execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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スクリーミング・マスターピース特集その1:シガーロス&ステインドール
 さーて、これから少しの間、アイスランド音楽ドキュメンタリー映画『スクリーミング・マスターピース』の日本公開(7月7日〜:渋谷シネクイント)に伴い、映画やサウンドトラック、その周辺のことなどをブログに書いていく予定です。
 とはいえ、いつもICELANDiaのブログをお読みのみなさまはご存知かと思いますが、それでも勝手気ままに脱線したり、途中で挫折(?)したりするので、どこまで続くかな??
 
 映画『スクリーミング・マスターピース』については、2005年8月に既に書いていますし(この記事です。)、ものすごく素敵な公式サイトが出来ているので、そちらでたっぷりとお楽しみください。

■映画『スクリーミング・マスターピース』公式サイト(日本語)
  http://www.screamingmasterpiece.jp/
  
         ++++++++++++++

    映画『スクリーミング・マスターピース』サウンドトラック
      7月4日ボーナス・ディスク付日本版リリース!

        ICELANDiaショップで予約受付中。
     送料無料&ちょっと得した感じがしそうな特典あり!

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      http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=4170714
   
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 それではサウンドトラックの話に移りましょう。このアルバムはアイスランド音楽入門として、とてもバランスが取れています。ボーナストラックがBad Taste(=悪趣味)レーベルの曲だけなので、そこだけは偏っていますが、全般的にはアイスランドの伝統的な楽曲あり、メタルあり、ビョークからシガーロス、ムームまで入っているので、音楽的なジャンルも、有名無名という点でも幅広くカバーされているので、バランス感覚は素晴らしいし、アイスランドの音楽シーンというのは、英米ほど巨大ではないため実態に沿っています。
 
 日本でのサントラ発売に伴い、ICELANDiaの音楽ショップでは、サウンドトラック収録アーティスト全ての(廃盤は除く)個別アルバムをご用意しました。日本ではICELANDiaだけの扱いのアルバムも多いので、ぜひご注目ください。
 
■ショップ特別企画:スクリーミング・マスターピース特集
  http://icelandia.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=210865&csid=0
  
         ++++++++++++++
 
 ★★『スクリーミング・マスターピース』サウンドトラック特別解説#1★★
 
1.「A ferd til Breidafjardar」 by Steindor Andersen & Sigur Ros
 そのサントラにまず登場するのがアイスランドの伝統的な歌唱であるリームル。歌唱というより、ストーリーテリング(語り部)に近く、主に14世紀頃から口頭で語り継がれてきたアイスランドの英雄や戦闘の様子などを描写するものです。
 
 通常はバックの伴奏はありませんが、ここではシガーロスがバックを務めています。歌唱はリームルの継承者として現在最も活躍するステインドール・アンデルセン。ステインドールはシガーロスの全米ツアーのサポートをした時もありましたし、ヨンシーがステインドールからリームルを学んだことは、ファンの間では知られているかと思います。
 
 現在シガーロスが拠点としているアラフォスのスタジオが出来て間もなくの2001年、シガーロスとステインドールは6曲入りEPを制作し、その中の一曲がこの曲で、EPでは「hugann seida svalli fra」とタイトルされていました。アイスランド語なのでタイトルがどう違うのか、私はさっぱりわかりません。どなたか教えていただけるとうれしいです。
 
c0003620_139689.jpg シガーロスとステインドールがアラフォスのスタジオで演奏している動画は、シガーロスのサイトにあります。興味ある方はこちらでご覧ください。
 
 それで、ステインドールはソロ・アルバムも出しています。タイトルはずばり、『Rimur』。アイスランド人の作るメロディの基盤となっているのがこのリームルではないかと思うようなメロディ多く、決して派手なアルバムではありませんが、ビョークにしてもシガーロスにしても、あのユニークさがどこから来るのか?と探求心を出した時、必ずどこかでリームルにぶちあたることでしょう。
 
 あまり書くと映画のネタバレのようになるので控えますが、とにかく、アイスランド音楽ファンであれば、ぜひこの一枚は持っていてほしいし、これを聴かずしてアイスランドの音楽は語れない、絶対的に外せないアルバムです。
  
 『Rimur』by Steindor Andersen
  http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=1084611 
 
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 シガーロスについては、今更説明は無用ですね。これまた以前に書いたブログですが、一時期ファンの間で評判になったので、ふたつほどご紹介しておきます。
 
 ▲シガーロス誕生日潜入記
 http://icelandia1.exblog.jp/2567794
  レイキャヴィークで催された(ビョークも来た)シガーロス結成10周年記念パーティに、たまたま私が居合わせた時のレポートです。激しく長文。
  
 ▲氷国歴史的名盤:小倉悠加のシガーロス論
 http://icelandia1.exblog.jp/4058543 
  アイスランドの音楽評論家/アーティスト、ドクトル・グンニ(Dr.Gunni)が行ったアイスランドが選ぶアイスランド音楽の名盤の第一位に、シガーロスが選ばれました。その時に書いた、いわばアイスランド音楽オタクから見たシガーロス。
  
