execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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アイスランド・エアウエイブス(7)最終日はかつてのゆるゆるローカル色も体験。トリはPJハーヴィー
2017年5月13日アイスランド・エアウエイブス&オーロラツアー説明会!
私が説明会に出られるのは5月13日が今年は最後になります。
 なのでこの日は、ワンコインでのミニ・ワークショップや、ショップのさよならセールも同日開催!
説明会は写真又は動画を使って、現地の様子がわかるような内容です。
この機会にぜひご参加ください。詳細はここ。要予約(参加無料)。
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 アイスランド・エアウエイブス5日目であり最終日の日曜日は、前日のビョークのスペシャルな公演もあり、また、シンドリやミカエルが迎えてくれてのヨンシー&アレックスのスタジオ見学もあり、本当に盛りだくさん。そんなこんなは前回のこの記事でお読みください。

 全日が長丁場で内容が濃すぎたので、日曜のこの日はゆるゆるで私はスタート。というか、洗濯物が溜まっていて今日洗濯しないとヤバイ!という状態だったため、友人に頼み込んで洗濯機を使わせてもらうのが一番の仕事になっていた感じ。
 それでももちろんアイスランド・エアウエイブスは華やかに最終日を迎えます。レイキャヴィクのダウンタウンでのオフ会場ライブ数はこの日ガクっと減り、メインも4会場のみと控えめ。そのうち2会場が街外れ。それでも、PJハーヴィーという大物が控えているので、やっぱりこのフェスは侮れない。

私は最初から街外れの会場へ行ったため、街中のライブの様子は写真家のシバノさんに撮って頂きました。まずはAvÓkA。2013年の若手バンド・コンテストで登場したところを私も見ていた若いバンド。フロントを務める女性のヴォーカルがちょっぴり個性的。清々しい感じのインディー・ポップ・バンド。
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こちらはKaró。シンガー・ソングライターのKarólína Jóhannsdóttirをフィーチュアした存在です。グループと書いていないのは、カロが彼女のソロ・プロジェクト名なのか、グループ名なのかよくわからないので。2015年「Go Slow」という今日で芸術学校のソングコンテストで優勝。それをきっかけに音楽シーンに台頭してきた人です。
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そして街中のライブのトリはお馴染みのAgent Fresco。ヴォーカルのアルノルはHugarやOlafur Arnaldsなど、ロックではないジャンルでも活躍中で、バンドも安定した人気。そういえば、彼らはまもなく結成10年になるのでは?
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 街中も最後まで賑わっていたのですね。
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 なかなかローカル色も出ていて、いい感じ。日曜の夜の最終日。クラブ周辺のゆるゆるな雰囲気を見ると、かつての、まだまだローカル色が強かった頃のアイスランド・エアウエイブスを思い起こさせて、私には懐かしい思いが蘇ってきます。

 そして私自身はPJハーヴィーを鑑賞しに郊外の会場へ。雨と雪交じりの天候で、お天気を見ながら降ってない時に会場へ。この会場がもうパツパツな感じで人が入っていて、暑いわ暑いわ。Tシャツになりたいほどの熱気。

 PJハーヴィーはさすが手慣れたもの。自分の歌をしっかりがっつり確実に聞かせてグイグイ観客を引っ張って行く系のライブでした。ただ、私自身の音楽的趣味とはちょっと違っていて、個人的にはそれほど感動した感が薄かったのは、たぶん環境が暑すぎて死にそうだったこともあったのかも。私のスナップしかないので、行きましたという証拠写真でしかなくて失礼。
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 この日の夜、ほとんどオールナイトでアイスランド最後の夜を楽しみ、私のアイスランド・エアウエイブスツアーのお客様は翌朝早朝、日本への帰路へ。みなさん、本当にお疲れ様でした。今年もすごく濃厚だったぁという声を沢山いただき、よかったぁ。リピーター率が結構高いツアーなので、毎年必ず目新しい企画をやるので、その手配が一苦労。でも苦労の甲斐あり、楽しんでいただけてよかった!私も楽しませて貰いました。アイスランド・エアウエイブス、2003年からず〜〜っと参加し続け、見守り続け、そして私も見守ってもらってきました。2017年もまた楽しいツアーにして、思い切りアイスランド音楽を実体験し続けたいと思っています。
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 そうそう、そして今年は私が拠点をアイスランドに移します。その関係でアイスランド・エアウエイブス&オーロラツアーの説明会で、私が直接みなさんとお話できるのが5月13日の説明会が最後になります。興味ある方は、ぜひこの日に焦点を合わせておいでください。詳細はこちらにあります。(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



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by ICELANDia | 2017-04-29 01:08 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス(5)ムーム結成20周年記念奇跡のライブ、私はアイスランド大統領官邸にお呼ばれ
 アイスランド・エアウエイブスの2日目の前回のブログはこれ。ブログにはいろいろ書いてますが、フェスを見て回ることには葛藤がつきまといます。というのも、フェスには250組のアーティストが出ているのに、一日どう使ってもこなす事ができるのは、オフ会場も入れて15組程度が限度。なのになのに、この年はオーケストラを使っての大ホール・ライブが毎日続き、それをゆっくり見ていると、3-5バンドくらい飛ばすことになり、効率が悪い。もちろん効率の問題でもなくて、とっても見たいアーティスト、例えば2016年は私が好きそうなアーティストが教会(=アコースティック系)で数公演あり、これが時間の問題で全然見られない。かすることさえできない。悲喜交々なのです。
 
 毎年のこととはいえ、とてもフラストレーションが大きい。身はひとつしかないのだから、潔く諦めればいいものをーーー。どうしたら悔しがらずにライブを楽しむことができるのか、心の問題(そこまで大げさじゃないけど)がつきまといます。

 なので、なるべくオフ会場で数をこなし、メインは絞って行くのは当たり前で、それでも身をよじらせて「見られないよぉ〜」と泣くライヴがどれほど多いことか。なので数日前には現地入りして、フェス前にリリースパーティへ行ったり、そちこちのライブを見たりして、とにかく穴埋め(?)をしておくのが精神衛生上よろしい、と。

 そしてフェス3日目のこの日は、少し遅めに起きたせいもあり、こなすことができたオフ会場がたった一つ。HannesalholtのMyrra Rosでした。ミラは個人的にも大好きな人で、気品あるミニ・コンサートホールとして定着しつつある会場にぴったり。
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 会場に私が大好きなエゲルト・ピエトゥルソンの絵画があるのもポイント。
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 次に向かったのは音楽会場ではなく、このアイスランド・エアウエイブス・フェスの専用バスに乗って行くツアー(と言っていいのかな)。
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 普通ならフェス中の忙しい時に私はひたすら会場を回ってます。そして、「フェスに来ているので会って話がしたい」というリクエストも、華麗にスルーしたりキッパリとお断りします。が、大統領官邸でアイスランド・エアウエイブスに来る業界関係者との懇親会となると、レベル違いで断りたくないし断れない。行きます!行きます!

 大統領官邸は別の機会にまとめてご紹介しようかとも思うので、ここは記念ショットだけ。
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 6月に選出された大統領ご夫妻。この大統領はいい!百人近くになるかという人々を紹介され、その人のことをキチンとどう紹介されているかを覚えているなんて!職業柄とはいえ、やはり志がないとできないことだし、今回の大統領、給料値上げもしなかったし、数々の贅沢も断り、とにかく国民の側に寄り添って活動していることがよくわかり、とても評判がいい。直接話しかけてみて、その評判をすこぶる納得。

 大統領に会えたのはとてもよかったけれど、帰りのバスがなかなか出発せず、レイキャヴィクに戻れたのがムームの結成20周年コンサートに若干の時間的余裕があるかという時間でした。官邸ではお酒は飲んだけど、この時食事をどうしたのか、全く記憶が無い私・・・。例によってナッツとかチョコレートで凌いだのかな。

 私が大統領官邸に行っている間もレイキャヴィク市内のオフ会場ではあちこちで素敵なライブが行われていました。例えば写真ミュージアムで行われたSvavar Knuntur
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 ホテル・マリーナ内のカフェで行われたEinarindra。ここは雰囲気も居心地もいいカフェなので、炎をゆらゆらと見つつ音楽も聴けて、心落ち着く場所です。

