ライター渡部のほうです。
今回かなりの強行スケジュールでロンドンに来た。
目的はこちら。
三宅由希子さんが新しくオープンしたアート/デザインのギャラリー「White Conduit Project」
http://www.whiteconduitprojects.uk で行われている、
ニック・ワプリントンの軍艦島の写真展。
ニック・ワプリントン Nick Waplington
http://nickwaplington.co.uk は1991年に出た「Living Room」
http://www.amazon.co.jp/dp/0948797568/ref=cm_sw_r_tw_dp_AOopwb0K7YNDF
の掃除機で庭に持ち出し強引に遊んでいる子供の写真は、強烈な記憶として頭に残って離れない。
これが出世作で、以後フォトグラファーとしてコンスタントに写真集を発表し続けている。
今回のテーマは、日本人ならおなじみの、巨大廃墟「軍艦島」。
軍艦島の写真はいくつか見たことがあるけれど、概して巨大な廃墟、うち捨てられた場所というイメージを濃く出したものが多い。
ワプリントンの目線は、そうした廃墟のイメージよりも、古く朽ちた物のディテールに寄っている。
一部、どこかに残っていたのであろう手紙のような日記のようなものがあるけれど、わざとブレさせ、文章は読めないようになっている。
今まで見たもtのとは少し違う軍艦島を見た気がする。
見にくいとは思うけど、プレスリリース。
これも今週までなので、ロンドンにいる方は是非に。