編集宮後です。
竹尾見本帖本店で開催中の
「クリエイター100人からの年賀状展 vol.8」を
見てきました。別の日に相方渡部さんも見てるので、
二人でレポートします。
紙の総合商社、竹尾と縁のあるクリエイター100人の
年賀状を一堂に展示する展覧会で、今年で8回めとなるそう。
過去の年賀状展レポートはこちらをご覧ください。
2012年
http://dezagen.exblog.jp/17668913/
2011年
http://dezagen.exblog.jp/14782615/
2009年
http://dezagen.exblog.jp/12709123/
http://dezagen.exblog.jp/12709131/
今年の会場写真です。
直接年賀状をいただく方も多いものの、これだけそろって見られるのは
展覧会ならでは。
年賀状は、自分がクライアントであり、デザイナーである媒体なので、
第三者の視点から語るのが難しいデザインともいえます。
そういうわけで、デザインがよかったものという基準が立てづらいので、
ここはもうお互い自分が気に入ったものをピックアップしようということに。
で、渡部さんに聞いてみたところ、見事に好みが分かれました(笑)。
私が「いいな」と思ったのはこちら。
イヤマデザイン 居山浩二さんの年賀状。
マスキングテープmtをよじってつくった蛇。
よくみると色違いの紙が合紙してあります。
見えないところにも気を遣ったデザインですね。
Mr Universeの関宙明さんの年賀状。
よく見るとうっすらグロス透明箔とグレー箔で箔押しされています。
箔で押された漢字は古い書籍の活字を版として使い、
深い雪に覆われた森というモチーフを表現しているそうです。
特殊印刷や加工を駆使した年賀状も楽しいのですが、
今の気分としては見えないところで実は凝っているみたいな
繊細で余韻のあるものがいいなと思います。
年賀状展は2月15日(今日!)まで竹尾見本帖本店2Fで開催です。
http://www.takeo.co.jp/site/event/central/201301.html