execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

カテゴリ:何となく書きたいから
  • ロハス、音楽、マクロビ、心の糧、パニック障害・・・
    [ 2005-11-05 17:10 ]
  • ライブエイドの裏話:'84年の思い出
    [ 2005-07-01 22:08 ]
  • ハイドロ・パフィン号ゴール!!
    [ 2005-06-27 19:25 ]
  • あと少しでゴール! ハイドロ・パフィン号
    [ 2005-06-23 19:43 ]
  • ひとりレコード会社=インディーズは大忙し
    [ 2005-06-18 19:37 ]
  • パット・メセニー東京公演セットリスト
    [ 2005-04-23 18:56 ]
  • やっと見た!生パット・メセニー
    [ 2005-04-22 02:45 ]
ロハス、音楽、マクロビ、心の糧、パニック障害・・・
 単語を散りばめたタイトルで、何のこと?と思われるかもしれませんが、私の現在を集約しているようなものです。いつもとは毛色の違ったブログの内容で、少し長くなりますが、お付き合いください。
 
 これを書こうと思ったきっかけは、2005年11月3日の文化の日の朝日新聞でロハス(LOHAS)の特集を見たことです。そこになーんと私の知るマクロビオティックの店ママンテラスが紹介されていました。
 本店は関西なので行ったことがありませんが、品川のQueensの中にリトルママン(イートイン)があり、アイスランド大使館が品川なので時間があれば必ず寄ります。丸の内にもテイクアウト専門店があるようです。マクロビにしては、というのは失礼な言い方かもしれませんが、とてもナチュラルな味付けで私は好きです。特に揚げ物は油臭さが全くなく、小学生の息子はここのコロッケが好物になってしまいました。クリーム(乳製品や卵)は使っていないので、なぜあのようにクリーミーにできるのか不思議!
 ごく最近、ママンクラブという通販専門ネットも見つけたので、興味ある方はサイトを見てはいかがでしょうか。私自身はマクロビアンではありませんが、マクロビを知って玄米だけ取り入れたおかげで10代の頃から苦痛だった症状が無くなり、マクロビの考えを知るに従い、生き方そのも考えるようになりました。
 私は太れない体質なのでダイエットは無関係ですが、健康的ダイエットにもとてもいいそうなので、お勧めです。
 
 そう、それで「生き方」です。
 
 首都圏に生きる者は、どうしても都会のハイペースに巻き込まれがちで、正直なところ私はそのペースについていけません。それを知ったのは大学を卒業してレコード会社に就職した新卒の頃で、会社に入って半年後に、今で言うパニック障害になってしまいました。
 電車に乗ると動悸がして気持ち悪くなり、また食事もノドを通らないのです、油の臭いを嗅いだだけで吐き気がしたり、会食をしていても戻しそうになったり、仕舞いには食べ物の味がまったくしなくなり、何を食べても砂を噛んでいるようになっていきました。それでは自分がダメになると思い、会社を辞め、翌日にはカナダへ向かいました。20年以上前のことです。
 
 現在であれば、きっと心療内科へでも行けばいいのでしょうけれど、当時の精神科の薬はひどく、そんなところへ行くと益々悪化することは目に見えていたので、「とにかく環境を変えてリラックスできる場所」ということで、カナダを選びました。カナダは未知でしたが、アメリカの田舎は好きだったし、アメリカよりもカナダの方がゆったりしているだろうという推測でした。
 
 道中、飛行機の中では神経性の下痢を繰り返しましたが、カナダに到着した翌日には、食欲旺盛、何を食べても美味しい・・・いったい東京でのあの症状は何だったの?という感じ。「環境を変えてリラックスすれば大丈夫」という判断は正しく、結局それ以来、私は会社勤めをしたことがありません。
 
 北米で半年を過ごし(主にはカナダの大学で聴講していました)、すっかり健康になって帰国したものの、仕事を始めるともとのもくあみで症状が戻り、結局会社勤めは諦めて現在のようにフリーで仕事をするようになりました。フリーで仕事をするのが唯一、社会との接点が持てる道だったのです。家での仕事に慣れてきたら、時々都会へ出るようにして、「毎日決まった時間に働きに行かなくちゃ」という強制観念が消えたのがよかったのか、そのうちに全く症状は出なくなりました。それでも全部克服するまでには、5-6年間かかったでしょうか。
 
