execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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カテゴリ:Jazz( 33 )
魅了されました!アイスランドの女優ピアニストによる叙情的なピアノ・トリオ作品
 初対面の方からよく聞かれるのは「何がきっかけでアイスランドなのですか?」ということ。
 「え〜、それはもう10年前にさかのぼりましてぇ〜」
 ヒェぇ〜、もう10年なんですね。びっくり!

 きっかけは2002年の秋頃に「アイスランドの音楽のサイトを作らないか?」というお話をいただいたことで、2003年にはそのサイトを立ちあげ、夏にはイベントを行いました。
 そのイベント時にアイスランドから招待したのが、トラバントという伝説のパーティ・バンドとスンナ・グンロイグスという女流ピアニスト。今やトラバントのヴォーカリストだったラグナル・キャルタンソンは世界のアート界にその名がとどろく芸術家ですが、当時は芸術大学に通う貧乏学生でした。
 スンナは当時、ドラムス担当のご主人とニューヨークで新婚時代を送っていましたが、数年後に故郷のアイスランドへ帰り、どうやらこの年末年始はアルバムのプロモーションもかねてアメリカに戻っているようです。
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 狭い世界の物事に長年関わっていると、人の移り変わりもよく見えてきて(自分自身もですが)、感慨深いものがあります。あ〜、お年寄りが思い出話をしたがる気持ちが理解できるわぁ。なにせ私自身がその年齢になってきたし(苦笑)。

 何が書きたいかというと、スンナがピアノ・トリオで久々に出してくれたニュー・アルバムが素晴らしい!私がこの年末年始、毎日聴いていた個人的な超お気に入りアルバムが2枚あり、その一枚がスンナの『Long Pair Bond』です。お気に入り2枚は「年末年始、小倉悠加がどっぷりはまった2作の福袋」として出していて、1月末までご販売しています。

 スンナのアルバム単体はこちら。
Sunna Gunlaugs 『Long Pair Bond』
http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=39092625
 期間限定メール便送料無料(2012年1月27-29日)
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 それで、2003年以来スンナとはあまり接触がありませんでしたが、半年くらい前にFacebookを覗くと、彼女があるプロジェクトを行っていることを知りました。それはニュー・アルバムを自費でプレスするため、Kickstarterというサイトのシステムを使用してファンにカンパを呼びかけていたのです。
 カンパといっても単なる寄付ではなく、そのプロジェクトが目標金額にリーチせず、実現されなければ何も支払うことはないし、実現すれば、出した金額の条件に見合った何かがもたらされるというもの。私の場合は、プレスが実現したアルバムを一枚いただきました。
 これは、知り合いとしてスンナの活動をサポートしようというだけで、ICELANDia音楽ショップではあまりジャズは売れないため、ショップ用に仕入れることは全く念頭にありませんでした。が、

 久々に届いたスンナ・グンロイグスのピアノ・トリオ作品『Long Pair Bond』は・・・「うわぁ、素晴らしい!」の一言だったのです。
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  私が覚えているスンナの演奏よりも、格段に雰囲気があり、料理でいえば滋味のような味わい深さと暖かさが出ていて、ふんわりと包み込むような演奏になっていました。
 そして、バックのベースやドラムスも、それぞれに個性あるラインを刻みながら、トリオとしての存在感を保ち、とにかく全員のバランス感がとてもいい。

 以下、ショップにも書いたことをそのままコピーしますが、

「特に最初の「Long Pair Bond」は、ピアノの音が次にどこへいくの?というワクワク感のあるメロディだし、ピアノの音が五月雨のように降り注ぐ「Autumnalia」は、ベースとの掛け合いが素敵だし、やさしく美しくというより少々男性的な響きの「Crab Canon」は 即興をやりだしたら楽しそうな雰囲気で、いかにもジャズらしい遊び心がある。

 「 Fyrir Brynhildi」はスンナお得意の叙情的なメロディが、まずはベースで奏でられ、次にピアノが美しくエキゾチックなラインを紡いでいく。「 Safe From the World」は子守歌のような安らぎのある曲で、聴いていると別世界にもっていかれそうな気がする。
 アップデンポ気味の「 Diamonds on the Inside」はベン・ハーパー5作目のアルバム・タイトル曲で、これをスンナがピアノ・トリオ曲として楽しくきれいにまとめあげている。

「 Not What But How」は東洋思想に基づいた考えからのタイトルということ。スンナの素敵な旦那様でありドラムスのスコットの作品。最後の「Vicious World」は和音の使い方が魅力的で、オリジナルはルーファス・ウェインライト。私はこの手のシンガー・ソングライターに目がなく、ルーファスのヴァージョンも胸キュンですが、そのイメージを壊すことなく、ピアノの美しい響きを生かしたピアノ・トリオならではのヴァージョンにもため息です。

 このアルバム、全般のトーンの流が素晴らしく美しく、それでいて個々の楽曲のバラエティ感もあり、聞き込むほどに新たな発見に満ちていて、本当に大好きです。聞き流しても邪魔にならず、聞き込んでも楽しいし・・・。

 このアルバムは当初、知り合いの付き合い程度に考えていましたが、あまりにも素敵なのでショップでも扱うことにしたのです。アイスランド人女性ならではの慈愛に満ちたピアノの響きやメロディを、みなさまも、ぜひお楽しみくださいね!

