execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

カテゴリ:アイスランド旅行お裾分け情報
  • アイスランド・エアウエイブス2011:ちょっと欲張った初日番外編
    [ 2011-11-10 00:33 ]
  • アイスランド・エアウエイブス2011:初日からビョーク登場!ハルパ会場だけでも見どころ満載!!
    [ 2011-11-09 23:42 ]
  • KEXはオフ会場人気ナンバーワン!アイスランド・エアウエイブスの新会場
    [ 2011-11-08 21:20 ]
  • アイスランド・エアウエイブス開始前の個人的あれこれ(Tシャツあります♪)
    [ 2011-11-06 23:20 ]
  • 2011年アイスランド・エアウエイブス、オフもメインも会場はキャパギリギリの大盛況!
    [ 2011-10-25 21:43 ]
  • アイスランドへの乗り継ぎ時でサクっとコペンハーゲン観光!
    [ 2011-10-07 18:46 ]
  • アイスランド現地からのUst配信、レポートをお楽しみに!
    [ 2011-10-05 22:52 ]
  • アイスランド・エアウエイブス3日目(後半):シガーロスの子分FaMR絶好調!
    [ 2010-12-03 00:37 ]
  • アイスランド・エアウエイブス3日目(前半): シークレット・ライブでアゲアゲ!
    [ 2010-12-02 23:49 ]
  • アイスランド・エアウエイブス2日目(後半):アミーナ、パスカル・ピノン等ガールズ勢が好調!
    [ 2010-11-18 23:18 ]
アイスランド・エアウエイブス2011:ちょっと欲張った初日番外編
 アイスランド・エアウエイブスの初日のレポートですが、今回のブログは番外編です。 ビョークのライブの感想も含めた初日レポートはこちらにあります。 それで、シバノ・ジョシアさん は私がビョークの席確保に忙しかったり(汗)、シンデレラ・タイムでホテルに帰還した後も精力的に写真を撮り続けてくださいました。シバノさんに感謝。

 こういう写真を見るのは私も楽しい!やはり同じ場所で3ホール使っていると、すごく出演アーティスト数が多くて驚きますね。ちなみにハルパの中には4ホールあります。

 夜のハルパのカフェはこんな感じ。

 私がOurlivesを見たのと同じNordurljos(= Northern Lights/オーロラ)会場ではDiktaもやったのですね。ホイクルの高音ハスキー系のヴォーカルが私好みのバンドです。人気も演奏も安定しててグッド!


 Soleyを私が見た後に、その会場(Kaldalon)に出てきたのがMarkus & The Diversion Sessionsで、セッションと称するだけあり、メンバーのかなりの数です。きっと楽しいセッションが続いたことでしょう。


 下の写真はニュー・アルバム『Winter Sun』をSin Fangことシンドリがプロデュースを手がけた話題のスノッリ・ヘルガソン。会場は上記と同じくKaldalon。『Winter Sun』はアーティスト直筆サイン入りアルバムがICELANDia音楽ショップにあります。ここ

 女性ヴォーカルはムームのヴォーカルとしても活躍中のシッラ。シッラはMr.Silla名義でソロでやっていた時期もありましたが、最近はあちこちのグループで、ヴォーカルを手伝っているようです。
 フォーキーなスノッリと、少しブルージーなシッラの歌唱が暖かな雰囲気で会場を包んでいたことでしょう。うーん、これはいい感じだなぁ、私も聞きたかった!


 こちらはDiktaが使ったホールでのPetur Ben & Eberg. へ〜、ピエトゥル・ベンとエベルグの取り合わせとは!

  ピエトゥル・ベンが得意なのはブルージー寄りのフォークで、エベルグはポップ。エレクトロニクスを使った音作りはエベルグが得意なので、この二人の取り合わせは意外なようで、案外アリなのかもしれません。


 そして、ハルパを離れたNASAでこの日のトリを取ったのが、今年話題のOf Monsters and Men。アイスランドでは毎年3月にバンド合戦が行われ、今年の優勝者がこのグループなのですね。

 以前のことですが、例えばヨンシーがその昔在籍していたグループとか、ロックをやっていた頃のオーラブル・アルナルズも優勝したバンドの一員。ビョークの息子のシンドリも、ヒップホップのグループとして優勝した体験があり、現在アイスランドで大人気のAgent Frescoもバンド合戦の優勝組。このOf Monsters and Menも、来年あたりはもっと目玉の存在になることでしょう。 会場は大混雑で、今年一番と言われるヒット曲は大合唱だったそうです。
***

 初日だけでも約50組のアーティストが各メイン会場で活躍。私が実際に見た以上に本当は選択がたくさんあります。が、初日から無理をするとその後ずっと体調を崩したりするので、私の年齢では無理は禁物。もちろん、自分は若いからこんな時こそ無理をする!というのもアリかと思います。
 要は自分が好きなように自由自在に楽しめばいいのです。そしてそのためには、ちょっとした予備知識や体験がとても役に立つのですね。(次回に続く)(小倉悠加/ Yuka Ogura)





  アーティスト直筆サインアルバムを放出中!↓




by icelandia | 2011-11-10 00:33 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Trackback | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス2011:初日からビョーク登場!ハルパ会場だけでも見どころ満載!!
 お待たせしました!写真家のシバノ・ジョシアさんから、素敵な写真をたくさんいただきましたので、今日から2週間くらいの間に、2011年アイスランド・エアウエイブスのことを集中的に書きますね。
 写真に関しては、写真家の Keiko Kuritaさんにも撮影していただいていますので、別口にブログ上で展示会として12月初旬にご紹介できる予定です。

 アイスランド最大のポピュラー音楽祭、アイスランド・エアウエイブス、2011年は水曜日から日曜日まで正式日程でした。
 今年はハルパというゴージャスな会場が加わり、2003年から見続けている私も、「どんな感じになるのだろう?」とドキドキワクワク。なにせ初日からビョークのライブがあり、いつものエアウエイブスとは勝手が違います。

 事前に発表されたスケジュールを見た時から、今年のエアウエイブスは以前とは比較できないレベルになったという印象でしたが、実際にはそれ以上で、当初の「レイキャヴィクの音楽シーンの仲間内のお祭り」という感覚を保ちつつ、「国際的音楽イベント!」の顔もしっかりと出来ていて、本当に凄かった!

 もちろん激しく楽しくて濃厚なことは変わらず、そこに、国際的なレベルで考えても、「凄い」という言葉が似合うフェスになりました。オフ会場などまったくなかった初期の頃から見続けてきた者としては、本当に感慨深い。
 アイスランドのファンだけではなく、日本の音楽ファンのみなさん全員に、胸を張って、自信をもって、「ぜひ一度実際に体験して!」と言いたい。 

 今年のフェスの感じを受けて、来年2012年のフェスのツアーはみなさんとアーティストがもっと近づけるようなものにしたいと思っています。毎回そうですが、私がいることにより、普通は体験し損なうようなことを汲み取れることが多いので、来年はそれがもっと色濃く出るような工夫を考えています。

アイスランド音楽フェス、アイスランド・エアウエイブス1日目
初日からビョーク登場!

(写真はほとんどがシバノ・ジョシアさん撮影ですが、下手なのは私のスナップです。シバノさんのはクレジット入り。私のはクレジット無しの写真です)

 水曜日の午前中は決まり毎として、ツアーのみなさまを会場に御案内します。そこで、いろいろな術を授けるのですが、ちょっとしたことを知っているのと知っていないのでは、大きな差が出ることがあるので、これは侮れない。

 会場の特徴などもそうですが、例えばアイスランドのCDショップの対応は親切であるとはいえ、「あの時に君といっしょに来た人が戻ってきてくれたから、すごく丁寧に対応したつもりだけど、大丈夫だったかな?」と聞かれるくらいなので、一度お連れすることにより、親近感を持っていただき、互いに一層心地よい時間になるのではとも思ってます。
 それから、12Tonar(有名CD店)では、私のツアー参加者にアルバムを一枚プレゼントしてもらいましたよね。ちょっとお得!

 午後からはスペシャル・スタジオ・ツアーとして、シガーロスのスタジオと、ビョークのコラボレーターであるヴァルゲイルのスタジオ見学へ。これに関しては、後日別口にブログでレポートします。
 今年もシガーロスのスタジオでは少し音源を聴かせてもらい、ヴァルゲイルのところではアーティストによるライブ演奏も!みなさん初日から「すごく濃厚」「こんな体験普通はできませんね!」と超コーフンの連続でしたね。

 さて、私は午前・午後とお客さまの御案内で見られませんが、今年のエアウエイブスは初日の午後から始まりました。

 オフ会場の数は結構多く今年は20箇所くらい。その中での目玉がこのブログに書いたKEX(ケックス)で、この日の午後にはGusGus, For a Minor Reflection, Just Another Snake Cult, Samaris, Retro Stefsonと人気者の演奏が続きます。あまりにも凄くて、このスケジュールを見た時、突っ伏しましたわぁ。メイン会場で見たいグループ揃い!!
   会場はこんな雰囲気。これはまだ適度に余裕があっていい感じの時に写した写真で、ギグ近くになると、観客でごった返して身動きできなくなることもあります。 
 バンドが演奏する場所は、ちょうど上記の写真を撮影した場所くらいのところから。お客さまの目線でわかるでしょうか。

 そのKEXでこの日シバノさんが撮影してくれたのは、近年私がイチ押しのグループ、演奏がよりシャープに力強くなり成長を見せてくれたFor a Minor Reflectionです!(以下FaMR)


 音とリズムに集中するキャルタン。彼はシガーロスのゲオルグの弟さんなのですね。


 私がごひいきにしているグルッフィ君。かわい〜〜(すいません、ただのミーハーです)。息子にしたいわぁ。彼の携帯番号は3年前からキープ(笑)。


 こちらはKEXを離れ、ダウンタウンにあるReykjavik BackpackersでのSpaceships are cool。


 今回のツアーの特徴のひとつはホテルのロケーションで、メイン会場からは少しだけ離れていましたが、こういったオフ会場を渡り歩くのは至極便利で、ホテルの周囲2-3分で5-6軒のオフ会場がありました。Backpackersは2-3軒隣なので歩いて10秒!