 私は間違ってもバリバリのキャリアウーマンではなく、その対極に近いかなりレイジーな人間です。ロハスという言葉がない時代から、自分のペースでしか動くことができませんでした。家庭を持ち、若い頃よりも随分とマシにはなりましたが、それでも時々鬱に近いところまで気分が落ち込むこともあり、そんな時はいつも「あー、海外へ脱出したい」となります。最近気づいたのは、特に海外でなくても、環境が変わって、ごみごみしていない場所であればいいみたい。
 
 それで、とても心が萎えていた時代が数年間あり、その時に出会ったのがアイスランドとアイスランドの音楽でした。「癒し」という言葉を軽々しく使うのは好きではなく、世の中が「癒し」と呼んでいる音楽の半数は「騙し」ではないかと私は感じています(あくまでも私の主観で、絶対に騙しだと言っているわけではありません)。長期的に落ち込んでいた時代、「癒し」効果アリと書かれたアルバムを数多く購入しました。サブリミナルも買いました。それを聞きながら、「これで私は大丈夫、私は癒される」と心に言い聞かせましたが、もう全然ダメ。癒されるどころか、余計にいらだつ始末に。サブリミナルものは特にひどく、未だにあの手の電子音を聞くとイライラします。
 そんな中で、確実に心が落ち着いたのは、おだやかな響きのインストゥルメンタル音楽。そういうものは特に「癒し」とは書いていなく、ごく一般の音楽アルバムとして売られていました。クラシックも善し悪しで、本当に心が萎えている時は音数の多い音楽はとにかくダメです。聴くだけで疲れる。一番ひどかった時期は、それがどんな音楽であれ、音楽を聴くこと自体が辛くて疲れて出来ませんでした。音楽を聴くのは、どうやらエネルギーを使う作業のようで、とにかく息をしているのがやっと、という時は、音楽を聴くだけでエネルギーを取られて疲れます。もっともそれほどひどい精神状態の場合は、病院に駆け込むべきだったことでしょう。
 
 アイスランドの音楽には、本当に助けられました。今も私の心の糧です。もともと私はチャート・マニアで、アメリカのポップス大好き人間で、超メジャー指向。最初にアイスランドの音楽を聴いた時は、あまりにも地味で、どう感じていいかさえわかりませんでした。メジャーなコマーシャル音楽傾倒していたので、その他の音楽がよくわからなかった。・・・でも、何だか聴いていると、地味な、音数が少ない音楽の方がずっと心にしっくりとくるし、聴いていて気持ちいい。
 自分の心のにスーっと入ってくる音楽。これが一番です。あとは趣味や、その時の気分の問題でしょう。
 
 なので私にとってのアイスランド音楽は非常に人間的でナチュラルでロハス的なものです。音楽は音楽として評価していただきたいので、あまり「癒し」という言葉は使いませんが、商業ベースに乗ってどれだけ売れるか?というメジャー的な考えに基づく音楽ではなく、自分の自己表現として音楽を作り、それに賛同してくれる人のところから出すということなんですね。
 元を正せばそれがインディーズ(メジャーに対抗する独立した存在という意味)ですが、J-popの世界ではインディーズの台頭に目を付けて、メジャー・レーベルがわざとインディーズを作って出すので、結局成功するのはそういうものが大半。インディーズといっても、見かけだけで、実はメジャーの資本に踊らされている=大量生産、大量販売の世界から逃げられない・・・。
 