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 そうかと思うと、エネルギッシュなヒップ・ホップ、ラップを聴かせるUlfur Ulfurは、先日のスタジオ・ツアーで出会ったグループでもありましたっけ。
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 という訳で、私がレイキャヴィクに戻って向かった本日のメイン・コンサートはムーム結成20周年。ハルパの大ホールを使用。クロノス・カルテットが演奏に加わり、というか、オルヴァルによれば、この話はクロノス側が持ちかけてきたそう。ヴォーカルはシッラとギーザ。
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 昔懐かしい曲が多く、そしてフェス一日目の夜に見た豪華メンバーでのコーラス隊も一部で加わり、メンツも内容も本当に豪華でした。
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 それから特別ゲストのようにクリスティンが『Green Grass Of Tunnel 』を歌いながら登場!感無量。涙腺がぁ。
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 ムームのライブは、私のアイスランド音楽歴とも重なり、一度もライブで聴いたことがないような懐かしく耳に残る曲も演奏してくれて、ビョークやシガーロスといった超メジャーとは別の私の心の琴線に触れて、とてもとてもしみじみ。そして20周年という記念をいっしょに祝えたことを嬉しく思ったのでした。前日のベッドルームの10周年も感慨深かったし。
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 ということで二日続けで大ホールでじっくりとコンサートを鑑賞しました。

 で、その後の記憶がズドンと抜けていて、写真を見ても何だかよくわからない。たぶん、オブモンスターズは見たいけど、6月のSecret Solsticeでしっかり見ているし、Nasa会場は混むだろうから外で待つのもナンだし、夜中1時過ぎとはいえ、何度も見ているとはいえ、手の内を知っているからこそ楽しく聴きたくてKiasmosまで頑張ったのかな、と。

 今年こそアイスランドのヘビメタをと思っていたけれど、結局時間に間に合わず、お尻の方を見る事ができたのがThunderpussy(スケジュール的にみて、たぶん)。
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 そして座れるカルダロンへ。時間的にはAmbattだけど、すいません記憶が飛んでます。
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 お馴染みのKiasmos。二人とも大好きよ〜〜、お母さん見てるからがんばってぇ〜という感じ。お母さんって私のことです(笑)。
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 そして私が大統領官邸に行っている間や、ムームの後、シバノ・ジョシアさんがNASA会場で撮ってきてくれたので、その素敵な写真をここでお裾分け。

 私にはこのヘアスタイルが気になって仕方がない(いい意味で)Glowie。Nordic Playlistのアコースティックな歌声がとてもよかったので、ライブだともっとダイナミックでよさそうな気配。
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 そしてみんな大好きなOf Monsters and Menが登場。ステージの構成や展開も非常に手慣れてきているけれど、それでもみずみずしさを失うことがない彼らのライブは、いつ見ても心躍るものがあります。
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 そしてオブモンのライブ後も、まだ2バンドの演奏予定があるため、まだまだ外では入場待ちの列が!
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  私の印象でしかないけれど、今年は全般に人出が多いとはいえ、以前よりもちょっぴり運営側の配慮が行き届き、外で待つ時間も一時期よりもマシになったようでした。そしてフェスはまだ続きます(続きはこちら)。(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



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by ICELANDia | 2017-02-10 01:49 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス(4)大人なフェス、ベッドルーム・コミュニティ10周年記念大コンサート&お気に入りアーティストの濃縮日、ライヴ付きヨガも!
↓ アイスランド・エアウエイブス2017年の様子が動画で見られる!
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 前回はアイスランド・エアウエイブス・フェス一日目後半でした。なので当然今回は二日目になります。
 まずは業界向けブランチがあったので、食費圧縮と関係者との顔見せついでに出向いたけれど、朝早く起きれなくて、かなり食糧がなくなってから、お茶だけしにいった感じになってしまいました。それでも私は少しつまめたけど。
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 会場はハルパで、そこではNordic Playlistのライブストリーミングもやっていて、Glowei(グロゥイー)がソウルフルな歌声を聞かせてました。三つ編みがきれいで、音楽のことより「それって地毛で編んでるの?」という方が気になった私。なんかとってもオーラのある女性で、気がひけて(?)声をかけられなかった私。
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 その後はお決まりコースでいろいろなオフ会場めぐり。ホント、なるべく既に何年も見ている知り合いアーティストは避けて、新人やこれまで縁が無かった人を見に行こうとするんだけど、でもでも、人情というもので、どーしても知り合いとか、自分が好きな音楽に偏るのは、どーしょーもないこと。

 それから、なぜかひょんな人からフェス期間中にメッセージが飛び込むこともあり、必ずそういうのは「今ちょうどレイキャヴィクに居るので会えないか?」というもの。ほとんどの場合お断りしますが(そんな悠長な時間がない)、よく知る人から「私のとても大切な友達だから」との紹介付きで来ると無下に断ることもできず、とりあえず出来る範囲で誠意を示します。
 
 そういう理由で向かったのがThe Anatomy of Frank. なんでもArstidirが北米をツアーして回った仲だそうで、Arstidirから「ぜひ会ってあげて!」と言われては無視できず。とりあえずフェス中に会って話すのは無理だけど、オフ会場で2-3曲見る程度ならできるからと、リーダーのカイルに挨拶して、数曲見てきました。
 アルスティディルとツアーしたというので、大人しめのネオフォークから思いきや、かなりダイナミックな音を出す場面もあり、ハーモニーが美しいということでは共通点で、グループとしての個性もあり、3人組みとは思えない厚みの音で楽しく聞かせてもらいました。カイルとはフェス後に会って話した。要は日本ツアーやりたいんだけど、というお決まりの話。
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 そして向かったのはロウクロウが休止中にソロ活動を始めたHildurのソロ。最後の一曲でどうにか滑り込みセーフ。それにしてもオフ会場、どこも混んでるなぁ。強引に前まで進んで行ったけど、メイン会場のみならずオフ会場も並ばなくては入れないようなフェスになってしまったのね。フェスが成長していくのはうれしいけど、ちょっと混みすぎの印象。
 ヒルドゥルは持ち味の伸びやかな高音と歯切れの良い歌声で見た目ヒップホップで音はポップ。私が居ない間、ヒップホップ調の曲もあったのかな。「久しぶりね〜」と挨拶できたからよかった。
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 足早に会場を移し、なかなか見る機会を作れなかったDream Wifeへ。ヴォーカルのラッケルとは会場で顔を合わせたりしていたけれど、肝心の彼女のパフォーマンスを私はSykur以来見たことがなく(ってどんだけ前なんだ!)念願のライブ。
 二日酔いという割には元気で、パキパキしていて、健康的なセクシーで、ラッケルは音声アクロバットという意味での歌唱力ではなく、とても雰囲気のあるヴォーカルで、彼女の存在自体がものすごくカリスマチック。芸能一家の出身で、祖母はアイスランドの大女優で、おじさんが今や世界中の美術館からお呼びがかかる大芸術家(以前はロック・ヴォーカリスト)。周囲を固めるギター陣も女性で、しっかりとポップ・パンクしていて私は好き立ったなぁ。エネルギーに溢れた好パフォーマンス。
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 同じ会場で彼女たちの後にはArstidirも出ていました。現在正式メンバーは3人だけど、アイスランド・エアウエイブスはみんな気張ってゴージャスにやります。助っ人メンバーも参加のヴァージョン。
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 ここ数年じっくり見ていなかったので、Svavar Knunturのライブへ。私のツアー・グループが宿泊しているホテルの地下は、ヴァイキング居住地跡をそのまま残した歴史博物館になっていて、そこの視聴覚ルームでのアコースティック(アンプラグド)ライブ。
 安定の楽しく心暖まるパフォーマンスで、いつ見てもいいなぁ。「音楽に真摯に耳を傾けてもらえる会場で、そういうお客さんにしか演奏したくない」ということで、ずっと前からメイン会場には出なくなったアーティストです。超お勧め。
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 今回のアイスランド・エアウエイブス、オフ会場の予定を見ていたら、Popupc Punk Yoga with Tofaというのがある。どんなものか好奇心で見に行くと、やってました。ヨガだわぁ。Tofaというパンク・バンドが演奏するというので、パンクとヨガがどうマッチするのか不思議に思っていたら、確かにTofaのメンバーが演奏しているけど、完全にドローン・アンビエント。インストラクターがヴォーカリストの米国人女性。ということでインストラクションが英語!
 最初は見てたんだけど、どうやら前の方にひとつマットが余っていたので、靴下を脱いでヨガに参加。やりましたよ、ダウンドッグ。こんなところでヨガると思わなかった(笑)。
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 なかなかいけるドローンでヨガをして、思いがけずスッキリ。夕食を食べて、さて、メイン会場へ繰り出します。まずはベッドルーム・コミュニティ創設10周年記念「ホエール・ウォッチング」コンサート。ハルパの大会場を使っての、フル・オーケストラ&大合唱団付きの豪華なライブ。ビョークと10年間コラボレーションをしていたヴァルゲイルを筆頭に、現代音楽作曲家として引っ張りだこのニコ・ミュリー、ダーク・アンビエント・ノイズの大家であるベン・フロスト、の3名の創始者を筆頭に、パズル・ミュートソン、サム・アミドン、ダニエル・ビャルナソン、ジョディ・ランドウ、エミリー・ホールと所属アーティスト総出。
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 途中休憩をはさんだ2時間のコンサートで、ベッドルームの世界を堪能。それにしても、現代音楽からノイズ、カントリーまで、どーやってこういう取り合わせになるのか?という不思議さはレーベル創立以来のことで、でもそれがまた個性となって面白いのもベッドルームのいいところ。音楽性と士気の高さ、洗練されているのに非常に奇抜なものもあり、10年経っても飽きさせないレーベルです。
 正直なところ、これ以降毎日のようにハルパのこの大会場に2時間入り浸ることになり、ものすごく悩んだことは確かです。というのも、小さめのメイン会場を回れば3-5バンド見る事が可能なので、3日間2時間ハルパの大会場で時間を過ごすことにより、10バンドくらい見られない勘定になるのです。だから10周年記念じゃなかったら飛ばしてたと思う。
 