 こちらは12Tonarが自信を持って自社レーベルからリリースしたHamlett Hok。12Tonar 店頭ライブ準備中!

  ハムレット・ホックことヘルギに関しては、これも別口にご紹介する予定ですが、サインももらってあるし、12Tonarが心意気で破格で卸してくれたので、私も破格で出します!パーカッションを中心に、アジアの国々も含めた民族楽器なども使った興味深い音楽なので、ぜひご期待ください!

 再度Reykjavik Backpackersに戻りFaMRのキャルタンもお勧めのSing for me Sandra。色彩豊かな音作りで、アコースティックだとハーモニーが協調され、ライブハウスで電気楽器をフルに鳴らせば、カラフルな音作りがよく分かって楽しいグループのようです。


 さて、私はスペシャル・スタジオ・ツアーに同行していた関係で、実際に参戦したのはこの辺からになります。

 いつもはゆるーく始める水曜日ですが、今年は決定的に何かが違う。というのも、まずはこの写真を。
 これは、この日の朝10時頃私が撮ったスナップで、何かといえばビョークの無料チケットを求める列。先頭は、気温がゼロ度にもなろうというアイスランドの真夜中3時から並んでいたそうです。

 チケ配布は正午からで、朝の10時には既に配布場の周囲のブロックをぐるりと人が取り囲み、先着200名に入れたのは、だいたいこの時間までに並んだ人だったとか。

 ビョークのライブは有料チケットが事前に売り出されると共に(24時間で売り切れ)、アイスランド・エアウエイブスのフェスパス保持者用に、200枚ほど無料チケットが用意されました。

 私のツアーでは、チケットを希望したお客さま全員に1枚は渡るように手配しましたが、フェス中行われる2回両方というのは無理だったので、2回とも見たい人は並んでゲットしていました(すごい、おめでとうございます!)。

 ビョークはピカピカのハルパでライブを行います。それも、観客席に入れるのは700名から800名弱と言われる小さな会場です。どんなライブになるんだろう・・・ドキドキ。
 ちなみに私がビョークをライブで見たことがあるのは、武道館のみです。

 さて、ライブ前には本当はしっかりと腹ごしらえしたかったけれど、例によって時間がなく、部屋でチーズとクラッカーをつまんで出陣。ハルパに到着すると、先日訪れた時とはうってかわって、大勢の人が集まっていました。
 カフェ・エリアでは、バンド演奏などもあり、結構いい感じ。
 
 ビョークの会場がある2階の踊り場では、こうしてツアーグッズなども販売。TシャツはICELANDia音楽ショップにも一部あります


 開演が夜8時、開場6時となっていますが、どーせアイスランドのことなので、開場がそんなに早いわけがない!と思って行ってみると、読みは当たって開演一時間ちょっと前に開場になったようです。
 会場には立ち見と着席の両方があり、ステージがドーンと真ん中にあって、その周囲に4面の客席があるとすれば、広い一面が着席専門。その他の3面がスタンディングです。席は早い者勝ち!

 私はこの日は着席券を持っていたので、会場に入る際に、着席エリアに入れるリストバンドを巻かれました。

白いのが(一度も行けなかったけど)プレス・ラウンジのバンドで、行けばビールが無料だったとか。真ん中のが着席を示すリストバンド。金色のがアイスランド・エアウエイブスのフェスパスで、この色はプレスであることを表しています。他のお客さまは・・・何色だったっけ、赤だったかな。アーティスト関係は確か緑。
 色分けの私の記憶が違っているかもしれませんが、とにかく色で分けてありました。

 ビョークのライブ会場に入ってまず驚くのは、会場自体が小さくて、ステージの方が客席の面積よりも大きい?と思うほど。なるほど、これでは700人も入れば満杯だ。
 着席の席など、200席ちょっとでしょうか・・・。ビョークって数万人集められるアーティスト・パワーのある人なので、これは限り無い贅沢!

 写真に関してはゆるゆるのアイスランドでも、ビョークは厳重に厳禁!プレスと思われるカメラマンが1名いただけで、あとは絶対にダメ!だけど、そこはアイスランドで、ライブ後はみんなパチパチ撮ってた。なので私も堂々と撮りました!ぶれててごめん 。でも、これでいかに客席とステージが近い(近すぎる!)かわかると思います。

 ビョークのライブのことを話し始めるとすごく長くなるので、ごく手短に。ニュー・アルバム『Biophilia』を中心とし、そのために作ったアプリも活用してのライブで、やはり革新的でした。
 声の調子はよく(一曲だけかすれたけど)、彼女の場合は歌だけではなく、ライブ全体が彼女の芸術なので、それを総合的に見ると、アーティストとしての彼女の力量というか、奥深さがすごくよく出ているステージでした。
 
 「なんでそんなデカイもの作ってまで音をだすかね?」というブツがあれこれとあり、まぁそんなお遊びもアーティストならではという感じ。それに、サンダーボルトは確かに迫力がある。
 ちょっと違うけど、でも路線としてはパット・メセニーがやっていた、オーケストリオンと通じるところがあるなぁと、私は眺めていました。

 会場が小さいだけあり、観客と彼女の距離はごく短く、私はこの日、前から2列目にいたので、ビョークとは4-5メートルしか離れていなかった感じ。マイクが少し口から外れると、生の声が聞こえるようなところで、とにかくアイスランドならではの環境だなぁと改めて思いました。セキュリティなんか、ずっとステージを見ていて、首が疲れるのか、時々客席側を向いたりして、そんなところもゆったり。

 個人的には以前のアルバムから「Hidden Place」を聴けたのがよかった。私、『Vespertine』が命なもので。あと、ヒット曲では「Isobel」のアレンジもよかったなぁ。

 バックのコーラスの女の子の使い方もとても素敵だし、ホント、「ビョーク姐さん」って感じでした。あと、音楽には無関係とはいえ、カツラが大きくて、自分から真正面になってくれないと顔がすぐ見えなくなるので、あれは邪魔(笑)。

 アンコールの「Nattura」から「Declare Independence」の盛り上がりが、我が意を得たりで、曲の意味を考えても、アイスランドを含めて現在いろいろな国が置かれている社会問題を考えても、とても示唆に富んだ作品で、それに対して声高に、「他人に振り回されるな。独立を叫ぼう。自分の旗を高く掲げよう、高く、もっと高く!」というのが、すごく胸にスカーっときて気持ち良かった。
 ただ、遠慮しているのか、お客さまのノリがイマイチだったのが残念。というか、着席の方はどうも着席してないといけない雰囲気で盛り上がれなくて残念。なので、次回は立ち見券を取っておいたので、絶対に拳を振り上げてやろうと思った。

 ビョークは転んでも泣いてもビョークで、国際的に超一流でやっている人はやっぱり違うなぁ。私が知るアイスランド・エアウエイブスという括りとは、異次元のライブ。
 ヴォーカリストとして天才的なのに加えて、大胆かつ繊細な音作りと緻密なステージ構成。コンセプトも斬新だし、どこをどう切り取っても、世界の最先端を走れるアーティストであることを実感。あっぱれです。素晴らしかった。

 ふ〜〜、っと幸せのため息をつきながら、女王様がいなくなった空のステージをグルリと見て、会場の外に出ると、やはりどうもレイキャヴィクというよりも、六本木あたりの雰囲気。エアウエイブスに来ているつもりなので、個人的には慣れない雰囲気だけど、ビョークは満足。

 そして10メートルも歩くと同じハルパ内の別会場から音が漏れてくる。ビョークに心酔していたい気持ちと同時に、あれもこれも聴きたい欲があり、その会場に入ると、2009年のアイスランド・エアウエイブス・ドキュメンタリーである『Where's the Snow?』の中でも取りあげられていたOurlivesというグループでした。

 こう書くと語弊を招くかもしれませんが、私は軟弱系のヴォーカルが大好きで、Ourlivesも結構その路線で好きなのですが、ビョークのようにパワフルかつ高品質のライブ直後だと・・・・。ちょうど私が好きな曲をやってくれたので、それだけ聴いて外に出ました。

 外に出るとビョーク関係者がいて、早速「どうだった?」と心配顔で尋ねられました。アイスランドでは最もビョークから信頼されているという人物で、どうもいつも「心配」なのね。親心みたいなもんかな。
 どうやら、アルバムのレビューにしても、絶賛とそうじゃないのがあって、心配している風情。そりゃそうでしょう。あれだけ革新的なことをやれば、分かんない、好かないっていうメディアがいても不思議じゃない。単なるポップ・ソングじゃないから、すぐに飛びつけるような親和性には若干欠けるし、ある程度の「慣れ」も必用。彼女の「美学」に共鳴できるかできないかは、音楽の趣味もあるし、ね。
 でも、彼女はやっぱり最先端で、他のポップ・アーティストを牽引していく存在だし、このアルバムは、私は大傑作だと思っているのです。たぶん『Homogenic』以来じゃないかな、と。個人的には『Vespertine』が好きだけど。音としては『Biophilia』が好き。内容はやっぱり『Vespertine』!

 うわ、結局かなり書いてしまった(笑)。いえ、もっと長く語ることもできます。延々と(笑)
 

 踊り場の12Tonarの出店は大盛況で、日本人のお客さまも大勢いらしたので手伝ってあげたかったけれど、次にSoleyが迫っているので、店の様子を気にしつつ、下の階に降りました。
 
 1階に降りるとグルーっと人が通路沿いに並んでいました。で、私もこの会場に慣れてないもんだから、どこが入り口で、どうつながってるんだかわかんなくて・・・。列には並ばず、まずはトイレへ(笑)。

 そして入ったのが、Soleyの会場。ここは劇場形式になっていて、会場には椅子が備えつけられています。椅子なんて普通じゃんと思うかも知れませんが、アイスランド・エアウエイブスの会場で、全部イスがついているのはハルパだけで、以前はゼロだったのです!!

