「秀山祭九月大歌舞伎」『伽羅先代萩』観劇・感激♪ |
新開場した歌舞伎座では初めてとなる通し上演だそうで4時間30分に及ぶ大作でした。
「竹の間」「御殿」で乳人(めのと)・政岡役の坂東玉三郎さんの演技には心を奪われました。
お家騒動から若君・鶴千代を、わが子・千松を盾に守り抜く忠義心。
幼い千松のけなげな決意に耳を傾ける政岡の悲しみ。
初めて目にした“飯炊(ままた)き”居住まい、手さばき。も美しい!
玉三郎さんの美学が集結した素晴らしい舞台でした。
尾上(おのえ)菊之助さんも御殿女中・沖の井を美しく好演されておりました。
当代吉右衛門さんの仁木弾正の鬼気迫る演技も見事。
「対決」「刃傷」で登場した市川染五郎さんは爽やかな細川勝元を演じていらっしゃいました。
歌舞伎の世界に引き込まれ、手に汗握る、あっという間の4時間30分!満喫致しました♪
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