 ということで、今週末限定でメール便送料無料にしてあります。でも、福袋の方がお得感があるかも、です。中身の見える音楽福袋は今月末までの販売なので、まだ見ていない方はぜひ福袋一覧をご覧になってくださいね!(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif





                                                              新年こそアイスランド音楽を!↓



こどもの音楽再生基金


  
  自然をアイスランドのデザイナー作品で↓
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by icelandia | 2012-01-27 23:53 | Jazz | Comments(0)
渡辺香津美さん、アイスランド国立劇場オープニング公演出演決定!音楽&自然観光ツアーも企画!
 今年のICELANDiaは、あれやこれやで目白押し。もちろん10月にはアイスランド・エアウエイブスのツアーをやりますが、その前に、超大型スペシャル・ツアーが出て来ました。これはニュースです!!

 というのも、日本を代表する世界的ギタリストである渡辺香津美さんが、アイスランドの国立劇場ハルパのオープニング公演で演奏することが決定!

 それに伴い、渡辺香津美さんご自身にご協力いただき、アイスランド音楽に強いICELANDiaが企画をお手伝いし、ギター音楽ファン垂涎のアイスランド・ツアーを作りました!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

「渡辺香津美」ゲスト出演〜
アイスランド国立劇場祝祭ライブ鑑賞と大自然満喫の旅

2010年5月10日〜5月17日 8日間 398,000円
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ツアーチラシのPDFは以下からダウンロードしていただけます(756k)。
http://alljos.com/KatsumiWatanabeSpecialTour.pdf

 このスペシャルなツアーの内容をかいつまんでご説明すれば・・・

 アイスランドの国立劇場ハルパは、アイスランド国民が待ちに待った待望の劇場です。

 その記念すべきオープニング公演に、日本からは唯一、渡辺香津美さんが参加。歴史的イベントであるこのライブでは、以前から交友のあったアイスランドの名ギタリスト、ビヨルン・ソロッドセンとのギター・デュオを再度聴かせていただけるそうです。

 また、ライブは首都レイキャヴィクでの国立劇場のみではなく、第二都市のアークレイリでもご鑑賞いただきます。その上、ビヨルンの自宅にての特別プライヴェート・パーティにもご招待!(スゴッ!)

 音楽だけでも充分に楽しんでいただけることと思いますが、アイスランドの自然観光の目玉であるゴールデン・サークル・ツアーや、アークレイリではミーバトン観光もある上、アイスランドならではの広大な露天風呂はブルーラグーンとネイチャー・バスの二箇所で湯けむり体験をご用意。食事も日本人に人気の店をセレクト!

 渡辺さんにくっついて(?)素晴らしい音楽体験をさせていただきながら、観光も食事も湯けむりも欲張った、スペシャルなツアーです。

c0003620_23455478.jpg そして、観光も、食事も、ライブも、ぜ〜んぶコミでマジにこの値段?となっています。なので、興味ある方はまず旅行説明会へどうぞ。

  旅行説明会開催(参加無料)
  3月1日(火)、5日(土)、16日(水)、26日(土)
  4月6日(水)、9日(土)、20日(水)、23日(土)
  時間 平日:19:00〜20:00
     土曜日:12:30〜13:30

***

 アイスランド・エアウエイブス・ツアーの詳細も全て決定していますが、渡辺香津美さんツアーの方が実施が先なので、まずは渡邉さんのツアーをブログ発表させていただきました。
 エアウエイブスの方は、こちらに簡単ですがアップしてあります。早割や参加特典の発表はブログでやりますね。(小倉悠加)c0003620_13213440.gif





  自信をもってお勧めできる音楽ばかり!↓
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 今春も素敵なジュエリーを↓
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by icelandia | 2011-02-25 23:52 | Jazz | Comments(0)
80年代から国際的に活躍:アイスランドのメゾフォルテが遂に来日公演!
 いつもICELANDiaブログにおいでいただき有り難う御座います。
 
 数日まえにもお伝えしましたが、新年早々、アイスランドからメゾフォルテがやってきました!なんと、前回の来日から20年以上も経っているのですね。前回来たのが86年だそうです。

 彼らは80年代初頭に「ガーデン・パーティ」というヒット曲を放ち、ビョークがまだティーンだった頃から、国際的に活躍したフュージョン・バンドです。80年代初頭には、米ソの冷戦に終止符を打つレイキャヴィク会談が行われた頃なので、考えてみれば、アイスランドって世界中から注目を浴びた時代だったのですね。メゾもその一部だったのでしょうか。

 とにかく、まだまだ根強いファンが日本にもいて、2011年1月14日のビルボード・ライブ(東京)での演奏は、すごーく熱いファンが沢山集まっていました。それから、プロ中のプロだけあり、演奏もゴージャスで、メゾの演奏は私も見たことがなかったので、少なからずびっくり!

 来日したのは、1977年からのオリジナル・メンバーであるエイソール、グッリ、ヨハンの3名と、私が大好きなサックス奏者のオスカル。この4名がアイスランドから。他にも3名ほどツアーメンバーがいて、ドイツ、ポーランド、南アフリカと国際色豊かなグループになっていました。ちなみにマネージャーはドイツ人女性。

 ステージの写真は会場の都合で撮影できなかったため、ファーストセットが終わった後、楽屋で撮った写真をお裾分けしますね。写真家のシバノ・ジョシアさんに撮影していただいたものです。シバノさん、いつも有り難う御座います。

 まずは集合写真。
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 第一回目の演奏が終わると、普通はしないらしいけど、彼らはせっかく長い間待っていてくれた日本のファンのためにということで、サイン会を行ったため、休憩時間が極端に短くなりました。