  Soleyの会場は満杯。私はプレスパスを持っていたので、辛うじてギリギリ入れてもらえて、それ以降の人は入場を断られていたようでした。
  
 Soleyはふわふわゆるゆる系で好きだわぁ。ビョークのあの濃厚で緻密な緊張感とはまったく異質の美学を持ったアーティストなので、ソーレイはビョーク後に正解でした。

 Soleyはドラムスと自分のキーボードだけというシンプルな構成で、時にはキーボードと、その場で自分の声のサンプリングを重ねていく手法も。とても心地よく、心暖まるゆるやかな流れで、ふわっとした気持ちにさせてくれます。
 ただ、この会場で演奏した全てのアーティストから私は異口同音に聞いた言葉でしたが、ソーレイも例に漏れず「この会場、静かすぎて慣れない」と。確かに・・・なんだか会場が素敵すぎて、あまりにも慣れなくて、アーティストも観客も借りてきた猫のようになりがちだったかも。互いに初体験ですからね。これも「慣れ」かと。

 私も、現場にいた時は、どうも慣れないなぁ・・・って違和感でしたが、落ち着いて考えてみると、ハルパは使い方であり、演奏者も観客も慣れてくればそれなりに呼吸も雰囲気も出て来るという、そんな基本的なところに尽きるのではと思います。
 箱に入れる中身としては、結構いろいろと持っているので心配することもないだろう、と。それに、このゴージャスな会場を、ダウンタウンの薄汚れた(でもそれが素敵な)ライブハウスと同じにする必用もないし。

 ふわふわで可愛らしいソーレイの歌をいい気持ちで聞かせてもらい、それで私のエアウエイブスの初日は終わりにすることにしました。時間は夜の11時過ぎ。シンデレラタイムなので、ちょうどです。

 夕食を食べ損なっているので、この後スーパーに寄り、ホットドックにさえありつけなかった時のことを考えて、ホテルの部屋で食べられそうなものを買って帰りました。

 で、この日の話はこれで終わりではなく、番外編がありますので、それは次回に。(小倉悠加/ Yuka Ogura)





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by icelandia | 2011-11-09 23:42 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Trackback | Comments(0)
KEXはオフ会場人気ナンバーワン!アイスランド・エアウエイブスの新会場
 そだ!気づいたのですが、今年はハルパ国立劇場(正しくはコンサート・ホール&会議場です)の登場の他、もうひとつ目玉になった新しい会場がありました。メイン会場ではなく、昼間からやっているいわゆるオフ会場なですが。

 会場名は「KEX」。最初この文字を見た時、あれぇ、ラジオ局が何かがスタジオを開放したのかなぁ?という印象でしたが、実際はユースホステル。地元の人は「ケックス」と読んでいて、コールサインのように「ケーイーエックス」ではありません。

 私がラジオ局か?と思ったのは、オフ会場のスケジュールを見ると、異常なほどいいラインアップがいいから、という理由もありました。なんかもう、殺意を覚えるほどいい組み合わせのアーティストが毎日出ていて、その時間帯にKEXに行けないと、マジに落ち込むほど。

 打ち合わせ場所をKEXに指定されたため、アイスランド・エアウエイブス開催前に実際に訪れてみると、至極納得。ホステルなのかもしれないけど、ダイニング・バーのエリアは(レイキャヴィクの)ライブ会場としても最高にいい感じ!そして、実際にシアトルのKEXPという局がここからネット中継していたので、まぁ私の印象も間違ってはいなかったわけです。
 (以下、写真はすべてシバノ・ジョシアさんからご提供いただいています。)


 何が素敵かというと、オーナーが集めたというアンティックな物品が無造作に置いてあり、今年オープンしたばかりなのに、もう何年も何十年もずっとここでやってきました!という風情。よそよそしいところがありません。誰かの家のリビングのように雑多なあれこれがあり、テーブルをよく見ると、昔のミシン台だったりして。


 フロアの作りがゆったり広々としているのは、ここが昔ビスケット工場だったことの名残だとか。KEXというのは、アイスランド語でビスケットなのだそうです。

 ダイニング・エリアと同じ階の奥から音がするので何かと覗いてみると、Kiriyama Familyがビデオ撮影をしていました。会ったことのある顔のメンバーがいるなぁと思ったら、映画『スクリーミング・マスターピース』でフィーチュアされていたニルフィスク(Nilfisk)のメンバーでした。懐かしくて思わず握手。


 ポップでいいバンドです。キーボードがちょっと個性的で、ヴォーカルも悪くありません。バランスがとれたバンドという印象。
 周囲の壁には写真があり、なんでも元シガーロスのマネージャー(?)の写真展示会だとか。ふーん、何でもやるのね!

 で、この会場で誰が演奏したかと言うと、これが毎日本当にゴージャスなんですが、私が今イチ押しのバンド、For a Minor Reflectionとかーー


 ムギソンとかーー


 マムットとかーー


 ヨハン・ヨハンソンまで!


 他にもわ〜〜んさか素晴らしいアーティストが出演していました。が、ワン・ギグ20分なので(オフ会場のお約束)、物足りないって声もありますが、それはしょーがないです。しっかり見たい人はメイン会場でどうぞ、なんですから。

良いこと尽くめのようなKEXですが、ただひとつあった弱点が最大の弱点で、なにせ中心部から遠い。まぁ遠いと言っても、歩いて15-20分程度。メイン会場の密集地域からは30分。ほとんどの場所に5分以内でリーチできるのがレイキャヴィクなので、バス停のフレンムルまでって、私には遠すぎる。

 アイスランド・エアウエイブス初回のレポートはこちらになります。

  For a Minor Reflectionはしっかり取材をしていますが、それはブログではなくトーキョー・ノーザンライツ・フェスティバルで披露する予定です。
 また、FaMRは次のアルバムへの道筋として、タイトルが『EP』というEPを発表。グループで自主制作したものなので、通常の流通には乗りにくいかも。メンバー全員のサインを貰ってきているので、FaMRのファンはぜひ早めにゲットしてくださいね。ここにあります。それから、トートバッグとデビューアルバムのセットも3組のみこちらにあります。

 ICELANDia音楽ショップでは、ボチボチとお土産ものを追加しています。なかなか全商品をサイトに反映しきれなくてごめんなさい。一日数品でもアップするようにしているんですが。
 サイン入りのヨンシーのソロアルバムと、ヨンシー&アレックスのアルバムの第一弾は完売しましたが、残りは福袋に入れますので、彼らのサインが絶対にほしい!という方は、福袋を狙ってくださいね。(小倉悠加/ Yuka Ogura)




  アーティスト直筆サインアルバムを放出中!↓




 

 

 


by icelandia | 2011-11-08 21:20 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Trackback | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス開始前の個人的あれこれ(Tシャツあります♪)
 アイスランド・エアウエイブスは未だに写真待ち状態なので、プライヴェートも含むそれ以外の部分を少しお裾分けしますね。

 今年のアイスランドの旅は、来年(2012年)2月に行われる予定の、第二回トーキョー・ノーザンライツ・フェスティバルhttp://www.tnlf.jp/の取材を入れていた関係で、時間的にものすごく制約があった感じですが、取材としては充実していました。というか、頼まれていないのに、勝手にあれもこれ取材してきました(汗)。

 順不動ですがエアウエイブス前に私がやっていたことをお裾分けすれば、到着翌日に、リラックスも兼ねてブルーラグーンへ行ったこと。それは既にこちらに書きましたね。

 また、毎年ツアーのお客さまがいらっしゃる前に、あれこれをチェックします。よく食事関係のことも尋ねられるため、新しいカフェで食べてみたり、美術館の展示なども自分の目で見て確かめます。

 音楽が好きな方が多いので、アート関係は直接関係がないとはいえ、音楽アーティストがアートの展示会をやっていたり、インスタレーションの音楽を担当していたりと、足を運んでみないと分からないこともあり、毎年そんなこんなに必ず出会すので、美術館やカフェ廻りは欠かせません。

 去年はムームのオルヴァルが、その前はシーベアーのシンドリが、3年前はヨンシーとアレックスが展示会をやっていましたが、今年は無かったのか私が気づかなかったのか・・・。

 それでもアートまわりでは、大好きな画家のエゲルトのスタジオにお邪魔するのは例年通りでした。エゲルトは北欧では大人気ですね。私が最初に彼の作品を見たのは2003年で、アイスランドの自然を丁寧に細かく情感豊かに描いたその絵にいたく感動して、その頃はまだ共同住宅の一室で絵を描いていた彼に逢いに行ったのが最初でした。思い起こせば、画家としてブレイクする直前だったようです。

 その後、アイスランドがバブル期に突入したこともあり、例えば彼の展示会では120点以上の絵が数時間で売り切れになり、値も上がり、とてもじゃないけど彼の絵に手を出せなくなっていきました(怖くて価格を尋ねたこともないんですが・・・)。特にここ数年は、大物の絵の受注が多く、小さなものを描いてくれないので、余計に手が出ない・・・。

 でも、彼の絵は本当に大、大、大好きで、展示会はもちろんのこと、彼の絵が置いてある場所(銀行!)も、毎回行きます。そして、お邪魔とは知りつつ、ここ数年は毎年自宅のアトリエも見せていただき、絵を描くにあたって参考にした植物の写真や下絵、スケッチなども目に触れる機会をいただき、超自己満足ミーハーな世界に浸ります。
 線画のスケッチでいいから欲しい・・・。写真は完成前の描きかけの絵です(ご本人から了承をいただいて公表しています)

 きっと彼の絵を見ると私の目がハートになるのが分かるのでしょうか。前回私が来た時以降に行った展示会のことや、出版した本や、あれこれを全部託してくださるのです。でも私、基本的に美術はほとんど分かんないんですが・・・。

 あぁ、エゲルトの絵、私には最高です。写真を見れば見るほど、ヨダレが出そう・・・。いいわ、いいわぁ。で、今年はシバノさんにご同行いただいて、プロに写真を撮影していただいています。それは別口にご紹介できる機会があるといいのですが。

 ということで、完璧にミーハーする私(笑)。だって私にとってエゲルトの絵は、モネとかルノアール以上ですから!!!