 バンド数をこなすのではなく、じっくりゆっくりと音楽を鑑賞し、その上であれもこれもと積み上げていく感じが、この年以降の私のフェスの楽しみ方なのかな、と。でもその間に10アーティストも見られないとなると、やっぱり悩むんですよね。要は自分が何をどうしたいのかなんだけど。

 ゴージャスなベッドルームの10周年の後は、同じハルパ会場内で場所を移します。まずは日本でもお馴染みのOyama
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 そしてこちらは元セックス・ピストルズであり、パンク・ゴッドであるジョニー・ロットン。演奏じゃなくてポエトリー・リーディング。
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 Ljodfaeriは親子ユニット。父親がポエトリーを詠み、そこに息子がアンビエントな音を奏でるというもの。アイスランド語は理解できないものの、これは音がとてもよかった。
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 Asta Fanneyは不思議なユニットで、どうやら即興の謡だったらしく、それでもかなり様になっていたのはアスタの実力かな。横に何気なくヨフリヅルが出て来て、ハワイアンでもないし、ただただ手で波を描いて無表情で踊り続けていたのが印象的だった。ものすごく身体の線が目立つ洋服を着たヨフリヅルは、まるで人魚姫のようできれいだった。
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ちなみにAstaは2016年に覆面グループとして話題になっていたaYiaのヴォーカリストでもあります。覆面といっても、顔は出してるので、知っていれば誰かわかっちゃう。
 
 次に登場したのはTonik Ensemble。アンサンブルといっても基本はソロ・プロジェクト。この日はハレのアイスランド・エアウエイブスなので、ゲストヴォーカリストやミュージシャンも参加!ビジュアルも凝っていて、いい雰囲気でした。エレクトロ・アンビエントが好きな人にお勧め。
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 今年のシバノ・ジョシアさんの展示会のバックグラウンドミュージックにもなっています。
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ここまででシンデレラは時間切れ。それでも少しだけと、帰宅途中ガムラ・ビオに寄り、ニュー・アルバム『』をリリースしたばかりのSin Fangを。
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 ベッドルームで2時間費やしたとはいえ、それでも10組みほど見たでしょうか。本当に音楽を聴きたかったものあれば、知り合いなので「応援してるよ!」というのを示したかったものも。ヨガは好奇心だったとはいえ、音楽がよくなければ長居もしなかったし・・・。やはりどこをどう切ってもとても楽しい一日でした。座っていられるライブが多かったから、随分と楽だったし、長い列で待たされるということもなく(近年、プレスパス持っていても「整列」する場面に多々出会ってます)、二日目も充実でよかったよかった。(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



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by ICELANDia | 2017-02-08 17:49 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス(3)本番開始!注目の新人目白押し!驚きのスーパーコーラス隊登場!
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 前回のブログは初日のスタジオ・ツアーの話でした。これからが本番!なのですが、このところ毎年恒例になりつつあるムームのオルヴァルとSin Fangことシンドリの共同アート展があり、ぜひみなさんをお連れしてほしいと言われ、時間のあるメンバーで彼らのアート展に足を運びました。
 そこはフレンムルという大きなバス亭の近くで、オフ会場にもなっていたフレンムル・スクエア。我々が到着するとそこには先日グランディのリハーサル・ルームで演奏してくれたJust Another Snake Cultが!http://icelandia1.exblog.jp/26115357/ 御縁のあるアーティストにフェス中何度も出会すのはよくあることで、どうやら今年はまず最初がソールとヤラのようでした。
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 レイキャヴィクの音楽シーンのいいところは、こうして小さい子もちょろちょろしていること。小さな頃からこういう環境に親しんでいるので、音楽を奏でることが生活の一部として当たり前になっているのでしょう。
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 演奏が終わるとオルヴァルとシンドリがみなさんにご挨拶をしたいというので、あちこちに散っているお客様に呼びかける私。
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 丁寧な歓迎の挨拶の後は、作品に関しての説明があったり、彼らが制作した本にサインをしてくれたり、いっしょに写真を撮ってくれたりと、いつもの通りたっぷりと歓迎してくれました。
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 親友の二人。
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 いつものように記念ショット。
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 そしてちょうどよく次の演奏が始まります。Stafraen Hakon (スタフライエン・ハコン)。オーラヴルのソロ・プロジェクトだったのが、いつの間にバンド活動になり、数年前まではギターを中心の音響系バンドだったのが、今年はまた少しサウンド・チェンジしていたようでした。
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 そして次に私が向かったのが、Hogni ホグニ様(すいません、私の趣味で勝手に「様
付けです)。ヒャルタリンやグスグスのヴォーカリストとしてひ〜っぱりダコのヴォーカリスト。彼のソロ・プロジェクト。去年は電子ピアノ一本でしっとりと歌っていましたが、今年はエレクトロ・トラックでのソロ。したたり落ちる汗を受けながらたっぷりと美声を聞かせてもらいました。彼は声もいいし、どこか、すごく歌心があっていいんですよね〜。
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 ホグニ様よかったわぁ・・・と思いながら次に向かったのはArstidir(アルスティディル)。小さな会場であることは知っていたものの、中に入れないとは・・・。外から音だけ聞きます。中を覗こうにも全然見えない。素敵なハーモニーだけが外に置いてあるPAから流れてくる。
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 音が流れているのはビルの屋上の屋外なので、ここは割り切って音だけ聞きながら夜景を眺めることに。
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 そのビルの内部のメイン会場で注目の新人、One Week Wonderのライブをしっかり見ます。雰囲気のあるヴォーカルと粒の揃ったハーモニー。演奏もしっかり聞かせて、いい感じのオルタナ・ポップ。ビジュアルも素敵でした。
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 会場をハルパに移し、最初に見たのはハルパ内のノルヅリョゥスでCeasetone(シーズトーン)。2013年のバンド・コンテスト(Musiktilrunir)で注目を浴びたアーティスト。アイスランド・エアウエイブスの、それもハルパのキャパの多い会場での初出演ということで、ストリングス隊まで入った豪華ヴァージョン。ヴォーカルもよかったし、一言ではオルタナ・ロックでも、エレクトロより分厚い音響系の音を出していたのは、スペシャル構成だったせいなのか?このアーティストは注目していきたいと思った。好き系だった。
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 同じハルパ会場内の座席のあるカルダロンへ。この日はフォーク、アコースティック系のアーティストが固まって出演していて、まず私が見たのはAmber。2016年のバンド・コンテストのファイナルまで勝ち抜いた実力派。女性のエマと男性のマグヌスがエンバーで、二人ともギターを演奏し歌う。エマの歌声は可愛らしくきれいで、時々少しだけクセが強くセクシーになるのが魅力的だった。
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 次に登場したのがHugar(フガル)。2014年にデビューアルバムを発表した二人組。カルダロン会場では5人での演奏。それもキーボード奏者が3名。ドラムス、管楽器という少し不思議な構成。インストゥルメンタルで、二人組の片割れはBAFTA賞を受賞した『ブロードチャーチ』の音楽をオーラヴル・アルナルズと共に監修した仲でもあり、最近の作品ではそのオーラヴルや、ヴォーカリストのアルノル・ダンとも共演。この日の演奏はヴォーカルはなかったものの、バラエティに富んだ音色で、飽きさせることのない好演だった。
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 続いては近年めきめきとその存在が注目されているネオ・フォークの女性シンガーソングライターのMyrra Ros(ミラ・ロゥス)。とても心温かく明るい女性で、個人的にも大好きだし、彼女の音楽はサウンドにも広がりがあり、とてもアイスランド的な香りが強く日本のファンも多い。この日は晴れ舞台とあって、アルスティディルのメンバー&元メンバーがストリングスやキーボード、バック・ヴォーカルで助っ人に入り、ベースはOwl of Swampのピートだった。
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 ミラとは夏にも顔を合わせたし、別会場でも2度ほど出会して、どうやら私とミラもよくつながる人だということが判明。個人的なことですが。