 そして、お待ちかねの食事。炊き込みご飯やうどんもあったけど、みんなよく食べてたのはチキンや魚だったみたい・・・。サラダの売れ行きもよかった。
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  うどんの食べ方は、教えてあげるべきだったかと、未だに悔やんでいる私。
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 で、お腹を満たした後は次のセットでいかに音楽をよくするかという熱い議論。
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 話だけじゃ分かりにくいと思ったのか、箸に紙ナプキンを巻いて臨時ドラムスティックが登場(本当はお行儀悪いんだけど、異文化からのお客さまなので許してね)。
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 こちらは本物のドラムスティック。グッリはいつ見てもかっこいい。
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 それで、メゾフォルテ、来日初日第一回目のセットリストがこれ。なぜか日本酒が(笑)
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 これは第二回目のセットリスト(この写真だけ撮影は私)
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 短い滞在でしたが、オスカルは築地へ行ったというし、他のメンバーも日本をエンジョイしてくれているといいなぁ。18日には帰国してしまいますが、次回の来日は、それほど待たなくても良さそうな気配がしているのは私だけ?(小倉悠加)c0003620_13213440.gif





  今年も福袋を絶賛発売です!↓
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 今年も素敵なジュエリーを↓
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by icelandia | 2011-01-17 23:48 | Jazz | Comments(0)
スクリ・スヴェリルソンの新作とシガーロスの共通点?!
 昨日の夜は、アイスランドから届いた荷物を開けながら、「そーいえば、こーんな素敵なアルバムをいち早くゲットしたんだっけ」とか、「あれほど在庫無しって言ってたから廃盤にしたり、出て来たなんて!」とか、独り言ばかりぼやいていました。

 何枚か新譜はありますが、そんな中でもやはりスクリ・スベリルソン(スクーリ・スヴェリッソン)のニュー・アルバムが素晴らしい。

Skuli Sverrisson 『Seria II』
 http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=24311198

 スクリが制作した、ホヤホヤのニュー・アルバムです。全世界発売に先駆け、アイスランド国内の音楽ショップとICELANDiaが扱わせていただいています。
 
 このアルバムは去年、金縛り状態で聴いてしまったスクーリのライブの雰囲気そのままで(その時のブログはこれうねりながら流れる音の粒子がひたすら美しい。

c0003620_23313212.jpg 参加ミュージシャンは長年の相棒であるアンソニー・ブラー、ビョークがバック・ヴォーカルに加わったアルバムで話題のオルロフ・アルナルズを始め、名盤『静寂の余韻』を産んだオスカル・グジョンソン等が参加。

 前作の『Seria』はバラエティに富んだ内容だったけれど、今回はトーンをまとめて、一枚通してセリアの雰囲気を探求していっている感じ。決してシガーロスとは比べられないし、音楽的な共通点はさほど無いけれど、アイスランドの情景を思い浮かべる音楽ということでは、私にはすごくインパクトのあるアルバムです。

 そか、あえて言えば、若者がシガーロスで、ちょっとロックはカンベンかもという人はこちらかな。

 シガーロスといえば、なんとこのアルバムのエンジニアはヨンシーで、録音も大半がスンドラウグ(通称シガーロス・スタジオ)で行われています。パッケージもデジパックでお洒落。

 前回のが白の『Seria』で、今回のは黒の『Seria』、でもって三部作みたいに次作もあるんだろうか?とても気になります。でも、当分の間このアルバムで楽しめそうですけどね。 (小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif


秘密(?)のアルバムも入荷!!!





 

 
 
by icelandia | 2010-10-27 23:38 | Jazz | Comments(1)
ICELANDia& --- presets: Guitar Duo ビヨルン performs with 渡辺香津美 ブログ写真展!
 ここのところ気温が低いせいか、今年の関東の桜は花持ちがいいですね。今日、明日あたりは花吹雪が美しいようです。私は年に二度だけ絶対に日本に居たい!という時期があり、そのひとつは元旦(主にお節料理が目的)、もうひとつが桜の季節なのです。
 
 今回の ICELANDiaブログは、お約束通り、先日行われた「Guitar Duo: ビヨルン・ソロッドセン performs with 渡辺香津美」の模様を、シバノ・ジョシアさんの素晴らしい写真でたっぷりとお届け致します。
 
 アイスランドからやってきたビヨルン・ソロッドセン、前日の新宿ピットインでの「馬運天」との共演に続き、この日は渡辺香津美さんとのギター・デュオで、本当に心暖まる名演を次々に聴かせてくれました。
 この日のセットリスト(演奏曲目リスト)はブログの最後にありますので、最後までじっくりとご覧ください!

Guitar Duo: ビヨルン・ソロッドセン performs with 渡辺香津美
ヴァ イキングmeets サムライ 〜 氷日を代表するギタリスト白熱の競演!
2010年4月3日(土)@ アイスランド大使館

駐日アイスランド大使挨拶の後は、私がアイスランド音楽について20分ほどお話をさせていただきました。20分では短すぎてまとめられな〜い!
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そして二人揃ってビヨルンと香津美さんが登場。音楽という共通語を持った二人はとても楽しそう。
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ビヨルンはアイスランドが誇る世界のギタリストです。ピカイチ!
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渡辺香津美さんは日本が誇る世界のギタリストです。こちらもピカイチ!
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白熱の演奏が続きます。香津美さんは相手の手元を見て、次に何の手を打つかを読んでる?演奏のあちこちに細かいフレーズを入れ、アーティスト同士で楽しく遊んでいたとか。
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手が速すぎて・・・。渡辺さんは片手に指が7-8本ありそうですよね!
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ビヨルンも負けずに速い!でもどことなくノンビリしてる風なのがアイスランド的。
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本当に素晴らしい演奏でした。心から堪能しました!拍手!!!
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ここからは番外編です。ノリノリのフォトセッション。グワーっとか声を出しているのが、おかしかった。
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会場運営のお手伝いをしてくださったみなさんと。
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というわけで、お疲れ様でした!!
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Guitar Duo: ビヨルン・ソロッドセン performs with 渡辺香津美 セットリスト

