖父江 慎+吉岡秀典
ブックデザイン『きのこ文学名作選』(CL. 港の人)






【RGB賞】
いすたえこ+伊藤ガビン+林洋介+宮本拓馬
特設サイト+CDジャケット「(クチロロ)新譜『CD』」(CL. commmons)





【ブックデザイン賞】

Alexander Gelman(アメリカ)

『Sequencer Books』(CL. Sequencer)






【タイプデザイン賞】

Underware(オランダ) 

「Mr Porter custom typeface」(CL. Mr Porter)





祖父江さん+吉岡さんの『きのこ文学名作選』の
ブックデザインはものすごかったです。
めずらしい紙が使われているなと思ったら、
一般には流通していない紙をデザイナーの吉岡さん自ら
メーカーに手配したんだとか。情熱に頭が下がります。

オランダのUnderwareがデザインしたMr Porterは、
同名のファッションメーカーのための専用書体。
手書き風の書体ですが、同じaでもいろいろな形のaがあって
文章中でaが出てくるたびに違う形のaが自動選択されて
表示されるというしくみになっています。
実際に筆跡鑑定の専門家に見せたところ、
フォントであることが見破られなかったという逸話も。
かぎりなく手書きに近い見事な書体です。

展覧会前日に行われた「TDC DAY」では
受賞者による作品のプレゼンテーションが行われ
それぞれの作品をより深く理解することができました。
やはり作者本人の言葉で聞く説明は貴重です。



今年の受賞作は特にすばらしいので、ぜひお見逃しなく。
展示はギンザグラフィックギャラリーで、
4月25日まで開催した後、大阪のdddギャラリーに巡回し、
5月22日から7月6日まで開催されます。
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/




by dezagen | 2012-04-10 07:18 | 展覧会 | Comments(0)
ジャクソン・ポロック展ポスター
編集宮後です。
昨日はTDC DAY、今日はTDC賞の展覧会と
最近は文字にまみれる毎日です。
もうアルファベットしか見えてません。

そんな中、ずっと気になっていたのが
現在、国立近代美術館で開催中の
ジャクソン・ポロック展のポスター。

画像を勝手に張り付けられないので、
こちらのリンクからどうぞ。
http://pollock100.com/

メインタイトルで使われている
スラブセリフ系(セリフがぶっとい書体)のほか、
かなりいろんな書体が使われていますが、
破綻せずに見事に調和しています。

「ポロックとスラブセリフって合うなあ、
デザイナーの人、偉い!」と思って、
「これ誰がデザインしたの?」という疑問を
美術館にぶつけてみたところ、
「Glanzの大溝さんです」というお答えが返ってきました。

大溝さんは素敵な美術展のポスターを
たくさん手がけていらっしゃいます。
http://www.glanz-web.com/

最近、一見手抜きのような、わざと下手に見えるような
美術展告知デザインが話題になっていますが、
大溝さんのデザインのように、
「どんなポスターだったら見に行きたくなるか」という視点から
素直にデザインされたもののほうがいいと思うんですけどね。







by dezagen | 2012-04-02 23:09 | 展覧会 | Comments(0)
「365日 Charming Everyday Things」展
編集宮後です。
今日から銀座のポーラ ミュージアムアネックスで
「365日 Charming Everyday Things」が始まりました。

この展覧会は、日本に昔からある和ぼうきや和鋏などの伝統的な日用品から
最新のデザインプロダクトまで、セレクトされた日本のよいものを
国内外に知ってもらうためのプロジェクト。
1年365日、合計365点の魅力的なプロダクトを展示するという趣向です。

経済産業省クール・ジャパン戦略推進事業の一環として
今年1月にパリのバスティーユデザインセンターで展示され、
2月には青森と東京駅に巡回したのち、今回銀座で開催されています。

こちらが会場写真。
パリで展示されたものを同様、丸いテーブルに
それぞれ1品ずつプロダクトが展示されています。

セレクトショップなどで見たことがあるものも多いですが、
こうして一同に集められると迫力があります。





会場構成は、田根剛さん、グラフィックデザインは服部一成さんです。
こちらは服部さんがデザインした展覧会図録。
1日1品ずつ紹介した日めくりカレンダーになっていて、和綴じで綴じられています。
とても繊細な仕上がり。もったいなくて、絶対にちぎれません。
(図録は会場で2500円+税で販売されています)



展覧会は、3月25日(日)まで銀座のポーラ ミュージアムアネックスで開催中。
http://365things.jp/
by dezagen | 2012-03-21 20:55 | 展覧会 | Comments(0)
「装丁外」展
編集宮後です。
「美術展図録考1」で紹介した永井裕明さんの
個展「装丁外」が昨日から始まりました。

会場は、茅場町の古書店「森岡書店」。
永井さんの装丁にぴったりな空間です。

普段は広告のお仕事が多い永井さんは
「装丁は専門ではないので」とご謙遜されますが、
この装丁のお仕事が本当にすばらしい。

美術展の図録、写真集、ブランドブックなど
約40点の書物が展示されていました。

会場の様子。
在庫がある本は会場で買うことができます。



こちらは、永井さんが手がけた本をかたどったポストカード。
パッケージなどで使われるDKホワイトという用紙にUV印刷後、本の形で型抜き。
紙の風合いと印刷がからみあって、ヨーロッパの古いはがきのような味わいが出ています。
全ポストカートと作品解説を綴じたブックレットも販売中。
(ブックレットはこのリング綴じ本のほか、大小2サイズの和綴じ本があります)




会場で配布されている出展目録には作品の説明や
使用した紙や印刷手法なども記されています。

展示されている本は、展覧会図録や作品集など
書店では手に入らないもの、すでに売り切れのものが多いのですが、
『紀ノ国屋本左衛門』はお値段1050円とリーゾナブルで
書店でも買える本。以前取材で色校を見せていただきましたが、
微妙な色合いが再現されていて本当にすごいです。

