エキサイトイズム エキサイト(シンプル版) | エキサイトイズム | サイトマップ
カテゴリ:その他
  • フォント情報の総合サイトがオープン
    [ 2012-05-18 17:01 ]
  • 著者向け出版社の選び方
    [ 2012-05-13 23:37 ]
  • クアラルンプールの美術系学校
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    [ 2012-01-02 13:47 ]
フォント情報の総合サイトがオープン
編集宮後です。
私がmtに夢中になっている間、
フォント関連のすごいサイトができてました。


Typecache.com(タイプ・キャッシュ)
http://typecache.com/

国内外のタイプ・ファウンドリー(書体メーカー)や、
フォント販売会社、タイプ・デザイナー、
カスタム・フォントを作るデザイン・スタジオを集めた総合サイトで、
各所で扱っているフォント情報が掲載されています。
欧文フォントが中心ですが、和文書体も扱われていて、
リンクからフォントが購入できるしくみになっています。

今までも書体メーカーが運営するフォントサイトはありましたが、
自社で扱うフォント中心の紹介だったりして、
紹介される種類に制約がありました。

しかし、このサイトは書体メーカーではない有志4名が
個人でつくっているため、そのような制約はありません。
全編英語で記載されてますが、つくっているのは日本人。
英語ができて、ウェブやフォントにも詳しいすごい人たちです。

サイトの中身は3つに分かれています。

「Font Clusters」では、「~オルタナティヴ」リストや
ジャンル別リストなどのフォント・リストが紹介されています。
たとえば、「ヘルベチカ・オルタナティヴ」とは、
ヘルベチカに似ているけどヘルベチカではないフォントのことです。

「Font in Use」では、実際にそのフォントが使われている
ウェブや雑誌が写真で紹介されています。見てるだけで楽しいページです。

「Interviews」では、フォントデザイナーの取材記事を掲載。
今年のモリサワタイプコンテストの欧文部門審査員の一人、
Font BureauのCyrus Highsmithのインタビューが載ってたりと
とっても豪華。今後、記事が増えていくのが楽しみです。

英語がわからなくても、まずは見て楽しんでください!




by dezagen | 2012-05-18 17:01 | その他 | Comments(0)
著者向け出版社の選び方
編集宮後です。
久しぶりに編集ネタです。

「本を出したい」と思っている方は多いと思うんですが、
どの出版社(版元)から出すかという問題について。

「とにかく本を出してくれるところから出す」
「信頼できる編集者がいるところから出す」
「できれば名前の通った版元から出したい」などなど
著者が出版社を選ぶ基準はいろいろあると思うんですが、
「ここに着目するといいですよ」というお話をしたいと思います。
(私が関わっているデザイン、ビジュアル系専門書in中小出版社の場合でお話します)

日本には約4000社の出版社があると言われていますが、
出版社といってもその内情はさまざまです。

わかりやすいところでは、
・規模の大小
・総合出版社なのか、専門出版社なのか
などですが、それ以外にぜひ着目してほしいところがあります。

それは、
・委託なのか直販なのか
・書店営業のスタイル
・本をつくるときのポリシー
・重版に対する考え方
・電子書籍に対する考え方
などです。

順番にみていきましょう。


1. 委託なのか直販なのか

「委託」というのは取次口座を持っている出版社の多くが行う
一般的な書籍流通のスタイルで、本が出たら一定期間書店に置いてもらい(委託)、
売り上げを精算するというやり方です。この方法のメリットは、
取次の流通網を使ってとにかく短時間に大量の本を全国書店に流通させられることなんですが、
どこ書店にどう配本するかという指示ができないというデメリットもあります。
みなさんがイメージする出版社の多くはたいていこちらです。

一方、「直販」というのは取次を通さずに、出版社の営業が直接書店を回って注文をとり、
出版社から書店へ本を卸す方法。書店営業に行かなければならないため、人手が必要ですが、
書店に直接説明して本を売りたい、限られた書店に集中的に本を置いてもらいたい場合には
有効な方法です。

どちらがいい悪いという問題ではなく、本の内容によって向き不向きがあるということ。
一つの出版社でどちらかを使い分けられればいいんですが、そういうわけにもいかず
たいていは委託か直販かのどちらかになります。