・ノルウェーの森 / Norwegian Wood (レノン/マッカートニー)
・ルート65 / Route 65(渡辺香津美)
・キャラヴァン / Caravan(デューク・エリントン)
・ジャミング・イベリコ / Jamming Iberico (渡辺香津美) 
       アイスランドに贈る渡・辺香津美自作曲ソロ演奏
・曲目不明 (ビヨルン・ソロッドセン) 
       日本に贈るビヨルン自作曲ソロ演奏
・波 / Wave (アントニオ・カルロス・ジョビン)
・スペイン / Spain (チック・コリア)
・ヌアージュ / Nuages (ジャンゴ・ラインハルト)
・オレオ / Oleo (ソニー・ロリンズ)
++アンコール++
・マイナー・スイング / Minor Swing (ジャンゴ・ラインハルト)
・ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア / Here there and everywhere (レノン/マッカートニー)
***

 このイベントに関して、いろいろな方々からご感想をいただき、特に諸事情により参加できなかったけれど、こういった文化イベントをもっと企画してほしいというリクエストが多いようです。
 そのようなご希望に添えるよう考えていきますね。もしも、アイスランド関係の文化イベントを応援したいし、場所(カフェ、レストラン等)もあるよという方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント欄からご連絡ください。(小倉悠加 / Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif


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 ビョークとお揃い!サインポストが人気!!

by icelandia | 2010-04-09 00:50 | Jazz | Comments(0)
ビヨルン・渡辺香津美、アイスランド大使館ライブ大成功!
 昨日(2010年4月3日)のライブ、楽しかったぁ〜〜!アイスランド大使館でアイスランドを代表するギタリストのビヨルン・ソロッドセンと、日本を代表する渡辺香津美さんのギター・デュオ・ライブを ICELANDiaとーーーで主催。大使館内のありったけのイスをかき集めての大盛況でした。

 いやぁ、心温まる楽しい演奏だったこと!あれほど暖かで心に染みる演奏を聴いたのは久々でした。ライブ後に異口同音に聞いたのは、最後の曲が特に心に迫り、涙しそうになったという声。意図した訳ではないけれど、最初と最後がビートルズでした。オープニングがジョンの「ノルウェーの森」で、アンコールの最後はポールの「ヒア・ゼア・アンド・エブリウエア」。セットリストは後日アップしますね。

 私は前日のピットインでも堪能させてもらいましたが、渡辺香津美さんのギターは本当に完全無比。ケタ違いに上手すぎ〜〜。ビヨルンも負けずにあれこれとやるので、大人になったギター・キッズが国境を越えて互いの個性を楽しみながらプレイしていた感じで、聴いている方もすごく楽しい。特に大使館ライブではそれがよく出ていて、時間が経つのが早かったぁ〜。

 今回の私個人の最大の役得は素晴らしい音楽をたくさん聴けたこと。やはりアーティストについてないと、リハーサルまでじっくりと見聞きすることはできないので、リハーサル+本番、リハーサル+本番を2日続けて聴くことができたのが一番の役得でした。
 そういえば、去年のレイキャヴィクでは、ばったりスクリ・スヴェリルソンのリハーサルに出会して、あれもよかったなぁ。

 それで、噂の渡辺さんの運指を至近からじっくりと見せていただきました。これが本当にすごい!
 なにせ音の粒がきれいに揃っていて、ものすごく心地いい。それも気張ったところが全くなく、ごく自然体なのに凄い。いえ、無駄な力が入らないから凄いのでしょう。なんだかギターじゃないっしょ?と思うような音使いも(いえ、どこから見てもギターです)。もしかして、指が片手に8本ありません?と思うことも(大丈夫、5本です)。あまりにも気持ちよく、てマジで卒倒しそうになったコードがいくつかあり、そのコードだけ3分間ずっと鳴らしてもらえませんか?って頼みそうになった。私の脳だか身体のどこかのツボに共鳴したのかも。

 そそ、それで、許可をいただいたので、使い始めたばかりのツイッターで、リハーサルとかライブの模様をツイットしたのですが、海外のサーバー経由だと日本語が文字化けすることに気付かず失敗。以下が昨日、文字通りライブ(生中継)でお届けした私の携帯からの画像です。

 リハのビヨルン
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 リハ中なう ビヨルン&香津美さん
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 本番ライブなう
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 ノリノリのフォトセッション
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 正式なライブの写真、アーティスト・ショットなどは、シバノさんにお願いして撮影していただいていますので、後日まとめてお届けできる予定です。
 それから、渡辺香津美さんのツイッターはここ。フォローをよろしく!

 本当に素晴らしいライブでした。お客さまも大満足でよかった。そして何よりもアーティスト自身がとても楽しんでいたのが印象的でした。
 渡辺さん&スタッフとビヨルンに感謝!また、このイベントはクラブ・アイスランドのみなさんが、心をこめて手伝ってくださいました。大使にもスピーチをいただきました。みなさんのご協力に主催者として心より御礼申し上げます。(小倉悠加 / Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif


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 ヨハン・ヨハンソン新譜いち早く到着!!







  
アイスランドで大人気!プレゼントに最適!
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by icelandia | 2010-04-04 23:16 | Jazz | Comments(0)
アイスランド大使館特別ライブ:ビヨルン x 渡辺香津美 ギター・デュオ競演!

ICELANDiaVisit Icelandがお送りする第一弾スペシャル企画決定!