 そしてこの日の極めつけは教会(Adventkirkja)で行われたコーラス(Korus)の公演。と書いたところで何のこっちゃですが、コーラス隊という超普通の名前にも関わらず、メンツは濃すぎて濃すぎて・・・。どーしてこんなのが揃ったの?という仰天のアイスランド・オールスター。
 まとめ役はどうやらピエトゥル・ベンのようで、メンバーはベッドルーム・コミュニティ主催者のヴァルゲイル・シグルズソン、ベッド・ルームのスタジオマネージャー兼エンジニアのポール・エヴァンス、キラキラことクリスティン・ビョルク、アミーナのマリア・フルド・マルカン、ボルコ、ヨンシーの妹で芸術家のリリア・ビルギスドッティル、ムームのギーザ・ヴァルティスドッティル、あと、リリヤといっしょに日本に来日したヘルガも入っていたし、元トラバントのメンバーで現在はネオ・クラシック系の作曲家になってるヒリンシも入っていました。近年アートシーンの実験的な試みを多数行っているMengiの合唱団。
 そんな感じのかなり仰天メンツであるためか、聞きに来ていたメンツも音楽アーティストが非常に多く、観客も合唱団も全員アート関係者か、私のような超コアな音楽ファンのようでした。
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 演奏はギターやピアノ等のアコースティック楽器が中心で、途中キラキラの時は、みんなが指に色とりどりのライトを付けて、日本語で「きらきら」そのものできれいでした。
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 演奏曲目はコーラス隊のメンバーのオリジナル曲で、作曲者が必ず指揮をする方式。それから、演奏曲目の一曲で作詞を担当した重鎮のメガスも観客席に居ました。結構お年を召したようで。もう一度、メガスとは話したいなぁ。(次回に続く(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



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by ICELANDia | 2017-02-01 00:45 | 現地滞在レポート | Comments(0)
2016年アイスランド・エアウエイブス(2):仰天の長蛇の列にもめげずツアー続行。元シガーロスのキャルタンに会うラッキーも!
 残席僅か!アイスランド・エアウエイブスやアイスランドの音楽シーンの最新情報をお届けする恒例のスペシャル・イベント!↓
 前回のブログは2週間前だというのに既にアイスランド・エアウエイブスっぽいノリの盛り上がりになっていたKEX会場でのライブレポートでした。そしてここからが本番のアイスランド・エアウエイブス初日!

 前夜にツアー参加者のみなさんが無事レイキャヴィクに到着。フェス中、会場がどこかわからなぁ〜い!というのを避けるため、生活に必用なショップや便利情報などのご紹介も兼ねて、フェス初日の午前中は実際に街を歩いてのご案内です。これはその年によって内容が若干異なり、ラッキーだと立ち寄ったショップからお土産を貰えたり、スペシャルな場所を見学させてくれたりに入れてたりということが過去に何度もありました。
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 こちらは音楽の名店12 Tonarを訪れた時の記念ショット。ツアーのリピーターさんは街歩きに参加していないので、全員じゃないのが少し残念かな。
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 その後はフェスで一番基本であり大切なリストバンドの取得。フェスのセンターの開始前に行き、少しでも早くリストバンドを入手して、時間のロスを少なくしてランチ、オプショナル・ツアーに出たいところ。なのに、なのに、センターのあるハルパに到着すると、既に長蛇の列で、リストバンド交換の最後尾は会場の外まで届く勢い。ギャ〜。
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 正直この列を見た時真っ青になりました。この感じだと1時間は優に待たされそう。そうなるとランチ、とその後に続くオプショナルのツアーが、全部押す。特別にお願いして入れていただいているスタジオ等に連絡を入れ、最悪の場合担当者の帰宅時間になると入れなくなる可能性も。ランチのカフェも席を大量に確保してもらっているので、必ず行くとはいえ1時間以上遅れるのは、カフェ側の営業効率にも関わってくるため・・・etc  

 いやはや、時間配分には気を使って計画を立て、余裕は見ているものの、1時間-1時間半の余裕はあるはずもなく・・・・長蛇の列を見た時には、正直真っ青になりました。頭の中白紙状態。とはいえ、白紙状態のままだと前に進めないので、さてどう対処するのが一番いいのかを超高速で考えます。

 対処といっても待つしかない、と思わないのが私のいいところ(?)。運営のトップ陣営は全員知っているし、自分のパスを取りに来た時にボランティアのお手伝いの人達とも少し顔見知りになってる。ここはその何とか、オバチャンパワーか何かで押せないものかと走ってセンター内へ行ってみたところーー思いがけない光景が!

 具体的に私がどうしたかは言及しませんが、待ち時間10-15分程度で物事が済み、結果的に時間は予定通り。ホ〜〜〜。無神論者の私も、この時ばかりは神がいると思ったりして。そしてやっぱり私といっしょにいる人はラッキー♬

 無事にリストバンドをゲットした後はバスに乗り込みスペシャル・スタジオ・ツアーへ。最初に訪れたのはレイキャヴィク内では歴史のあるスタジオ。数年前、アミーナがリハーサル・スタジオとして使っていた場所で、私はてっきりあそこがメイン・ルームかと思っていたら、その他にもレコーディングできる小ぶりのスタジオが3-4部屋あってびっくり。かつてはビョークやシガーロスがレコーディングに使ったこともあり、今での彼らのエンジニアが部屋を独占していることもあるそうです。私が知っていた以上に、歴史も由緒もあるスタジオだということが分かりました(案内してくださったスタジオ・マネージャーに感謝)。

 あるスタジオではアイスランド・エアウエイブスの音源に関しての最終調整をしていたUlfur Ulfur(ウルヴル・ウルヴル)と出くわしたりして。
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 そこではHeida ヘイダ(ヘイザ)という女性シンガーソングライターにライブをお願いしていました。あいにくマイクやアンプのセッティングが間に合わず、「大丈夫、地声とギターでも出来るから」ということで、全くのアンプラグドのセット。ヘイダは第二のシュガーキューブスと言われたUnun(ウンウン)というグループのメイン・ヴォーカリストとして活躍し、数年前まではHellvarのヴォーカルを務め、最近はソロで活動しているベテラン・アーティスト。アイスランドの国営ラジオの音楽番組の司会も。今年間もなくソロの新譜がリリースされる予定。出たらぜひ応援したい!
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 彼女の本当の魅力は、ポップで歯切れのいい曲だと私は思うので、最新作はそのから曲調が離れているので、反応はどうかなぁと少し心配していたけれど、みなさんとっても満足してくれたようでよかった。
 
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 そして向かったのが待望のランチ!今まで使っていたシガーロスのプール・スタジオの近所のカフェが数ヶ月前に閉店となり、近所といっても郊外なので食べる場所がガソリンスタンド程度しかなくて困っていたところ、スタジオの近くではなくても、バスがあるからひどくコースから外れない限り大丈夫ということで、ビョークの自宅近くに素敵なカフェが出来ていたことを思い出し、ランチはそこでとることに。

