エキサイトイズム エキサイト(シンプル版) | エキサイトイズム | サイトマップ
フランクフルトで見たパッケージデザイン他
ライター渡部のほうです。
クロアチアの帰りに、トランジットついでにフランクフルトに2泊。

前回のタイ旅行で会った日本人のご夫婦(ドイツ滞在歴15年、現在は日本在住)に、3年くらいドイツに行ってないんでパッケージを見てくるという旨を伝えたところ、
「ドイツなんて3年どころか5年どころか、一生パッケージは変わらないわよ」。
確かにある面では全然変わらない(ニベアの缶とか変わらないだろな)。
とはいえ、結構発見もあり。

いつ見ても変わってないAlpecinのヘアケアシリーズ。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_00575629.jpg
なぜ筒型に横がはみ出したみたいな形になったのか聞いてみたい。

上段、変わらないヘアケアシリーズ。下段、変わりゆくヘアケアシリーズ。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_00573400.jpg
単純にドイツの男性は保守的、女性は変化を望む、というまとめでいいんだろうか。

懐かしい感のある石鹸箱の形。この石鹸箱があればドイツに銭湯ができても全く問題はない。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01084651.jpg

ベビー用シャンプー類。滑り止めにしてはブツブツ多い。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_00582646.jpg

クロアチアで考えさせられた、トイレットペーパーの袋の中での向き。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01082614.jpg
下のものは正面に筒断面型。上のものは正面にロール紙面型。

必ずチェック、スープストックの動物。
マギーはシルエット風。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01030047.jpg
クノールは非常に抽象化の進んだ線画。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01032555.jpg
世の中のスープストックからリアルな動物がフェードアウト気味。

牛のいない牛乳。ドイツもそうだった。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01022801.jpg
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01064376.jpg
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01062034.jpg

ちょっといた
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01070731.jpg

こちらも必ずチェックするようになったもの、マヨネーズ容器。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01045731.jpg
クロアチアでその多様さに驚いたが、フランクフルトもガラス瓶、ハードプラスチック(PP)の蓋が下のタイプ、金属チューブが揃う。

缶詰のパッケージ。正々堂々中身を丸見せ。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01053039.jpg

型抜きされたスライスチーズ。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01054786.jpg
日本にも型抜きの海苔などあり、そしてそれはとても子供が喜ぶらしいのだが、ドイツにもそのような事が起こっており、海苔かチーズか、という違いが日本とドイツの違いではあるが、海苔とチーズを一緒に食べてもおいしいので、どうせなら一緒にしたっていいんじゃないか。

お茶やらハーブティーやらはやたらと種類の多いドイツ。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01014694.jpg
緑茶も中近東のチャイも。都市部は多民族ミックス状態なんで、リアルなものに接しているはずなのだが、なんとなく(ほんの少し茶碗の角度が)イメージが違うような。

茶といえば、ヨーロッパでもボトルタイプの緑茶が流行る!と数年前に断言したものの、今回来たら95%が紅茶系で緑茶惨敗。予測不発。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01074113.jpg

ドイツ産の梅ワイン「女王」
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01040520.jpg

インスタントヌードルコーナー。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01043202.jpg
昨今ヨーロッパでこのジャンルはマギーがのしてきているが、日清も相変わらず人気。カップヌードルも別の棚に。

スーパーでお寿司は当たり前になってきている。昨今は外側を海苔ではなくアボカドやサーモンで巻いたりするアメリカっぽいお寿司が流行っているよう。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01001836.jpg

寿司セットの名前が、Miyu、Mamiko、Misaki、Haruki、Hayato、Hinata、Honoka、Yumi。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01095803.jpg
Natsu Foodsというところから出ている。

スーパーマーケットの、自分で充填するコーナーがえらい充実。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01010062.jpg
ナッツやらシリアルやらフローズンヨーグルトやらスムージーやら、オイルや酢まで。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01012344.jpg

学習ノートの罫線が分かりやすい。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_01092028.jpg

スーパーマーケット以外で。

お洒落セレクトショップ、Manufactumで。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_00584122.jpg
多目的糸だと思っていたのだが、編んで鍋敷き(?)にしたりするのは発見。手芸好きの人には常識な事なんでしょうか。

IQOSの広告塔。でかい。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_00561635.jpg

分かりにくい写真だが、地下鉄のエスカレーター工事中にて、階段との間に柵を設けてあるところ。仮設柵だけど手すりはしっかある。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_00592435.jpg
こういうのを見るとドイツは抜かりないな、と思うものの、切符の自販機の使い勝手はサイテーなので、世界が誇るドイツの技術の使われどころに疑問はまだある。

ちなみにこちらは煙草の自販機。ハイテクの香りがしない。
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_00564407.jpg
フランクフルトで見たパッケージデザイン他_b0141474_00564411.jpg


フランクフルト、以上です。


by dezagen | 2017-09-01 01:11 | プロダクト・パッケージ