Guitar Duo:
ビヨルン・ソロッドセン performs with 渡辺香津美

Guitar Duo: Bjorn Thoroddsen performs with Kazumi Watanabe

2010年4月3日(土)@ アイスランド大使館
ヴァイキングmeets サムライ
氷日を代表するギタリスト白熱の競演!


アイスランド大使館の優雅な空間で
鮮やかな音楽の調べをお楽しみください


出演者:
・ビヨルン・ソロッドセン(Guitar)
  アイスランドを代表する名ギタリスト。
   2003年アイスランド音楽賞ジャズ・パフォーマー賞受賞。
  ビヨルンのバイオをもっと詳しく知りたい方はこちら

・渡辺香津美(Guitar)
  日本を代表する世界的ギタリスト。
   渡辺香津美さんの公式サイト-->http://www.kazumiwatanabe.net/

開催日時: 
  2010年 4月3日(土)
   17:30 開場 (入場後は軽いドリンクでお楽しみください)
   18:30 大使挨拶・アイスランド音楽プレゼンテーション
   19:00 開演 (途中休憩なし)

会場: 
  駐日アイスランド共和国大使館(東京都港区高輪4-18-26)
   JR・京浜急行 品川駅高輪口 徒歩10分)地図

チケット:予約はこちらから 
   一般 : 前売り8,000円  当日8,500円 
   クラブ・アイスランド会員 : 前売り7,000円  当日7,500円
    ・定員70名(先着順着席45席)(1ドリンク、アイスランド音楽CD付き)
    ・お支払いは事前の銀行振込になります。
    
お断り: 
   *受付で身分証明書をご提示いただく場合があります。
   *タイム・スケジュールは予告なく変更されることがあります。
   *着席できる人数が限られています。座席が無い場合はスタンディングになります。
   *当イベントに関する大使館への問い合わせはお控えください。
  
主催:--- (有)アリヨス・エンタテイメント
後援駐日アイスランド共和国大使館 Hilltop Studio Inc.
協賛:クラブ・アイスランド  オナビス

 ということなのです!
 駐日アイスランド大使のたってのご希望で、なるべく着席数を増やしました。世界的アーティスト2名が大使館のアットホームな環境で共演致します。チケットはメール予約になり、事前のお振り込みとなります。
 販売チケット枚数は60枚弱になります。ぜひお早めにご予約ください!

***

 本日、アイスランドでは国民投票が開始されました。世論調査では70%がノーに投票するとのことなので、否決されることは目に見えています。であっても、首相が投票へ行かないというのは、一国民として権利を放棄することであり、放棄するのも権利のうちとはいえ、納得しがたい行動です・・・。 (小倉悠加 / Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2010-03-06 21:30 | Jazz | Comments(0)
のんびりムードの日曜の午後にレイキャヴィク・ビッグ・バンド!
 ICELANDia内容を吟味して、音楽ファンのためにお届けしているアイスランド・エアウエイブスのツアーも今年で4年目。
 毎年のことですが、「思った以上に楽しく素晴らしかった!」「こんな夢みたいなツアーがあったなんて!」「あの雰囲気が忘れられず、仕事が手につかない!」というご感想を頂だき、見えないところで結構知恵を絞り、粘り強く交渉している甲斐があるというものです。
 旅行代理店担当者からも、「こんなに何でも考えて至れり尽くせりにしているツアーってありませんよ」と、半ば呆れたような感心したような顔で言われました。それはまぁ、私自身が大の音楽ファンなので、こういう企画があると嬉しいよなぁと思うことを、なるべく実現しているからなのでしょう。
 ご参加いただいたみなさま、関係者各位、本当にお世話になりました。有り難う御座いました!
 来年も更に充実した内容にすべく、今からあれこれを考えています。ぜひ来年もご期待ください!

 さて、私は毎年、お客さまがいらっしゃる数日前に日本を出ます。時差に身体を慣らして体調を整えるのが目的なので、文字通りぶらぶらするだけです。そんな時に知り合いから飛び込んできたのが、「今日の午後、ライブをやるから来ないか?」という知らせ。場所はレイキャヴィク市庁舎。日曜の午後でした。

 数時間しかありませんでしたが、レイキャヴィク市内はどこでも歩いて行けるし、天気も悪くないので出向いてみました。
 
私に声をかけてくれたのは、アイスランド・スーパー・ジャズのシグルズル・フロサソン(通称シッギ)なのですが、ライヴはシッギのバンドかと思ったら、な〜んとレイキャヴィク・ビッグ・バンド!

いえ、ある意味、このビッグ・バンドもシッギのバンドで、彼がリーダーでした。

 このバンドは、定期的に市庁舎で演奏しているそうで、今回の演奏会はカナダで活躍中のRichard Gillsが、ギター・イスランシオの一員でもあるビヨルン・ソロッドセンの作品をビッグ・バンド用にアレンジしたものを披露。結構凝ったアレンジで難しそうな曲も多く、それでいて、本当に一糸乱れぬ演奏で、ニュアンスも質感もほどよく、アイスランドのミュージシャンのレベルの高いこと!
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 彼らが今回コラボレートしたのはリチャード・ギリスでしたが、最近出したアルバムはボブ・ミンツァーとコラボした『Spririt of Iceland』で、アイスランドの伝統曲を彼がアレンジした作品と、アイスランドにインスパイアされたボブのオリジナル曲を収録。
試聴はMySpaceにあります
 http://www.myspace.com/reykjavikbigband

c0003620_23452953.jpg ビッグ・バンドに関して私はあまり詳しくありませんが、アメリカの華やかなバンドよりも、どことなく奥ゆかしく、優雅で優美な感じがするのですが、どうでしょうか。