 ロハス的な音楽を捜すのは、簡単ではありませんが、捜せばあります。私がやっているアイスランドの音楽もそうです。音数の少なく、とにかくリラックスできるものがいい方は、現在出している中ではヨーエル・パルソンの『鏡の中のアイスランド』が一番お勧めですが、実はもーっとお勧めなものもあります。ただ、まだプレスしていないんですが・・・・。少し気分を明るくということであれば、ギター・イスランシオが北欧トラッドを料理し直した『スカンジナビア・ソングス』でしょうか。この2枚はどちらもExciteで試聴(ヨーエル / ギター・イスランシオ)できます。
 輸入盤として私がショップで扱っているものの中では、シガーロスのバック演奏をしている女性のストリング・グループ、アニマの『AnimaniA』、時々可愛らしい感じのさわやかなヴォーカルが入るムームの『LOKSINS ERUM VID ENGIN』、ムームのこのアルバムはアイスランド語なので、英語ヴァージョンがいい場合は、アマゾン等のショップをご利用ください。最近には珍しく分かりやすいストレートなジャズとして評判の高いシグルズール・フロサソン・アイスランド・スーパー・ジャズ・カルテットの『ヘディング・ホーム』は、楽しいパーティにもってこいです。音楽としてはちょっとわかりにくくはなりますが実験的環境音楽の一種としてヒルマールとスクリの『Kjar』も評価できると思います。個人的にはどれもすごく好きです。
 
 生活にアクセントを出し、簡単に場の雰囲気を変えたり作ったりすることの出来る音楽が、思いがけないものをもたらしてくれることもあります。どうぞ音楽も、宣伝の大きさに踊らされず、納得のいくものを生活に活用してほしいなぁと、新聞の特集を見ながら思いました。(小倉悠加)
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by icelandia | 2005-11-05 17:10 | 何となく書きたいから | Trackback(11) | Comments(14)
ライブエイドの裏話:'84年の思い出
 いつもICELANDiaブログを読んでいただき、有り難う御座います。
 
 音楽業界人生も長くなると、巡り巡ってくるものだというのは、今回ICELANDiaを設立してしみ〜じみと実感していることですが、そこにまたひとつ、別口の出来事が・・・。
 
 ナニ?ライブ・エイト???あの時はライブ・エイドだったじゃーん。
 あれは忘れもしない84年のこと(?)<--ハテナなんか付けるなら、忘れてる・・・。
 
 その前にもっとさかのぼりますが、私が生まれて初めてアーティストにインタビューしたのは他でもないボブ・ゲルドフで、1970年代後半のことでした。私はまだ高校生で、なのに音楽誌の読者欄に投稿したことがきっかけで、なぜかボブ・ゲルドフのインタビューを頼まれて、仙台まで行った覚えがあります。ブームタウン・ラッツの公演があり、ボブ氏はもちろんリーダー格。彼らの音楽やら何やらは実のところあまり記憶がなく、疲れ切ってタオルを羽織っていたボブだけが思い出されます。その時に彼が発していた「salon revolution」という言葉が印象的で、何についてそう語ったのかはやはり記憶にありませんが、salon revolutionとは机上の空論のことで、サロンで革命についてを語るという、そういうことです。
 その時は、ポーズでそんなことを言っているかと思ったら、Do They Know It's Christmasをまとめあげ、ライブ・エイドを組織して、本当にすごいことをやってくれました。レスペクトです。本当に。
 
 時間は少し経過して、大学を卒業して私がレコード会社に入社したその年、ライブ・エイドという名前のバンドで、「Do They Know it's Christmas」というシングルが出てきました。それが、後の「We are the World」につながっていく、音楽アーティストによる大規模チャリティの始まりでした。
 もちろん「Do They Know〜」のことは、音楽ファンであれば誰でも記憶している出来事だと思いますが、私の場合は、発売元のレコード会社の社員で、最初の最初に、急いで出した対訳は、確か私がやった覚えがあります。
 
 そして、シングルが大ヒットした後、今度はテレビ放送が決定しました。衛星を使った中継など、現在では当たり前ですが、80年代のあの頃としては、衛星の回線をずーーーっと一晩中確保するというのは、かなり至難の業だったことでしょう。そう、ロンドンで行われる大規模コンサートを日本ではオールナイトでフジテレビが放映しました。
 
 なにせ衛星をつないでの生放送で、事前にどのアーティストが何を歌うかなんて、まーーったく情報は入ってきません。たぶん、現場でも同じようなもので、当日か前日、バタバタと決めたのではないでしょうか。それでも、日本のテレビの場合は、少なくともアーティスト名と曲名くらいは字幕で出したい。そこで担ぎ出されたのが、各レコード会社の担当者。
 「徹夜だけど大丈夫?」なーんて言われながら、私は先輩にあたる社員と共にフジのスタジオで一夜を過ごしました。なぜ私が駆り出されたのか、理由はよく覚えていません。エルトン・ジョンが出演予定で、たぶん私がエルトンのファンで、ヒット曲やアルバム曲をかなり多く知っていたというのが理由だったのではと思います。一応その頃、エルトン担当みたいな感じでもあったし・・・。
  