 シガーロスのメンバーは現地のアマチュア・バンドをプロデュースしたり、無名ミュージシャンに手を貸したりということを、よくやっています。6月は「シガーロス/アミーナ」特集にしたので、現時点であればショップで一覧しやすくなっていますが、7月に入るとスクリーミングの特集とばらけていきます。それでも、6月のこの特集は少しの間このまま残しますので、シガーロスをもっと深く知りたいファンは、ぜひご覧ください。
  
 ■シガーロス/アミーナ特集
 http://icelandia.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=198782&csid=0
  
 現在ICELANDiaのショップでは、シガーロスのとても貴重なアイテムをいくつか扱っています。
 
c0003620_2853.jpg スペシャル・ツアー・ブック『In a Frozen Sea: A Year with Sigur Ros』
 http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=4030087
 これはアイスランド国内でのTakk...ツアーを追った32ページの特別ツアー・ブック。30x30センチのLPサイズで、見応え充分。もちろんオフィシャルなアイテムです。
 
c0003620_1531934.jpg 12インチ7枚組Sigur Ros『In A Frozen Sea』 
 http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=4029957
 これは本当によく作られている。12インチ盤はTakk...ツアーで撮影されたスペシャル・スリーヴに収納され、ハードカバーかゴージャスな写真のアルバムかといった雰囲気で本のようになっています。LPがページのようにスリーブに挟まれているんですね(って、変な説明かしら)。ページの真ん中がくり抜かれ、レコードのレーベル部分と一体になって一枚の写真になっているという凝りよう。
 言うまでもなく限定品。
 
c0003620_1432622.jpg 2006年アイスランド・ツアー絵はがき(絵:ヨンシー)
 http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=3383847
 シガーロスが2006年アイスランド・ツアーで訪れた地を、ヨンシーが絵にしたものです。ライブの日付が裏に入っています。絵はがき7枚組。
 
c0003620_144859.jpg 映画『フレンムル/Hlemmur』サウンドトラックCD
 http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=3357854
 一時期シガーロスがライヴ会場のみで販売していた幻のアルバムです。いつまで入手できるかすごく不明。とりあえずは在庫あります。
 
 
c0003620_1445287.jpg アート本『Riceboy Sleeps』Jonsi & Alex
 http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=2788473
 現時点ではアイスランド国内のみで流通。千部限定でナンバリングがしてあります。間もなくナンバリングのないインターナショナル・ヴァージョンが発売され、少しはお安くなるようです。
 
 それから、捜している人が多いアルバム『Recycle Bin/ Von Birgidi』も、ほとんど常時扱っています。
 http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=638397
 
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 今回はやたらICELANDiaショップにおいてあるアイテムのご紹介が多くなりましたが、ステインドールはこういった機会でもない限り、その重要性をプッシュできないので、多くの音楽ファンに注目していただければうれしいです。(小倉悠加)c0003620_13213440.gif




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by icelandia | 2007-06-30 02:17 | アイスランド音楽名盤紹介 | Comments(0)
[黒死]に続くアイスランドの地酒誕生!REYKAのサイトで楽しく遊ぼう
 たくさんのみなさまに訪れていただいているので、超がんばって更新しているICELANDiaです!音楽ショップもぜひよろしく!!こちらです!
 
 アイスランドの地酒といえば、ブラック・デス(黒死)という怖い英語名を持つブレニヴィン。アルコール40度で、フリーザーでキンキンに冷やしてショットグラスで一気に飲みます。
c0003620_11452690.jpg お味はちょっとハーブの香りがしてさわやかで、フリーザーで冷やすとどことなくトロリとしたのど越しで、強いことを忘れて飲んでしまうところが怖い。だから「ブラック・デス(黒死)」なのでしょう。ブレニヴィンについては 『ウォッカも真っ青なアイスランドの地酒、利き酒しませんか?』ということで以前にブログを書いているので、じっくりと知りたい方は、こちらの記事でお読みくださいね。
 私はこのハーブの爽やか感が好きでゼリーを作ったことがありますが、アルコールを飛ばすのがた〜いへん(笑)。基本的にはお酒なので辛口だから、甘くするための砂糖の量もハンパじゃない。とにかく、美味しかったけど、やっぱりストレートで飲むかカクテルが一番おいしいです。

 それで、ちょっとお味見してみたいでしょう。
 
 それが、日本では正式に輸入しているところがなく、旅行から持ち帰って店で出しているところがある程度。なので、一般の人がこの地酒を飲める機会はほとんど無い。

c0003620_11474880.jpg でも、あるんですよぉ。7月19日に開催予定の『日本x氷国』というイベントで、このブレニヴィンが飲めます!私が秘蔵の酒瓶を提供いたします!!!なので早い者勝ち、売れ切れ御免ねぇ。
 
 それでもってこのイベントはアイスランドのおいし〜〜ラム肉で作った一品や、なーんとフランスのエスカルゴやキッシュといった、高級食材のお料理まで出てきてしまう、ちょっとゴージャスなフード付き。これで2千円って安すぎ〜。これが去年とっても好評だったので(会場は満員!)今年もフード付きでやります!!
 それから、その場でICELANDia始まって以来のバーゲンも!!!
 
