編集宮後です。
5月20日から6月7日まで、青山のスパイラルでミナ ペルホネンの展覧会『1∞ ミナカケル』が開催されました。ミナ ペルホネンは皆川明さんが1995年に立ち上げた服のブランドで(当初のブランド名は「ミナ」。途中から現在の名前に改称)、今年20周年なのだそう。
いままでに発表されたテキスタイルや服の展示のほか、ミナ ペルホネンのテキスタイルやモチーフを使った生活用品に囲まれた宿泊施設の提案もありました。テキスタイルだけでなく、生活をとりまくプロダクトや空間にも広がりをみせていく様子が印象的でした。ブランドが大きくなるにつれて、どのように展開していくかというのはとても難しい課題です。ミナ ペルホネンの活動を見ていると、自分たちでできる規模で着実に続けられているのがとてもすばらしいと思います。
個人的に気になったのは、展示会場で販売されていた
書籍。前回15周年のときに刊行された書籍は出版社から刊行されていましたが、今回はミナから刊行されていました。いまはコンテンツを持っている会社や個人が自分たちで情報発信するオウンドメディアの時代なんですね。