 この番組を放映した局側は、本当になーんにも分かってなかったらしく、または直前にしか分からないらしく、レコード会社の社員は一カ所に集められ、ほとんどカンズメ状態。運良く(?)自社アーティストが早い時間に出演してしまえば、無罪放免で帰宅できた覚えがあります。
 
 次なる出演アーティストがエルトンだと分かると、私はサブ(副調整室)に呼ばれて、番組ディレクターか誰かの横の、レコード会社担当者御用達席(?)に座らされました。エルトン大先生が出てきて、うーむ何の曲かぁ、と息を殺して最初の音に耳を澄ませると・・・、エルトン・ファンであれば超簡単コースの「僕の瞳に小さな太陽」で、一件落着。たぶんこの邦題は、現在某大レコード会社の超重役のディレクター時代のものであり、私がエルトン担当だった頃は、この方の邦題の付け方を真似して、ちょーーっとお茶目なタイトルを付けました。ほとんど懺悔に近い告白ですが、「僕の彼女は冷蔵庫」とか、「エルトンのケンカ大作戦」という大オマヌケなタイトルを付けたのは私です。ファンのみなさま、失礼しました。
 
 それにしても「僕の瞳に小さな太陽」は名曲です。「風の中の火のように/Candle in the Wind」も大好きな曲でしたが(メガ・ヒットする20年以上前の話です)、「僕の瞳に小さな太陽」は格別で、「ユア・ソング」に並び、これほどスゴイ歌詞は見たことがない、というほどバーニー・トーピンの歌詞は優れています。
 話しは少し飛びますが、私は年間多い時で70-80枚のアルバムの対訳をこなしていました。なので、今までに訳したアルバムは500枚は下らないと思います。アルバム500枚で、各8-10曲程度入っていましたから、ざっと見積もっても4-5千曲は訳したことになります。それだけ訳すとどうなるか?個人的な趣味もありますが、やはり素晴らしい歌詞と、ごくフツーの歌詞の違いが見えてきます。
 それで、私が未だに一番スゴイ!と思う作詞家がバーニー・トーピンなのです。何たってピカ一でしょう。英語は結論が先に来るとはいえ、彼の歌詞は、読み進まないと結末が分からない。これが、本当にすごい!特にこの「僕の瞳に~」は、まず、「I can' t light」でしょう。で、歌もここで一呼吸するから、聴いている方は「え?何を照らせないの?」でしょう。次に、「no more of your」なので、「あなたの何かをこれ以上照らせないのね、それって何?」と思っていると、おもむろに「darkness」と来る。うっひゃ〜〜、どっひゃあ〜〜。それで、darknessって何よ?闇の部分?暗い影?秘密?そんな比喩がdarknessというひとつの言葉にたくさん詰まっていて、その上に、「light」と「darkness」という対比まできれいに揃っていて、またその次の詩には、「black and white」というのまで入っていて、もうただひれ伏すばかりです。
 バーニー・トーピンの歌詞にはこういうのがたくさんありますが、私は特にこの曲が好きだし、歌詞は練ったのか、単にこういう風に出てくるのかわからないけど、とにかく誰もこんな歌詞書かないよぉというほど特徴的な歌詞を書く人です。一種の職人芸ですね。そこにエルトン節と、あのメロディなので、バーニー/エルトンのコンビは、もっともっとレノン/マッカートニーのように語られるべきコンビかと思います。
 オマケで、その他に好きな作詞作曲家を言えば、ジミー・ウエッブでしょうかぁ。情景描写が繊細で好きです。私もご多分に漏れずAOR系大好きでした。今でも好きだけど。
 
  おっと、ライブ・エイドの話でした。失礼。ライブ8が開催されるという話を耳にして、そーいえば、そういう時代もあったっけと、思い出したのであります。(小倉悠加)
 

 
by icelandia | 2005-07-01 22:08 | 何となく書きたいから | Trackback(1) | Comments(1)
ハイドロ・パフィン号ゴール!!
 いつもICELANDiaブログを読んでいただき、有り難う御座います。
 
 環境にやさしいエネルギーを使い、アイスランド一周の旅に出たハイドロ・パフィン号、どうやら無事目的地へ到着したようです!グリーン・エナジー・アドベンチャーのみなさん、おめでとうございます!!!
 
