編集宮後のほうです。
渡部さんがロンドンからリポートしてくださってる間、
ワタクシは記事も書かずに何をしてたんでしょうか。
だいぶ時間が経ってしまいましたが、IGASで取材した
気になるテクノロジーのことなどをご報告しましょう。
IGAS(International Graphic Arts Show)は
印刷業界四大国際機材展の一つで、4年に1回
東京ビッグサイトで開催される印刷の展示会です。
印刷に関連するあらゆる企業が出展することから
印刷の今を知る貴重な情報源にもなっています。
「印刷機材とか関係ないし」って思われるかもしれないですが、
デザイナーの皆様は絶対行ったほうがいいですよ。
最新の印刷技術についてその場で質問できますし、
印刷サンプルもタダでもらえます。
蛍光色インキで知られるT&K TOKAさんのブースで
蛍光色&UVニスの見本帳をいただいてきました。
http://www.tk-toka.co.jp/product/ink/sampleguide/index.html
目立ったところでは、大手印刷機メーカーの
オンデマンド小型印刷機の性能とスピードがアップしていたことや
カラーマッチングの認証制度が新しく追加されていたことなどが
話題になっていましたね。
特に色彩系では、
眼で見たままの色を再現できる色彩管理システム「Color Brain」、
http://www.prosper-c.co.jp/
iPhone版に続き、アンドロイド版も登場したDIC色見本帳など、
http://www.dic-graphics.co.jp/release/html/20110913_01.html
色彩管理のツールが増えてました。
展示会場で実際に印刷機が動いていて、リアルに印刷しているところが見られるので
印刷現場を見たことがない学生さんが見学するのにちょうどよいかも。
しかも大から小までいろんな印刷機が動いてるところが一度に見られるし。
美大の授業でいかがでしょうか?
あと印刷関連だと、10月18〜21日に東京ビッグサイトで開催される
日本国際包装機械展(TOKYO PACK)もあります。
http://www.japanpack.jp/