編集宮後です。
3月2日から23日までお台場・青海駅前の
特設会場で「HOUSE VISON」が開催されています。
HOUSE VISONって何?という方はこちらの公式サイトを
ご覧ください。
http://house-vision.jp/
建築家と企業が未来の暮らしを提案する展覧会で、
8組の建築家&クリエイターと企業のコラボレーションによる建物が設置されています。
すでに本家Excite ismのウェブに美しい写真がアップされているので、ご参照ください。
http://ism.excite.co.jp/architecture/rid_E1362387924074/
コンセプトなどはさまざまな媒体ですでに紹介されているので、
ここでは見たままをご紹介しようかと思います。
というわけで、広報写真はいただいているのですが、
撮影してきた画像をアップしてみます。
こちらはエントランス。
エントランスすぐ脇の建物には蔦屋書店がセレクトした
住宅関連書籍が並びます。
1番めの建築物「住の先へ LIXIL×伊東豊雄」
2「移動とエネルギーの家 Honda×藤本壮介」
3「地域社会圏 未来生活研究所×山本理顕、末光弘和、仲俊治」
全部見せると、これから見たい方にネタばれになってしまうので、
3番目でやめますが、こんな感じで全部で8つの建築物が並びます。
展覧会ディレクターは原研哉さん。原さんはいままでも
「SENSEWARE」などデザイナーと企業のコラボレーションによる
さまざまな企画展をなさってきましたが、今回は「『家』をテーマに
デザインから新しい産業を提案しよう」というなみなみならぬ意気込みを感じました。
展覧会の記者発表では、
原さんがいままで著書や講演の中で使われてきた「美意識」という言葉ではなく、
「産業」という言葉が繰り返し使われており、本気度ハンパないと思ったのでした。
「デザイナーが新しい提案をして終わりではなく、実際に産業(経済)に
つなげていかないと...」という切実なメッセージとして私は受け止めたんですが、
いかがでしょうか。
この展覧会は「盛り上がって終わり」ではなく、
そこから生まれる産業を活性化させていくための
壮大なきっかけとして機能しているんだと解釈しました。
なので、この展覧会を見る側も「見て終わり」ではなく、
自分なら次にどんなアクションを起こすのか、
各自で考えることを求められている気がしました。
入場料は一般が1800円。毎日、著名建築家やデザイナーによる
トークセッションが行われているので、その参加費込みと思えば
心理的ハードルが下がるかもしれません。