 最後の方は、パフィン号にも疲れが見られ、トラブルが続いていたようですが、それでもどうやら周囲のサポートもあり、無事にレイキャヴィークまで辿りつけたようで、本当によかった!
  
 私たちが何気なく使っているエネルギーは有限であり、そのために戦争が起こることもあるということを肝に銘じて、エネルギーは大切に使いたいものです。それから、日本もアイスランドと同じ火山国なので、地熱発電が100%環境にやさしいとは限らないとはいえ、アイスランドの取り組みをもっともっと深く考える必要があるのではとも思います。
 
 グリーン・エナジー・アドベンチャーのサイトはそのようなことを考えるきっかけにもなるかと思うので、みなさんぜひ一度はのぞいて見てくださいね! (小倉悠加)
by icelandia | 2005-06-27 19:25 | 何となく書きたいから | Trackback | Comments(0)
あと少しでゴール! ハイドロ・パフィン号
 いつもICELANDiaブログを読んでいただき、有り難う御座います。

 アイスランド・ファンのみなさん、乗り物ファンのみなさん、冒険好きのみなさん、向こう見ずなみなさん、何だか知らないけど面白そうなことが好きなみなさん、自然が好きなみなさん、地球環境が気になるみなさん、仕事を休んで何か変わったことがしたいみなさん、社会のためになりたいみなさん、etc etc etc

 注目してくださっていますか?ハイドロ・パフィン号の活躍。水素と大気中の酸素を反応させながら電気を作って動かす三輪車のハイドロ・パフィン号でアイスランド一周の旅へと出てもう少しで2週間。あと数日でゴール!になることでしょう。

 昨日の夜はロブスターを2キロも食べたとか。アイスランドのロブスターは、身がフワフワで甘くて、ほ〜〜〜んとにおいしいのです。私はバター&レモンにパセリをふりかけるのが一番好きですが(前任の在日アイスランド大使のお得意料理でもありました)、旅のメンバーのみなさんは、どのような食べ方をしたのでしょうか。最新の日記を見て、気になったのは天候やパフィン号の調子よりも、そのことでした・・・・。え?主旨がヘンだって? だって、アイスランドのロブスターってすご〜〜くおいしいんだもん・・・。
 レイキャヴィークの街中(ツーリスト・インフォメーション・センターの近く)にロブスターハウスと呼ばれるレストランがあり、あそこのロブスターは特に美味しいです。頼めばサシミも出してくれるので、毎回そのレストランへ行くのがとても楽しみな私。

 アイスランドの食べ物を思い出していたら、なぜかギター・イスランシオが聴きたくなりました。走りながら聴いたら、とても雰囲気がでるのでは?アイスランドにいるグリーン・エナジー・アドベンチャーのみなさん、ぜひアイスランドの音楽をアイスランドで試聴してくださいねぇ!今日のお勧めはギター・イスランシオの「草原の風/Uti var hage」です。
  
 グリーン・エナジー・アドベンチャーのサイトでは、ほとんど毎日のように日記が更新されているので、ぜひみなさんご覧ください。地元住民とのほのぼのとした話などもあり、かなりいい旅をされているのではないでしょうか。

 どうぞ最後まで楽しい旅をお続けください!好天に恵まれることを祈っています!! (小倉悠加)

by icelandia | 2005-06-23 19:43 | 何となく書きたいから | Trackback | Comments(0)
ひとりレコード会社=インディーズは大忙し
 いつもICELANDiaブログを読んでいただき、有り難う御座います。
 
