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2008年 03月 25日
バランスのとれたキャスティング 映画化が決まり、早速キャスティングが始まった。 監督はあまり色が付いていない新しい俳優たちを起用したかった。 オーナーのジニョクを演じたチュ・ジフンを監督はソヌ役でも検討していたが、 シナリオを読んだジフンがジニョクと自分に近しいものを感じると監督に伝え、 俳優本人と役柄の周波数の合う配役がベストであると考える監督によって、 ジニョク役が決定。 ジフンは探究心が深く、役を明確に理解するまで監督とはよく話し合いが行われた。 ‘魔性のゲイ’であるソヌは、ジニョクと対照的なイメージが必要だった。 その為ジニョクより男性的なイメージが少ないキム・ジェウクを起用。ギボムには、 役と同世代の元気なキャラクターを演じることができる、ユ・アインを。 ジニョクより年上で、強そうなのに実は柔順なスヨンには、以前に発表していた ファッションヌード写真を見た女性スタッフの無条件にキャスティングすべきだという 意見によりチェ・ジホが抜擢された。 それぞれ役柄のイメージにぴったりでありながら、人気と実力を兼ね備えた絶妙な バランスのキャスティングが実現した。 ![]() パティシエ&ボクシングの訓練 脚本を見る以前に、キャストはあらゆる洋菓子の関連用語を覚えなくてはならなかった。 “ウェイター兼オーナー”役を演じるチュ・ジフンは、複雑なケーキの名前を完璧に暗唱し、 説明できなくてはならなかった。そしてジフンの訓練が理論に集中する中、キム・ジェウクと ユ・アインの訓練では、パティシエとその見習いをリアルに演じるため、焼き菓子作りを何度も 繰り返すこととなった。 彼らは基本的なマドレーヌから高度なガトーオペラに至るまで、幅広い20種類以上のケーキ の焼き方を習い、数ヶ月を小麦粉とバターにまみれて過ごした後、一切の代役なしで焼き菓子 シーン全てを撮影した。 最後には、現場スタッフのおやつのケーキを焼けるほどの腕前になっていた。 元ボクシングチャンピオン役を演じるユ・アインは、締まった身体に変化させるため筋肉をつけ、 5キロ増量しなくてはならなかった。厳しいパティシエの訓練も行いながら、毎日ジムに通って ウェイトトレーニングし、ボクシングを習った。 だが、クランクイン前の献身的なトレーニングにも関わらず、ボクシングのシーンは、 撮影スケジュールの後半でおこなわれることになった。 甘いものに目がない役ということで、スケジュールの前半は大量に高カロリーのケーキを食べる ことが多く、太らないように撮影の間も筋肉を増やすための努力が必要だった。 ![]() フランス語&ダンスのレッスン 偉大なるフランス人パティシエはアンディー・ジレによって演じられるため、彼の相手役には フランス語のセリフを話す必要があった。 キム・ジェウクとチュ・ジフンはフランス語を習った経験がなく、わかりにくい発音をマスターし、 なおかつ感情をきちんと伝えなくてはならなかった。 製作チームは、韓国でTVのパーソナリティを務め活躍しているフランス人イダ・ドーシーに 協力を要請し、2ヶ月間俳優たちにフランス語のプライベートレッスンを行なった。 更にダンスシーンとミュージカルシーンのために、丸2ヶ月間のダンスレッスンも必要だった。 当初、チュ・ジフンのリズム感のなさに、ダンス教師は言葉を失ったが、厳しいトレーニングと 献身的な努力の日々を経て、グループダンスを踊るシーンでプロのミュージカル俳優たちと、 優雅にダンスを踊ってみせた。 また、‘魔性のゲイ’を演じるキム・ジェウクは、現実にはかなり控えめでシャイな人柄であるため、 スタッフは大胆でセクシーなダンスシーンの撮影が彼にできるだろうかと危惧した。 しかし、誰もが驚いたことに彼はひとつも失敗テイクを出さず、官能的なダンスシーンを見事に やってのけたのである。 ![]() < 前のページ次のページ >
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