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上海万博
ライター渡部です。

先日、上海に行ってきたのは、前の美術館レポートで書いたが、
上海、2010年といえば万博。
(ちなみに正式な名前は「Expo 2010 Shanghai China 上海国際博覧会」。中国語では「上海世界博覧会」である)
むろんこの私も万博会場にも行っている。

一番度肝を抜かれたのはイギリス館。

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向かいのオランダ館から撮った俯瞰。
灰色の人工芝風のものを敷いた丘陵の中に、
知人曰く「いがぐり」のような物体。これがパビリオン。
近寄ってみると、

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まるでCG。
設計はThomas Heatherwick www.heatherwick.com

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イガイガのように見えるものは、7.5メートルの長さがアクリル棒。
合計6万本。
この1つ1つが内部から外側へと突きだしている。

で、中はというと

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種が1つ1つ埋め込まれている。
日中は外の光を透過し、ほの暗い中に種のシェイプが見える、という仕組み。
夜間は棒の先についた光源が光るらしいのだが、
7時になっても着かず、残念あきらめて帰ってしまった次第。
棒の1つ1つが風に揺れながら、ふわふわと光を見せるのが絶景らしい。
by dezagen | 2010-05-22 09:50 | 展覧会