 今日はほとんど意味のないブログかもしれません。とにかく忙しい・・・。
 
 7月8日発売『カミング・ホーム/シグルズール・フロサソン・アイスランド・スーパー・ジャズ・カルテット』 これ、マジに評判いいです。最近に珍しい(?)、正統派モダン・ジャズということで。メロディは聴きやすいし、ポップス・ファンの私が心からはまるので、かなりお勧めです。
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 最近の若い子は(あーー、この表現でオバサンだということが露呈しますねぇ)、インディーズ・レーベルをちゃちゃ〜〜っと作って、自分たちのバンド活動を全国にしっかりと発信したりして、本当にスゴイ!かくいう私もインディーズの極み。社員ひとりの会社です。
 なりすましインディーズというか、表向きにはインディーズを装っていても、実は裏にはメジャー・レコード会社がついていたりして、そういうところが社員も複数いるからいいなぁ、いいなぁ、って、ひたすら思う今日このごろ。私も周囲の関係者に支えられて何とかやっていますが、でも最終的には本当にひとりなので「自己責任」状態。スリルがあるといえばそうだし、面白いというのもあるし、何でこんなに大変なこと始めちゃったんだろうとも思うし、でも音楽好きだし、アイスランド好きだからいいっかぁ・・・・。外見は立派な大人ですが、心の中は何だかいつまでも大人になれないでいるようです。
 でも、世の中、こういう少々頭が回らない人間もいないといけないのかもしれません。アイスランドの音楽など真剣に紹介しよう!というビジネスマンなど、存在するわけがないでしょうから。
 
 今までは配信でお楽しみいただいてきたICELANDiaの音楽が、7月からCDのアルバムとなって全国発売になります。私ひとりで全国のショップへは行けないため(本当は一軒一軒お訪ねして、ご挨拶したい気持ちですが)、流通はユニバーサル・ミュージックが引き受けてくださいました。配信はコロムビア経由だし、流通はユニバーサルで、日本のレコード会社の老舗と、巨大レコード会社が、私ひとりのインディーズを応援してくださっているというのが、ちょっと不思議だし、誇りでもあります。アシスタントが居ると、いろいろと助かるだろうなぁ・・・。最近は子供にゴハン作ってあげる時間もないし・・・。  (小倉悠加)









7月8日発売 『クリスチャーナ・デビュー!/クリスチャーナ』Excite Music Storeでダウンロード購入も可能)

来日公演もどうぞよろしく!!!!
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by icelandia | 2005-06-18 19:37 | 何となく書きたいから | Comments(2)
パット・メセニー東京公演セットリスト
懲りずに書きます、パット・メセニー。あのバンドはなぜ3時間近くも休憩なしに、あれほどの緊張感と集中力をもって演奏できるのでしょう?プロとはいえ、仕事とはいえ、聴衆側でさえ、ずーっと同じ集中力で聴き続けるのは無理です。

私自身は2日目の方がリラックスして聴けました。音楽の全体像が更によく分かって、本当に楽しい。今日は前衛的なものや革新的なのが逆に面白くなり始めて、かなり余裕。このように緻密で奇想天外で、万華鏡のような音楽を聴き慣れてしまったら、他の音楽が聴けなくなるんじゃあるまいか?ってことはないでしょうけれど、それほど麻薬的な魅力を感じます。

最新作『The Way Up』は一曲約70分の超大作。クラシックの組曲のようなものです。それで思うに、この『The Way Up』を全部通してライブで演奏されるのは、今回のツアー限りではないでしょうか?細切れにして主題の部分を5分程度演奏するということも考えられなくはありませんが、通しでやるのは今回のツアーの他はないような気がします。そうしてみると、貴重なライブを見ることができたことになります。

22日の個人的なハイライトは「ついておいで/Are you going with me? 」でした。ギターソロがとてもセクシーで、思わず官能のスイッチを押されてしまいました。私のこのスイッチを押せるミュージシャンは、ギターでは他にクラプトンくらいでしょうか。そのスイッチが押されたせいもあってか、その後のピアノとギターの掛け合いはこの世にないほど透明感があり美しく、音楽は本来こうでなくっちゃという極みで、ずーっと一生このままこの音楽を聴いていたい、という気分でした。