 『日本X氷国』については6月18日のブログにも書いたので、詳細はこちらで見てください。または『日本X氷国』のブログへ直接どうぞ!http://hlemmur.exblog.jp/5640624 
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        Reyka http://www.reykavodka.com/
        
 それで、このブレニヴィンに次いで新しい名物となりそうなのが、レイキャ(Reyka)というウォッカ。キリリ、スッキリとしたストレートな味わいで、去年の10月にIceland Airwavesを見に行った時に見つけて早速購入。日本に持ち帰ってチビチビなめる予定が、思いがけずレイキャヴィークでオーロラが出たので、オーロラを見ながら身体を温めるのに現地で飲んじゃった。その時の話はこちら。瓶が何となく可愛くて捨てるのに忍びなかったから、瓶だけ持ち帰った(笑)
 
 そして去年発売されたこのウォッカが、現在アメリカでオンライン・キャンペーン中。ちょっぴり自虐的で笑えるサイトです。
c0003620_11511686.jpg 英語のサイトですが動画を見るだけでも面白いので、時間のある時にでもぜひどうぞ。何が面白いって、アイスランドのイメージをカリカチュアした感じで、いかにも寒そうなイメージの中に出てくるのはパフィンやら間欠泉やら、氷河やら。「日本人=サムライ=スモウ」を強調するのと同じようなもの。おまけにバックの効果音もいかにも寒そう!また、ここに出てくるお姉さんがサイトに登場するにしては必要以上に厚着で、話すのもアイスランド語訛りの強い英語で、どこかやり場がなく手持ちぶさたでつまんなそーなところがまた面白い。
 
 画面のいろいろなところをクリックしていけばわかりますが、例えば、テレビの画面(Watch TV)を選択すると、間欠泉ドッカーンのところからどう見てもファッショナブルとは言えないお姉さんが出てきて、足下でじゃれつくパフィンを追い払おうとしながら、
 「アイスランドへようこそ。アイスランドでは初めて女性の大統領が登場し、初めてアイスランドのウォッカを作りました。あなたの国ではアイスランドのウォッカは作れません。でもあなたの国でも女性大統領を登場させることはできます・・・が、女性はひとつのことにしか役立たないと思ってたら別だけど。(パフィンを蹴散らして)ということで、有り難うアイスランド。」といった感じ。
 こんな訳でどれだけ伝わるか分かりませんが、私は爆笑しました。
 
 飲酒オッケーな年齢であることを証明するため、自分の生まれた年を選択しないとサイト内に入れません。私は間違ってゼロ歳を選んでしまったところ、セサミストリートのサイトに飛ばされました(笑)
 
 アイスランド旅行が当たる懸賞募集中ですが、対象は北米(カナダ、アメリカ)在住者のみで残念!

 こういうのを見ていると益々アイスランドへ行きたくなりませんか?今年もまた、<ICELANDiaでは、特別旅行企画中です。映画『スクリーミング・マスターピース』での多くのシーンが出てくる、音楽フェスのIceland Airwavesを見に行きます(昼間は自然観光オッケー)。この話は後日改めて。(小倉悠加)
 
↓サウンドトラック『スクリーミング・マスターピース』
    予約受付中!送料無料!&特典あり!!

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by icelandia | 2007-06-26 12:03 | アイスランドってどんな国? | Comments(4)
レイキャヴィーク市バス:運賃550円は痛いが、生徒・学生は無料!
 ICELANDiaのブログにご注目いただき有り難う御座います。今回はレイキャヴィークのバス・システムについてを。

 人口30万人の国、アイスランドにも公共交通システムはあります。ケプラヴィク国際空港からレイキャヴィーク市内までのフライバスはとても便利だし、市内のローカル・バスも私は愛用しています。地方へは長距離バスも出ているし、夏期であればバスで国内を一周することも可能。
 
 電車は。。。。現在はありませんが、空港/レイキャヴィーク間だけは鉄道の建設予定はあるそうです。
  
 レイキャヴィーク市バス
 http://www.bus.is/english
  
 レイキャヴィークのバス・システムは基本的には使いやすい。一番素晴らしいと思えるのは、バス・ルートのマップが無料で貰えること。だってぇ、東京なんか、どんなバス・ルートになっているのかわからないので、私は地下鉄しか使ったことがないだもん。
c0003620_16272947.jpg
 
 そのバス・システムがこの春から少し変わりました。この改訂が非常に不評で、ルートは少なくなったし、停車地も少なくなったし、本数も少なくなった。おまけに料金が280iskにアップ!280アイスランド・クローナと言ってもピントこないことと思いますが、「アイスランド・クローナx2」が日本円になります。
 
 ということは、バス一回の乗車料金は約550円!!
 
