ライター渡部です。
チャリティーの話ばっかりしてて、見た展覧会の感想など、後手後手に回っている。
久々に。
先日ユトレヒトで見たenamel.さん
http://www.enamel.co.jp/ の新作発表。
http://www.enamel.co.jp/
(ちょっと色味の変な写真になってしまいましたが、許して下さい)
手前にあるのが新作の鞄。
画像データをそのままゴブラン織りにできる、という布地制作方法を発見し、起用。
これは結構インパクトあり。
さらに特徴的なのは、そのパリパリ感。
薄いアルミが裏地や面面に使われ、くしゃっと折ればその形のままになる。
これもかなりインパクトあり。
こちらはイヤリング。展示のためだけと思いきや、この紙包み型のケース毎商品として渡される。
素敵♡
今回のテーマは「KISS」。もう少し正確に言うとハーシーズのキスチョコだ。
しかし発端は「レース」だったという。
イヤリングはレースを大きく出したもので、鞄にもレース生地が部分的に使われている。
「1枚の生地としてのレースはどうしてもフェミニンな印象です。
男の人でも使えるレースがイメージのうちの1つにありました。
大きいbagでドカっと使いやすいものはバケツ的な形状が最適です。
そんなことから今回使用しているそれぞれの生地(レース、コットンキャンバス、ゴブラン織り)が
自立するbagを考えました。
生地を自立させるには裏打ちしないといけません。
粘土のように形状記憶でき、紙のようにも折れるアルミがマテリアルとして面白く、裏打ちの張り地として使うことにしました。
その生地の固まりがキスチョコみたいだったことから、そのままそのイメージを背負って制作することにしました」
と、enamel.の石岡良治さんは説明する。
ちなみに私が一番気になった、コットン地とアルミだけのシンプルな組み合わせの、でっかいトートは15750円。ゴブラン仕様、レース仕様はもう少しお高め。
サイズや柄のバリエーションもここで書こうと思ったが想像してた以上にたくさんバリエーションがあるので、気になる方はenamel.さんにご連絡を。