 パンプキン・スープはクリーミーで家庭的な素直な味。大好き!
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 オープンサンドもパン自体がおいしく具もたっぷりで野菜も多く、これまた好きな味。このカフェ、大正解!レイキャヴィクの街中は観光客でいっぱいだし、忙しないので、ここら辺まで遠出してもこのカフェは確かに正解。
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おししかったね〜、を連発しながら向かったのは、かつてコミュニティ・プールをシガーロスが改造してスタジオにした通称プール・スタジオ。モスフェルバエルという郊外にあります。
 
 ずっとシガーロスと仕事をしていたビッギが今年も私達を迎えてくれました。というか、このスタジオは現在、ビッギと元シガーロスのキャルタンがオーナー。スタジオにはシガーロスゆかりの楽器も多く、みなさん思い思いにあちこちを見て楽しみます。たまにはビッギと私の写真があってもいいかもね、とというのがこれ。
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 壁に煌々敷く飾られているのは、このスタジオで録音されたシガーロスの初期の名作『Ágætis byrjun』のアートワークの数々。ゴッチ・ベルンホルトの作品で、<font color="#0099FF">ICELAND</font><font color="#009933">i</font><font color=red>a</font> ショップでもまだご販売しています。こそ〜っと値段を聞いたところーー日本のファンは本当に恵まれてる!とだけ言っておきましょうか。
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 そしてもうソロソロお暇しないとという時間になった時、ふとそこに現れたアイスランド人が・・・。うわlマジで?!元シガーロスのキャルタン・スヴェインソンその人でした。なので、御本人に承諾を頂いてキャルタンを囲む記念ショット。
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 みなさん異口同音に、「かっこいい」。確かに。昔からスッキリした体型だったけど、今もそうだし、ダンディな身なりでかっこいい。あれはもう5-6年前になるのか、キャルタンとアミーナのマリアの自宅の隣にミカエル・リンドと芸術家で『Kveikur』のアートワークを担当したシッガが住んでいて、なぜかバーベキューをご馳走になったことがあり(それがこのブログ)たぶん彼に会ったのはそれ以来。

 最後に思いがけずキャルタンに会えて感動しちゃった人続出のスペシャル・スタジオ・ツアー。毎年じスタジオへ行きたくても、諸般の事情でそうはいかず、その度に場所探しやブッキングに四苦八苦するものの、いつも素敵なサプライズやおもてなしをいただき、本当に私のツアーは恵まれていると毎年感じます。関係者のご協力にひたすら感謝。

 という訳で、本番のアイスランド・エアウエイブスはこれからですが、ここまでだけでも写真の数も結構あるので、この後のライブは次回のブログをお楽しみに! (小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



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by ICELANDia | 2017-01-28 00:45 | 現地滞在レポート | Comments(0)
2016年アイスランド・エアウエイブス(1):2週間前なのにポップ、パンク、ラップで既に前夜祭状態

 お待たせしました。2016年アイスランド・エアウエイブスのレポートをこれからまとめてお届けしますね。まず、開催前から開催中にかけて少しだけ書いたブログがありそのリンク集はこちらにあります。

 さて、まず何から話せばいいのかな。2016年のアイスランド・エアウエイブスは、フェスとして分岐点を迎えたようでした。ちなみに私は2003年からこのフェスを見続けています。
 フェスの規模が大きくなりすぎて、全てを把握しきれなくなってきて久しいとはいえ、今年ほど規模感の変化を感じた年はなかった。たぶんそれは、オーケストラを従えた大がかりなコンサートが増え、整理券発行ライブ、有料ライブが増えたことが要因かな。

 会場数としては、メイン会場が14箇所、オフ会場が・・・・星の数ほど(数え切れない!)で、以前は街中とメインストリート沿いにかたまっていたのが、かなり郊外まで分散した印象。これだけ盛りだくさんだと、例え慣れている私でも分かりにくく、どんな風にも楽しめるとフェスであるとはいえ、予備知識無しでいきなり来ちゃったら訳分からず感が強いだろうなぁ、と。

 正式な日程は2016年11月2日から11月6日。ただしオフ会場は前夜祭どころではなく数日前の10月31日から正式に開始。その前から盛り上がり感があるので、こうなってくると開始1週間前には来ないと、と思わせる盛りだくさんの内容。そして毎度のことながら、メイン会場がスタートする前にいかにオフ会場で数をこなしておくかが、メイン会場でいかに効率良く見ていけるかもかかってくるため、ふ〜〜、毎年ここらへんの駆け引きがた〜いへん!
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 よく知らなければ知らないなりに、そこらへんを歩いて適当に会場に入ればいいとはいえ、250組も出演してくるのと、とびきり話題のアーティストだけでも見て回るにも、どうしても回りきれないライブがでてしまう。ホント、もうどうしようもなく、重いが千々に乱れるフェスなのです。

 そして、これはアイスランド・エアウエイブスのレポートだけど、実は今回のブログでご紹介する内容は10月22日のもので、つまりはアイスランド・エアウエイブス開始2週間近く前。この頃からアイスランド・エアウエイブスも意識させるギグが本当に多くなる。また、私の場合はトーキョーノーザンライツフェスティバルのイベントのインタビュー取材をアイスランド・エアウエイブス開催中は避けたいため、フェス前にアーティストにがっつく(?)ことにもなる。

 ということで、前夜祭どころじゃないけれど、アイスランド・エアウエイブスに参加した注目のアーティストがKEXに出演したところをキャッチ。さすがにフェス前2週間だと、オーディエンスも地元の人が多く、私を見つけた知り合いのミュージシャンが何人か声をかけてくれた(当然うれしかった。ありがとう)。以前はあちこちの会場で知り合いに会ったものだったけど、規模が大きくなってから、なかなか知り合いに会わなくなって少し寂しいのです。古株としては。

 この日最初に見たのは、今回絶対に見たかったWESEN(ウエッセン)。ロヒとユリアのデュオ・グループ。二人は幼なじみらしい。ロヒはソロ活動をしていた傍ら、グループ歴も10年近くなりアイスランドの名ロック・グループとして君臨するか?というところで解散してしまったSudden Weather Changeも所属。片やユニアはOyamaのヴォーカルとして来日経験もあるヴォーカリスト。二人のハーモニーもよく、ユリアのほんわかしたヴォーカルは、こちらのプロジェクトの方が向いてるのではと思うほど。
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 ライブ後に彼らにはインタビューしたので、楽しい裏話も含めて、その模様はTNLFのイベントでお裾分けできる予定。
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 ホンワカしたWESENの次に登場したのはHormonar(ホルモナル)という新人グループ。2016年のバンド・コンテスト(Musiktilraunir)の優勝者。オルタナ・パンクと呼ぶのか、ポスト・パンクと呼ぶのか、ジャンル分けはよく分からないけれど、ものすごい迫力。エネルギー炸裂のヴォーカルと演奏。新人らしからぬ凄みのきいた存在感を見せつけていた。アルバムが楽しみ。
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 次に登場したのがKött Grá Pjéというラッパー。読み方はコゥト・グラゥ・エーという感じの音になるはず(定かじゃない。ごめん)。最初のKött Grá というのは、グレーの猫という意味。グループではなくソロ・プロジェクト。注目のラッパーだけど、正直言って私はどうもそのラップやヒップ・ホップ自体が苦手。主な原因は言葉が理解できないところ。会場は盛り上がってた。
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 実はこの日は昼間からRugl(ルッグ)のインタビューを行い、今年一番の注目株(個人的に大好き系の音楽)の新人に会えて得した気分でした。それも会うといきなり「私のパパがあなたのことを知っていて、このアルバムを渡してこいと言われたわ」とCDを差し出されてびっくり。
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 狭い世界なので、友人関係や兄弟のつながりは驚かない私も、さすがに合いが親でそのお子さんがアーティストとして出てくると、ちょっとドキっとする。何がドキっとするかといえば、あぁ私も歳取ったものだ、と。つまりは世代交代なんですね。(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



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by ICELANDia | 2017-01-26 01:54 | 現地滞在レポート | Comments(0)
2016年アイスランド・エアウエイブスの去年のブログのまとめリンク
さてさて、2016年11月に行われたアイスランド・エアウエイブスのレポートを始める前に、開催前から開催中にかけて書いたブログを、おさらいとしてリンクをここにまとめますね。よろしければぜひまたお目通しください。

2016年アイスランド・エアウエイブスまとめ


Grapevine紙のアイスランド・エアウエイブス特集。表紙は新人集合!
http://icelandia1.exblog.jp/26100419/

アイスランド・エアウエイブス・フェス前夜。アニメカフェも出現の新興ベイ・エリア、グランディ散策。ムームのオルヴァルも飛び入り!
http://icelandia1.exblog.jp/26115357/