  そんなエゲルトから今回いただいたのは、チャリティ用に制作された来年のカレンダーと、室内楽団とアートのコラボのCD『Moldarljos』 。
 音楽とのコラボは記念CDが発売されており、市内で一軒だけ数枚置いてあったので、全部さらってきたので、ショップに数枚出しています。ここにあります。これが、アイスランドでCDが3-4枚買えるびっくりのお値段!だし、卸ではなく正価買い取りなので、必然的に日本のお値段も高いです。
 特殊な性質のアルバムでもあり、コラボの記念としてのコレクター要素の方が強いこともあるのでしょう。なにせ、あちらのお国にも根強いエゲルト・ファンがいますから!
 残念ながらカレンダーは捜し当てることができませんでした。ごめんなさい。

 エゲルトにあった後のお昼は、念願の「Dills:へ。ここは確か2年ほど前にオープンしたレストランで、その前は学生用のカフェみたいになっていました。アルヴァ・アールトの建造物として知られるノルディック・ハウスの中にあります。

 こちらは、地元のオーガニック素材だけを使ったレストランとしてオープン直後からすぐに話題になり、味も素晴らしいけれど、お値段も・・・ということで腰が引けていました(汗)。が、ランチであればどうにかなる値段だろうと思い念願適って「Dills」へ。
 こちらはセロリのスープ。独特の香りがおいしかった!それから、容器が北欧チックなフォルムでとても素敵!けれど、これもアイスランドにありがちなんですが、塩辛い。私には少し塩味がきつすぎましたが、それがアイスランド的と言えばアイスランド的でもあります。また、前菜のスープとしては量が多い・・・。

 メインはトラディッショナルです。魚とポテトを合わせたもの。その上にムール貝と野菜がボコンと乗っかってた。ムール貝はいかにも海から採れたてを茹でました!という味で、これも非常によかった。
 レストラン名の『Dills』はここから来たのかと思うほど、ディルの香りが効いていて、私はトラッドであると言われるこの料理を幾つかのレストランで食べていますが、ここのが一番おいしかった。これも量が多かった。

 お値段は安くはありませんでしたが、量と質を考えると実質的でした。確かワインも飲んで(グラスワインは日本の2倍の量!)4千円弱ではなかったかと記憶しています。

 その後にアイスランド・エアウエイブスのインフォメーション・センターへプレス・パスを受け取りに行きました。年々これが厳しくなっていて、以前はその場で「プレス・パスちょーだい」とやっていましたが、近年は事前に真面目に申請してます(って当たり前か。以前がゆるすぎたのね)。
 
 そこに居たのが旧知のドクトル・グンニで、彼はミュージシャンでもあるけれど、主には音楽ジャーナリスト。音楽系のテレビ番組も持ってるんじゃないかな。ミュージシャン専門の受付をしてました。毎年、ミュージシャンがパスを取れなくて会場のセキュリティと揉めたりしてたので、今年はすごく気を遣って用意したそう。

 こちらは今年のオフィシャルTシャツ。なんでも去年のTシャツが不評だったそうで、今年はいつもの通りNaked Apeのデザインになっていました。

 このTシャツ、仕入れてきてはいませんが(XSだけは見本代わりにあります)、12月初旬から中旬くらいにお渡しできるような感じで予約を受け付けています。予約のみにしたのは、お安くお分けしたいと思ったからで、現地価格と全く同じ値段での販売です。送料を無料にしたので、それを考えると現地よりもお得になります。デザインは5種類あるので、こちらからご覧くださいね。

 で、そのTシャツ売り場に居たのがUtidur(ウッティドゥール)というグループでヴォーカルをやっているラッケルで、この子がかわい〜。

 「Utidurのヴォーカルの子ね。去年は覚えてないけど、一昨年はグランドロックで見たわ」
 「え〜、あれって私の超初めてのライブだったの〜。うわぁ〜マジに初めてのライブを見てくれたのね。有り難う」という感じで可愛かった。
 で、この子、なぜか私のことを知っていて(よくある事とはいえ)、「あなたでしょう。私の祖母の家で明日ランチするっていうの」だって。

 そうなんです。私はある女性からランチにお招きいただいていて、それが彼女の祖母であり、アイスランドの大女優さん。でもって、この女性は今や世界的な新進芸術家になってしまったラグナルのお母さまで、私にとってのラグナルはトラバントというパーティ・バンドのセクシー・シンガーなんですが・・・。
 ーーという図式は読んだだけでは「?」でしょうけれど、小さなコミュニティなので、全員が知り合いで、全員が家族みたいなもの。以前は驚いたものですが、今は当たり前のように感じます。ただし、あのラグナルが大芸術家になってしまったのは、ちょっとびっくり。何でもあのMOMAにアイスランド人として初めて作品が常設展示されたのが、あのラグナルなのだとか。マジ?!

 話を可愛い子に戻せば、このラッケルはビデオを使ったインスタレーション等もやっていて、私はどうしても時間の都合がつかなくて行けなかったけれど、見た人によれば、才能を感じさせるイベントだった、と。彼女は一目見ただけでスター的なオーラがあり、ある種これも血筋なのかなぁ、と私は思っています。

 そして話は翌日に飛びますが、こちらが彼女の祖母であり、アイスランドの大女優であるグズルンおばあちゃま。70半ばで現役バリバリの舞台女優。プロデューサーとしても活躍中!

 今回の旅は、Facebook用になるべく会った方々と写真を撮っている私です。はい。

 このおばあちゃま、大女優だけあり、話がとっても上手!食事中に、あれこれを話してくださるのですが、普通ならそんなに面白くなさそうな内容を、ゆっくりとかみくだいて、丁寧に淡々と話してくださるので、まるでお芝居か、お話を聞きに来ているような感じに。引き込まれちゃうんです。さすが大女優!

 写真ばかりになりますが、来年のトーキョー・ノーザンライツ・フェスティバルでは、アイスランドを代表するフリドリク・ソール・フリドリクソン監督の作品を上映する関係で、監督にもインタビューをしてきました。

 それから、監督と私たちが同時にレイキャヴィクに居る日が半日(!)しかなかったため、もしも監督とお会いできないことを考えて、映画プロデューサーにも会いました。
 これがまたアイスランドらしい経緯で、私がお世話になっているご夫妻に、フリドリクソン監督にインタビューする予定ということを話すと、
 「娘のバレエ教室のお友だちのお母さまがその映画をプロデュースしたのよ」ということでつながった方です。
 プロデューサーの女性と聞いて、何となくデップリと貫禄のある女性を頭で思い描いていたら、こんな美人が出現してびっくり。最初はモデルか女優の間違えではと思っちゃいました。ホント、美女大国ですよね。私の日本人的なオカメ顔が目立つこと・・・。

 現在進行中のフリドリクソン監督のプロジェクトも彼女がとりまとめています。大らか(おおざっぱ)でダイナミックな監督を、彼女が細やかに支えているのがよくわかり、すごくいいコンビのようです。

 エアウエイブス以外で見聞きしたり、やったりしたことは他にいろいろとありますが、何となく思いついたことをつらつらと書きました。

 それで、この多くの部分で写真家のシバノ・ジョシアさんにお付き合いいただきました。ん、無理につき合わせましたかな(?)。普通の観光ではないことが多いため、それを興味深いと思ってお付き合いいただき、感謝に絶えません。(小倉悠加/ Yuka Ogura)




  アーティスト直筆サインアルバムを放出中!↓


  

 
 
 

 
by icelandia | 2011-11-06 23:20 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Trackback | Comments(0)
2011年アイスランド・エアウエイブス、オフもメインも会場はキャパギリギリの大盛況!
 さて、今年のアイスランド・エアウエイブス(アイスランド最大のポピュラー音楽祭)に関しては写真待ち状態なので、その前に既にいただいている写真を使って全般の感想を。

 今年は参加者がすごく多く、いつもはかなり余裕のオフ会場がどこも満杯。盛り上がり感が絶好調で雰囲気はいいけれど、満杯で入れない、見られない率が高く、割合スイスイとあれこれを見られた去年までが懐かしいといえば懐かしい。
(びっしりと人が入ったオフ会場)

 参加者の増加は、たぶん前年(2010年)が非常によかったことが評判を呼んだのと、ビョークがエアウエイブスに出演する、アイスランドの観光状況が好調という、いくつかの要素が重なったかと思います。

 もちろん、盛り上がらないのもつまんないけど、今年の盛り上がりは絶好調すぎて、キャパとしてはギリギリ。これ以上フェス参加者が増えると、フラストレーションの方が大きくなりそう。でも、たぶん主催者側はそれを見越して、チケットの数を制限していたことでしょう。毎年そうですが、フェス一ヶ月前になるとチケは売り切れます。

 メイン会場はいつもの通りの盛り上がりで、アイスランドがバブリーな数年前に新顔として出てきたアーティストが中堅どころとして手堅く活躍できるようになり、メイン会場での演奏の当たり外れも少なくなった印象。
(手堅い中堅どころの代表格Mammut)

 同時に、経済崩壊後もアイスランドの音楽業界は堅調とはいえ、以前のようにアルバムが連発して出て来ることはなく、その点、注目すべきめぼしい新人が減り気味であることは、隠せない事実でした。今年の注目は、Of Mosters and Menがぶっちぎりだったけど、アルバムの出来に関する評価はそこそこって感じかな。Snorri Helgasonは手堅いので、サウンド的に次回はもう少しひねりがあってもいいかも。Song for WendyがDisaのプロジェクトだと知っていたなら見に行ってたので、それを見逃したのが個人的にはとても残念。

 それでも、考えようによっては、演奏能力が疑問な新人バンドがゾロゾロと出てきていた時代よりも、そういうのは淘汰されて内容が濃くなったとも言えるかも。でも、見新人アーティストが少ないのは、ちょっと残念だったかな。私は知ってるバンドよりも新人の動向を見たかったから。

