(記憶があいまいですが)去年の今頃か、今年始め頃からなんとなくコツコツと曲を書き始め、ことさら暑かった夏の間中、入間のスタジオにこもりっきりでひたすらレコーディングし、ようやく涼しくなってきたなかな〜というところで痛風を発症し、一息つく間もなく風呂ロックやらミナミホイールやら、アルバムプロモーションやら、東北弾き語りツアーやら、ほんとに長かった。
延べにしてまるまる一年費やした初めてのソロプロジェクトも、先日の梅田シャングリラ / 渋谷WWWでのワンマンライブツアーをもって、ひとまず無事終了しました。
あいかわらず曲書くのが遅いせいで、当初の予定がズルズルと後ろにスライドしてしまい、P-VINE RECORDS、ORANGE LINE TRAXXXのスタッフや、ツアーをサポートしてくれたみんなには相当迷惑をかけたと思います。
いつも、単純なことを端的に言えない面倒な男の、あんまりキレイじゃない、いびつな音楽をそれでも心待ちにしていてくれる人がいて、一所懸命にサポートしてくれる人たちがいるのが、不思議でなりません。
誰かのために歌を歌おうだなんて、おこがましいことは思ったことはありませんし、音楽が魔法みたいにヒョヒョイッと何か世の中をひとっ飛ばしに良くできるなんてことは、、、いや、そんな音楽や芸術はあるかも知れないけど、少なくとも僕は自分の音楽にそんな力があるとは思ってません。
ただ、渋谷のWWWで歌ってるときに思ったのは、これは何年も前の日比谷野音でも感じたことだけど、たくさんの人たちがひとつの場所に集まって、それぞれ好き好きに何だか楽しそうに過ごしてるのをみるのはとても嬉しいな、ということです。
曲でいうと「GOLD」的な。
まったくうまく言えそうになかったので言うのをやめてしまったんですが、東京公演の最後の方のMCでは、なんとなくそんなことを言いたかったのです。
とにかくみんなには感謝の言葉もありません。
セットリスト載せておきます。
"ぴかぴかとくらくら" セットリスト(大阪 / 東京公演 共通)
1. うたごえは ラララ煌めく太刀魚の ラララ煌めくまっ青な空
2. 空豆ひるがえったら
3. 気比の松原、残暑のベロア
4. Never Been Done(Ron Sexsmith)
5. プカプカ(西岡恭三)
6. リンゴの木の下で(作詞・作曲 : H.Willams / E.V.Alstyne、 訳詞 : おおたか静流)
7. All things must pass(George Harrison)
8. アストロノーツが屁をこく夜に
9. 食卓の太刀魚
10. ふいごとたたら
11. マエストロ
12. 頼りない天使(fishmans)
13. 私の青空(作詞:George Whiting、作曲:Walter Donaldson、日本語詞:堀内敬三)
14. 遠来
15. 銀杏のビロード
16. うたごえは ラララ煌めく太刀魚の ラララ煌めくまっ青な空(reprise)
encore
1. ひとつだけ(矢野顕子)
2. ぼくらが旅に出る理由(小沢健二)
3. Moon River(作詞 : Johnny Mercera、作曲 : Henry Mancici)
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by bonobosblog
| 2010-12-16 00:23
| 日