アイスランド・エアウエイブス前夜、KEXからKEXPで生放送されたMoses Hightower、そして無名のストリート・ミュージシャン

http://icelandia1.exblog.jp/26115438/

アイスランド・エアウエイブス、ムームがクロノス・カルテットと10年ぶりに双子のヴォーカルでのスペシャル・ライブ!
http://icelandia1.exblog.jp/26123536/

アイスランド・エアウエイブス、ビョーク:弦楽器のみをバックに感情に深く訴えかけた感動ライブ
http://icelandia1.exblog.jp/26127767/

 アイスランド・エアウエイブスとその周辺のあれこれをまとめた独自ドキュメンタリーは2月19日のイベントで公開します!御予約は以下のサイトで受付中。初回は残席が少なめです。
 次回からアイスランド・エアウエイブスの写真レポートをスタートしますね!(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif  



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by ICELANDia | 2017-01-23 23:43 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス(3) フォーク、ロック、ネオ・クラシックのテンコ盛りでフェス初日ライブ
 2016年の福袋を絶賛制作中。音楽に関係のないアイスランド・ファンも増えているので、小物を充実させる予定ですが、もちろん音楽が中心なので、音楽もたっぷりです!販売は早くて1月6日かも。去年は7日だったようです。5日を目差したいんですけどね・・・。

 さて、前回のブログの続きです。フェス一日目の後半。やっとここからライブ開始です。いつも素敵な写真をご提供いただいているシバノ・ジョシアさんと私の行動が若干異なるので、私のスナップとシバノさんの写真を取り混ぜて今回はお送りします。

 まずは早朝ライブのご紹介。私はツアーご参加者の会場下見案内に出る関係で行かなかった、老人ホームライブ!マジです!それも、ご高齢者の注意持続時間を考慮してか、15分間のごく短いギグ。シバノさんがその様子を撮影してくださいました。

 最初にお年寄りでも安心して受けそうなSvavar Knuntur。私も大好きなシンガーソングライターで、暖かい歌声と楽しいトークが特徴。あれ、よく見ると前の方は小さい子が座ってますね。これは楽しそう。実際に手拍子ありでノリノリだったとか。
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 こちらは注目の新人Axel Flovent君。高齢者から見ると孫の世代ですね。彼の歌声も穏やかなので、きっとみなさん楽しんだことでしょう。
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 ここからが実際には前回のブログの続きになります。シンドリやオルヴァルに会った後に駆けつけたのが、毎年絶対に見る私の定番のFor a Minor Reflection。ルックスもいいし、いつもながらの轟音も快調。この4人が揃うと本当にかっこいいよねぇ。エンタメなので、やっぱり見た目も大事。音ばっかよくても、これがどーしょーもないルックスだと、毎年「絶対に見る!」という気合いが入らない・・・。
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 折角各人撮していただいたので、スペシャルで各人をご紹介。ギターの担当はシガーロスのゲオルグの弟のキャルタン。名前が同じでややこしいけど、キャルタン(スヴェインソン)が抜けた後にスペシャル・サポート・メンバーとしてシガーロスのツアーに加わっている人。シガーロスのツアーで鍛えられた成果はアリだと思った。演奏が大胆でメリハリがあるし、繊細を要するところはちゃんとそうしてる。音色も考えて作られてるし。
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 こちらはエルヴァル。目立たないけどしっかりとリズムを支える彼のベースがあってこそのこのグループ。イケメン集団の中では地味に見えてしまうけれど、全然悪くないルックス。
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 小柄だけどピリリとパンチの効いたドラミングを聴かせるのがアンドリ。見てるだけでカッコよくてほれぼれ。
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 少しおじさんぽくなったのは、髪を刈り上げにしたせい。少し髪が長いと女性のようにきゃしゃで可愛いグッフィ。今年も相変わらずかっこよく、私は満足です。書いてることがルックスばかりですが、音楽はモチロンかっこよく、そうでもなければ、フェス中のド忙しい時に時間を割く気はしない。
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 新曲もあってよかった。新譜が待ち遠しい。けれど、まだ彼らのことを知らない方は、ぜひアルバムをお聴きください。シガーロス系が好きであれば、まずはツボです。

 そしてシバノさんは、再オープンしたNASA会場で、Oyamaのヴォーカルであるユリアと、Sudden Weather ChangeやNoloなどで活躍するサウンドメーカーLojiとのプロジェクトであるWESENを撮影してきてくれました。
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 ユリアだけ見てるとOyamaと勘違いしそう。
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 私はといえば、数日前インタビューもして、食事会にも出てくれたMr. Sillaことムームのシッラの、アルバム・リリース後の記念すべきライブを12Tonarで鑑賞。米ローリング・ストーン誌の編集長も私の目の前で見ていて、どうやら同じような感想に至っていたらしい。
 シッラのライブは情感にあふれ、本当に感動的だった。若干彼女の私生活などを知っていると、たぶん涙が止まらなかったことだろうと思う。正直別離の辛い思いや葛藤を歌う曲は、私も涙した。
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 彼女のニュー・アルバム『Mr. Silla』は抑えた演奏で美しく、出色の出来だと思うけれど、ライブはその何倍も感動的で、金縛り状態だったほど感動した。有り難うシッラ。素晴らしい歌声だった。

引き続き、スタジオ・ツアーでスペシャル・ライブをやってくれたMyrra Rosのバンド・ヴァージョンを12Tonarで鑑賞。これまたアイスランド的なノイズとネオフォークっぽい演奏と歌が魅力でした。やっぱりバンドが居た方が音に奥行きが出ていいなぁ。
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 アイスランド・エアウエイブスは時間と場所で効率よくライブを見て回りたいところ。他の会場で気になるアーティストはいたけれど、移動時間30秒だったので、Mengiに移ってベッドルーム・コミュニティ・レーベル大推薦のジョディ・ランドウをしっかりと干渉。ヴェルゲイル親分ももちろん居たし、知り合いに沢山会えたのでそれもよかった。
 ジョディは声や音の重ね方がいかにもベッドルーム・コミュニティらしく凝った作りでよかった。ジョディの歌声もボーイソプラノに近く、とても澄んだ声で、レイヤーにすると更にその美しさが際立ってよかった。
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 そしてDJかわいこちゃんがバンドで演奏するというので好奇心に負けて見に行ったところ、まさにあの高音のよく伸びる声でパンクしてた!DJとはまた違った可愛さがあって全然オッケー。バンド名はSkelkur i bringu。
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 それにしても何をやらせても可愛いよなぁ。絶対に日本でも受けると思うけどなぁ。
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 シバノさんは私が注目しているMani Orrasson というすごく若い(たぶんまだ十代)のシンガーを撮ってきてくれました。最新アルバムの『Repeating Patterns』が話題。
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 次に同じ会場に登場したのが、朝、老人ホームでもライブをやったAxel Flovent。あと数年かかるとは思うけど、私は彼は絶対に国際的に活躍するようになると信じています。少なくとも日本ではそこそこ受ける。至極分かりやすく平たく言えば、Sin Fangをもっとフォーク寄りにしたような感じ。おじさんがアウスゲイル。血は争えない。
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 私は一瞬ホテルに戻ろうとしていて、そのついでに遅ればせながらNASAに入り、BorkoとFuturegrapherのコラボであるRoyalを一瞬だけ見る。というか、再オープンしたNASAが見たかった。一歩足を踏み入れて、ステージで音楽をやっているのを感じたトタン、涙しました。よくぞまたここがオープンしてくれた。現在のレイキャヴィク、ホテル建設ブームで、この会場も取り壊してホテルにするという計画があり、文化関係者は大反対。もちろん私も、ホテル建設反対に署名した口でした。
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 とにかくNASAが無事にオープンしてよかった。私が入って2曲ほどでRoyalのライブは終わってしまったため、ほとんど普通にBorkoを聴いてるくらいの感想しかなかった。すいません。