 それから、メイン会場に国立劇場であるハルパが加わり、フェスに広がりが出たことも確かではありますが、この会場の使い方を工夫しないと・・・という課題も。これはアイスランド滞在中のブログにも書きましたが、ライブハウスしか慣れていないアーティストが多く、演奏する側も観客も、どうも本格的ホールに慣れしておらず、両者とも借りてきた猫のようになってしまうギグが多かったような印象。
 「ハルパはあまりにもキレイすぎて、どうも馴染めない」と異口同音にこぼしていたしなぁ。
(オープン後間もないハルパ国立劇場とピースタワーの光)

 一方、今まではIdnoしか行き場のなかったアーティストが(得にポスト・クラシカルやアンビエント、ジャズ寄りの音楽)、ハルパをしっかりと使いこなし、最高にいい雰囲気をかもしていたのも印象に残ったことでした。教会も会場として毎日使ってたし、この系列のアーティストにはいい会場環境が整ってきたと言えます。
(教会でのKira Kiraの演奏)

 特にポピュラー・レーベルと交響楽団との共演は、ハルパのホールなくして現実できなかったことでしょうし、使い方にはまだ賛否両論や試行錯誤があるとはいえ、フェスにまた新たな次元が加わったことは、大変に歓迎すべきこと。
(オーケストラ演奏が楽しめる大会場)

 ハルパの特異性に負けず劣らず断然話題だったのは、KEXの登場でした。KEXなんてコールサインみたいで、最初はラジオ局かと思っていたら、中心街から少し外れたところに登場したユースホステルのことでした。KEXは地元ではケックスと言ってた。
 ここのダイニングが広くて、雰囲気があって、とても素敵!何でもオーナーは数名のスポーツ選手で、好きなアンティークなどを集めて作った場所だとか。
(KEXでのFor a Minor Reflection)

 オフ会場としてのラインアップは、異常なほど素晴らしく、毎日ここに通い詰めていれば、それだけでかなり堪能できたかも。
 私は時間がなくて、演奏時間には行けませんでしたが、ものすごい人混みなのと、1バンド3-4曲程度の持ち時間なので、演奏そのものよりも「すごく混んでた」という感想がまず先に出てきてしまう会場でもあった。

 フェス出演アーティストのラインアップは、本当にピンキリで、ティーンが演奏するピコピコから、交響楽団との共演や、ビョークまでと幅広く、アイスランドのベテラン・グループの再結成(HAM, Q4U)や、(ビョークがかつてバックヴォーカルを務めていたことでも知られる)メガスのような大御所も名前を連ねて、文字通り老若男女が楽しめるお品書き。オノ・ヨーコさんや、日本のMI-GUさんの活躍も、日本人としてはとてもうれしい出来事でした。
 そういう点でも、ポピュラー音楽の祭典であり、音楽の実験場であり、千差万別の楽しみ方ができるというフェスの醍醐味が、最も如実に出ていた年ではなかったかと思います。
(エアウエイブス初の日本人アーティストとなったMI-GU)

 それにしても私、2003年から通い詰めてるなんて、自分でも改めて感心。それは私がアイスランド音楽やそのシーンが大好きであるということと同時に、このフェス自体が持つ、人を惹きつける力、熱、魅力でもありましょう。ーーだって本当に楽しいんだもん!!

 な〜んていう御託はどうでもよくて、早くその内容が知りたいですよね!写真は写真家次第なので、それを待っている間に、今年私が仕入れてきたアルバムをブログでご紹介させてくださいね。

今回のブログの写真は、クレジットが無いものはシバノ・ジョシアさん撮影。 @Keiko KuritaのクレジットがあるものはKeiko Kuritaさん撮影です。写真の著作権はそれぞれの写真家が所有しています。無断使用はお控えください。
(小倉悠加/ Yuka Ogura)




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by icelandia | 2011-10-25 21:43 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Trackback | Comments(0)
アイスランドへの乗り継ぎ時でサクっとコペンハーゲン観光!
 いつもICELANDiaブログにお立ち寄りいただき有り難う御座います。

 昨日、飛行機を乗り継いでアイスランドへやってきました。経由地はコペンハーゲンで、飛行時間約11時間。コペンで5-6時間余裕があったため、一旦外に出て、3時間のコペン観光を楽しんできました。

 コペンハーゲンはヨーロッパのハブ空港で、とても便利がいい。空港内の施設も充実していますが、そこに5-6時間閉じこめられるのはちょっとばかり長いため、空港の外に出ることにしました。
 まずはターミナル2と3の間にある、荷物一時預かり所に大きな手荷物を預けて、メトロに乗り、15分で繁華街に到着。
 あまり慣れていない方にはお勧めしませんが、海外でのあれこれにある程度慣れていれば、それほど難しいことではないでしょう。
 飛行機が到着してから45分後には、もう繁華街に到着していました。

 駅に到着すると、何やら甘いいい臭いが!本場のデニッシュか!ということで、駅直結のデパ地下へ。これが楽しかったぁ!陳列がスッキリしていて洗練されているのと、パッケージが北欧・ヨーロッパ風で素敵なものばかり!キャーキャーとはしゃいでしまいました。

 フードコートのようになっていて、ワインまでいただけるようでした。いいな、いいなぁ、あれも食べたい、これも食べたい状態!

 そうそう、私に付き合ってくださったのは、ちょうど同じ日に出発した写真家のシバノさんで、彼は最近「北欧カフェ」をやったばかりだったこともあり、
 「こういう食べ物、雑貨、パッケージなんかにすごく興味が出て、こういう場所にこられてよかった」とおっしゃっていました。二人で、写真バチバチ撮りまくり。完全にお上りさん!

こういうのを買って、飛行機の中で食べたかったぁ。

 アイスランドも観光地ですが、私にとっては仕事場でもあり、あれもこれもやらなくちゃという任務と、ツアーのお客さまがいらっしゃれば、自分の都合に関係なくやはり責任を感じるため、観光気分にはなれないのです。
 なので、100%お気楽な観光客になれるコペンの時間はすごく貴重で、たった3時間でしたが、300%満喫しました。

すごく可愛らしい茶の缶があり、フランス製でしたが、これを土産に購入!そしてこのデパ地下だけで100%満足。ただ、デリカテッセンで何も買えなかったのが残念。
 夕方だったので、普通の商店は軒並み18時で閉店。ロイヤル・コペンハーゲンの地下がアウトレットなので見たかったけれど、閉まってた・・・。

 夕刻なので暗くなり始め、時間は少しまだあるため、一杯やろうかということになり、少し裏道に入り、地元客で賑わっていそうな場所に入る。Villa Vinoという店。Vinoと付くからには、ワインがおいしいのだろう、と。
 デンマーク語がわからないので、適宜とったオードブルがこれ。お肉5種類のセット。あひる、豚の首の生ハム、トリフ入りサラミ、フォアグラ入りハムetc。真ん中のトマトも含めてどれもすごくおいしくて、超満足。東京だと一皿で五千円はいきそうな内容でした。

 目の前がシアターなので、地元っぽい雰囲気もなかなかいい感じ(完全に観光客菜私(笑))


 ホロ酔いのいい感じになり、デパ地価に戻ろうということになりましたが、あと5分というところで閉店になってしまい、逆に時間が余ったので、メトロの駅近くに見つけた、ちょっと古めかしい雰囲気で、ピアノでおじさんが歌ってる(!)レストランへ。私の写真ではピアノのおじさんが暗くてよくみえませんね。ごめんなさい。


 こちらの方が地元価格らしくリーズナブル。ワインは前述の場所の半額だったけど、お味はやはりワイン店の方がよかった。
 時間もないので、それほどゆっくりはしていられないため、魚料理を一品だけとり、シバノさんとシェアして食べました。それでも結構ボリュームあり。甘エビに隠れて見えないけど、下に白身魚があるのです。


 時間があれば、もう一杯飲むけど、飛行機に乗れないのも不味いので、一応余裕をもって空港へ帰ったのが、離陸予定時間のぴったり2時間前。

 3時間でしたが、たのしい観光でした。

 で、その後からが一番大変。というのも、日本の家を出てそろそろ24時間が経つし、日本の明け方になるため、あまりキチンと睡眠をとっていないので、アイスランド航空の飛行時間は眠くて死にそうなのです。実際、席についてからすぐにアイマスクしてずっとその状態だったけど、窮屈だしね。

 でもアイスランドは本当に気持ち良く、空気もきれいだし、水もとびきりおいしいし、常に放射線量を気にしながら水を飲んでいる日本とは違い、正直ホっとしています。

 今は紅茶を飲みながら、コペンの空港で買ったおいしいチョコレートをいただいています。今日はこれからブルーラグーンへ行ってランチをして、その後マッサージでちょこっと贅沢をさせてもらいます。そして夕刻レイキャヴィクへ。そしたら私のアイスランドでの日常が始まります。

 今日宿泊しているホテルのことは、ツイッターでご紹介しています。なので、よろしければツイッターを見てくださいね。@yukaogura です。Ust配信のお知らせもツイッターから出します♫ (小倉悠加/ Yuka Ogura)




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by icelandia | 2011-10-07 18:46 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Trackback | Comments(0)
アイスランド現地からのUst配信、レポートをお楽しみに!
 なかなかブログを更新できず失礼しています。アイスランド最大のポピュラー音楽フェス、アイスランド・エアウエイブスが来週に迫っていますので、今年もまたアイスランドへ行ってきます。
 
 いつもは古いパワーブックでアイスランドから繋いでいましたが、今年は最新のマシンにしたので、少なくともマシンのスペックは充分。なので、機会があれば、アイスランドの様子をUstreamからダダ漏れしたいと思っています。
 具体的な日時はわかりませんが、状態のいい回線があれば今週末から10月20日あたりまで、折を見て配信をしますので、ぜひ ICELANDiaTVを覗いていただければと思います。

ICELANDiaTV
http://www.ustream.tv/channel/icelandia

 それからツイッターにも出没しますし、特に前述のUstreamをやる時はツイッター経由でのお知らせになるので、よろしければツイッターの @YukaOgura をフォローしてくださいね。

小倉悠加ツイッター
http://twitter.com/#!/YukaOgura 

 ICELANDiaは私のワン・ウーマン・プロジェクトであるため、私が日本にいないとショップの発送ができませんが、アイスランドにいる間は在庫の有無がすぐに分かるので、この機会に「こんなアルバム、あんなアルバムない?」というのを問い合わせしていただけるとレスポンスが早いと思います。すぐに仕入れてこられるし。
 
ICELANDia音楽ショップ
http://icelandia.shop-pro.jp/

 現在のレイキャヴィクは雨模様のようですが、私が到着する日と翌日は晴れ間が多いようなので、早速オーロラが見られるといいなぁと願っています。
 今年のアイスランド・エアウエイブスはビョーク公演まであり、ものすごく盛り上がりそうです。また、今年はいつもご協力いただいているシバノ・ジョシアさんの他、もう一名のプロ写真家にもご協力いただけることになっています。フェス後になりますが、盛りだくさんの写真をお届けできる予定なので、ぜひお楽しみに!!(小倉悠加/ Yuka Ogura)




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by icelandia | 2011-10-05 22:52 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Trackback | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス3日目(後半):シガーロスの子分FaMR絶好調!
 ブログでの御案内が遅くなってしまいましたがーー

ICELANDiaTV 第6回  ぜひご視聴ください!
http://www.ustream.tv/recorded/110571920
 この回の特徴は、音楽の原盤権所有者から許可をいただき、今までUstreamではご紹介できなかった音源を番組内でかけています!
 アイスランド・エアウエイブスのレポート等もありますので、ぜひご覧くださいね!