それにしても、パット・メセニーはいったい何種類のギターを駆使しているのでしょうか。それから、お恥ずかしい話ですが、パット・メセニーがギタリストであることは知っていても、彼のアルバムを聴いてもギターらしき音はあまり出てこない。ポップス・ロック・ファンである私が知るギターの音色は限られたもので、ヘンテコな音を出すギターといっても、10CCのギズモ程度。まさか世の中にシンセ・ギターなどというものが既に80年代に存在していたとは驚きです(知らなすぎますね)、パット・メセニーのライブ・ビデオを見るまで、”あの”音がギターであったとは夢にも思いませんでした。

それで、以下がセットリストです。国際フォーラムの2日間は変わらなかったようです。アメリカでの演奏曲目などを見つつ、自分が覚えている限りのところなので、間違っている場合はどうぞ遠慮無くご指摘ください。出展アルバムはなるべくオリジナル・アルバムを選んでいますが、分からないものもあるので、これも正しいものを教えていただければと思います。

**Pat Metheny Group in Tokyo set list **
Intro: This is Not America 『The Falcon And The Snowman: Original Motion Picture Soundtrack』
The Way Up   『ザ・ウェイ・アップ/The Way UP』
(Go) Get It   『トリオ99>00 / Trio 99>00』
James   『オフランプ/ Offlamp』
Lone Jack    『想い出のサン・ロレンツォ/ Pat Metheny Group』
Are You Going with Me?  『オフランプ』 『トラヴェルズ/ Travels』
Last Train Home  『スティル・ライフ/ Still Life (talking)』『The Road To You』
Roots of Coincidence  『イマジナリー・デイ/ Imaginary Day』
Always And Forever   『シークレット・ストーリー/ Secret Story』
Farmer's Trust 『トラヴェルズ/ Travels』
Minuano (Six Eight) 『スティル・ライフ/ Still Life (talking)』

アンコール
Song for Bilbao 『トラヴェルズ/ Travels』

今回のツアーのDVD発売を期待したいですね。それから、聴衆は21日よりも22日の方がよかった。昨日と連続で来ていて一曲目が1時間以上だと知っている人が数多くいたであろうことと、曲間に大声を出したりピーピー音を出す輩がいなかったので、雰囲気が中断されることなく、落ち着いて聴くことができました。アコースティックな曲の前でギターがアンプに繋がらず(ケーブルが分からなくなったとか?)、若干の空白時間が出来た際も、誰一人声も出さず(咳払いのみ)、みなさん、素晴らしいマナーでした(拍手!)。そういえばのりのりで演奏するパットが一度、ギターのケーブルを踏んづけて抜いてしまった場面がありましたね。

最後に、お子さんをお連れの親御さん方、ご苦労様でした。誰かに頼んで置いてくるほど小さくもないし、一人で留守番させておくにもまだ心配な年齢のお子さん(小学生中学年程度)をお連れの方をかなり見かけました。次の日は学校がないので、少し夜更かしさせても大丈夫ですしね。子供は偏見がないので、思いの外ジャズが好きなようです。音楽好きのお子さんになるといいですね。 (小倉悠加)

 
by icelandia | 2005-04-23 18:56 | 何となく書きたいから | Trackback | Comments(2)
やっと見た!生パット・メセニー
いつもICELANDiaブログを読んでいただき、有り難う御座います。
ここはアイスランド関係のブログなので、この話題を出すのは正直なところどーかなーとは思うのですが、この感動を誰かに伝えたいという気持ちが強く、どうしても書かずにいられません!(なので、新たに「アイスランド以外」というカテを追加しました)

それほど素晴らしかったパット・メセニーの東京公演。

彼の素晴らしさは私が認める前に、グラミー賞がたーっぷりと認めていますが、ここ1-2年で遅ればせながら彼の凄さに気づいた私は、80年代からの彼のライブを見ていなかったことをこの上なく後悔していました。パット・メセニーという名前は80年代初頭から当然知っていて、でも、ラリー・カールトンとか、リー・リトナーとか、そういったフュージョン・ジャズ・ギタリストのひとり、といった感覚で、それほど特別視もしていなければ、どちらにしてもジャズはあまり聴いていない時代だったので・・・・完全に逃していました。