で、このことが出版社の経営の仕方に大きく影響してくるわけです。
新刊を委託配本すると、取次から出版社へお金が支払われるため
売り上げ確保のために出版社は新刊を出し続ける、いわゆる自転車操業に陥る危険性もあります。
直販の会社にはそういうシステムはないので、
売れると思った本を地道に出していくということになります。


2.書店営業のスタイル

さきほどの委託か直販かにも関係してくるんですが、
委託&雑誌中心の出版社なんかだと、
書店営業にそれほど力をさかなくても
出版後は自動的に配本されていきます。

反対に直販や書籍中心の出版社は
一冊一冊の内容に応じて書店営業をする必要があるため
ある程度の人数の書店営業がいないと、
営業行為自体が成立しません。

しかし、直販系出版社でも非常に小規模なところでは
専業の営業がいない会社もあり、
編集者が営業も兼ねるか、外部に委託するか、
書店にFAXを流すだけ、といった
省力型の営業スタイルになることが多いです。


3.本をつくるときのポリシー

出版社としてどういう本を出していくのか、という
方向性のようなものです。

総合ジャンルなのか、専門ジャンルなのか、
刊行点数重視なのか、点数は少なくても吟味して出すのか、
編集重視型なのか、営業主導型なのか。

「編集重視型」というのは編集者の自主性を重んじて
その編集者がいいと思った企画を出していく出版社、
営業主導型というのは「今こういう本が売れている」という
のを徹底的に分析してそれに似た類書をつくる出版社です。

営業主導型の多くは、マーケティング重視になるため、
本のテーマと刊行時期だけ決めたらあとは編集プロダクションに
丸投げという会社も少なくありません。社員編集者は何本もの
企画をかかえ、スケジュールと予算の管理だけを行うという
スタイルの会社が多いです。


4.重版に対する考え方

これも出版社によってまちまちです。
順調に売れている書籍ならば即重版となりますが、
何年もかけて少しずつ動いているような書籍では
品切れになっても重版がかかりません。
つまり、その本を欲しい人はいるのに
供給できる本がないという状態。

出版社が電子書籍を手がけていれば、
紙ではなくて電子で復刊という方法がありますが、
電子化にも対応していない場合はお手上げです。

著者にとって、自著が手に入らないというのは由々しき問題。
しかし、出版社側にとっては1回の重版で最低2000部くらいは
刷らないと利益がでないため、簡単に重版できない事情があります。

電子書籍化してもらうか、さもなければ出版権を著者に戻してもらい
他の出版社からも出せるようにするか、のどちらかになります。


5. 電子書籍に対する考え方

最近の出版契約書には、電子書籍化の権利をどうするかという
記載がされています。私が見た契約書には2通りあり、
一つは電子書籍化する際は著者と出版社で話し合って決めるというもの、
もう一つは電子化の権利を出版社が独占的に所有するというもの。

後者の場合だと、電子書籍化の権利も自動的に出版社の手に渡るため、
やろうと思えば自分で電子書籍をつくれてしまうデザイナーや制作会社には
抵抗があると思います。
前者のほうが著者心理にも配慮した契約内容と言えます。


長くなりましたが、この辺で。
最近よく聞かれることが多いので、まとめてみました。








by dezagen | 2012-05-13 23:37 | その他 | Comments(0)
クアラルンプールの美術系学校
ライター渡部のほうです。

マレーシア4日目の今日は、友達の知人の奥さまに頼って、首都クアラルンプールの美術系学校を見せてもらった。

1校目はこちら
Limkokwing University of Creative Technology
http://www.limkokwing.net/malaysia/

マレーシアの本校に約7千人の生徒を抱え、バリ、ボルネオ、ボツワナ、カンボジア、ジャカルタ、レソト王国、スワジランド、ロンドンにも校舎を持ち、交換留学などのパートナー校は77カ国282校(以上、現在も数は増えているとのこと)という、巨大大学。



クアラルンプール本校の生徒9割は外国人から来ており、ウェブサイトの表紙の「アメリカ青春ドラマ!」みたいな写真の様子が本当に展開されているのでびっくりした。

ショートコースから大学、大学院、英語学校やヘアデザインの学校まで、幅広くかつ細分化されており、かつビジネスマネージメントコースがあったり、学校と企業、地方自治体との共同プロジェクトも多く行っている、現実のクリエイティブ産業に直結している。