***

 ということで、またまたエアウエイブスのレポートです。前回分はこちら

アイスランド・エアウエイブス3日目(後半)
久々のムギソン、目玉のFor a Minor Reflection、
オマケのハフディスもみーんなステキ!


20:50〜 Mugison (Idno)  久しぶりのムギソン!彼がエアウエイブスに出演しなくなって何年になるのか・・・・。国内外での評価も高く、人気者の彼がこのフェスに出演しなくなったのは、ムームやアパラットも同じですが、音楽業界の政治的なことが絡んでいたと言われます。
 今年はそんなアーティストが続々とフェス復活し、ムギソンもそのひとり。数年間彼の正式ライブを見ていなかったので、さてどんな感じになったやら。

 それほど大きく変わったことはありませんでしたが、何やらいろいろな電子楽器がくっつけてあるムギインスゥルメントというのを持ち出し、デビュー当初のワンマン・バンドに立ち返るコンセプト。無骨ながら暖かな歌声が相変わらず心にしみます。次にバック・バンド3名が加わり、オーソドックスなバンド編成で、ロックでもバラッドでもいけるムギソン節をたっぷりと聞かせてくれました。

 そして最後に可愛らしい女性が10名ほど登場。やさしい女性コーラスが少々無骨な彼の歌声を包みこむような感じで、とてもいい雰囲気。拍手。

 エアウエイブス登場が久々だったこともあり、超満杯の会場からは大拍手が飛起こり、アンコールの声も。「それじゃ一分だけの短い曲を」といってギターをアンプに繋ごうとしたものの、会場のスタッフ側からアンコールは一切無しという規定をクギ指されて、あっけなくお仕舞い。

 ムギ好きの私としては残念でしたが、それでも彼のフェス復活はうれしいし、イズノという小規模な会場でやってくれたことも、大歓迎でした。

21:40〜 Lara Runars (Idno)  ラウラは初日に見ているので、状況が許せばNasaのBloodgroupか、RingのDiktaを見に来たかったけれど、この時点でこの場所を離れると、次のFor a Minor Reflectionの時にステージ前のいい場所をキープできなくなるためとどまることに。

 
22:30〜 For a Minor Reflection (Idno) 今日の目玉はFor a Minor Reflection!  やったぁ。今年もまたイズノで彼らの演奏が見られる!彼らの噂は数年前から聞いていたものの、去年は最後の数曲だけしか見られなかったし、今年はフルに絶対に見る!と意気込んでいたグループです。

 私が意気込んでいたせいもあるのか、日本からのお客さまが前にドーンを陣取っていました。後日彼らのマネージャーと話をした時、私たちがすごく目立っていて、遠い日本から熱心に見に来てくれて、メンバー一同すごく感激していたそう。

 ショップに置いてあるサイン入りのアルバムも、この時に楽屋でしてもらったものなのです。
For a Minor Reflection 『Holdum I Att Ao Oreiou』
http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=23477811
これ、 残り数枚なので、希望者は早めにどうぞ。

 FaMRはシガーロスをもっとハードにした感じで、やはりアイスランドらしい荒涼とした感じがよく出ているのです。彼らもアイスランドのイメージを大切にしようとしているらしく、バックにはアイスランドの自然のコラージュがあれこれ映し出されます。
 ヴォーカル無しのインストゥルメンタルのみで、よく考えるとインストだけのロック・グループって数少ないのでは?ヴォーカルがいればメリハリをつけやすいけれど、インストだけのライブは、かなりの実力と個性を必要とすることでしょう。

 静かな導入から、ギターで激しく盛り上がるところは正直言ってシガーロスとちょっとばかり似すぎている感じがしないこともないけど、FaMRはもちろんシガロスとは違った経緯でバンドを組んでいて、実はかなりの間ピンク・フロイドのカバー・バンドだったという(なぜピンク・フロイドかといえば、ヴォーカリストがいなくても大丈夫なナンバーだったからという理由だそう)。

 途中、ギター二人がピアノの連弾を披露するお茶目でポップな展開もあり、なかなか楽しい。みんなまだハタチそこそこだしね。すごくいいバンドに成長していって欲しいと、心から願っているのです。ハイ、私、単純にファンです。というか、ほとんど母親の気分(笑)。

 去年よりも確実に成長したFaMR。プロとして着実に歩んでほしいと心から願わずにいられません。息子たちをよろしく(笑)。

23:20〜 Angel Deradoorian (Tjarnarbio) ちょうどマルゲイル&シンフォーニー・オーケストラの時間だと思ってチャルナルビオへ行くと、まだその前のアメリカからのシンガーソングライターがやっていた。

 エンジェルという名前にしてはデヴリッシュな声で(マジ!)、曲間のスピーチがどーも皮肉っぽくシニカルで、歌ってる内容もそんな印象で、軽い心で楽しみたい私としては少しばかり重くて困った。そういう気分の時ならいいのかもしれないけど、かわいい息子達を見た後に、これか・・・・。
 そしてなぜか理由はわからないけれど、彼女よりもImogen Heapを見たかったと唐突に思った。

23:40〜 Margeir & The Symphony Orchestra (Tjarnarbio) ということで、DJマルゲイルとシンフォニー・オーケストラです。マルゲールとオーケストラの組み合わせは、サミュエル・サミュエルソンが指揮者で2008年に一度行われていました。あれはすごくよかった。

 サミーは自身のビッグ・バンドやファンク・バンドも持っていますが、シガーロスのバックでブラスを吹いたり、ということも。2008年はレイキャヴィク交響楽団のストリングス隊を迎え、GusGusのシンガーであるDaniel Agustがヴォーカルで、GusGusの「Moss」という曲を延々1時間近く演奏したのでした。これが素晴らしかった。未だに鮮明に覚えているほどで。だから、マルゲイル&オケが非常に見たかった。

 なるほど、今回はバイオリンだけではなく、チェロやコントラバスも入れて、音色に幅を持たせた、と。前回はGusGusだったけれど、今回は何の曲だったのだろう?シャカシャカしたクラブ系のリズムに乗せての演奏でした。
 基本的に息をつきながらリラックスして聴こうと思ったので、ゆったり座ってまったりしながら聴けたのは有り難い。それにしてもこの会場、地図に載っていないこともあり、人が少ないなぁ。小さいけれど本格的なオーディトリアムの作りなので、エアウエイブスで唯一、キチンとした備え付けの椅子がある場所。ゆったりと座れていいけど、演奏者に申し訳ない。

24:10〜 Hafdis Huld (Risid) 完璧にオマケです。シンデレラ・タイムを過ぎて、本来ならホテルへ直帰だけど、座れたおかげで少しだけ余力があり、ハフディスに間に合えばと思って行ったら、ちょうど始まったところだったようです。

 私はアメリカン・ポップスから音楽を聴き始めたので、根っからのポップス好き。世の中にポップスは沢山あるけれど、何も考えず心から楽しめるポップスは実は希有で、その点ハフディスは屈託無く楽しめることピカ一です。見た目もかわいいし、声もきれいだし、クセのない素直な歌声だし、とても気持ちがいい。

 コートを敷物代わりにして、フロアの前の方に腰をおろして、何も考えずに楽しませてもらいました。ギターとヴォーカルだけのシンプルな構成で、それが彼女のヴォーカルの巧さを引き立てます。バンド編成での演奏も楽しいけれど、シンプルナ演奏はしみじみ〜。ふ〜。

 演奏後、少し彼女と言葉を交わしました。それで、「日本へ行きたい!」というのが開口一番の彼女の言葉。私の顔を見ると、どのミュージシャンもそう言うんだよね(苦笑)。

 なんでも本当はヨーロッパ・ツアーに出ているはずの時期で、エアウエイブスに参加できる予定ではなかったけれど、スケジュールの変更が出たため、ギリギリのところで「歌う場所があればどこでも」ということでこの場所をブッキングした、と。 
 なるほど、本会場でやる時は、一番大きな美術館かNasaが多い彼女が、今回バーの片隅でのこの会場になったのはそういう理由なのね。

25:00〜 近所で飲み会 たっぷりとあれこれを見聞きしてホテルに帰ってきました。夜中の1時だけれど、それでも割合早く帰れたので、ホーっとしていると、携帯が鳴り、留学生の女性が「飲みに来ない?」とのお誘い。彼女のアパートはホテルから徒歩2-3分なので、30分くらいならと出ていくと・・・

 ルームメートの誕生日会があったそうで、家のそこら中が酒瓶だらけ。写真はご〜く一部だけ!(笑)。少なくとも数百本はある感じ。ルームメイトがミュージシャンなので、まだ何名かミュージシャンが残っていて、ピアノを弾いたり歌ったり。顔は見たことがあっても、名前を覚えていない人が多くてごめん・・・。

 そんな中に混じっていたのがムームでヴォーカルをしているシッラ。私を見ると、一瞬「誰だったっけ?」って顔をして、「あ〜、え〜、なんでアイスランドいるのぉ?」と驚いてました。オルヴァルも、グンニも、ヒルドゥルも、私をアイスランドで見ても驚かないから、早く慣れてね(笑)(次回に続く) (小倉悠加 / Yuka Ogura)






クリスマスはアイスランドの音楽で!↓









プレゼントはアイスランドからの涼やかなシルバー・ジュエリーを!↓

 
 




 
 
 


 

by icelandia | 2010-12-03 00:37 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Trackback | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス3日目(前半): シークレット・ライブでアゲアゲ!
 うわぁ、12月になっちゃったぁ。今年こそは少し片付けて、ツリーを出したいところ。じゃないとサンタさんが・・・。

 さて、のろのろと続けているエアウエイブスのレポートの続きです。前回はこちら

アイスランド・エアウエイブス3日目(前半)
FMBelfastのシークレットギグからアゲアゲ!