 少しだけホテルで息をついてからHarpaへ移動。夏に散々見たとはいえ、アイスランド・エアウエイブスでの受け具合もしりたくて、人気のAmabadamaへ。夏に見た時とさほど変わらず、相変わらず至極楽しいライブを展開してました。レゲエというか、リラックスして楽しく聴けるラップ、ヴォーカル、レゲエといった感じ。フロントの女性2人が素敵なので、余計に見ていて楽しい。
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 一度Harpaに入ってしまうと、その中に会場が3-4箇所あるので、もうハルパ内に留まるしかない。次は大好きなArstidirを見る。ハーモニーの美しさも、ギターの繊細さも、バイオリンの音程も艶も、何もかもツーランクくらいアップしていて、うっとり。
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 数曲チラ見して、クオリティチェックして下の階に移ろうと思っていたら大間違い。やっぱり最後まで見ちゃった。素晴らしかった。オーラブル・アルナルズとはまた別の路線での、クラシカルな響きが厚いハーモニーにマッチして、とても素晴らしい。これまた大好き。
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 この日最後に見に行ったのはNordic Affect。フェス前にMengiでホグニとの共演を見ていたため、数曲重なっていたけれど、ここでしか演奏しなかったものもあってよかった。こちらはネオ・クラシックとでもいうのでしょうか。クラシック的な楽器を使い、従来のクラシックには無いアプローチの仕方なので、実験的で意欲的。生粋のロック・ポップ・ファン向けではないけれど、ベッドルーム・コミュニティあたりの音が好きな人には問題なく推薦できる。
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 こうやって書いていると、「もう欲張って見るのはやめた!」とか言いつつ、効率良く回る方法を知ってるだけに、やはり効率良く詰め込んで回った感じがアリアリ。そしてここでシンデレラ・タイム。

 だけど、帰り道なのでNASAに寄り、Retro Stefsonの安定のポップ感を2-3曲楽しんでホテルに帰った第一日目のフェス・ライブでした。
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たぶん10組くらい見てるよね。実は半分程度に減らしてじっくり見たいと思ってるのですが、なかなか・・・(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



     間もなく福袋販売開始!↓








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by ICELANDia | 2016-01-04 11:36 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス2015(1) レイキャヴィク街歩き&シッラとのアーティスト・ディナー
 お待たせしました!今年10-11月にかけて行ったアイスランド・エアウエイブス&オーロラ・ツアーと、アイスランド・エアウエイブス2015のレポートを開始します!
 写真はお馴染みのシバノ・ジョシアさんからご提供いただいています。シバノさん、いつも本当に有り難う御座います。それから、写真はアーティスト及びツアー参加者にも許可をいただきここに掲載しています。

 ツイッターでは毎日スナップ写真と共に実況中継をしていましたが、ブログまで手が回らないため、速報(?)で見たい方はツイッターをフォローしてくださいね。こちらです

 今年のアイスランド・エアウエイブス・ツアーはビョークのライブが途中でキャンセルとなり、お客さまの入れ替わりも激しく、また航空会社の都合により希望する日程での企画ができなくなったりで四苦八苦でしたが、いろいろなことを再考するきっかけになり、内容的には10年間の中で最も充実したツアーでした!スペシャルな物事を詰め込み過ぎもしなかったし、少なすぎもしなかったし、ちょーどいい感じになったなぁ、と自画自賛。10年目にしてやっと、バランスよく内容が作れたと感じました。

 というような裏話を長々と書くのはやめて、早速ご紹介しましょう。私のツアーの内容は音楽ファンに特化しています。普通の自然観光は旅行代理店任せで、私は音楽周辺の企画担当。今回はフェス開始前に2日間あったので、一日はレイキャヴィクのちょっとディープな街案内と、ローカル音楽シーンを垣間見ていただくことに費やしました。

 まずはホテル近くにあるアイスランド・エアウエイブスの会場Idnoで、普段は入れない最上階の部分に潜入。ビョークがインタビューを受けたりする場所なので、この写真を見てすぐに気づくファンもいるかもですね。チョルトニン湖半にある歴史的な建物でもあります。
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 その昔は、花嫁学校みたいな感じの場所だったので、昔の刺繍やら、子供の遊び道具やらもあり、結構摩訶不思議な場所。

 そして細かな裏道を通りながら、知ってるとちょっと便利なショップをご紹介しつつ、ちょこっと裏レイキャヴィク的な感じで街を進みながら、シンボルであるハトグリムス教会へ。せっかくなので、エレベーターで展望階まで昇りました。天気が若干不安定だったけれど、酷くはなかったのでよかった。
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 ものすごくキレイで明るい写真を見ることが多いと思いますが、これがごく普段のレイキャヴィクの街の顔であり、天気。どんよりです。

 ずっと外に居ると寒いこともあり、途中、例によって12 Tonarなどの音楽ショップに寄ったり、こうしてアート・ギャラリーにも足を伸ばしました。ここはシガーロスやムームのアートワーク関係を扱うなど、音楽寄りの展示会がとても多いギャラリー。
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 そして向かったのはStereo Hypnosisのスタジオ。数年前に訪れたムームのリハーサル・スタジオと同じ建物の別フロアでした。今やエレクトロ・アンビエント・チル界の中心人物となったパン(手前)と、彼の父親であるオーラヴル(黒メガネ)の親子ユニット。お父さま、渋くてカッケ〜
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 スタジオは結構広々としていて居心地がよく、ひとつの部屋に機材が所狭しと置いてあり、こちらがリビングっぽいスペース。本やCD、レコードなどがギッシリあり、スタジオというよりも居間感覚。おいしいコーヒーと、アイスランドの伝統オヤツのクレイヌルという捻りドーナッツを振る舞ってくれました。
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 本当はそこでショート・ライブが出来ればよかったけれど、このユニットは近年3人で活動しているため、3人目の彼がどうしても都合がつかず、その代わり超素敵なビデオを別ルームで見せてもらいました。
 ビデオはVimeoで見られますので、お時間のある方はぜひ〜。アイスランドの素敵な自然が、彼らの音楽とマッチしていて、とても素晴らしい作品になっています。こちらからご覧いただけます

 動画サイトでいつでも見られるとはいえ、やはりアーティストがその場にいて、音響のいい場所で見ると、すごく心に響くというか、「あぁ、いいなぁ〜〜〜〜!!」という、表現力が最強に乏しいことは承知ですが、ま、そういう感じになります。
 リビングから屋上に出たところで記念ショット。
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 ちなみに彼らの最新アルバムは『Morphic Ritual』。サイン入りでここにあります。当然その場でサインをもらってきました。
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 別日に行っているスタジオ・ツアーでもそうだけど、みなさんアーティストに会うのは大好きですよね〜(私もだけどw)。ひとりひとり、ピースしながら写真を撮ってもらって大満足。このグループには興味があったけれど、実はよく知らなかった。今回ここに来て、直接話すこともできて、すごく好きになったという人や、以前からこのグループは好きで知っていて、実際のお父さまがカッコ良すぎてビックリとか、帰り道でいろーんな楽しい感想が聞こえてきました。

 で、これでお仕舞いではなく、この日は長かった。次にビョークのライブ中止があったため、ビョークの側近に話を聞こうという企画で、老舗レーベルのトップであり、現在のアイスランド・ポピュラー音楽界の立役者でもあるAsiに来てもらいました。まるで記者会見(笑)。
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 内容・・・覚えてないんですが(苦)。アイスランド音楽の歴史のようなことを、結構インサイダー的な視点から教えてくれて、すごく興味深かった覚えはある。でもビョークのこととなると「その話はやめよう」とストップがかかってしまうので、まぁ仕方がないですね。
 彼は最近あまり表に出てこないので、みなさんと会っていただけるのは貴重な機会。このツアーを最初に始めた頃に、一度だけ同じ企画をやったところ、彼は1時間近く遅れてきたので、今回は絶対に遅れないように、何度念を押しに事務所へ行ったやら(笑)。
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 それより、私が通訳はやっぱり面倒だった(ごめん)。何を隠そう(?)その昔は来日アーティストの通訳をやっていた私ですが、アイスランドに関わり始めてからは滅多に通訳はしないので、どの訳語が適切なのか考える時間もなく、一応意味は通じたかと思うけど、日本語の訳がいかにもやっつけた感じで失礼しました。

 そして、この日は盛りだくさん。夕方からは今年ソロとしての初アルバムをリリースしたばかりのムームのシッラとの食事会。それもレイキャヴィクで人気ナンバーワンのレストラン!レイキャヴィクのアーティストのお気に入りでもあり、ここでビョーク等、数多くのアーティストを見かけたことがあります。