 日本の公共交通の料金が優等生的に安いこともありますが、あなたぁ〜〜、550円て・・・(涙)あと110円足せば、首都圏のタクシー初乗り料金です。円安が痛いわぁ。
 
 2003年に私が最初にアイスランドへ行った時は200iskだったので、この4年間で40%もの値上げ!街の隅から隅までよく利用していましたが(徒歩20分程度の距離)、これではもう使えない。バス3回乗っただけで1600円ですか・・・という、ビンボーな嘆きはここまでにして、ユース・ホステルに宿泊予定のみなさん、よーく考えましょう。ユースに宿泊すると街まで40分歩くか、バスの使用になります。往復で一日千円超えるし、下手するとバス代だけでン千円になりかねないので、レイキャヴィークの街中の観光であれば、その分の代金を最初から宿代に盛り込んで、街中に宿泊した方がよさそうです。
 
 そしてこの 春の改訂に対する苦情が非常に多いので(当たり前!)、当局がそれについての説明を行いました。まっとうな理由のように思えます:
 
 *夏期はバス利用者が45%減るため、毎年夏と冬では常にバス・スケジュールは異なっていた。
 *近年詳細な調査を行った結果に基づき、赤字を減らす努力をしている。市民の税金で公共交通を走らせている以上、夏も冬も同じようにバスを走らせている方が無責任.
 

 
 なるほど、でもこのままでは非常に使いにくいという声も。しかし 秋からは便利になることを当局はお約束:
 
 *秋になれば乗降客の多いルートの本数を増やし、少ないルートの本数を減らすので、より便利になるはず。
 *バス停のすべてに名前をつける
 *秋からは生徒・学生の運賃を無料化。

 
 バス停の名前?!今まで全部のバス停に名前がなかったのね、やっぱり・・・。アイスランド語が理解できないせいかと思っていました。どーりで、誰に尋ねてもアバウトなインストラクションしか貰えないことがあり、「バス停の名前は?」と聞いても「大丈夫、誰でもわかるから」って、質問に答えてないだろうと毎回心の中で突っ込んでいたら、そういう事情だったのね。バス停命名歓迎です。
 
 それから学生の運賃無料化とは何という太っ腹。生徒や学生はお金がない時は歩くものですが、大学生は卒業後に就職し、一台目の自家用車などを買う年齢でもあるため、公共交通に乗ることを覚えてもらいというのが狙いのようです。
 
 というのも、現在のレイキャヴィークには自家用車の所有率が高すぎる。なんでもヨーロッパでは千人の人口に対して450台の乗用車が平均的な所有率だそうで、10年ほど前のレイキャヴィークもその程度でしたが、ここ数年のバブリーな経済のせいか、現在の所有率は千人に対して610台。これは車社会であるアメリカの所有率に匹敵し、これ以上市民が自家用車に頼るようになっては、道が混むし、CO2の排出も増えてしまう。自家用車一台持つと、年間150万円程度のコストがかかるので不経済性もアピールしたい、と。そういった意味もあり、若い人のバス料金を無料にして自家用車の購買・使用を極力抑えたいのだそうです。
 
 シニア市民は?という疑問も出てくるかもしれませんが、まずは若い人が先で、その他のカテゴリーの市民は、おいおい考えるそうです。
 
 ちなみにバス料金は現金オンリーで、さもなければ大きなバス停で回数券を買うこと。回数券はカードで購入できます。また水素バスの運行実験は3年の満期を迎えたため、現在はやっていません。早期復帰を望みます。

 レイキャヴィーク・ツーリスト・カード
 http://www.visitreykjavik.is/displayer.asp?cat_id=294
c0003620_16321221.jpg 
 一日たくさんバスに乗ったり、美術館巡りなどを考えている場合はツーリスト・カードが便利で、有効期限が24時間、68時間、72時間と3種類あり、それぞれ1200isk, 1700isk, 2200iskというお値段。美術館、博物館、市民プールの入場はこのカードを見せればできるし、バスも乗り放題なので、使い方によってはとてもお得です。

 
 レイキャヴィーク観光地ホップ・オンーホップ・オフ

c0003620_1628108.jpg 2005年からお目見えしたサービスで、観光客がよく回る10カ所をルーティングして、一日自由に乗降できる「ホップ・オンーホップ・オフ」のバスもあります。赤いダブルデッカーで、いかにも「観光しています!」という風情が、ちょっと嬉し恥ずかし。
 運行しているのは朝10時から午後5時までで、約30分間隔でバスが来るはず。料金は1500isk(24時間有効)
 2005年、2006年の運行は確認していますが、2007年もやっているのかしら?2007年は未確認です。アイスランド航空のここ↓http://www.icelandair.com/home/packages/add-ons/tours/detail/store1117/item109773/で扱っているところを見ると、まぁやっているのでしょう。でも、上記のツーリスト・カードの方が断然お得に見えます。 
 
 この夏アイスランドへ行かれる方々、自分の足とバスを賢く使って、楽しい旅をしてくださいね!(小倉悠加)
 
↓サウンドトラック『スクリーミング・マスターピース』
    予約受付中!送料無料!