 このアルバムの発売はビッグ・バンド自身なので、後日シッギから仕入れようとしたところ、シッギもビヨルンも、両者ともツアーに出て落ち合うことができなかったため、アルバムはご予約はいただけますが、お届けは11月半ば以降になります。会えず仕舞いで残念。
『Spririt of Iceland』のご注文は以下でできます。
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***
 
 2009年10月25日、午後7時20分から、NHKのFMで、原田知世さんが3時間近く出演なさっていました。アイスランドのレコーディングでの話をたっぷりとしていたので、懐かしく思い出しながら楽しく聴きました。
 ヤラのような全く無名のアーティストを紹介していただき、ひたすら感謝。ヤラのアルバムはここにありますが、在庫切れです。自主制作盤なので、本人から取り寄せますので、希望者は少々お待ちください。(小倉悠加/Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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by icelandia | 2009-10-25 23:49 | Jazz | Comments(0)
ギター・イスランシオ関東ツアー大成功!
 去年の愛知万博時の来日は、あまりにも急遽の決定で会い損なっていたギター・イスランシオ。今回は日本アイスランド協会の招聘により、日本・アイスランド国交樹立50周年の正式イベントということで、東京公演を含む関東3カ所での公演ツアー。決して大規模なツアーではありませんでしたが、3カ所でお客さまは500名を超え、どの会場も盛況でした。
 それから、各地で心のこもった歓待を受け、グループ一同に代わり各会場の主催者の方々及び関係者の方々に厚く御礼申し上げます。前のブログにも書きましたが、北浦和のライブハウスKYARAの方々には、どうしようもない場面を救っていただき、本当に有り難う御座いました!
 
 それでもってギター・イスランシオ。音楽性も高く、演奏の腕も確かな上、とにかく爽やかで明るいおじさま達でした。この道30年、40年というベテラン揃いで、どんな場面でも「この世界に長くいれば、いろんなことを経験してるから、絶対に大丈夫!」と豪語するだけあり、ホント、心優しいのに加えて、肝っ玉も据わっていて、最初から最後まで、本当に快く仕事が出来ました。
 
 以下が簡単なレポートです。
 
c0003620_4113675.jpg 6月28日(水)来日
 午後便なのでホテルに到着したのは夕方。当初はてっきり午前便での来日だと思っていたので(私自身がそういう便での帰国ばかりだったので)、びっくり。ロンドンからであれば、いくらでも早い時間につなげる成田直行はあるのに、なぜまたJALに?
 「せっかくの来日なので、何も考えずJALにした」とマネージャー氏。私ならBAかヴァージンを使うけどなぁ。ま、いいけど。
 夕刻は駐日アイスランド大使との会食。アイスランド人男性5名に日本人女性一名という、ひたすらアンバランスな組み合わせ。「アイスランド人はアイスランド語でどーぞ」と宣言した後は、私はひたすら寡黙に食べていました。が、理解できないアイスランド語ではあるけれど、「ベラトリックス」「チューレ」「ヒルマヨール」「トルブロット」「スメクレイサ」等のアーティストやレーベル名は見事にキャッチできるため、その単語から何を話しているのかを勝手にストーリーを作り上げ、脳内で楽しんでいました。
 そして面白かったのは周囲のテーブルの反応。みなさん耳をそばだてて、「何語を話しているのか?」というのを見極めようとしていたようです。絶対に英語じゃないし、フランス語でもなさそうだし、ドイツ語っぽくもないし、スペイン語でもない。西洋人の顔なので、まさか中国語でも韓国語でもなさそうで・・・・。彼らの言葉を聞いて、すぐにアイスランド語!と分かる日本人はまだ少数派であることでしょう。
 ハシの使い方に慣れていない人もいましたが、アイスランド人はみんな海産物が大好き。日本の刺身はとておいしく、特に日本人は世界のトロの8割方をさらっていくだけあり、特にトロを気に入っていたようです。っていうか、あれだけ脂っこいマグロは初めてだと。
 というわけで、大使、ごちそうさまでした。
 
 9月29日(木)東京公演
 それにしても、みんな背が高い!ヴァイキングの末裔は、未だそのDNAがキチンと残っていて、とにかく長身。エレベーターの中でアイスランド人だけに囲まれていると、自分が背の低い人になったようで快感。私の身長は164センチで、日本女性としては背が高い部類に入るため、自分の目線より20センチ近く高い人とは滅多に出逢わない。
 午前中は周辺をぶらぶらして過ごしたとのこと。2時頃メンバーをホテルでピックアップし、会場となる青山へ。
 加藤登喜子さんのホームグラウンドでもあるテアトロ・スンガリー青山は、去年、シグルズール・フロサソン・アイスランド・スーパー・ジャズ・カルテットでもお世話になった場所なので安心。全く危なげなくリハーサルを終え、青山の街へ。ライブ前に軽く腹ごしらえでもと思い、せっかくの日本なので、「寿司がいい?」と聞くと、意見は真っ二つ。寿司派と、「いつも食べてるようなものがいい」派に別れたため、寿司派は回転寿司でお茶を濁し、西洋料理派はカフェで食事。
 ライブ会場に戻ると、開場30分前にも関わらず、ちらほらとお客さまが。特に厳しい気候ではないものの、外でお待ちいただくのもナンなので、そのまま何となく開場。
 ワン・ドリンクが付いているのに加えて、今回のツアーはアイスランドのおいしいラム肉とスモーク・サーモンのご提供をいただいたため、試食コーナーもありました。スーパーの試食のように、爪楊枝の先にちょこっと付けて食べるのではなく、きっちりと皿盛りで、お代わりも自由。相変わらずラム肉は臭みが無く、本当に美味。大盛りに盛った肉もサーモンもあっという間に消え、お代わりも追加され、単なるコンサートだけではなく、食の面でもお楽しみいただけたようです。
 今回のツアー用に、ちょっとしたプログラムを制作し、そこに演奏予定候補曲目と短い解説を掲載しておきました。国交樹立記念の文化事業なので、アイスランドの音楽をよりよくみなさんに知って頂きたいという主旨に基づいています。
 