写真はトレンガヌ州の産品(右側の棚にあるもの)のパッケージ、リデザインをしたプロジェクト。いくつかは実際の商品に起用された。

2校目は生徒数400人強と、小さめの専門学校 Dasein Academy of Art
http://dasein.edu.my/



少人数のメリットを活かし、1クラスは10人から12人まで、とし、徹底した個人指導を行う。
「大学だとアートはこういうもの、デザインはこういうもの、と、教えることから始まるのが普通だと思うけれど、頭で色々考えても実現できなければ、本人のフラストレーションが溜まったり、落ち込んだり、途中で投げ出したりする、まず1年目は技術を教えることから始め、できる、作れる自信を持たせる」と、共同設立者の1人でマーケティングディレクターのチュン・ウェイ・フェンさんは言う。

で、こんなに描けるようになっちゃう。



オリジナルの画風や表現の模索は、こうしたベースを作ってから。
ハリウッド俳優のポートレートをこんなに真面目に描かれちゃうと、ちょっと恥ずかしい気もするけど、一応練習だから、モチーフは、まあ、さておき。

全然アプローチの違う学校だけれど、目的と方法がかなり明確なのに驚いた。
「美術教育は今後どうあるべきか?」という課題に悩んでいるヨーロッパや日本の学校からしてみると、うらやましいことではある。
by dezagen | 2012-05-02 23:14 | その他
マレーシア・クアラルンプールのTokyo Street
ライター渡部のほうです。
GWを利用して、マレーシアに来ている。

クアラルンプールのこの場所が気になったから。



ブルガリやグッチの入る巨大オシャレショッピングモールのPavillionというところの中の「Tokyo Street」は、東京をテーマにしたコーナー。
http://www.pavilion-kl.com/content/precint.php?precint=tokyo_street

飲食店から雑貨屋まで約50店が入る。
中はこんな感じで、ちょっと羽田の国際空港っぽい和風。



飲食はラーメン、寿司など定番のものから、パンやケーキなども。
「抹茶味」と「北海道(の乳製品)」が人気の様子。
雑貨系はほとんどがキャラクターものだったけれど、+d などが入る The Jekyll & Hyde Project
http://www.prideworks.com.my
なるショップも。
一番人気はカオマルとのこと。
by dezagen | 2012-05-02 20:42 | その他
私がインドネシアに行って来た理由
ライター、渡部のほうです。

2泊3日ほどインドネシアのジョグジャカルタに行ってきた、という話は先のMonggoのところで書いたが、
なぜインドネシア?
なぜ首都ジャカルタでなくジョグジャカルタ?
2泊3日(+機内泊1泊)って何?
という質問は誰からも受けていないのだが、なぜそういうことになったか、を書く。

日経BPから出ていて定期購読者配布のみなので割と知られていないデザイン専門誌『日経デザイン』で、「日本ブランドが世界を巡る」という連載をやっている。
ちなみに書籍も出ている(宣伝) http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/186810.html

日本のメーカーが海外進出する際、日本とは事情の異なる場でどんなデザインが求められるのか、ということを、すでに進出、販売しているメーカーの例を紹介していて、すでに4年もやっている。
これだけ長い間やっていると、日本のメーカーが狙っているところとか、なんとなく傾向も見えてくる。

海外進出というと、欧米で認められたいとか、人口約13億を抱える中国でサクセス☆とか、そのようなことを聞きそうだが、意外にそういうことでもない。
欧米と中国はそれぞれ別の理由だけれど、ハードルが高いのである。
比較的ハードルが低く、今後成長が認められそうな市場として日本企業が注目しているのはASEAN、中でもインドネシア、とメーカーの人からよく聞く。

確かに人口約2億4千万人、しかも増加中である。と聞くだけでも有望そうだが、人口増加、中産階級層の増加は他の国でも見られること。
なぜ、特にインドネシアなのだろ?
これは自分で見てこなければダメだなー、と「なんとなく」思ったので行って来た、というのが理由であるのだが、フライト時間が7時間+国内移動1時間掛かるような場所に、日本国内旅行じゃないんだから2泊3日なぞという短期間旅行はあまりにも軽率な判断であった。
43歳、寄る年波に勝てない。