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by icelandia | 2007-06-24 16:34 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Comments(0)
ヨハン・ヨハンソン、東京での初ソロ・ライブは霧との共演
 ICELANDiaのブログへようこそ!こちらはアイスランドに関する情報ばかりを流している、一途なブログです!!
 
 いやはや、今年の梅雨はどうなった?!「うわぁ、雨ばかりでジメジメしてる〜」というのが無く、突然「ジリジリ暑いじゃん」の夏に突入した感じ。湿気の多い暑い夏は苦手なので、ひたすらアイスランドへ行きたい・・・。
 
 天気を嘆いても仕方ないので、気持ちだけでもクールなアイスランドへ。そして7月早々、本当に涼しげなアイスランドを東京で体験できるような気配です。
 
 というのも
 ヨハン・ヨハンソン東京ソロ公演!霧とのコラボ!

          ↓↓↓↓↓
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 ヨハン・ヨハンソンは、アイスランドで最も期待されている作曲家で、今回は、セミクラシック寄りの演奏になりますが、元々はパンク出身なので、アーティストとして幅広い顔を持つ人です。私がアイスランドの音楽にのめり込むようになったきっかけもヨハンに依るところが大きく、やっと首都圏のみなさんにヨハンのソロを見ていただけるかと思うと、考えただけで感動しちゃうくらい(単純)うれしいです!!
 
 7月7日から渋谷のシネクイントを皮切りに日本公開されるアイスランド音楽ドキュメンタリー映画『スクリーミング・マスターピース』の中では、レイキャヴィーク市内の丘の上に建つハトグリムス教会の中でライブを行うシーンに出てくるのが彼です(ちなみに私、このシーンの現場にいました=ちょっと自慢)。
 
 ヨハンの来日は、この一年間で何と3度目!初来日は2006年12月のアパラット・オルガン・カルテットの一員としてで、この時は彼がパンク/メタル・バンドに在籍していたことがアリアリと分かる演奏でした(これも好き!)。2度目は2007年2月の札幌モエレ沼公園の『スノースケープ モエレII』のイベント(札幌まで行けず)。そして今回7月は、以下のようになります。
 
第23回<東京の夏>音楽祭2007 島へ−海を渡る音
火と氷の島 アイスランド>ヨハン・ヨハンソンの世界

  【日時】7月10日(火)、11日(水)19:00
  【会場】日本科学未来館 シンボルゾーン

       詳細は上記↑バナーのリンク先でご覧ください。


 このライブの注目はなんといってもヨハンのソロ・ライブが東京で初披露であることと、音楽と共に「霧のアーティスト」の中谷芙二子さんによる霧環境が作りだされるということ。
 ヨハンのソロ作品は、シンとしたアイスランドの空気そのものが再現されているような音作りなので、霧との相性は抜群。というか、想像しただけで鳥肌が立つほど幻想的で素晴らしい。ヨハンのソロに関しては、前述の2004年の教会ライブ(『Englaborn』上の写真のアルバム)と、2006年10月に再びレイキャヴィーク市内の別の教会でライブを見ています(『IBM User Mannual』下の写真のアルバム)。彼のソロ・ライブがいかに感動的かは、こちらのブログをお読みいただくと少しは雰囲気が分かるでしょうか。
  

 今回は、ヨハンの重要な相棒であるパーカッショニストのマシアス・ヘムストックとの来日であり、その他数名アイスランドからミュージシャンやビジュアル・アーティストが来日するようなので、悪かろうはずがなく、これは本当に楽しみです。演奏曲目がどのようなものであろうと、ものすごく印象深く感動的であることは疑う余地がありません。う、考えただけで涙が出そう・・・。
 
 それで、一体ヨハン・ヨハンソンというアーティストはどのような曲を聴かせるのかは、ICELANDiaのショップに試聴がありますので、特に『Englaborn』と『IBM』をご注目ください。今回の演奏はたぶん『IBM』が中心になると思われますし、楽器編成としては『Englaborn』に一番近いことでしょう。
 
 以下はショップで扱っているヨハン関係のアルバムです(ブルーになっているアルバムのリンク先に試聴や詳細があります)。
 
ヨハン・ヨハンソンのソロ名義
 Englaborn
 Virthulegu forsetar
 Dis
 IBM1401, a user's manual
 
グループ/プロジェクト名義
 Apparat Organ Quartet 
 Evil Madness
 Dip/HI-CAMP MEETS LO-FI
 Kitchen Motors/キッチンモーターズ誕生
 Ham/Skert Flog
 Unun『Super Shiny Dreams』
 『Kitchen Moters family album』
 
プロデュース・ゲスト参加作品
 Siggi Arman『Mindscape』 『Music for the addicted』
 Skuli Sverrisson『 Seria』

 ヨハンは日本のみなさんに広く知っていただきたい才能の持ち主です。やっと東京でソロが聴ける絶好のチャンス。この機会に是非、ヨハン・ヨハンソンの音楽の世界をご堪能ください。ぜひぜひお見逃し無く!(小倉悠加)
 
↓サウンドトラック『スクリーミング・マスターピース』
    予約受付中!送料無料!