 ライブの前にまず駐日アイスランド大使からご挨拶をいただき、それからギター・イスランシオの登場。その場で半ば無理矢理、大使秘書の長谷川さんに通訳をお願いしてしまいました(いつも本当にお世話になっていますm(__)m)。記念すべき第一曲目は「God Gave Me Ears」という曲で、アイスランドに伝わるトラッドです。せっかく通訳をしていただけるので、一曲毎にユーモアあふれる解説をリーダーのビヨルンがしてくれます。このユーモアというのが結構独特で、アイスランド人らしい辛辣さを交えたもので、そういう点でもとても面白いライブとなりました。
 
c0003620_4115086.jpg ギター・イスランシオはアコースティック・ギター2本とベースという構成ですが、持ち運びの利便を考え、今回はベースだけはエレキ・ベースでした。エレキとはいっても、大きなコントラバスの電子ヴァージョンで、ハード・ロック・グループで使われているようなエレキ・ベースではありません。
 リーダーのビヨルンは、北欧ではピカ一の腕前、ヨーロッパ全土でも5本の指に入ると言われるギターの名手で、そのテクニックは噂に違わない腕前。単なる早弾きではなく、雰囲気のある的確な演奏と、抜群の即興能力、また、演奏にも彼のユーモア溢れる場面がいくつもあり、特に「死刑台へむかう時のニワトリの心境をギターで表わす」というものは、ギターを軽く叩きながら、まるでニワトリが羽をパタパタさせながら逃げ回っている様子を見事に描き出し、ここはもう誰もが彼の卓越したギターの扱いに目を見張るばかりでした。

c0003620_412360.jpg かつてアイスランドのビートルズと言われたヒョルマルに所属していたグンナルはメロディを弾くことが多く、そこかしこに、懐かしいヒット曲のメロディをワン・フレーズほど散りばめるなど、音楽ファンに対してツボを得た演奏をしていました。ギターの音色の雰囲気は、とても暖かなものがあり、表情豊かで、技術力抜群のビヨルンと、非常にいいコンビを成していました。
c0003620_4121742.jpg 目立たない存在ながら、的確にベースを刻んだヨンもアーティストとしてはとても幅が広く、グンナルとビヨルンがいかなる即興を入れようと、涼しい顔でキチンとこなしていき、時には自分も遊び心を入れる余裕さえあり、グンナルとビヨルンの個性の異なるギターを、ベースでつなげる役を巧みにこなしていました。
 このギター・コンビ、とにかく何でも出来てしまう。地方の会場の主催者から、「ビートルズをぜひ一曲聴きたい」と言われれば、30分でアレンジして作り上げてしまうし、音響機材が足りない!と大騒ぎした会場では、「仕方なければアコースティック2本で演奏できるから」と肝の据わった対応ぶり。演奏時間も自由自在で、「1時間半でまとめて」と言えば、ぴったりそのように演奏するし、「押してるから短めに切り上げて」と言えば、そのようにも。「あの曲面白いから、もっと長くやったら?」と言えば、即興をバンバンやるし、とにかく自由自在。
 音楽の内容も、もちろんアイスランドや北欧のトラッドが中心ではあるけれど、そのアレンジはあくまでもギター・イスランシオのオリジナルの解釈であるし、それはまたジャズというカテゴリーにも納まりきれず、とにかく、自由で楽しくひたすら心地いい。
 
 「このグループは癒し系ですね」
 
 私にそう囁いた人が何人かいました。私はフォーク・ジャズというようなジャンルであろうと思っていたけれど、確かにあの爽やかな響きはいわゆる「癒し系」のようだ。でも彼らの真骨頂は癒し系のバラッドというよりも、むしろブルースやスタンダード・ジャズでも、全米大ヒット曲でも、どのような曲でも個性的に料理してしまうことで、癒し系よりもハードな曲の方がそういう点では断然面白い。なので彼らのレパートリーの中には、チック・コリア、ディジー・ガレスピー、スティービー・ワンダー、エリントン、ガーシュウィン等がある。今回披露してくれたのは、スティービーの「Sir Duke」や「Isn't She Lovely/可愛いアイシャ」程度だったけれど、個人的には例えば、『リターン・トゥ・フォーエバー』を丸ごとカバー、なんていうのを、ゼヒお願いしたいし、前述の主催者氏のように、ビートルズ・カバー特集もすごく面白いだろうと思う。
 それでもって、この人達ほどの実力があれば、何でもこなせるだろうから、イーグルスやスティーリー・ダン、エルトン等の名曲も聴いてみたい・・・って、思い切りポップス・ファン丸出しのリクエストになってしまうが。クイーンなんてどうだろう?ストーンズも???!!
 
