execitemusic
本レーベルは、Excite Music Store及びモバイルコロムビア上で先行独占展開され、配信される楽曲は、国内で入手が困難な高いクオリティのアイスランド楽曲を幅広いジャンルで集めていきます。
レーベルリリースの第1弾は、ヨーロッパでは名高いアイスランドJAZZを展開、第2弾は、アイスランドPOPS、第3弾は、アイスランドクラブミュージックを展開していく予定です。
小倉悠加
(おぐらゆうか Yuka Ogura)
70年代半ば洋楽に目覚め、単身アメリカへ留学。大学時代から来日アーティストの通訳に従事し、レコード会社勤務を経てフリーに。以来、音楽業界で幅広く活動。カーペンターズの解説の殆どを書いているためカーペンターズ研究家と呼ばれることも。2004年自らアイスランドの音楽を扱うアリヨス・エンタテイメントを設立。ミュージック・ペンクラブ会員。
小倉悠加

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オーラブル・アルナルズ&交響楽団ライブ詳細レポートby Keiko Kurita
 日本も本格的に寒くなってきましたね。今年の夏、私は冷房なしで乗り切たため、冬もどこまで暖房なしで乗り切れるかを実践中です。

c0003620_2304857.jpg そして寒さに関してもすごく頼もしい助っ人がアイスランドのニット製品で、何年も前からアイスランド・ウールのひざ掛けは冬の必需品でしたが、今年はここに毛布を導入。これが「ご冗談でしょう」というほど暖かい!熱源は自分の体温なのに、「電気毛布か!?」という暖かさ。暖かすぎて話にならないほどです。大きいのでヒザの上で毛布を二重にしてますが、暑ぎて時々冷たい空気を入れるようパタパタしちゃう(笑)。

 よく見ると細い毛糸が表と裏で二重に編んであり、裏側は表の二倍の密度。だから毛足も長くフワっとした感触ながらも、しっかりと腰もあるんですね。感心!これがそのブランケット。既にグレーがなくてごめんなさい。

 これで簡単なガウンみたいな部屋着が欲しいなぁーーってリクエストしようっと!
***

 さて、今回のICELANDiaブログは、写真家の Keiko Kuritaさん によるオーラヴル・アルナルズのライブのレポートです。このライブの別レポートはこちら。
 Keiko Kuritaさんの素敵な写真と、ライブの裏舞台まで迫った詳細なレポートをお楽しみ下さい!
 
Olafur Arnalds & The Iceland Symphony Orchestra 
featuring Arnor Dan
at HARPA Eldborg

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ただ一言。素晴らしいコンサートでした。鑑賞できたことに本当に感謝しました。

オーラブル・アルナルズのコンサートの鑑賞は、オーロラを見る感覚ととても似ていると私は思うのです。正直言って、写真は何の役にもたちません!そもそも演奏中は、シャッター音をたてたくないのですっ!!ホール隅の人が足を組み替えた音までクリアに届くような繊細な静けさの中、響きわたる壮大で美しく生きた音を「体験」することが全てなのです。いつもそのくらい特別なコンサートを繰り広げるオーラブル・アルナルズがアイスランド・シンフォニー・オーケストラと、しかもアルノル・ダンのボーカルもフィーチャーして演奏していたのです。感激とはこのことです!

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ところで。アイスランド・シンフォニー・オーケストラについての余談・・・というか補足を。

そもそもHARPAはアイスランド・シンフォニー・オーケストラのために作られた施設なのです。90人あまりのメンバーが在籍するシンフォニーのための楽器倉庫や、リハーサルルームなどもあり、オーケストラのメンバーは言わばここに出勤して来るのです。

そして、HARPA内、Eldburgというメインホールでは毎週木曜日、シンフォニー・コンサートが行われています。毎週かわるがわる特別ゲストのピアニスト、バイオリニスト、ソプラノ歌手などを迎え、休憩を挟んだ前後半、それぞれ1時間ほどの楽曲を演奏。演目は年間スケジュールがまとめて発表されます。私もアイスランドに1年間滞在した際、好きな演目や気が向いた時にフラッと観に行ってました。

クラッシックのコンサートにフラッと行けるあたりがアイスランドなのですが・・・きっかけは、このオーケストラで演奏しているメンバ何人かと日常で知り合った事や、HARPAという馴染の場所で、かしこまりすぎずに気軽に行ける環境だったからでした。そして、50人以上の演奏者がアコースティックの楽器を様々な強弱で奏で、それぞれが重なり合い、こんなにも豊かな表情で音楽が響くということに本当に感動してしまったのです。

オーラブルのコンサートがあったこの日も木曜日。通常のコンサートと同様、前半に別のバイオリニストを迎えマックス・リヒターがリコンポーズしたヴィヴァルディの『四季』を演奏し、後半はオーラブル・アルナルズとアルノル・ダンを迎え『For Now I am Winter』のアルバム全12曲をひとつの交響曲のように演奏するというコンセプトでした。

実は、コンサート前日のリハーサル後、友人のシンフォニーのメンバーにどんな気分?と聞くと「うーん・・・いつもと同じよ!」との返答!!私にとっては特別な思い入れで待ちに待ったコンサートでしたし、きっと他のエアウェイブスのお客さん達もそうだったことでしょう、そしてオーラブルとアルノル、主役の当人たちも緊張ぎみだというのに、そんな状況を余所目に、シンフォニーメンバーは余裕でした。さすが!!

