ライター渡部のほうです。
もう明日で終わっちゃうのだけど、ウワサの『仲條の前半分』先日見に行ってきました。
http://www.shopbtf.com/at/nakajo.html
@btfの2フロアを使っての、仲條正義さんの展覧会。
リリースそのままでアレですが
「これまで仲條デザイン事務所の奥深く保存されていた
ポスターの数々(1973~最新)をすべて運び出し、
整理するという前代未聞の作業果てのポスター約380点から40年間の
「花椿」誌まで、見ごたえのある総決算となります。」
というもの。
ウワサの、というのは、「お蔵出し」がすごい、と周りで行った人が絶賛していたから。
会場
うっかり撮り忘れた、日本デザインコミッティーの『LIFE』展(1994)に出した、一連のポートレートがものすごい。
懐かしや、仲條時代の花椿。
これ、多分、見る人の年齢によって響く号が違うとは思うけど。
やはり誰もが通る道。
仲條さんの作品って、これが仲條スタイル、というのもあると言えばあるのだけれど(かりっとした書体とか、コントラストの強さとか)、ないといえばない。
「予測が付かない」「まだまだ伸びしろがある」「どこまでも行く」とか、そこら辺に「次、仲條さんはどう来るんだろう」と常に期待させるところかな。
ちなみに今週、私は大学の卒業制作展の仕事などしてたのだけれど、レベルこそ違え、「次、どう発展できるかな」「伸びしろあるな」感に共通点を見いだした。
20代そこそこの若者と、同じくらい可能性を感じさせる、仲條さんの年っていくつ、というか、もう年齢とかの話じゃない。
私が一番グッときたところ。
「この街あたりじゃ、アレックス」ですよ。
ご存じ?皆さん?
たばこもジャケ買いだった大学生の時に吸っておりました。
いやはや、時代。