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by icelandia | 2007-06-21 03:33 | News | Comments(0)
『日本×氷国』〜五感で感じるアイスランド〜開催決定!
ICELANDiaのブログをいつも楽しみにしていただき、有り難う御座います。

 水素エネルギー国、環境問題優等生国、そして日本と同じ捕鯨国として最近ニュース等で盛んに扱われるようになったアイスランドに、またまたひとつ大きな話題が加わりつつあります。それは・・・・

 アイスランド音楽ドキュメンタリー映画『スクリーミング・マスターピース』の公開!!!映画公式サイトはここ。
 
 ICELANDiaでは、2005年からこの映画情報を流してきましたが、やっとやっとこの夏、日本公開になります。
 映画の話は後日たっぷりみっちりやりますが、その前に今日は「あ!」っと驚く(?)うれしいお知らせです。

     この夏『日本X氷国』のイベントが帰ってきます!
         今回は更にスケール・アップ!!

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 去年から始まったこのイベント、2006年は春と秋の2回行いどちらも大評判で、当日は入場を制限しなくちゃいけないほど盛況だったことも。今回も予約は100名限定なので、参加希望者は速攻あるのみ!
 
『日本X氷国』Vol.3のお品書き
  2007年7月19日(木) 
   SECOBAR@渋谷 18:00〜  予約2,000円(1drink+special food)
*幻想的&ロマンチックなアイスランド音楽にひたるDJ240分!
*アイスランドのおいし〜〜食材を使ったビュッフェ形式の特別料理。
*映画『スクリーミング・マスターピース』の劇場予告&本編を10分以上も上映!
*2006年のIceland Airwaves(アイスランド最大の音楽フェス)を取材したテレビの特別映像を上演!!
*その他の映像もてんこ盛り!


 上記に加えて、アイスランドの食材を使用したスペシャル軽食やアイスランド地酒「ブレニヴィン」のカクテルも販売します!ブレニヴィンがいかにスゴイかについてはこちらでじっくりとお読みください。

 
 それから、今回も物販があります。
 
 通常の輸入音楽ショップでは通常扱われることがなく、アイスランド現地でしか入手できないレアなアルバムに加えて、今回は、ICELANDiaショップの特別バーゲンを開催!見本として取り寄せただけでICELANDiaのショップで販売しなかったアルバム等、日本で一枚しかない?!というアルバムなども大放出!(カードが使えませんので、現金をご用意ください)
 
 とにかく、この機会にアイスランドのあれこれをも〜っとよく知っていただくためにスタッフ一同、盛りだくさんの内容を考えています。
 
 イベントの参加予約方法等、詳しいことは『日本×氷国』〜五感で感じるアイスランド〜のブログでご覧ください。(小倉悠加)c0003620_13213440.gif




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by icelandia | 2007-06-18 00:08 | News | Comments(0)
水素によるクリーン・エネルギー模範国アイスランドについて
 アイスランドのことばかりを書いているICELANDiaのブログへようこそ。
 
当ブログに初めて来られた方へ:
 ICELANDiaというのはアイスランドの音楽を専門に扱っているレーベルでありウエッブショップです。このブログはICELANDiaの代表である小倉悠加(日本在住)が、日本のみなさまにアイスランドという国を、その素晴らしさを知っていただきたく、書いているものです。

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 さてさて、先日、日本テレビ系列全国28局ネットで『菊川怜・アイスランドから白神へ! 〜エコと出会いと冒険の旅〜 』という特番が放映されたためか、このブログへのアクセスがとても多くなっています。きっと「アイスランドってどんな国なの?」と思われた方が多いのでしょう。なので、以下に少しまとめて過去のブログ記事のリンクを。
 
水素燃料他、エコ関係について
見応え充分:『ニュース23』アイスランド特集の感想
 http://icelandia1.exblog.jp/m2007-05-01/#5992491
経済発展と自然破壊の狭間でゆれるアイスランド 
 http://icelandia1.exblog.jp/m2007-04-01/#5890472
エコ・コンシャス最先端:水素バスの走るアイスランド
 http://icelandia1.exblog.jp/m2005-02-01/#876213
ビョーク、シガー・ロス他 自然破壊反対コンサート
 http://icelandia1.exblog.jp/m2006-02-01/#3561383

2007年5月に行われた4年に一度の総選挙について
4年に一度の総選挙,結果速報!:今後のアイスランドは?
 http://icelandia1.exblog.jp/m2007-05-01/#6081697
音楽アーティストも出馬していたアイスランドの国会議員選
 http://icelandia1.exblog.jp/m2007-05-01/#6170309
 
