前回の続き、今度は中華圏。
新年に限った年賀状の習慣はなく(残念!)
強いて言えばカードなどを交換することはあると言う。
お年玉袋に当たる、赤い封筒「紅包(ホンバオ)」は、
お正月に限らず、結婚式などお祝い全般に使われる、
むしろ、お祝儀袋。
他にはカレンダーや、おめでたい言葉を書いて対にして玄関などに貼る「春聯」
爆竹、など、お祝い紙製品は結構ある。
基本的に中国でお祝いの色は赤。
さらに金文字、箔押し、エンボスとなればゴージャス感アップ、
香港では金地に赤の、「赤はどこへ?」みたいな紅包もある。
加えて、神様、子宝を表す子供、
商売繁盛、幸せやってこい、と言った語呂合わせになる魚や鶏の図柄や、
福、寿、吉祥などなど、めでたい言葉をあしらう。
とにかく盛り盛り。
お祝い=豪華絢爛、ということであるようだ。

で、肝心の紙はどんなものを?と、
上のお話をしてくれた竹尾海外部主任関口聡氏に、聞いてみると
「中国本土ではまだ一般的には紙にこだわってないようです」
あらら。がっくり。
紅包も中を見ると、厚手のわら半紙のような紙だったりする。
が、
「とはいえ、ファインペーパーを使ったカードなども出ていて、
こだわりを持った人が出てきていると思います」
とのこと。
台湾では、お祝い色の基本=赤、は守っているものの
年賀カードやお年玉用干支付き、キャラ付き、あるいは鉄道ファン向け(!)紅包など
バリエーション化が進んでいる。
今後、中華圏一帯でもこの分野は広がっていきそうだ。
デザイナーのチャンスでは。