展覧会は、今週17日(土)まで。本好きならば、必見です。
http://moriokashoten.com/?pid=40464564



by dezagen | 2012-03-13 07:28 | 展覧会 | Comments(0)
中村至男 4月は青山でどっとこ祭!!
ライター渡部のほうです。

私が愛して止まないデザイナーの一人、中村至男さんの本が出るという。
なんと絵本なのだという。
なんと、絵本出版の大御所、福音館書店 http://www.fukuinkan.co.jp/ から出るという。
月刊『こどものとも 年中向き』5月号、4月1日発売なのだという。
値段は410円、と驚くほどの安さだ。
70画素で動物が描かれるという。見えるのか!?
ホントなのか!?
って当たり前でホントで、頑張ると動物に見えます。



本の出版を記念したイベントも開催予定。
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▼イベント『4月は青山でどっとこ祭!!』
●青山ブックセンター本店 4月3日(火)~19日(木)
「どっとこ どうぶつえん」の展覧会を開催します。
どうぶつたちを美しい大判プリントでご堪能ください。
http://www.aoyamabc.co.jp/

●青山ユトレヒトで特別コーナーを設置!
4月3日(火) 〜 8(日)
ユトレヒト(港区南青山5-3-8 パレスミユキ2F)
http://www.nowidea.info/

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さあ、春が始まるぞ。
by dezagen | 2012-03-13 01:24 | 展覧会
美術展図録考1
編集宮後です。
相方渡部さんは日々チョコレートを追いかけ、
私は美術展の図録を追いかけております。

私がしつこく美術展図録にこだわり続ける理由。
それは好きな展覧会の図録が残念な感じだと
たまらない喪失感におそわれるから。
残念な感じというのはデザインがうまい下手というよりは
「この展覧会で、この装丁はないよね」っていう世界観完全無視のデザイン。

で、今日ご紹介するのは、川村記念美術館の図録を手がけている
アートディレクター、永井裕明さんのお仕事。

こちらは永井さんが手がけた「モーリス・ルイス 秘密の色層」の図録。
出品点数が少ないので、ページ数も少ないんですが、
ルイス作品の世界観を完全に表現していて、すごくいい。
造本も綴じ糸の色が全部違っていたり、細かな気配りが。即買い。




あと、同じく川村の「バーネットニューマン」展の図録もすばらしい。
こちらは買いそびれてしまったので、永井さんの事務所のサイトでご覧ください。
http://www.nginc.jp/works/バーネット・ニューマン-2010/

どちらの図録ももう売り切れで、在庫がないそうです。
たぶんみんな「これは即買い!」って思ったんだろうな。

で、その永井さんの装丁の仕事を集めた個展が
3/12-17まで茅場町の森岡書店で開催されます。
アート関係の良書を出版しているトゥルーリングと
古書店&ギャラリーの森岡書店の共同企画だそうです。
こちらそのDMの一部。これは見に行かなくては。


永井裕明「装丁外」
2012年3月12日(月)~17日(土)13時〜20時
森岡書店 http://moriokashoten.com/
http://cawaiifactory.jp/#/true_ring/info/post_14/

by dezagen | 2012-03-08 18:19 | 展覧会 | Comments(0)
美術展のグラフィックデザイン
編集宮後です。
以前、美術展の図録について書きましたが、
今回は展覧会のポスター、チラシなど
宣伝物のグラフィックデザインについて。

不思議なのは、美術展の宣伝物と図録のデザインが同じ場合と
違う場合があること。その理由はデザインの発注スタイルにあるようです。

ポスターと図録一式まとめてすべてデザインを依頼する場合と、
ポスター、チラシ、チケットなどの広告宣伝系と図録などの書籍系と
別々の会社に依頼する場合があるそうで、どちらになるかは、
それぞれの展覧会の内容、規模、主催団体との関係で、決まるとのこと。

今年4月6日から5月27日まで三菱一号館美術館で開催される展覧会、
「KATAGAMI Styleー世界が恋した日本のデザイン」のチラシのデザインが
気になっていたので、学芸員の方にうかがってみました。

この展覧会は、19世紀末から20世紀初頭にかけて、
西洋に渡った染めの型紙のデザインが、
ジャポニズムの作品に大きな影響を与えていた様子を
約400点の美術・工芸品と型紙で見てゆく、というもの。

プレスリリースにある展示内容をひろってみると、
1.型紙の世界 日本における型紙の歴史とその展開
2.型紙とアーツ・アンド・クラフツ 英米圏における型紙受容の諸展開
3.型紙とアール・ヌーヴォー 仏語圏における型紙受容の諸展開
4.型紙とユーゲントシュティール 独語圏における型紙受容の諸展開
5.現代に生きる"KATAGAMI"デザイン 型紙に由来する現代のデザイン
と興味深い内容。デザイン史でも出てくるキーワードがずらり。
読んでいるだけで楽しい。


すでに第一弾のチラシ(上写真)が制作され、もうすぐ第二弾ができるそう。
その他にポスター3種類(B1、B2、B3)、入場チケットなどを制作。
グラフィックデザインは、仲條正義さん。
展覧会のロゴタイプも新たに書き起こしていて、
型紙のビジュアルと仲條スタイルがマッチしています。
今回の展示では、図録は別の会社が制作するとのこと。

展覧会は、東京の三菱一号館美術館、京都の京都国立近代美術館、
三重の三重県立美術館を巡回。詳細はウェブサイトで。
http://katagami.exhn.jp/






by dezagen | 2012-02-28 07:58 | 展覧会 | Comments(0)