それはさておき、なぜジョグジャカルタか、というのは、チョコレート工場があったから、ではない。
海外では、何が、どんな店で、どのように売られ買われているのか、を見てくるのがワタクシの仕事であり、趣味。
海外の首都はどこも似たような流行があり、似たようなブランドがあり、地方色が薄い、のを繰り返し見ていたため、今回は
1)特別大都市でも田舎でもなく、地方色があり、
2)商業都市であると同時に農産地にも近く
3)低所得者層から中所得者層への移行が見えやすい、であろう
ジョグジャカルタにしたのであった。

で、ジョグジャカルタで見て来たものはこのようなものである。

ちょっと街の中心部からは離れたところの個人商店。





のれんのようにぶら下がっているのは、シャンプーや洗剤などの小袋(サシェット)。
1回分から3回分くらい使えるもの。
「インドネシアは低所得者層がまだ多いため、その時持っているお金で買える分だけ買う人が多い」とメーカーの人が言うのをよく聞く。
それ以外にも、屋外での湯浴みや洗濯をする場合、大きいサイズの商品だと長く使っている間に品質劣化してしまいそう(劣化とまで言わなくても洗濯洗剤の粉が固まっちゃったりとか)なので小さいサイズのほうがいい、というのもありそう。
また、その時の気分に流されやすそう(あくまで印象です!)なインドネシア人からして、小さいサイズでその時々に合わせたヘアケア製品などを選ぶのが楽しいのではないか、とも考えた。


こういう簡易屋台でも、日用品を売っている。




市場も大きい。
これはお菓子だけれど、食品計り売りは普通。
パッケージはビニール袋だったり、ペコペコのプラスチック容器だったり、紙箱だったり。




こちらは街の中心部にあった中規模のスーパー。
インスタントラーメンのコーナー。



そういえばTVで、昔カップスターのCMで流れていたみたいな、若い子達が楽しそうにラーメンを食べる、というCMを見た。

インドネシアのクノールはRoycoというブランド名で売られている。
あまりにもシンプル、大胆極まりないパッケージデザインなのでびっくりした。




こちらも別の意味で大胆なパッケージボトル。
ミルク飲料。捨てたくないなあ。




所変わって、郊外型大型ショッピングモールの中のカルフール。
車でお買い物にいらっしゃる、中産階級向けという印象。




外資系のお茶ブランド、ティーバッグもあったけど、伝統的な茶葉パッケージも人気な様子。
それにしてもこのパッケージ、紙でくるんで糊がゆるく貼ってあるだけで、えらい茶葉がこぼれてる。




こちらは調味料。
スーパーに売っている調味料は、瓶、缶、PP加工された紙パックの中にビニール袋、と、日本とさして変わらないけれど、一部、昔ながらのビニール袋をゴムで封、というのもあった。
こっちのほうがおいしそうに見える。




シャンプーは、パンテーン、ダブなどほとんど国外ブランド。日本のなつかしエメロンも健在。
概ねサイズは小さいものが多い。
下の段はサシェットタイプ。カルフールで買って個人商店でばら売りする、というのも多いそうな。




なぜか「日本の日用雑貨」コーナー。いや、これ日本じゃないと思う、ものもあったけど。




日本と言えば、マンガ大人気。
ショッピングモール内の書店、1/5くらい?マンガコーナーだった。



「なかよし」「少年マガジン」も単行本と同じサイズで売られているのが不思議。
マンガは、やはりドラえもんが一番人気らしく一棚占めるほど。
あとは今の日本とほとんど変わらない人気マンガの翻訳版がずらーっと並んでいる。
韓国、中国だと思われる(アルファベット表記なのでよく分からず)マンガ家の本もあり、また、インドネシア人マンガ家の本も。


おきまりのようにK-Popは人気である。
関連書籍が平積みコーナーに。



人気アイドルは、少女時代、スーパージュニア、SHINeeの順らしい。
スーパージュニアの本は買ってみようかしら、と中を見てびっくり、1980年代初期のファンジン並の白黒コピーを束ねました、な中身で、ページの真ん中にインクの線が出てたりとか、写真はかすれて見えないくらいとか、ということで買ってこなかった。
今考えるとむしろ買ってきたほうがよかった。
こんな本、今、日本にないし。