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そう。シンフォニーにとってはいつもと同じでも、オーラブル達にとっては違って、特にアルノルにとっては「一生に一度」の出来事だったみたいです。「今までロンドン、ベルリン、NYでフルオーケストラの演奏は行ったけど、こんなにも大きな人数のオーケストラは初めて。正直、アイスランドで、あの部屋で、フルオーケストラと演奏なんて本当にいろんな意味でクレイジーで、エアウェイブスのシチュエーションだから実現したかもしれないけど、とにかく一生に一度の出来事」なのだそう。(断言されるとすごく残念だけど・・・)

前日のリハの後アルノルとはHAPPA楽屋で話しましたが(オーラブルは国営放送RUVの取材にすぐ行ってしまった)確かにいつものチャーミングで情熱的なハート全開のアルノルではなく、あきらかに緊張感が漂っていました。この日、オーラブルのクルーはアメリカツアーから帰って来たばかりで、特にアルノルは20℃の環境の変化に喉の調子を崩してしまい「昨日はファルセットがうまくいかなかったんだ。今日はよくなったけど、オーラブルとの曲は声にフォーカスした歌い方だから・・・」と、ナーバスな様子。

お手製の「スペシャルドリンク」だけを飲み、他のアルコールはもちろん、コーヒー、紅茶、ジュースも飲まないとのことでした。ちなみに、1.5リットルのペットボトルに入れたスペシャルドリンクの中身は、お湯、新鮮なショウガ、ほんの少しのレモン、クローブ、オーガニックはちみつ(オーガニックは味が違うから!)そしてラクリスのお茶を少し。以上は成分の10%で、あとの90%は精神的な思い込みを注ぐのだそうです!でもそのおかげで声はよくなったとのことで、本番は素晴らしく歌い上げました!

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ええ。本番の演奏は、悠加さんも書いていらした通り、プロフェッショナルなオーケストラの響きと、モダンなセンスのピアノ、電子音の融合が素晴らしく、本当にハイクオリティーな演奏でした。それもそのはず。ステージのマイクシステムはリハーサルを重ねエンジニアによって「完璧にコントロール」されているそう。だけど交響楽団との共演なので、ステージ上にモニターがなく、自分たちの声はナチュラルなエコーだけで確認する状況だそう。そういう全ての状況が、あの雄大な音響を存在させていたのですね。残念なことに、これら私の撮った写真なんて全くその時の「体験」を伝えられていないのです・・・
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この日、終始ステージからアイスランド語で語りかけていたオーラブル。だけど最後に「アイスランド語で話しても誰も分かってくれてない気がするから・・・」と英語で「アイスランドで、両親の前で、シンフォニー・オーケストラと共に演奏できた素晴らしさと感謝」を述べていました。

演奏後は、予想していたとはいえ・・・もう完全なスタンディング・オベーション。私も心からの拍手を送りつつ、こんなに充実した表情の彼らをバルコニー席から望んだことをとてもうれしく思いました。
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終演後、楽屋にて。家族や友人に囲まれ、緊張のとけた顔で、だけど感極まったりしながらくつろいでいたオーラブルとアルノル(と、他のクルーもいたけれど!)彼らに感激と感謝を伝えていると「ほんと素晴らしい体験だったよ!!だけどね、どこでプレイして、どんなにサウンドがよくても、それを共有する人たちがいなければ何にもならない、会場をいっしょに作り上げているのだから!」と、みんなに”感謝返し”をしていました。
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PS.
そしてなんとこの夜、レイキャビークの上空にオーロラが!「オーラブル・アルナルズのコンサートは、オーロラを見る感覚ととても似ている」と述べた通りなのですが・・・まさにオーロラまで体験できるなんて、なんと素敵な演出でしょうアイスランド!! (でも、これこそ、こんな携帯写真じゃ何も伝わらなくてすみません!)
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***

Kuritaさんには引き続き、アイスランド・エアウエイブス2013のレポートをお願いしています。次回もお楽しみに。(小倉悠加/ Yuka Ogura)c0003620_13213440.gif



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知る人ぞ知る軽くて暖かな最高級アイスランド・ニット製品入荷!!↓


by icelandia | 2013-12-10 23:12 | Comments(0)
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