 それから、事前に何曲か日本の童謡の楽譜を送っておいたところ、「赤とんぼ」を演奏してくれた。こういった曲は地方での受けの方がいいようで・・・。
 
 このライブを見て、私はギター・イスランシオに対する認識が変わった。私は彼がアイスランドのトラッドを中心に演奏するグループだと思っていたが、実はそれ以上に、どのような楽曲でも、個性的な味付けで演奏をしてしまう天才肌の音楽集団なのだということを知った。
 オリジナルにこだわるアーティストもいるが、彼らはそれぞれのプロジェクト等でオリジナルをたっぷりと生み出しているし、特にグンナルはポピュラー・ソングだけでも500曲以上も作曲している大作曲家で、今更オリジナルにこだわろうという気も毛頭無いようだ。ギター・イスランシオはむしろ他人の作品をどう料理するかにかけていて、そこら辺の調理法を考えるのが至極面白いのであろうと思う。
 
 
 おっと、簡単にレポートをと思っていたのに、私感出まくりのブログになってしまいました。でも、ブログは元来そういう場所である、ということで。
 
 6月30日(金)浦和公演
 埼玉県知事、さいたま市長の両氏揃ってのライブ鑑賞で、埼玉がアイスランドと非常に関係の深い地であることを伺い知ることができました。そういった重要な人物においでいただくことと同様、音楽ファンのみなさんに本当はもっと彼らの演奏を聴いていただきたい。
 
c0003620_4123288.jpg 7月1日(土)栃木公演
 (米ソの冷戦を崩すきっかけを作ったレイキャヴィーク会談の舞台である建造物とまったく同じに作った)アイスランド迎賓館のある大金温泉グランドホテルでの公演。レイキャヴィークのホフディ・ハウスの設計図をアイスランドから借りて建設したもので、とにかく寸分も狂わず全く同じ建物。内装も、輸入して揃え、これを見たメンバーはとにかく、開いた口がふさがらない状態。
 「何度も本物のホフディ・ハウスに入ったことはあるが、驚くばかりに全く同じ。建物の前に立つと、レイキャヴィークに戻ったような錯覚さえ覚える。」
 迎賓館とホテルは若干離れた場所にあり、この日のライブは南那須烏山市長がいらっしゃいました。舞台も広く音響も整っていて、一番落ち着いて演奏できた場所かもしれません。
 
  最後に重ね重ね、各地でお世話になった方々や関係者各位、それから、ギター・イスランシオを見に来てくださったみなさん、特に遠方より遙々お越しになったファンの方々に心からお礼を申し上げます。
  それから、ずっと絶盤になっていた彼らのファースト・アルバム『Iceland ic Folk』が最近アイスランドで再発されました。何枚か持ってきてもらったので、限定枚数で放出中です。詳しくはショップをご覧ください。 (小倉悠加)c0003620_13213440.gif




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by icelandia | 2006-07-07 04:21 | Jazz | Comments(0)
ヤコブ・マグヌッソン新譜『ピアノ!』DualDiscで緊急リリース!!
 なんとヤコブ・マグヌッソンの最新作『Piano!』ICELANDiaから緊急リリース!!それもDualDiscです!!!
 
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      ヤコブ"JFM”マグヌッソン『ピアノ!』DualDisc
        ISLJ-1005DD  定価2,980円
   ◆収録曲目
   1.My Little Ice Age
   2.The Squid and The Moon
   3.87th Floor
   4.Sunspots and Blackouts
   5.The Teaser
   6.Emerald Garden
   7.Asphalt Late Night dancing
   8.Moroccan Time Split
   9.Surface Rust

 実際はアイスランド語の曲目ですが、上記が英訳になります。アイスランド語のタイトルは、ビョークとの仕事でもお馴染み作詞家ショーンが担当。     
----------     
  このアルバムのCDヴァージョンは、数カ月後全国発売致しますが、DualDiscに関してはICELANDiaショップの独占販売です(卸を希望されるショップの方はご連絡ください)    
 ヤコブ・マグヌッソンといえば、AORファンに絶大な人気のあるアルバム『ジャック・マグネット』が日本で注目されて以来、「いったい何者?」と思っていた音楽ファンも多いかと思います。ヤコブ・マグヌッソンが誰であるかは、おいおい話していくとして、現在はたいていJFM(ヤコブ・フリーマン・マグヌッソン)と名乗っていることだけを今回は明かしておきましょう。
 
 このアルバム『ピアノ!』はタイトルに恥じない内容で、すべてをピアノで表現したアルバムです。といっても単なるピアノ・ソロではなく、リズム・セクションもピアノの胴体を叩いたり、フタをバタンと閉めたりした音を駆使し、若干の効果音はピアノをサンプリングして作ったもの。文字通り全部丸ごとおいしくピアノを使って作られたアルバムです。
 
 『ジャック・マグネット』で証明済みのように、ヤコブが作るメロディは洗練されたポップ・センスにあふれ、ピアノのテクニックも非常に巧み。繊細かつ雰囲気のある演奏で、興味の尽きないアルバムになっています。
 
 今回ICELANDiaショップで独占販売する『ピアノ!』のDualDiscですが、DualDiskとは、一枚の盤で、片面にDVD(映像)が、もう片面にCD(音楽)が納められたもので、DVDとCDが隣り合わせで貼り付けられたものです。そのため、ごく普通のCDよりも若干厚みがあるのか、スロット式の再生機の場合、問題が発生する場合があるようなので、御購入の前にはその注意書きを必ずお読みください。ピアノ!』の購入ページ『に明記してあります。
 私はこの盤にそのような特徴があるとは知らず、ごく普通に再生して楽しんだ後、その事を知りました。DVDの再生も同じことです。
 
 AORの名手がいかなるアルバムを制作したか、ぜひご注目ください!試聴は・・・ごめんなさい、まだ作っていませんが、なるべく早く実際に聞いていただけるよう努力します!(小倉悠加)c0003620_13213440.gif

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by icelandia | 2006-03-12 00:51 | Jazz | Comments(1)
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