ちなみにインドネシアといえば、AKB48の姉妹プロジェクトJKT48があるではないか!
が、CD屋に行っても、ティーン向け雑誌を見ても影も形もない。

インドネシアのアイドルグループでは Cherrybelle というグループ http://cherrybelle.info/ が人気の様子。
化粧が濃いのがちょっと気になる。

と、段々本題から外れていってるが、日本のメーカーの方々が「インドネシア市場は有望」という理由もなんとなーく理解して帰ってきた。
まだまだリサーチが必要だし、確証たる確証はないのだけれど、インドネシアでは国内企業が育ちにくい状況がある、と聞いた。
主な理由は税金、流通マージンで、小規模生産で小さく流通させる分にはそれほど問題はないけれど、州を超えて販売する、国外に輸出すると言った販路の拡大をする際に、色んなものが課金されるらしい。
「鳥かご税」「トウガラシ/ネギ栽培許可料」とか聞いたことのない税金の名前を見る限り他にも色々あるんだろうな、という想像はつく(資料が古いので廃止されてるかも。でもまだあるかも。調べなきゃ)。
インドネシアの国内メーカーが頑張って税金を払い続け、細々と成長するよりは、国外メーカーが大きく投資をして工場を作って生産したほうが早い、かつ雇用創出にも早く繋がる、ということなのだと思われる。

オマケ的なもの。
個人商店のパン屋で目が合ってしまい、買ってしまったパン。



30センチくらいあるので、サンショウウオか?と思ったが、多分ヤモリ。
日本だとクマパンとか亀パンとかかにパンとかあるけれど、そういったものは全くなく、唯一ヤモリパンだけあった。
ちなみに中身はない。ただひたすら甘い白いパンだった(食べた)。
by dezagen | 2012-03-18 02:04 | その他
転職考2
編集宮後です。
引き続き、転職のお話。

デザイナーの転職の話をうかがっていると
グラフィック系→ウェブ系→独立など、
違う業種のデザイン事務所を何社か経て経験を積み、
独立される方が多いようですね。

数年ずつきっちり経験を積んでから次に移るというのは
将来独立を目指すのであれば、よいキャリアの積み方だと思います。
デザイン事務所側から見れば、戦力になりかけたときに辞められてしまうので
痛いですけどね。

ブックデザインをやりたいとか、目指すジャンルが決まっている人は
一つの事務所でじっくり経験を積んで独立するのもいいですね。

今すぐ転職・独立する気がなくても
求人情報は常に目を通しておいたほうがいいです。
いつごろどんな会社が募集しているか、
なぜかいつも募集している会社があるとか、動向がつかめるので。
同級生と情報交換することもおすすめします。

次回は出版業界の転職についてまとめてみます。

by dezagen | 2012-03-05 07:21 | その他 | Comments(0)
転職考1
編集宮後です。
雑誌編集だったころ、デザイナーの転職や
独立企業についての記事をよく書いてました。
求人が出やすい時期っていつかご存知ですか?
だいたい年明けから今くらいなんです。

会社員の場合、年末のボーナスをもらって退社する人が多いのと、
企業は年度始めを迎える前に人材補充をするので、
1〜3月の求人が多くなるというわけ。
デザイン事務所の求人もたくさん出てますね。

デザイン事務所が人を募集するときはどういうときかというと、
前任者が辞めてしまった補充か、仕事が増えたのに対応するためかの
だいたいどちらかなんです。10人以下の小規模なオフィスも多いので、
仕事内容のほか、ボスや同僚との相性も重要。1日中社内で仕事するわけなので
会社の雰囲気や過ごしやすさはかなり重要だと思うわけです。

履歴書出して、面接に行っても作業スペースまで入れないので
なかなか社内の様子ってわかんなんですよね。

一番よいのは、そこで働いているスタッフをよく観察することです。
ボスが超怖いところなんかは、私語がいっさいなく、
ぴりぴりとしたムードが漂ってますし、
お茶を出してくれるスタッフ(だいたい女性か、社歴が短い人が担当)を
見れば、その事務所の教育レベルがわかります。
(厳しすぎるのもどうかと思うけどね。普通に感じよければいいと思う)