アイスランド旅行関係 
消費税値下げ!アイスランドの物価が少しばかり旅行者にやさしく
 http://icelandia1.exblog.jp/m2007-03-01/#5648183 
アイスランドへ行く航空会社はどこがいい?
 http://icelandia1.exblog.jp/m2007-05-01/#6131887
アイスランド旅行便利帳:その1 
 http://icelandia1.exblog.jp/m2006-08-01/#4354419

福祉・男女平等関係
アイスランド、ベビーブームと「母親になるのに最も適した国」の相互関係
 http://icelandia1.exblog.jp/m2007-05-01/#6061620
ヤボですが、アイスランド美人大臣名鑑 
 http://icelandia1.exblog.jp/m2007-01-01/#5394787
無意識の中に潜む男女差別:ジェンダー・ギャップのないアイスランド
 http://icelandia1.exblog.jp/m2005-05-01/#1913680
 
 最近は時事ネタが増えていますが、本来ICELANDiaのブログは音楽関係が中心です。ビョークやシガー・ロスの話はそれほど多くはありませんが、書いている場合はやたらコアなので、ファンのみなさんは丁寧にこのブログ内を捜してみてくださいね。
 
 それから、アイスランド最大の音楽フェスIceland Airwavesはこの上なく音楽ファンの心をそそるフェスです。去年ICELANDiaが企画したこのフェス参加ツアーのレポートも、ぜひぜひ合わせてお読みください。やたら長いので、メインパートっぽいところだけを以下に。
 http://icelandia1.exblog.jp/m2006-10-01/#4827754
 http://icelandia1.exblog.jp/m2006-10-01/#4827754
 http://icelandia1.exblog.jp/m2006-11-01/#4886374
 http://icelandia1.exblog.jp/m2006-11-01/#4898355
 
 そして最後になりましたが、アイスランドにはとても個性的な素晴らしい音楽がたくさんあります。ぜひICELANDiaウエッブショップにお立ち寄りください。お待ちしています!(小倉悠加)c0003620_13213440.gif




  アイスランドの音楽が200種類以上↓

アイスランドについてのブログを表示する.

by icelandia | 2007-06-11 10:52 | 環境・エネルギー関係 | Comments(3)
ICELANDiaショップからアイスランド音楽ドキュメンタリー映画試写会ご招待!
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 ICELANDiaの音楽ショップでお買いものをしていると、アイスランドの現地でしか購入できない音楽が日本に居ながら入手できるし、こ〜んないいこともあるんです!
 
      アイスランド音楽ドキュメンタリー映画
  『スクリーミング・マスターピース』先行特別試写会ご招待!

  
 7月7日の一般公開に先駆け、先行特別試写会が行われます。そこで、ICELANDiaショップをご利用のお客さまを4組(8名様)ご招待!
 ・・・え?それ何?って・・・言われても仕方ないかもしれません。当ブログでこの映画のご紹介をしたのは、何を隠そう2005年8月のこと(映画内容のご紹介ブログはここ)。やっとやっと日本で公開されます。もちろんビョークやシガーロスの姿もたっぷり!

<先行特別試写会> 
日時:6月21日(木)21:20開場 21:30開映(22:57終映予定)
場所:シネクイント(渋谷)

<応募方法> 
 以下のページにアクセスし、氏名と合い言葉をご記入ください。
 合い言葉:「もっとアイスランド音楽を!」
 => http://my.formman.com/form/pc/1OfKuOsfgbRwgyis/

<応募資格> ICELANDiaショップでお買いものをしたことのあるお客さま。
<応募締め切り> 2007年6月15日(金)いっぱい。

当選者には招待ハガキ(1枚で2名入場可能)をお送り致します。送り先はお買いもの履歴のご住所にになります。
アイスランド音楽のあれこれがわかる素晴らしい作品なので、みなさまぜひご応募ください。でも、地方にお住まいの方はごめんなさいm(__)m。東京で公開された後、各都市にもまわるようなので、ぜひご期待を!


映画『スクリーミング・マスターピース』公式サイトhttp://screamingmasterpiece.jp/
 一般公開は7月7日(シネクイント:渋谷)からです!
 
ICELANDiaショップ:ICELANDiaショップ"はここをクリック!
 みなさん、ぜひブラウザーでお立ち寄りください。お待ちしています!(小倉悠加)c0003620_13213440.gif




  アミーナ待望のデビュー・アルバム『Kurr』予約受付中!↓

テクノラティプロフィール
by icelandia | 2007-06-08 12:22 | Comments(0)
アミーナ、アミナ?シガー・ロスの秘蔵っ子、デビュー・アルバム予約受付!!
 あぁ、やっとICELANDiaが音楽レーベルらしいことを書けます(笑)。
 
            シガー・ロスの秘蔵っ子
   アミーナのデビュー・アルバム『Kurr』間もなく発売!

c0003620_17362654.jpg

             輸入盤発売日6月16日
     ICELANDia定価2350円-->特別価格2100円(6月末日まで)
     6月15日までにご予約いただいた方は、更に送料無料!!