 さて、今年のエアウエイブスは例年よりも初日から異常なほど盛り上がり、かなり気張って体調は整えているものの、前日は3時過ぎにしか寝ていませんから、朝はもう、ホテルで朝食を食べるのはハナから諦めます。仕方がないです。睡眠優先。
 朝食のために早起きして、食べてから寝る!という学生さんは毎年よくいらっしゃいます。が、私はとにかく寝る!(笑)

 なので、この日は11時頃からまったり起きて、昼食から始まります。ランチへ出る際に、ちょうど参加者の女性と逢ったので、彼女とランチへ。

 彼女、実はアイスランドでライブをやりたくて、機材を持ってきたのだけれど、日本とアイスランドの電圧差のために機材をぶっ飛ばしてしまい(涙)、どうしようか・・・・ということでした。
 結論としては、アイスランド側のご厚意で何とかなりましたが、電圧差に関しては、電気製品は鬼門ですね。PCやカメラは、最初から海外でも使われるだろうということが想定されているようで、コンセントの形状以外は普通に使えてしまうので、同じような感じかと思って気が緩んでしまうのかもしれません。

12:30〜 ランチ 私達が食べたランチは、うーん、魚の種類を忘れたけど、たぶんホッキョクイワナ(Arctic Char)だと思う。というのも、赤身だけど鮭じゃないし場合は、アイスランドの場合大抵がこれ。クセがなくて大変においしいです。 

 これに、アイスランドにしては珍しく甘めのピーナッツソースがかかっていて、私にはツボの味でした。何気なくパンが見ていますが、これがまたモッチリした感じでうまい。オリーブオイルにつけていただきます。昼間からワインでもないだろうと思って水にしましたが、ワインがあったらいい感じで酔えただろうというランチでした。

 ちなみにこのレストランは、デリカテッセンの半地下にあり、値段が手頃なこともありいつも地元の人で賑わっています(現地人に連れられていない限り観光客はあまり見かけませんが、ランチ時しか開いてないし、行列覚悟で)。

 やたらランチの話が長くてスイマセン(笑)。並んでいたこともあり、食べ終わったのは14時近くになっていました。

 ランチ後に寄ったのは(CDショップにはほぼ毎日寄るが(笑))Smekkleysaの店。ここはシュガーキューブスのメンバーが経営陣であるだけに、ビョーク、シュガキュ関係が何気なーく飾ってあるけれど、マニアにはよだれものだと思います。

 ここで、「早くアミーナにサインしてもらって」等をプッシュし、毎日違ったものが出ていたりするので、めぼしい店頭在庫が出て来ると、即時ゲットします。マニア御用達品は卸値にして!と交渉しているうちに無くなるといけないので、その場で正価でのゲットが安全です。

 アミーナのサイン入りアルバムは既に売り切れですが、ライブ会場でしか売っていないCDはまだあるので、ファンの方は売り切れないうちにどうぞ。

アミーナのライブ会場限定シングル
amiina 『over & again』

 http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=24248321
 アミーナにお願いして、ライブ会場のみで販売しているシングルを分けていただきました。ライブ会場以外で入手できるのはアイスランド国内の限定ショップのみで、オフィシャルサイトでもデジタル・ダウンロード以外は販売していないので、ICELANDia音楽ショップだけ特例!


15;20〜 Biggibix (Ring)  先日リングという会場を訪れた際に、For a Minor Reflectionのマネージャーに出会し、その時に、FMRのCDにメンバーのサインを貰ってくれるようお願いしたんだけど、そこに同席していたのがこのビギビックスというアーティストで、やたらこのマネージャー氏が私に売り込む(笑)。
 「後日ここで彼がライブやるから、ぜひ見に来てくれ」とのこと。私はFaMRは大好きなので応援したいからやってるんだけど、はてさて、このビギビックスというのはホントにいいの?ということで、見に来てみた。
 同じ時間帯に、Trubatrixに所属しているUniも別の場所でやっていたので、どちらにしようかとすごく迷ったんだけど・・・・。 

 あ、ギターがハラドールじゃないですかぁ、ということの方が私にはうれしかったというのは別として、ビギビックスよかったです。声もいいしヴォーカルも上手いのね。でも、それ以上でもそれ以下でもないのですーーというのが私の正直な感想。巧さよりも個性が大切だし、そこが欠けていると上手な歌手ということだけでは面白くないのですよぉ。と辛口になってしまってごめんなさい。

 それなりに楽しいライブでした。で、ライブの後にハラドールに声をかけ、彼が代表をしているウエストフョルズルからの男性合唱団マウンテンボーイズの名前を見ないけど、今年は?というような話をひとしきりして会場を出ようとすると・・・ お〜〜、なつかしい顔が!
 2003年、私がアイスランドに関わり始めたごく当初に日本に来日してもらったトラバントでドラムスをやっていたドッディを久々に見かけました。狭い世界の話をすれば、ドッディの奥様はシガーロスのキャルタンのお姉さん。

 で、相当長い立ち話をして(だってぇ、トラバントの元メンバーが今何をしてるのかっていう話が面白いんだもん)、それでUniに間に合えばいいと願いつつHemmi& Valdiへ行ったけど、どうやら次の人の出番になっていたようです。時間的にも仕方ながい。

16:00〜 Sophia Bjork (Hemmi & Valdi) 私って罪作りだなぁと思うことがしばしばあります。というのも、私はどう見ても外人(東洋人)だし、プレスパスも持ってるので、なんか外国からのエライ人(?)なんじゃないかと思わせることがあるらしく、私が見てると緊張しちゃったり、思わず力を入れちゃったりするアーティストがいるのです。小さな場所だと余計に如実。

 このソフィア・ビョーク嬢の場合も私の方をチラーリちらーりと見ていて、あぁ、あぁ・・・(ってどういう意味だぁ)。このビョーク嬢はステキなんだけど、私の好みとはちょっと違っていたので、すぐに出ていきたかったけれど、申し訳なくて3曲程度お付き合いしました。

17:00〜 Bedroom Community (Kaffibarinn) 今年は正式なベッドルーム・コミュニティ・ナイトが無く、せめてヴァルゲイルのパフォーマンスだけでも見ておきたいとベッドルームがオフベニューでやっているカフィバリンへ。すると、確かにヴァルゲイルはいて、どうやらDJをやっている模様。って、ベッドルームの音源しかかけてない・・・。
一応ライブのセッティングはしているので期待したら、演奏し始めたのは前日、ブックショップで見たModdiでした。モッディはとても素晴らしいけれど、なにせ昨日もたっぷり見ているし、ちょっと疲れていて移動する気分ではなかったため、聴きながらウトウトとさせてもらいました。

 ここでお断りしたいのですが、気持ちのいい音楽でないと眠ることはできません。メタルだろうがハードロックだろうが、気持ちいい音楽なら眠れる(正直に言えば、クラシックが一番眠りやすい)。でも、演奏が下手だと気になって、気に触って、眠れない。だから、ウトウトしたということは、良い音楽であったという同義語。

18:00〜 FM Belfast (Cinema Paradis)これはシークレット・ギグ。この前のSophia Bjorkの会場を出た後、街中でレイキャヴィク!(というバンド)のギタリストであり、英字新聞Grapevineの編集長でもあるホイクルに会いました。
 「そうだ、いいことを教えてあげるよ。18時か18時半にパラディスでFM Belfastのギグがあるから」ということ。なんでもレイキャヴィク!はその前に演奏するそう。
 わぁ〜、いいこと教えてもらった!なにせFM Belfastはこの街では一番の人気ライブで、去年は入れなくて泣いたもんね・・・。今年は大々的にリベンジ!と思っていたので、この情報は大歓迎。
 ということで、勇んでシネマ・パラディスへ。

 お〜よかったぁ。シークレットだけあり、それほど酷く混み合ってない。映画『Backyard』の上映後に、その雰囲気を生で体験という意図らしい(映画の内容見ないとどういう意味かわかりにくいと思いますが)。
 メンバーは揃っているし、準備完了だけど女性ヴォーカリストのロアのお母さんがまだ到着していないということで、「ロアの母親待ち!」と堂々とアナウンスしちゃうところが微笑ましい。
  
 いつ見ても楽しいし、音楽的にどうのという前に、ローカルで、ワイワイ盛り上がって楽しめるというので良いのではないでしょうか?と納得できるグループです。それに、アルバムはチープな音作りが可愛らしく、逆にあぁいうのもなかなかできないなぁと、愛着が持てる内容になっていて、私は個人的に結構な頻度で聴いてしまいます。

FM Belfast 『 How to Make Friends』
http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=10476500 
 日本にいる時はなーんとも思いませんが、アイスランド現地へ行ったトタン、聴いておけばよかったぁとか、「これ、誰の曲なんですか?」という率が異常に高い!
 なのでこのアルバムは、内容も楽しいし、そういう意味でもお勧めなのです。

20:00〜 夕食(ホットドッグ) キチンと食べる予定が、時間の都合でホットドッグに。毎年そうなのですが、どうしても時間がなくなり、ホットドッグに救ってもらうという・・・。美味しいので特に問題はないとはいえ、栄養を考えるとちょっと偏るよねぇ。そんな時のために、青汁の粉を持ち歩いています。はい。