転職には、どうしてもそこに入りたくて入る場合と
今いるところがいやだから移りたい場合があります。
前者はいいとして、問題なのは後者です。
今に不満を持っている人は、よそがよく見えがち。
いやだから移りたいといって転職すると
転職先で「これなら前のほうがまだまし」ってなる場合もあり、
転職を繰り返す危険性も。

転職歴12回の経済評論家、山崎元さんが
いいこと言ってるので、こちらも参考に。
http://r25.yahoo.co.jp/spcate/wxr_detail/?id=20110407-00005834-r25

求人情報は、Japan Design Netの「デザインのお仕事」がおすすめ。
http://jobs.japandesign.ne.jp/







by dezagen | 2012-03-05 00:17 | その他 | Comments(0)
イシワタ 工場見学
ライター、渡部のほうです。

先日、プロダクトデザイナーの酒井俊彦さんに誘われて、ジュエリーブランド SIRI SIRI の岡本奈穂さん、中村直子さんと一緒に電鋳のメーカー、イシワタの工場見学に。

SAKAI DESIGN ASSOCIATE http://www.sakaidesign.com/
SIRI SIRI http://sirisiri.jp/  
イシワタ http://www.ishiwata.com/



左奥から酒井さん、岡本さん、後ろを向いているのが中村さん、右はイシワタの企画・デザイン担当平田健志さん。

って、「電鋳」って何?
イシワタのHPを見ていたものの、実際行くまでよく分かってなかった。
そもそも「電鋳」。読み方も分かってなかったダメライターである。
(答え:でんちゅう)

電鋳は電気鋳造の略。
簡単に言うと、型に厚く電気メッキをし、メッキ部分だけ剥がしたもので、細密な金属加工品が作れる。



葉っぱもこのとおり。
葉脈どころか、0.05~0.1ミクロン単位(目に見えない…)の凹凸の転写が可能。



工場の中。職人さんが型からメッキ部分を剥がしているところ。
この後、曲げたり、磨いたり、色を付けたり、と加工して記念プレートや工芸品などに生まれ変わる。

こんな技術があるのか!
しかもすごい手作業多い、職人の力を感じた次第。

おまけ



型にじわじわと金属メッキを掛けている間、型の端っこに金属が付着し、サンゴというか苔というか、そのような形に成長している。捨てられる部分だが、けなげな存在に愛着が湧いてしまった。
by dezagen | 2012-02-27 01:33 | その他
アルファベットチョコレート
編集宮後です。
相方渡部さんのチョコレート考に連動して、
アルファベットのチョコレートを探してみました。

たぶん一番高いのはこれ。
Joel DurandのA-Zチョコ。1個400円なり。
フォント名がわからない。akira1975さん、教えて。
http://www.joeldurand.jp/chocolate_atoz.html

去年も書いたけど、100% chocolateの
自由に文字が選べるアルファベットチョコレート。
スラブセリフ系。
http://www.meiji.co.jp/sweets/choco-cafe/netshop/tabletter/

無印良品にもアルファベットの箱を組み合わせて
文字ができる商品があったんだけど、
なくなってしまったみたい。復活望む。
代わりにスタンプが売られてました。
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548076925989

あと、こんなのも。
好きなフォントで包み紙を印刷できる
カスタマイズチョコ「DECOチョコ」。
http://www.decocho.com/

1970年の発売以来、40年以上愛されてきた
名糖の「アルファベットチョコ」。
1袋にA-Z26文字入ってるんでしょうか。
今度買ってきて検証したい。
http://www5.mediagalaxy.co.jp/meito/products/choco.html
by dezagen | 2012-02-06 07:45 | その他 | Comments(0)
紅白歌合戦の少女時代と郷ひろみで考えたこと
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

ライター渡部のほうです。
以下、年末年始に掛けて考えていたことの雑記。

大晦日は紅白歌合戦とダウンタウンのガキの使いをザッピング、という平和な過ごし方をしていた。
さて、

紅白歌合戦に出ていた韓国のアイドルグループ、少女時代にはがっくりだ。
あまりにもオーラが減っている。
(アメリカ進出を意識した『The Boys』に入り込めないとか、出場曲の『Genie』は韓国語で歌うからいいのであって日本語はちょっと、とか、まあ、さておき)
相変わらず可愛いし、『Genie』は名曲だと思う。
だが、何かが足りない。