         ◆◆ご予約はこちらをクリック!!◆◆
  このアルバムはアイスランドを経由しないので、やっと一般の音楽ショップ並みの価格にすることができました(拍手!)。
     アミーナ/シガーロス特集同時開催中!! こちらです!
   
アミーナってどんなグループ?
  アミーナはシガーロスのバックで演奏している女性のストリング・カルテットで、シガーロス・サウンドには無くてはならない大切な存在です。
 メンバー4人の名前は
 ・エッダ・ルーン・オウラヴスドッティル
 ・ヒルドゥル・アウサイルスドッティル
 ・マリア・フルズ・マルカン・シグフ-スドッティル
 ・ソウルン・スマルリダドッティル
 
 いきなり余談ですが、こう書き出してみると壮観(?)ですね。全員がドッティルさん。というのも、ドッティルというのは娘(英語ではdaughter)という意味で、ドッティルの前についているのが、お父様の名前なのです。例えばオウラヴスドッティルであれば、オーラヴルの娘(=Olafur's daughter)ということ。なので女性はほぼ全員ドッティルが付きます。 
 
c0003620_17371960.jpg この4人は音楽学校で知り合ったお友達。シガーロスもそうですが、みんな年齢的に同じ世代で、キッチンモーターズのキラキラも同じ。なので、キッチン一派とシガーロスが仲良しなんですね。
 
 4人は弦楽四重奏団なので全員ヴァイオリンを弾きますが、他にもあっと驚くような楽器を用いてアミーナのステージを繰り広げます。2006年春の来日公演を見た方はご存知だと思いますが、ケルト・ハープ、木琴、鉄琴などは序の口で、ノコギリ(ノコギリの曲はここの4曲目で試聴できます)、メタロフォン、ワイン・グラス、ハルモニウム、ベル、テーブル・ハープ、カリンバ、クアドロ、チェレスタ、オルゴール、などなど。音の出るものなら何でも御座れ!とでも言わんばかり。
 
 さぞ「おもちゃ箱」的な音かといえば、おもちゃ箱をひっくり返したというよりもずっとクラシカルで穏やかなものを私は感じます。もっとものすごく極端にかつ端的に言えば、ムーム(Mum)をぐ〜〜っと抑えたような雰囲気でしょうか。今回はちょこっとヴォーカルも入っていて、とても心温まるアルバムで、聴いていると思わずニンマリ。
 
c0003620_17472953.jpg それに、彼女たちが最初にEPの『AminamiA』を発売した時に強く感じたことですが、結局シガーロスとアミーナは一心同体であり、アミーナ無しに、あのシガーロスのサウンドも考えられないんだなぁ、と。そんなこともたっぷりと感じさせてくれます。
 
 アルバムのタイトルは『Kurr』。日本国内流通版では『キュール』としているようですが、アイスランド語が堪能な方にお尋ねしたところ、「キュール」というのは間違いで、あえてカタカナにするなら「クッル」だそうです。それでもって、最後の「ル」の部分は巻き舌なので、「クッルルル」のようにも聞こえる、と。
 「kurr」とは何かと言えば、日本語では「クックー」でしょうか、鳩やカモの一種の泣き声だそうです。または、人がおしゃべりをしていてざわついている感じのノイズという意味もあるけれど、一般的には前者で使われることが多いそうです。(ということを私に教えてくださった方々、有り難う御座いますm(__)m)
 
 なので、このアルバム・タイトルを私が訳せば(おいおい、訳せるのか?)『クック、クルルー』です。え?!冗談、冗談。でも、そんな雰囲気ではないかと思うし、何となくそれでもいいような包容力を感じさせる作品です。
 
 それから、もしかしたら以前はアミナという名前で彼女達のことが紹介されていたかもしれません。が、現在はアミーナです。彼女達のグループ名は似て非なるものとして何度か変更されています。そのへんの遍歴に関しては、アミーナの新譜のご紹介ページに書きましたので、興味ある方は是非お読みください。ここです。
 
 6月はアミーナ/シガーロス特集!!!
 アミーナのデビュー・アルバム発売を記念して、今月はアミーナ/シガーロス特集にしてみました!!こちらに一覧があります!
 目玉はアミーナのデビュー・アルバム『Kurr』ですが、覗いてみれば、びっくりするようなものも置いてあります。瞬間風速というか、あまりにもレアものなので、一瞬のうちに無くなる可能性もありますが、まぁまぁ、アイスランドっていうのはそんなもんです(?!)。
 
 次回はアイスランド音楽ドキュメンタリー映画『Screaming Masterpiece』公開についての話を予定していますので、どうぞお楽しみに! (小倉悠加)c0003620_13213440.gif




  アミーナ/シガー・ロス特集開催中!↓バナーをクリック!
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by icelandia | 2007-06-05 17:45 | Pops | Comments(2)
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