 それじゃかんぱぁ〜い。みなさんアイスランド第一日目で、これだけあちこち見て、人にも会って、写真もとって、その上にこの食事会はちょっと物事が多すぎたかとも思ったけれど、一日目の最後に、レストランで外しちゃったりすると悲しいので、これでよかったと思った。
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 このレストランを選んだ理由は、いろいろなミュージシャンが来る人気店であるということと、私自身が大好きなムール貝をみなさんに味わってほしかった。それがこれ!貝が大きくふっくらしていて、白ワインとハーブ類がたっぷりはいっていて、ものすごく濃厚。前菜にしてはびっくりの量だし。
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 シッラも、彼女のパートナーも、この店は大好きなので大歓迎ということだったし、途中に現在ジョン・グラントのバンドでギタリストをしているピエトゥルも加わってくれました。彼はものすごい親日家で、前回日本に来たのはエミリアナ・トリーニのバンドのメンバーとして。カタコトの日本語で私達を楽しませてもくれました。
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 メインは白身魚。たぶん鱈だったと思うけど、もしかしたらキャットフィッシュか何かだった?ごめん、覚えてない。これが強烈な量で、東京のメインディッシュの2-3倍あった感じ。これがまたとても新鮮でおいしい。野菜もたっぷりで、一応はヘルシーなんだけど、量がぁ・・・。
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 そしてデザートのクレームブリュレも、乳製品がおいしい国なので、当然非常にレベルが高い。ただし、東京でグラタンを頼むと出てくるような皿の大きさなので、デカイ・・・。2-3名で分けてちょうどいい感じ。

 量をドカンと出すのがサービスだ!と思ってるレストランが多く、量を減らしてほしいとお願いしても、聞き入れてくれないんすよ・・・(量に関してはまた後日にでも)。
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 ご参加のみなさんは、シッラを前にしてちょっと控えめではあった感じだけど、話題のアーティストであり、ごく普通の心優しい女性なので、日本での食べ物の話とか、結構あれこれ話をしてくれていましたっけ。

 私はふ〜っと力を抜きながらも、フェス直前にアイスランド入りするグループがあるので、後日のスペシャル・ツアーの段取りなどを頭で考えつつ、周囲の方々とあれこれ話つつ・・・で、あっという間の3時間会食が楽しく盛り上がるうちに終了。

 強者はその後、追加で飲みに行ってましたっけ。だよね〜、なかなか来られないアイスランドだから、あっちにもこっちにも行きたいよねぇ。(続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by ICELANDia | 2015-12-21 23:57 | 現地滞在レポート | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス・フェス開始前日、DJ飛行船&宇宙船とSin Fang
(前回はこちら) アイスランド・エアウエイブスの本格始動を翌日に控え、アーティストは最終調整、そして我々もフェス前に取材をこなそうと駆け回ります。
 
 この日は、もう何年も前から気になっていたアーティスト、DJ Flugvel og geimskipこと、ステイヌンに会うことにしていました。何年も前ってどの位なのよ?!って感じですが、たぶん6-7年前。12 Tonarに彼女のデモが置いてあり、それがすごく面白くて、ICELANDiaショップでも扱ってきたアーティストです。

 MySpaceが流行っていた時代に、一度彼女の写真を使いたくて連絡を入れた覚えが。アイスランド・エアウエイブスでも過去に何度か名前を見かけて、見に行ったものの、会場がわからなくて逃したり、時間があわず見られなかったりで、念願の対面!みたいな感じでした。

 で、この可愛い女子が ”DJ飛行船&宇宙船”。
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 取材というより会って雑談したかったので、まぁ雑談が主でしたが、それよりも驚いたのは、アウスゲイルのマネージャーが彼女についていたこと。アウスゲイルのプロデューサーであるキッディがステイヌンのファンで、彼女がライブをやる度に毎回見に行き、一派に招き入れたそう。

 私とステイヌンの会話で面白かったのは、いかに私が彼女のことをずっと前から知ってるかということで、「何時頃から?」と尋ねられたので、「パイナップルのレーベルシールみたいなのがケースに貼ってあったデモから扱ってる」と言うと、「え〜〜、信じられない。あれって私がまだ高校生で、授業中にあのパイナップルの紙を切ってはケースに貼ってた!」と。
 
 アーティストと話していると、普通に話して普通に終わることもあれば、ある瞬間、何かすごいレスペクトを得てしまうことがあり、私の場合は「アイスランド・エアウエイブスを10年以上見続けている」というのがキーワードであることが多いけれど、今回の場合は「パイナップルのレーベル」でした。アーティストであるステイヌンさえも忘却の彼方にあったような情報だったようです。

 それがきっかけで、あ〜でもない、こ〜でもないの、半ばガールズトークになり、そして最後はいかに彼女が日本に憧れていて、日本へ行きたいかという話と、いかに偶然がぐるぐるまわり、11月下旬に日本へ行くチャンスを得たかということ(彼女は私がまだレイキャヴィクにいる間に日本へ行ってしまい、東京で会えなくて残念)。この時は、ソングライターのワークショップ参加だったし、突然のことでライブは断念。

 彼女のことは後日2回ほどライブを見る機会に恵まれるので、その時にもう少し書きますね。最後に3人でピースをして記念写真。
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 この後、確か私はアパートを出てホテルに移り、Sin Fangことシンドリの取材へ。ソーレイとシンファンの4月の来日は既に発表済みですが、去年のこの時点で既に来日話は持ち上がっていて、必ずインタビューしてこなくちゃというアーティスト。それに既にライブを見られてよかった。アイスランド・エアウエイブスのフェス中はとにかく見たいのに見られないライブだらけになるため、フェス前に見ておけると、ちょっと気が楽。でも、そのライブがよすぎて、やっぱりフェスでの盛り上がりの中でも見ておきたくて、やっぱりやっぱり、ものすごく心が揺れるのです。

 そして向かったのがシンドリのプライヴェート・スタジオ。写真家のお父さまが広めの写真スタジオを持っていて、その奥のスペースがシンドリの音楽スタジオになっています。
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 インタビューは2月に行ったトーキョー・ノーザンライツ・フェスティバルのイベントで一部ご覧いただいた通り。アレックスもインタビュー内で語ってくれた、ヨンシーのヴォーカルが入ったSin Fangの新曲を丸々一曲、超先取りでお聞きいただけてよかった(一応動画だったし)。残りのインタビューの部分は、今後行う予定のワークショップ等で公開する予定です。
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 日本はずーっと昔から行きたかったので、大変にうれしいと語るシンドリ。そして日本へ行った時に食べたいものは「ラーメン!」だそう(笑)。ご当地のおいしいラーメンが食べられますように!
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 シンドリは細身なので、他のアイスランド人男性と比べると小さい印象ですが、実際は背が高い。だから、こんなポーズでいっしょに写真を撮ったら、私は顔が出せない。私の身長は164センチで、日本女性にしてはちっこくない方なんだけど・・・。
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 下の写真は私のスナップですが、シンドリのスタジオの壁には、パートナーであるインガやシンドリ自身がデザインしたポスターが貼ってあり、とてもいい雰囲気。
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 シンドリのスタジオは、なぜか出版社の地下にあります。シーベアーの、幻のアイスランド専門盤は(インターナショナル盤とはアートワークが全く異なるものでした)、この出版社がリリースしたものでした。
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今年のリストバンドはこれ(セルフィーなのでピンぼけで失礼)。c0003620_36796.jpg 近年、取材用のプレスパスも写真のフォトパスも発効が非常に厳しくなっているため、今回私はフォトパスは申請しませんでした。が、なぜか、私のパス封筒の中にはフォトパスが入ってた。普通はフォトパスかプレスパスのどちらかしか貰えないはずなんだけど・・・。白いのは、指定ホテルのランチ・ライブへ行くと、ビールと無料ランチが貰えるという特典付き。
 
 そして夜、日本からのお客さまが到着。毎年思うことですが、これが最初で最後のアイスランド旅行になる人も少なくないでしょう。なので、本当にフルにアイスランドを、フェスを楽しんでほしい。けれど、詰め込み過ぎるのも楽しさを削ぐので、そのサジ加減が結構難しい。
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 最初の夜はゆっくりと休んで、次の日からフェスをとことん満喫してほしい。ここでの鍵は、とにかく休むこと。フェス&観光はハードスケジュールなので、体調管理が一番大切!(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif




          2月28日TAMA映画フォーラムで上映↓
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by ICELANDia | 2015-02-24 03:09 | News | Comments(0)
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