掛け声がない。
歓声がない。

少女時代の歌は曲中に掛け声が掛かるのがお約束である。
加えて、登場したら「きゃー」、決めセリフ、決めポーズの時は「きゃー」の歓声。
これがお約束なのだ。

紅白歌合戦では「DJ, put it back on」を「アカグミ、put it back on」と言い換えるサービスは涙ぐましい。恐らくここがハイライトなはずなのだが、

「アカグミ、put it back on!」(ウインク☆)
に対して、
観客、静聴。

紅白歌合戦の際、観客は歓声禁止なのか、そもそも私語禁止な感じだが、多分禁止なのだろう。
ハイライトのはずが一気にトーンダウンだ。
こんなことでは、観客が楽しめないではないか!と思っていたのを覆したのは郷ひろみ。
出場曲の『Go Smile Japan』からステージ上の衣替え(見事)を経て、『2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-』。
1984年のヒット曲、国鉄のCMソング、日本国民知らない人はいないであろう名曲にメドレー。

さすが芸能人歴(約)40年。スターの貫禄。
もう有無を言わせない。観客がどうあれ、俺がいればTV画面オーライ、ステージももういっぱいいっぱいな感じだ。
郷ひろみに乾杯、いや、完敗である。

あえて「これ、誰」ブログに私の年末を書いてみました。てへ。

ではない。

観客の声がないとオーラが減る少女時代と、観客なしでもごちそう感たっぷりの郷ひろみ。
この違いをデザインに置き換えて考えてみる。
大雑把にプロダクトデザインとして考えてみると、郷ひろみのほうが完成度は高い。
例えば私が手で本体を支えていないと引き出しが開かないクローゼットなどはイヤだ。
接触が悪いのでなんとなくビニールテープでごまかしている照明機器もイヤだ。
そのままで自立し、立派に機能を果たすプロダクトは優秀である。

とはいえ、他のもの、例えばそのミュージシャン(アイドルか…)を見る機器のテレビ、音響機器、に置き換えると、そのものが完璧に機能を果たすプロダクトが優秀か、と言われるとそうでもない。
私は昨年8月に購入したテレビをまだ使いこなせていない。局が多すぎて、見たい番組に辿り着くのにプロセスを踏みすぎるし、録画もするのも面倒な気分だ。
音響機器もそろそろ変えようかな、と思っているが、操作をリモコンだけに依存しているタイプの機器が多く、テレビの二の舞を踏みそうなので、MacBookを現状の音響機器、ミニコンポと呼ばれていた時代の産物に繋いで聞いている。

クローゼットや照明機器、と、テレビや音響機器、の違いはユーザーの関与の度合いの違いである。
ユーザーの手助けがなくても優秀な前者は郷ひろみ的であるし、ユーザーがあれこれしなければ目的に到達しない後者は少女時代的ないしAKB的、と考えてみる。

テレビの操作が難しいと感じさせるのは、多機能にもかかわらず、手順が決まっていることだ。
メーカーから言われた「こうしなさい」という手順に従順でなければいけない。ユーザーにはボタン操作が与えられているが、インターフェイス上では直線的な上下の動き、左右の動きのみにほぼ限られている。

昔の電話やその他もろもろに比べればわずかとはいえ、iPhoneやiPadは指の動きで操作する。
PCに関してはマウスもしくはトラックパッドで動かせるポインタがある。
ある程度はユーザーが勝手に動かす部分、特に身体的な動き、が入ってきたほうが覚えやすいし、愛着が湧く。ボタンを中心とするリモコンに操作を依存するテレビにはこうしたユーザーの関与性が薄いため、覚えにくくさせているのではないだろうか。

先に「観客の声がないとオーラが減る少女時代」と書いたが、逆に言えば「観客の声により輝きを増す少女時代」。ユーザーの関与により良さが増すプロダクト、なのである。

OA、AV機器に限らずリモコンや平面的なボタンだけで操作する機器は多い。調理用コンロも給湯もエアコンも照明機器も、と、ますます増えているような気がする。
メーカーの「こうしなさい」ではなく、ユーザーの「こうしたい」を中心に操作性を考え直したら、新しい、使いやすい製品が増えるのではないか。
by dezagen | 2012-01-02 13:47 | その他