 買い物の荷物をホテルに置いてきたい関係もあり(いつも私は買い物袋で手がいっぱい)、ホットドッグもテイクアウトにして、ホテルで一息。そしていざ、お目当てのムギちゃんを見にイズノへ。(次回に続く) (小倉悠加 / Yuka Ogura)






クリスマスはアイスランドの音楽で!↓









プレゼントはアイスランドからの涼やかなシルバー・ジュエリーを!↓

 
 




 
 
 


 
by icelandia | 2010-12-02 23:49 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Trackback | Comments(0)
アイスランド・エアウエイブス2日目(後半):アミーナ、パスカル・ピノン等ガールズ勢が好調!
 いつもICELANDiaブログをお読みいただき有り難う御座います。

 先週末になりますが、いつも写真をご提供いただているシバノジョシアさんの写真展をやっている二子玉のLasahへ行ってきました。すると、以前2度ほどエアウエイブスのツアーにご参加くださった方が偶然いらっしゃいましたぁ。で、それが下のショット。
 そして、この方がお帰りになったと思ったら、8月に行った「北欧クロスGO」というイベントでお会いしたご家族もいらっしゃり、なんか知り合いばっかり(笑)。その翌日にはミニオフ会などもあったようで、アイスランド好きが結集しているようです。

 Lasahはお茶がやたら凄いカフェであれこれがおいしい!オーナーは台湾に住んでいたこともあり、現在は茶畑をもっていらっしゃるほどの専門家。お茶に関する知識も姿勢も尋常ではなく、お茶好きの私には至福の時間となりました。
 お茶の種類もさることながら、食事もたいへんにおいしく、特に香辛料の使い方が目から鱗。私がいただいたランチは菜食だったので、「マクロビですか?」と尋ねると、「いえ、お茶に合う食事を考えているだけです」と。
 写真はアイスランドの自然を中心に集められ、天窓からの自然光もあってとてもきれい。二子玉まで行く価値絶対にありのカフェだし、ICELANDia音楽ショップセレクトのアイスランド音楽も満載で三重丸です!(CDは一部店頭販売しています。)
 

アイスランド・エアウエイブス2日目(後半)
アミーナ、パスカル・ピノン、レイロウのガールズ勢が優秀!

前半はこちら


17:30〜 Steindor Andersen & Hilmar Orn Hilmarsson (12 Tonar) 
今年のアイスランド・エアウエイブスのオフ・ベニューで、これだけは死守して見るぞ!というのがこのライブでした。メイン会場でやらないし、両者とも私の中ではアイスランド音楽の重要人物。揃い踏みでうれし〜〜。
 ステインドールはアイスランド伝統吟唱リームルの伝承者で、ヒルマル・オウルン・ヒルマルソンはアイスランドの映画といえばこの人。フリドリクソン監督の作品の音楽はいつも彼だし、ステインドールもヒルマルも、シガーロスが師事している存在。また、ヒルマルは、アイスランドの土着宗教であるAsatruの司祭でもあります。

 混むことが予想されるので、30分前に行って陣取った!けど、既に正面は抑えられていたので、隅っこの前にしたら、ちょうどヒルマルのすぐ横で、手元が見られてよかったぁ。

 浪々と歌い上げるリームルに、さすが師匠!と言いたくなる効果音をヒルマルが奏で、最先端の電子音楽と、アイスランド伝統のリームルが融合して、現代のレイキャヴィクの音楽を象徴するにふさわしいライブ。こういうのは、アイスランドじゃないと生では聞けないよねぇ。

Steindor Andersen 『Rimur』
http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=1084611
 師匠の吟唱が聞きたい人はぜひこのアルバムを!

18:30〜 Moddi (Mal og Menning) 次はどこへ行こうかと、フと立ち寄った本屋で、ちょうど写真の彼らが演奏を始めようとしていたので、前に陣取って座って見る事に。

 Moddiというノルウェーからのアーティストで、これがまたよかったぁ。1-2曲でお暇する予定が、結局全部聞いちゃった。さわやかな歌声の男性で、バックも見ての通りオーガニックな感じでグッド。その場でCDを販売したので、サイン入りで買っちゃった。

19:00 夕食 本屋に長居しているうちに、早いところ夕飯を食べなくちゃという時間に。サッサと済ませたいけど、既に昨日ホットドック食べたしなぁーーということで、早いけど、それほどひどくファストフードっぽくもないし、カジュアルなエビスープ屋へ。

 お、使い捨て容器じゃなくなったのね。初めてです。陶器の容器になってた!

 相変わらずカジュアルな雰囲気で、ここいいわぁ。

20:30〜 Pascal Pinon (Risid) アミーナと10分違いなんだけど、ミュージアムのライブは押していると踏み、まだ子供みたいだった彼女達がどうなったかと、パスカル・ピノンを見に行った。
 うわぁ、みんな大人っぽくなったこと!去年は確か14歳で、もっと子供っぽかったもんねぇ。そうか15歳かぁ。アイスランドでは女性の初体験が世界一早く、平均15.6歳。どーりで大人っぽいよねぇ。

(上の写真は内藤恵美さんからご提供いただきました。内藤さん、有り難う御座います。)
 相変わらずゆるくフォーキーな感じがいいし、少しポップにもなったかな?焦らずじっくりと成長していって欲しいなぁと、母親のような気持ちで彼女達を見つめていました。

21:00〜 Amiina (Art Museum ) この周辺の時間帯、久々にKimonoも見たいし、Deep Jimi and the Zep Creamという激しい名前のグループも見てみたいし、大注目しているSvavarまであるんだけど、やはりここはAmiinaを見るべきだと思い、ミュージアムへ。そしたらまたその前のHundredがやってた。


 ということで、アミーナはほとんど1時間遅れの登場。彼女達はなんだかんだと言ってここ数年毎年見てるなぁ。今年は会場が大きいし、キッピとドラムスを入れての正式アルバムをリリースしたばかりだし、かなり気合いが入っている感じ。新曲も多いし。
 前回もそうでしたが、ベースはシガー・ロスのキャルタン。

アミーナの音楽って、やっぱり小さなところでゆったり聴くのが醍醐味じゃないかと思うけれど、去年から比べても随分とエンターテイメント化していて、なかなか面白いステージ展開でした。
 もちろんいつものまったり系や、ノコギリ演奏も。ノコギリは随分と慣れたみたい(笑)。

 最後は、次にステージに立つ予定のEfterklangも加わって大合唱(ええと、何ていう曲だったっけ・・・・聴けばわかるんだけど・・・)

 この日はなにせ午前中からツアーがあり(=私にとっては大切な仕事)この時点で結構疲れた。なので、アミーナはステージ前へ行かずに、2階の後ろで座って見てたんだけど。

 さて、次の場所に移る前に、もう少し何かお腹に入れたいし、ノドも渇いた。で、スーパーへ行くと、去年私が気に入ったヨーグルト・ドリンクみたいなFrutinaがあるじゃないっすか。


22:30〜 Petur Ben (Tjarnabio) チャルナビオ(Tjarnabio)は今年新しく加わった会場で、地図に正確な場所が掲載されていないせいか、あまりお客さんがいない。本格的なシアターで、備え付けの椅子があるのは、ここだけ!なので、何が聴きたいというより、私はまったりしに行ったのです。

ということで、ここで座りながらまったりとFrutinaを賞味。そして時間通りにでてきたのがピエトゥル・ベン。ま、ピエトゥルも見たかったんだけどね。

映画『スクリーミング・マスターピース』で、ムギソンと歌っているのがピエトゥルで、ムギの良き相棒でもあります。おぉ、意外にも大所帯!でもって、ドラムスは元シュガキューブスのシッギね。今年1月にエミリアーナ・トリーニと共に来日した人でした。

Petur Ben 『 Wine for my Weakness』
http://icelandia.shop-pro.jp/?pid=2592100
 このアルバムは数年前にリリースされたもので、なかなか渋くてフォーキーで、私は好みなのです。

23:30〜 Laylow (Idno) お馴染みの人ばかり見に行かず、冒険もしようよ!と自分に言い聞かせつつ、でも、でも、でも見たかったのがレイロウことリサ。相変わらず暖かな歌声がいい感じ。でも、この人はこのスタイルで固定だから、来年はパスしてもいいなぁ、とも。
(写真は内藤恵美さん撮影です)
 彼女のギグが終わったのが12時半。もうシンデレラ・タイムなのです。とてもこの後まで見る体力がないと、超ごめんなさいでシーベアは見ませんでした。が、シーベアの最後にアミーナが加わったことを後から聞いて、すごく悔しかった・・・。

00:30〜 SH Draumur (NASA) シンデレラ・タイムと言いつつ、ホテルへの帰り道の途中だし、ドクトル・グンニは音楽ジャーナリストで、私のことを現地新聞に記事として何度も書いてくれているので、義理を感じてチラ見。

 というのも、このS.H. Draumurというのは17年ぶりの再結成だし、私はグンニが演奏しているところを見たことがなかったので、一度見ておきたかった。折角の機会というよりも、この機会を逃すとまたずっとミュージシャンとしての彼を見る機会が無いんじゃあるまいかと思って。

 地元っ子がよく知る名グループなんですね。非常にもりあがっていました。端的に言えばおじさんロック(笑)。グンニのソロ・アルバムは何枚か聴いているので、なるほどという音作り。ポップな要素も多く、割合聴きやすい。

ホテル ホテルに帰ったのは1時過ぎ。ふ〜。それから写真をダウンロードして、メールチェックして、ブログを書くと、寝るのは3時頃になってしまうのです。はい。

 それにしても、充実しすぎだぁ〜〜。まだ3日間も残ってるって信じられない。明日は本当にセーブして動かないと、体力つづかないよ!と自分に言い聞かせる。(次回に続く) (小倉悠加 / Yuka Ogura)




シバノジョシア写真展 「Children of Nature」





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by icelandia | 2010-11-18 23:18 | アイスランド旅行お裾分け情報 | Trackback | Comments(2)
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