渡部千春です。
美術出版社のサイトで、他社(新潮社)の他誌(芸術新潮)の
宣伝をするのもおかしな話なのだが、
その雑誌の特集関連企画として行われている、
フランス人絵本作家/イラストレーター/アーティスト/
および変な玩具コレクターのトミ・ウンゲラーのちび展覧会、
それ自体が
『トミ・ウンゲラーのおかしなおかしな世界 展』なので、よしとしよう。
場所は、印刷物大好き!な人ならおなじみ、NOW IDeA by UTRECHT。
ほら、おかしな感じ。
ますますおかしな感じ。
とはいえ単に「おかしい」ものだけ見に行く展覧会ではない。
「ちょっと、これ普段のユトレヒトにもないんじゃないの?」
と思うような希少ウンゲラー本(古書)のライブラリーコーナーを特設。
加えて、フランスはストラスブールのウンゲラー美術館のグッズも販売。
こちらも希少。
他誌を褒めるのもおかしな話だけど、やっぱり、褒めさせてもらう。
カウンター越しのディスプレー、その雑誌がずらりとならんでいるかと思いきや、
一冊だけ、ウンゲラーの『すてきな三にんぐみ』が混じってるのだった。
さあ、どれ?
会期は8月9日まで。行って確かめてみましょう。
Tomi Ungerer, the French illustrator, artist, strange toy collector. His small exhibition is now taking place at
NOW IDeA by UTRECHT, and it runs until 9 August.
Display beyond the counter (3rd pic) has a trick. Can you single out the one exception in the blue books?
(text: watabe)