ライター渡部です。
年末年始、家に引きこもっていたので、そろそろ街に出てみるか、と向かった先は茅場町の森岡書店。
12月21日から1月15日まで、小林且典氏の「フィスカルス村滞在記録 ー風景と静物ー」展が開かれている。
主に木彫の彫刻作品を作る小林且典氏が、フィンランドの工芸家が集まるフィスカルス村に滞在中、大判カメラで撮影したフィルムから写したモノクロのコンタクトプリントと、制作した小さな小さな(5センチから10センチほど)の木彫作品が並ぶ。
(写真:森岡書店のDMより)
写真から浮かび上がる静寂そのものの空間。古いビルの中に古書が並ぶ森岡書店にぴたりとはまっている。
ところどころぼんやりと霞んだような画は、小林氏自作のレンズを装着して撮影したからだという。
自作レンズの1つ、割ったレンズを再度組み立てたもの↓
この写真のピントが合ってないのは、小林氏の写真に敬意を表したわけではなく、渡部が新調し昨日初お出かけとなったiPhone4のカメラの使い方が分かってないせいである。失礼。
失礼、といえば、実は昨日、森岡書店はまだ年始休業日なのであったのが、私が昨日を7日だとてっきり勘違いし行ってしまい、準備作業中にお邪魔してしまった。そこを快くドアを開けてくれるところが、また森岡書店らしいというか、すいません、森岡様。
失礼、といえば、実は昨日…、と書き出すと長くなる失敗談もあるのだが、それはそれ。
同じぼんやりでも、美しい写真になる場合もあれば、仕事の失態になる場合もあれば、人の能力は使いどころを間違えてはいかんという教訓も学んでみたりしたが、
それはさておき、年始開店は本日7日(金)から。です!
私のようなうっかり客のため、しかとスケジュールをこちらに。
小林且典展 フィスカルス村滞在記録 ー風景と静物ー
2010年12月21日(火)ー2011年1月15日(土)
13時ー20時 日曜(1月9日)休
作家在廊日 12月21日、24日、25日、1月7日、8日、15日
詳細は以下のページで
森岡書店
www.moriokashoten.com/?pid=25038769
小林且典
www.studiokobayashi.com