この1-2年でパット・メセニーを大好きになってしまったため、ライブを見ていないことが悔しくて悔しくてぇ。90年頃だったか、周囲がやたら「パットが来る、パットが来る」と騒いでいた時期があり、「はぁ〜〜?」なんて思っていたら、それから15年も経った今、自分が同じように騒いでいる(遅い!)。

なので今回は気合いを入れて、チケットを取りました。

正直なところ、根っからのポップス・ファンである私には、若干前衛的すぎて革新的すぎて、よぉわからん、というところもありますが、全般的には本当に素晴らしい。彼はギタリストであり、サウンド・クリエイターなんですね。すごく緻密で、奇想天外で、これだけ内容の濃いコンサートは、いくら催し物が多い東京でも、滅多にないのでは?というクオリティ。それから、国際フォーラムでは何度かコンサートを見ていますが、今回が一番よかった。音響抜群です(パットの場合はいつもあのように音響抜群なのでしょうか?)。座席の良さもあったかもしれませんが(卓よりも10列程度後方の中央あたりの席)、耳栓無しで気持ちよく聞けるポピュラー系(ジャズも含む)って、珍しくありませんか?

で、個人的にはアルバム『オフランプ』からの「ジェイムス」をやってくれたのが、すごくうれしかった(これって完璧にミーハーファンの感想文ですね:笑)。この曲は、80年代にどこかで聴いてとても耳に残っていて、演奏者はパット・メセニーらしいということは何となく分かっていたものの、曲名がわからないまま20年の月日が経過。80年代はお嬢さんだった私も、今では子持ちの立派な中年女性になり、今やポップスやロックよりもジャズの方が好きで、「パット・メセニーというのはみんながいいというのだから、一枚くらいは聴いてみよう」というのが命取りとなり、購入したパットのアルバムはあれよあれよという間に10枚を軽く越えました。それでやっと見つけたのが、この「ジェイムス」という曲。日本語の解説を読めば、ジャイムス・テイラー風にやったのだそうで、言われてみれば確かに”っぽい”!一時期ウエスト・コーストのシンガーソングライター系ばかり聴いていた時代があったので、ジェイムス・テイラーの曲風はよくわかります。80年代当時の私がそんな背景の曲に惹かれたということに、至極納得したのでした(解説はありがたい)

4月21日は、そんなわけで私の初の生パット・メセニー体験でした。もちろん22日も行きます。ライブは毎日出来が違うため、出来ることなら同じアーティストは2-3度続けて見たい。2度見ることができるので、わーい、わーい、と心の中で喜んでいた時に、ふぅーっと浮かんだのが、「でも、生ジャコパスは見逃したよね」ということ。そう、私がパットを初めてまともに聴いたのは、ジョニ・ミッチェルの『シャドウ・アンド・ライト』というアルバムで、そこにはジャコとパットの両者が入っていたのです。うーん、ジャコパスは見逃したなぁ・・・。

そうそう、アイスランドですよね。えーと、去年の12月オスカール・グジョンソン(オスカールの試聴はこちらでどうぞ)というサックス奏者を日本に招きました。渋谷のCDショップに連れて行ったら、「ビルが丸ごとCDショップとは信じられない」と狂喜乱舞して、あれやこれやとアルバムを購入。私は例によってパット参り。その後の昼食時は、どのアルバムをなぜ購入したかという話になり、オスカールが言うのです、「僕さ、パットのアコースティックなアルバムを最近購入して、すごく気に入ってるんだ。タイトルは・・・何だったっけ・・・」。「『ミズーリ・スカイ』じゃないの?チャーリー・ヘイデンとやった作品」「そうそれ!」と、延々と『ミズーリ・スカイ(Beyond The Missouri Sky)』がいかに素晴らしいかの話で盛り上がったのでした。パットって、アイスランドで演奏したことはあるのでしょうか?

確かにパットは私の音楽的趣向にはちょっーとばかり前衛的なのですが、それでもポップでコマーシャルな要素も多分にあり、メロディや主題がしっかりしているので、なんだかんだと言いながらも、やっぱりすごく魅力的です。
本日私はしっかりと堪能させてもらいました。明日もきっと今日以上に堪能することでしょう。(小倉悠加)

 
by icelandia | 2005-04-22 02:45 | 何となく書きたいから | Trackback(4) | Comments(2)
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