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2008年 11月 07日
10月28日に行われた韓国プレミア試写会&記者会見の模様をお伝えいたします。 主演のチュ・ジフンさん、キム・ジェウクさん、ユ・アインさん、チェ・ジホさん、アンティ・ジレさん、ミン・ギュドン監督が出席し、豪華な記者会見になりました! 各キャスト、監督の作品に対するコメントを公開いたします!少々長いですがぜひご覧ください。 << 出席者 >> 監督:ミン・ギュドン 主演:チュ・ジフン(ジニョク) 出演:キム・ジェウク(ソヌ)、ユ・アイン(キボム)、チェ・ジホ(スヨン)、アンディ・ジレ(フランス人パティシエ ジャン) << 会場 >> ソウル江南区 COEX MEGABOX ■ミン・ギュドン監督 この映画ができて嬉しく思います。 6年前に初めてこの原作に出会い一目惚れしました。 特に最後にあの2人が出会う風景はとても映画らしく、絵になると思いました。心臓が停まるかと思うほど、印象的でした。 原作からはトラウマを抱えた主人公が、自分の人生を見直したい、苦痛から離れたいという気持ちが伝わってきました。 よしながさんにもお話しましたが、原作の魅力はつらい自分の苦しみをナチュラルに話せる、キャラクターにあると思います。その自然さが逆に苦しみを魅力的に見せると思います。 ケーキは時間がたつとだめになり、骨董品は時間が経つとよくなる、その二つのモチーフの対照を面白く思います。 ケーキは美味しそうに描き、とにかく見終わったあとに、ケーキが食べたくなるような映画にしたいと思っていました。 それぞれのキャラクターが凝縮された深い話を感じてもらえると嬉しいです。 ■チュ・ジフン ソヌとジャンのラブシーンは見るだけで面白く、キボムがたくさんケーキを食べているシーンは見ているだけでお腹がいっぱいになりました。 色んな味のケーキがあるように、この作品も甘い部分と苦く感じる部分とがあると思います。過去があるキャラクターなので、その暗さが出過ぎないように気をつけました。 原作に描かれている、人間の二面性について興味を持ちました。それがきちんと描かれている作品になっていると思います。 映画の中に、監督とスタッフ、出演者の努力と時間と汗の全部をよくミックスして「アンティーク」というケーキを作りました。私は美味しかったです。みんなも美味しいと思ってもらえるとうれしいです。 ■キム・ジェウク シナリオを最初にもらったときは、ゲイですよね・・・・・・(魔性のゲイと呼ばれる役) 本当に魅力的な人物だと思いました。拒否感を起こさないよう、自然に受け入れられる人を作りたいと思いました。ゲイとしての大変さではなく、その人の過去の記憶にある苦しみをどう表現するかに気をつけました。 そして私が女性を好きであることを改めて教えられました。(恋の相手役)アンディをどう受け止めて演技をするかをマインドコントロールをしました。「彼と恋に落ちる」と。なので本当に会った時に一目ぼれでした。背が高くて魅力的だと思いました。 ■ユ・アイン こんにちは。 初めてシナリオをもらったときに、心配だったのは、他の出演者と巧く、アンサンブルができるかどうかでした。結果は作品もとても面白く、満足しています。 私にとって大事なのは、どんな映画に参加できたかということです。そういう意味でも今回は成功だと思います。 みんなと一緒にできてうれしいし、この作品を愛しています。 ■チェ・ジホ 私はあまり台詞がないので、大変なことも特にはありませんでした(笑) コメディな感じだったので、転んだり、体で表現することが多かったです。 シナリオをもらったときも、自分のキャラクターと似ていると思い、楽しく演技をしました。 監督を含め、みんなと一緒に過ごしたのは貴重な私の思い出になります。 ■アンディ・ジレ 個人的には俳優とこのキャラクターの共通点は、ジャンみたいに意思が強いだと思います。違うところは私が女性を好きなところ。そして私は実はケーキを作れません。 可愛いのはジニョクのキャラクター。キャラを通して人間としての苦しみを感じられる、感情を深く感じられるのが可愛らしかったです。 フランスではケーキをお皿に少しずつとって、食べる習慣があります。それぞれの個性を楽しむのです。 それと同じように、この映画は各役者、キャラクターの個性が活きている映画でした。 公式サイト
by antique-movie
| 2008-11-07 17:48
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